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Take-Two Interactiveブースリポートその1 世紀末ライクなオープンワールドのオンラインCo-opシューター!『Borderlands』
【E3 2009】

2009/6/9

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●FPSとRPG。ふたつの要素を取り入れた新感覚FPS『Borderlands』

 

booth2

 米国の大手パブリッシャー、Take-Two Interactiveは、E3ではクローズドブースによる出展となっており、事前申請をしているメディアのみが取材を行えるという厳重体勢がひかれていた。多くの記者が詰め掛けていたのが、2K Gamesレーベル『Borderlands』、『Mafia 2』、『Bioshock 2』の3タイトル。ここでは、Take-Two Interactiveブースリポートその1として、FPSでは定評のあるデベロッパー、Gearbox Softwareが手掛ける『Borderlands』のプレビューをお届けする。

 


 トゥーンシェーディング風になった新たなグラフィックが印象的な『Borderlands』。FPSとRPGの要素を併せ持つ斬新なスタイルで、シングルプレイのほか、CO-OPによるマルチプレイが楽しめることも特徴だ。プレイヤーが選択可能なキャラクタータイプは、特徴の異なるBrick、Mordecai、Roland、Lilithの4種。経験値を獲得すると固有のスキルをアップグレードできるという要素は、まさにRPGらしさ。

 デモでは、本作のクリエイティブディレクター、Mikey Neumann氏がプレゼンテーションを務め、新情報を中心にゲームの説明が行われた。ゲームの舞台となるのは、パンドラという荒廃した惑星。だが、ただ荒れた大地が広がっているだけではない。壮大な自然が見られる場所もある。トゥーンシェーディング風のアートスタイルに変更した理由のひとつには、美しさを感じられるポイントを入れたかったからでもあるそうだ。メインミッションの総数は20〜30。ほかにもサイドミッションが130〜140も用意されている。デモでは、スキャッグス(野犬のような敵)とそのボスを倒すミッションをプレイしていたのだが、キャラクタータイプの違いについても言及。印象的だったのはタンク型のBrickだ。素手で敵を倒すシーンが公開されたときには、記者たちから驚嘆の声があがっていた。本作を象徴する、ほかのゲームにはない、特徴的なシーンと言えるだろう。また、マップが非常に広大なことに加え、いたるところでミッションを請け負うことが可能で、乗り物で移動できることも明らかにされた。

 

 さらに、デモ後のQ&Aでは「以前のアートスタイルは真面目すぎたので、変更して“楽しさ”を取り入れた」、「オープンワールドだがミッションを追って進行できる。プレイヤー次第で楽しみかたはいろいろ」、「ゲームスタート時、武器はふたつ(前後)だが4つまで持てる。また、バックパック(3〜6個)も追加可能で、新しいものを得た場合、オート機能によって下位のものが自動的に落とされる」、「ミッション中、いつでもCO-OPに参加できる」、「ステージ間は自由に移動可能」など、さまざまな新情報が公開された。本作は欧米では今秋発売予定。機種はプレイステーション3、Xbox 360、PC。ちなみに、日本での発売は未定だ。

 

Borderlands E3 Screenshot 1
Borderlands E3 Screenshot 2
Borderlands E3 Screenshot 3
Borderlands E3 Screenshot 4

 

Borderlands E3 Screenshot 5
Borderlands E3 Screenshot 6
Borderlands E3 Screenshot 7
booth1

▲左端の画像を見ればわかりやすいかと思うが、独特のタッチのグラフィックとなっている。


※『Borderlands』の公式サイト(英語)はこちら

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