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究極の美と蛮勇を見た!? 『GOD OF WAR3』の解説&プレイリポート
【E3 2009】

2009/6/4

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●爽快感と美しすぎるグラフィックはさらに強化!

 

 今回のE3でプレイアブル出展されているプレイステーション3用ソフトの中で、もっとも長い試遊待ちの行列ができているタイトルは間違いなく『GOD OF WAR3』だろう。ギリシャ神話を舞台にした派手で爽快なアクションが世界中のゲームファンに支持され、いまやプレイステーションプラットフォームを代表するアクションゲームの名シリーズとなった。そんな『GOD OF WAR』シリーズの最新作が、プレイステーション3で発売される。これまでのシリーズ作品はプレイステーション2とPSP(プレイステーション・ポータブル)で発売されてきたので、最新作『GOD OF WAR3』で初めて、新世代機を舞台にすることになるのだ。

 

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▲海外で『GOD OF WAR』シリーズは、あらゆるゲームアワードを総なめにしてきたアクションゲームの名作。その人気たるや……!!

 
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▲『GOD OF WAR3』の体験コーナーは、ご覧の人だかり。行列もすさまじく、待ち時間は2時間以上になっていたのではあるまいか。

 

 そんな『GOD OF WAR3』の説明会が2009年6月3日に開催された。6月2日(現地時間)のSCEプレスカンファレンスで披露されたプレイアブルデモと同じ場面をもとに解説が行われたので、ざっと振り返ってみよう。

 

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▲本作も主人公はもちろん、クレイトスだ。

 

 ゲームの主人公はもちろん、元スパルタの英雄で長い旅路の果てに荒ぶる神となった男、クレイトス。プレイアブルデモは、クレイトスがオリンポス山に現れたところから始まった。開発担当者によると今回のデモ、そしてE3会場にプレイアブル出展されているバージョンは、ゲーム序盤の4分の1にあたる場面から切り取ってきたものだという。『GOD OF WAR』シリーズはゲームの随所にムービーシーンが差し挟まれていることも特徴のひとつだが、今回のバージョンはすべてムービーシーンをカットしているものになるそうだ。

 

 映像では、オリンポスの街が破壊され、街の人々が殺戮の限りを尽くされていた。破壊の中心にいるのは巨大なタイタン族と、太陽神・ヘリオス。炎の戦車に乗って空を翔るヘリオスが、執拗にタイタン族を攻撃している。神の軍勢から追われるクレイトスだが、この場面ではタイタン族とヘリオスの激しい戦いの傍観者となっているようだ。

 

 それでもクレイトスのいるところにはつねに争いがあり、まもなく彼の前に半人半獣の怪物、ケンタウロスが現れて攻撃を仕掛けてくる。どうやらこのステージの中ボスのようだ。クレイトスはこれを、CSアタック(コンテキストセンシティブアタック。フィニッシュが近づくとボスの頭上にコントローラーのアイコン(つまり×とか○)が表示される。正確にそれを押せればフィニッシュ)で難なく退ける。フィニッシュシーンでは、ケンタウロスの下半身である馬の腹部を武器で掻っ捌くという残虐なシーンも。このシリーズの特徴であるCSアタックと激しい表現は健在のようだ。ちなみにこのあたりでたくさんの雑魚キャラもクレイトスに襲い掛かってくるのだが、開発関係者によると「すべてのキャラクターの見た目、モーションは細かなパーツに分かれていて、それぞれランダムに割り振られている。なので全員が違う見た目、モーションでクレイトスに接近、攻撃してきている」とのこと。画一されたロボットのような動きではなく、より現実の動きに近いリアルな描写を心がけているそうだ。

 

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▲手前で、クレイトスに武器を突き立てられているのがケンタウロス、奥で覗いている巨大な顔はタイタン族のものだ。

 

 続いてクレイトスのまえに、顔がライオン、頭と体がヤギ、尻尾がヘビのキメラと思しき怪物が現れた。デモプレイは開発者が直にプレイしているのでほとんど危なげなくヘビの尻尾を切断してしまったが、聞くと尻尾を切断するまえとあとではキメラの挙動が異なり、攻略方法も変える必要があるとのことだ。

 

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▲クレイトスと対峙しているのはキメラか。ヘビになっている尻尾を切り落とすと動きが変わるらしいが……?

