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アッキーナに白い老女の呪いが!?――“『呪怨』プロジェクト 2009”記者発表会

2009/4/15

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●世界中を震え上がらせた呪いの連鎖がゲームにも

 

 オリジナルビデオに始まり、劇場公開、さらにはハリウッド進出と世界中にジャパニーズホラーの名を知らしめた『呪怨』シリーズ。初代『呪怨』登場から10年目を迎える今年、“『呪怨』プロジェクト 2009”として、映画とゲームで新たな恐怖の連鎖を生み出す。

 

 2009年4月15日、都内で『呪怨』プロジェクト 2009の記者発表会が開催。シリーズの生みの親である映画監督の清水祟氏、プロデューサーの一瀬隆重氏と、2009年6月27日公開予定の映画『呪怨 白い老女』、『呪怨 黒い少女』から監督およびキャスト陣、そしてAQインタラクティブから2009年夏発売予定のWii用ソフト『恐怖体感 呪怨』の開発者が登場した。

 

 発表会ではまず清水氏と一瀬氏がトークショーを展開。「もともと僕は怖がりだったから、作品のアイデアが生まれたんだと思います。初めて『呪怨』を作るときは一瀬さんから“怖ければ何でもいい”と言われたので、小さいころから自分が怖かったものを煮込んで入れ込みました」(清水)、「『呪怨』がこれだけ支持されるのは、ひとことで言えば怖いから。怖さは万国共通ですからね。また、登場人物の悲しい気持ちなどが作品の底辺に流れているので、それも観る人の心を掴んだのでしょう」と、作品への思いを語ったふたり。今回の新作映画については「僕の中でもまさかの復活でしたが(笑)、ほかの監督がやると聞いて新しいものができるかもと思いました」、「10周年ということでビデオ版の怖さをまた作れないかな」(一瀬)といった経緯から、清水氏は原案・監修で、一瀬氏はプロデューサーとして携わることになったことを明かした。ゲーム化についてはAQインタラクティブ側から一瀬氏に打診があったことから実現したのだという。ちなみに、清水氏はゲーム版で“恐怖アドバイザー”として作品に参加している。
 

▲世界が認めた和製ホラーを生み出した清水氏(右)、一瀬氏(左)が誕生秘話などを語った。

 

 新作映画の監督、キャスト陣も交えてのトークショーでは、『呪怨 白い老女』から監督の三宅隆太氏、タレントの南明奈、鈴木裕樹、『呪怨 黒い少女』から監督の安里麻里氏、タレントの瀬戸康史、中村ゆりもステージへ。

 

▲『呪怨 白い老女』のキャスト陣、監督が登場。左から南明奈、鈴木裕樹、三宅監督。

▲左から安里監督、中村ゆり、瀬戸康史。こちらは『呪怨 黒い少女』から。

 

 三宅監督は「『呪怨』の“ような”作品はけっこうあるので、そういったものではなく『呪怨』を作ろうと思いました。本質的な怖さと人が人を怨むというところを咀嚼して、自分だけの『呪怨』にできればと心掛けました」と、日本を代表するホラー作品に携わったことへの感想を披露。そんな三宅監督の手掛けた作品だが、南は「初めて台本を見たとき怖くて泣いちゃいました。こんなのできない、って」と出演陣も恐怖するほどの内容に仕上がっているようだ。鈴木も「『呪怨』シリーズに参加できたことを光栄に思っています。すごい楽しめましたし、かなり怖い仕上がりになっています」と太鼓判を押した。

▲「初ホラーで緊張しましたが、がんばりました」と南。

▲鈴木は「ホラーという先入観を持たずに演じました」とコメント。


 もともとシリーズの大ファンで、今回みずからが手掛けるに当たっては「いままで登場してきた白い肌の“俊夫”君に注目して、今回は“黒い少女”という形で新しい怖さにチャレンジしてみました」と語る安里監督。同じく瀬戸も昔から作品の大ファンだったということで、「観ている人に怖がってもらおう」とかなり力の入った演技を見せたとのことだ。中村は劇中で霊感の強い人物を演じたということで、収録中は役作りのためにふだんの生活でも「般若心経を電車に乗りながらや、歩きながら聴くなど」していたというエピソードを披露した。


▲瀬戸は「ホラーだから現場は暗いのかなと思っていたのですが、皆さん明るくいい人で気楽にやれました」と、収録時の様子を語った。

▲中村は「罪や呪いは人の思いから生まれるものなので、そこらへんがよく描かれている作品だと思いました」と作品の感想を延べた。

 

 映画パートのステージ終了後は、『恐怖体感 呪怨』のプレゼンテーションがスタート。エグゼクティブプロデューサーのビル・リッチ氏はゲームのコンセプトを「Wiiのシンプルで直感的な操作というハード特性を活かし、Wiiリモコンを懐中電灯に見立ててリビングでお化け屋敷のような体験ができたらな、というものです」と紹介。ちなみにプロジェクトは前述のコンセプトありきで始まり、それに合うホラー映画を熟考していたところ、開発スタッフの吉原正訓氏が清水氏と知り合いだったということもあって『呪怨』を題材にすることが決定したのだという。
 

 吉原氏はプレイ画面を含む映像とともにゲームの内容を紹介。本作はとある一家にまつわる恐怖をオムニバス形式で描いていくタイプのアドベンチャーゲームで、すべての始りである“佐伯家”を始め、「何やらいわくありげなところ」(吉原)を懐中電灯片手に進むというもの。ステージ内にはさまざまな恐怖のギミックが用意されており、それらに遭遇した際のリモコンの動きを感知してプレイヤーの恐怖度を計測する機能や、ほかのプレイヤーがおどかし役として参加できる“いたずら機能”といったものも搭載。タイトルにいつわりなく、恐怖を体感する作品となっているのだ。


▲ビル・リッチ氏と吉原氏がゲームの紹介を行った。

 

▲ゲームの舞台には廃墟も登場。「実際の廃墟に入ると違法ですけど、ゲームなら法律の範囲内で肝試しができます」と清水氏は語った。


『恐怖体感 呪怨』スクリーンショット

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 恐怖アドバイザーの清水氏は、恐怖演出のスペシャリストとしてキャラの動きなどを細かくアドバイス。強い怨念を持って襲い掛かる“伽椰子”の動きにフレーム単位で注文を入れたり、挿入される音のセレクトなど、かなり深くまで作品に関わっているとのことだ。最後に清水監督は「ドラマ、映画として観る『呪怨』とは違う内容になっていると思いますよ」と、ゲームから生まれる新たな『呪怨』をアピールした。
 

▲イベント終了後、フォトセッションが行われたのだが……。

 

▲突如後ろのパネルが開き、白い老女が。出演陣はまったく聞いていなかった模様で、本気で驚きの表情を見せていた。


※『呪怨』10周年記念サイトはこちら
 

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