HOME> ゲーム> 【情報追加】写真で徹底解剖!新型モデル“PSP go”をいち早く触ってきちゃいました
●ブラックのほかにホワイトの発売も?
▲サイズダウンにより、操作感は悪くなるのかと思ったら違和感はほとんどなし。右写真は現行モデルとの比較。横幅の違いが象徴的だ。3.8インチのスライドするディスプレイは、PSP-3000と同じくらいの解像度を持つという。閉じた状態でも音楽や映像を視聴できるほか、モニター上にカレンダーや時計を表示できる。 |
現地時間2009年6月2日に行われたソニー・コンピュータエンタテインメントのカンファレンスで電撃発表されたPSP(プレイステーション・ポータブル)の新型モデル“PSP
go(ピーエスピーゴー)”。16ギガバイトの内蔵メモリ(Memory Stick Microで拡張もできる)を搭載し、UMDスロットを排除。Wi-FiとBluetoothを搭載し、ソフトはダウンロードに特化した仕様になっている。しかも、現行のPSPと比べると、約50パーセント小さく、約40パーセント軽くなっているという。欧米で2009年10月1日に249.99ドルで発売され、日本では2009年11月1日に26800円でのリリースとなる。カラーはピアノ・ブラックとパール・ホワイトの2色展開。
E3会場に新型モデル“PSP go”が展示してあるとの情報を経て一目散にSCEブースへ。実際に持ってみたところ、率直な感想は驚くほど小さくて、軽い! 残念ながらコントローラー部分をしまうこと(スライド)はできなく、最小の形を触ることができなかったが、それでも劇的な変化を感じられるサイズ。それに合わせコントローラー部分のキーピッチも確実に狭くなってるようだが、かわらずのフィット感。LRボタンも、アナログスティックの操作にもまったく違和感は感じなかった。
ちなみに前述したとおり、PSP
goはゲームやメディアコンテンツをUMDではなくダウンロードして楽しむことになる。その方法は、PSPのWi-Fi機能を使って直接PlayStation
Storeにアクセスするか、プレイステーション3経由でのダウンロード。そしてPSP
goに同梱されるコンテンツ管理ソフト“Media go”を使ってPC経由で、の3つがある。“Media
go”はソフトの管理もできる。今後、PSP用タイトルはUMDとダウンロードで発売されるという。
▲こちらが“Media go”。ここでソフトがダウンロード購入できる。 |
さらに今秋より配信される音楽アプリケーション“SensMe
channels(仮題)”を使用すると、“Media Go”で音楽CDなどから取り込み、PSPに転送した楽曲を、“リラックス”、“ダンス”、“アップビート”など、よりリッチなインターフェイス上で視聴することが可能になるという。
▲“SensMe channels(仮題)”。音とともに画面でも雰囲気を盛り上げてくれそうだ。 |
本体両サイド |
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▲左にはPSボタン、Wi-Fiランプ、スピーカーが。右にはBluetoothランプとスピーカー。 |
ボタン関連 |
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▲十字キー、アクションボタン(○、△、□、×ボタン)はひとまわり小さくなったよう。 |
本体背面 |
▲背面にLRボタン、ディスプレイ、サウンド、音量+/−ボタン。背面の凹凸はまだデザインがフィックスしてないとのこと。ワイヤレスLANスイッチが見当たらないような? |
本体下部、側面下部 |
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▲USBとマイク端子。隠れてしまっているが本体左側面にMemory Stick Micro挿入口がある。 |
そのほか |
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▲パネルで本体カラーがパール・ホワイトのものも。真ん中は専用クレードル(PSP-N340)。PSP goをセットすると簡単に充電でき、本体を立てた状態で映画やアニメを楽しめる。専用のビデオ出力ケーブルを接続すると、高品位映像を手軽にテレビに映し出すことができる。周辺機器のUSBケーブル、ACアダプタ、コンポーネントAVケーブル、AVケーブルの表示も。 |
メニュー画面 |
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▲クロスメディアバーのゲーム部分はプレイステーション3のダウンロードタイトルと同様に、アイコン一覧で表示されるようだ。ゲームを一時的に中断した状態で、クロスメディアバー上で各種機能操作できる新機能が追加されるという。 |
■PSP go(PSP-N1000)概要□
・製品名
PSP (PlayStation Portable) go system
・サイズ
約128×16.5×69ミリ(幅×高さ×奥行き:閉じた状態)
※現行モデルは約169.4×18.6×71.4ミリ(幅×高さ×奥行き)
・重さ
約158グラム
※現行モデルは約189グラム・CPU
PSP CPU(クロック周波数 1-333メガヘルツ、メインメモリー 64メガバイト)
・ディスプレイ
3.8インチ (16:9) full-transparent type、TFT drive,
480×272ピクセル、約16770000色表示可能
※現行モデルは4.3インチ(16:9)ワイドスクリーンTFT液晶
480×272ピクセル 16770000色表示可能
・音
ステレオスピーカー内蔵
マイク内蔵
・インプットとアウトプット
ワイヤレス LAN (IEEE 802.11b) (Wi-Fi)
Bluetooth 2.0 (EDR)
High Speed USB (USB2.0)
Memory Stick Micro(M2)
Analog Video Out
・マイク
・メインコネクター、マルチコネクター
(DC IN / OUT、USB、Video Output/Input、Sound Input/Output)
Headset/Microphone connector
Memory Stick Micro(M2) slot
・Key/Switches
方向キー、アナログスティック、アクションボタン、L/Rボタン、スタート、セレクト、PSボタン、電源/ホールドスイッチ、WLAN スイッチ、ディスプレイボタン、サウンドボタン、ボリューム
・電源
リチウムイオン充電池
AC adaptor
USB給電
・内蔵ディスクドライブ
16ギガバイト (フラッシュメモリー)
・アクセスコントロール
リージョンコード、パレンタルコントロール
・ワイヤレス
ワイヤレスLAN(IEEE 802.11b)
インフラストラクチャーモード/アドホックモード 最大16台接続
ブルートゥース2.0
・アクセサリー
ACアダプター
USBケーブル
CD-ROM(Media Go ver 1.1収録)
□ビデオ
Memory Stick Video Format
・MPEG-4 Simple Profile (AAC)
・H.264/MPEG-4 AVC Main Profile (AAC)
MPEG4
・MPEG-4 Simple Profile (AAC)
・H.264/MPEG-4 AVC Main Profile (CABAC) (AAC)Baseline Profile (AAC)
AVI
・Motion JPEG (Linear PCM)
・Motion JPEG (μ-Law)
□Music
・Memory Stick Audio Format
ATRAC3/ATRAC3plus/MP3
・MP3 (MPEG-1/2 Audio Layer3)
・MP4 (MPEG-4 AAC)
・WAVE (Linear PCM)
・WMA
□Photo
・JPEG (DCF2.0/Exif2.21 compliant)
・TIFF
・BMP
・GIF
・PNG
※詳しくはこちら
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