 

 キメラを倒すとまもなく、タイタン族に捕まったヘリオスが崖に叩きつけられるシーンに。クレイトスは傷ついたヘリオスと接触すべく、空を飛ぶハーピーに武器(シリーズではおなじみの鞭型の武器、ブレイズオブカオス、ブレイズオブアテナを彷彿とさせるもの)を引っ掛けて、谷を移動していく。パっと見た感じ、非常に難易度の高いシーンに思えたが、開発チームも重々それは承知しているとのこと。言葉をそのまま引用しよう。

 

 「我々がゲームを作るうえでのコンセプトは“いろいろな人に遊んでもらいたい”というもの。なので制作途中のものを、内部の人間だけでなく一般の人にモニターになってもらって遊んでもらい、率直な意見をもらうことにしている。モニターからのフィードバックを受けて作り直すことも多い。この、ハーピーにつかまるシーンにしても5、6回はモニターを集めてプレイしてもらったかな。結果、“難しすぎる”という意見が多かったので見直しを図っているところだ。今後も同じ方法でゲームをブラッシュアップしていくので、どんどんバランスが取れていくことと思う」

 

 さて、映像では壁に叩きつけられて瀕死となっているヘリオスを、仲間が盾を構えて守っているシーンに。クレイトスは盾の兵士をどかそうと攻撃をするが、これがびくともしない。すると突然、ひとつ目の怪物・サイクロプスが現れた。クレイトスはサイクロプスに武器を突き立てて肩に上り、その動きを制御しようとする。武器を突き立てられたサイクロプスは巨大な腕を振るって暴れて、盾の兵士たちを瞬時に吹き飛ばした。このように、敵の力を利用して謎を解いたりギミックを越える場面も随所にあるとのこと。ちなみに利用されるだけ利用されたサイクロプスは、すぐにクレイトスに目玉を引きずり出されて屠られてしまう……。

 

 盾の兵士がいなくなると、傷ついて腹ばいになったヘリオスが現れた。クレイトスはこれに馬乗りになり、プロレス技で言うキャメルクラッチの体勢に。そして無残にもヘリオスは、クレイトスに首をもぎ取られてしまう。

 

 じつはこのヘリオスの首が、『GOD OF WAR3』のひとつのカギとなる。このゲームでは何か仕掛けのある場所にクレイトスが近づくとコントローラーが振動する。近づくごとに振動が強くなるのだが、ここで登場するのがヘリオスの首だ。この首はL2ボタンで前方に構え、R1ボタンを押すことで光を発する。ヘリオスは神なので、この光で照らすと“神にしか見えないものが見える”という設定らしい。実際、ヘリオスの首を手に入れた場所は断崖絶壁で構成されていて進むことも戻ることもできないようになっているのだが、道を塞いでいた崖の前に来るとコントローラーがブルブルと強く震えた。ここでヘリオスの首を構えると……崖に大きな亀裂、というか崖がドアになっていたことがわかったではないか! こうして無事、クレイトスは先に進めるようになったというわけだ。

 

 ……こんな解説を受けながら実際に同じシーンを遊ばせてもらったが、前作までの魅力をまったく損なわない爽快なアクションと美しすぎるほど美しいグラフィックは、ハードがプレイステーション2からプレイステーション3になったことでよりいっそう極まった印象。開発者が力を込めて「新規ユーザーを獲得するための施策は施すのか? いや、まったくしないよ。ボタンを押しているだけで、充分に楽しさが伝わると確信しているからね」と胸を張るだけあり、本当にボタンをガシガシと押しているだけで楽しかった。

 

 そんな『GOD OF WAR3』、ストーリー的には今作で“完結”となる。実際、開発チームも「これが最後だ」という気合のもとに作っているそうだ。現在の開発度は70パーセントほどで、北米では2010年3月発売予定。日本での展開については発表されていないが、大いに期待したい作品だ!

 

 

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