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ヘビーメタルとファンタジーのミスマッチが魅力の『Brutal Legend』に注目
【GDC09】

2009/4/5

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●オープンワールドを舞台にメタル野郎が大活躍!

 2009年3月23日〜27日(現地時間)の5日間、アメリカ・サンフランシスコのモスコーニセンターにて開催されたゲームクリエーターのための国際会議、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)09。会期中にお届けしきれなかったユニークな講演、新作情報などをひき続きお届けする。

 ダブルファインプロダクションズは、サンフランシスコに本社を持つ開発会社だ。欧米では『Psychonauts』(プレイステーション2/Xbox /Windows)の開発会社として知られ、2006年に行われた“ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード”では、“ベスト・ニュー・スタジオ”を受賞するなど、いま注目を集めているスタジオのひとつだ。そんなダブルファインプロダクションズが、GDC09の開催期間に合わせて、世界中のマスコミを対象としたプレスツアーを敢行した。その目的はひとつ、同社の最新作『Brutal Legend(ブルータル・レジェンド)』(発売元:エレクトロニック・アーツ)をお披露目するためだ。


 プレイステーション3とXbox 360向けに開発が進められている本作は、オープンワールドを舞台にしたアクション・アドベンチャー。ファンタジーな世界設定にロックの要素などを取り入れた異色作となっている。ダブルファインプロダクションズの社長/最高経営責任者にして、『Brutal Legend』のゲームデザインを担当するティム・シェイファー氏は語る。

「『Brutal Legend』は、『Psychonauts』の開発が終わった2005年から開発に着手したんだけど、構想自体は15年ほどまえから暖めていたんだ。’80年代の、高校生のころに聞き始めたジューダス・プリーストやオジー・オズボーンといったヘビーメタルから得たインスピレーションをイメージ化したいと思ったんだよ。ロックやホットロッド(改造車)をはじめとする、クールなものを取り入れたゲームを作りたかったんだ」(シェイファー)

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▲ティム・シェイファー氏。飄々とした雰囲気が、どことなく主人公のエディに似ているかも?

 本作の主人公は、ヘビーメタルバンドの冴えないマネージャー、エディ・リッグス。ある日彼は、ひょんなことから古の世界に飛ばされてしまう。そこは、野蛮なデーモンが人間を支配する世界。人々はデーモンと戦おうとするが、武器の作りかたもおぼつかない有様だった。そこへ登場したのがエディで、彼はもちまえの手先の器用さを活かして、武器を作り上げ、デーモンたちと戦っていくことになる。

 エディのメインの武器は幅広の“斧”で、連続攻撃を仕掛けることでコンボをくり出すことが可能。そして、いかにもヘビーメタルらしい(?)のが、ギターを武器として使えるところ。“スペシャルマジックパワー”を持ったギターを演奏することで、敵を持ち上げたりといったことができるようになるのだ。このへんは魔法攻撃に近い位置づけかもしれない。こういった攻撃は、冒険中に“ギターソロ”を覚えることで使用可能になるようだ。“ギターソロ”に関しては、「さまざまプレイが可能になる」(シェイファー)とのことだ。

 さらに主人公の頼もしい武器として用意されているのが、”ジュース”と呼ばれる改造車。主人公のエディは地底から湧きあがってきたパーツを組み合わせることでクルマを作り、フィールドを自由に移動できるようになる。“ジュース”はゲームの進行とともにアップグレードすることが可能になるようだ。

 フィールド上を主人公が自由に移動できるオープンワールドの本作。ワールドの大きさは8キロメートル四方にも及ぶという。メインミッションの数は20以上で、サイドミッションも30以上になるという。どうやらマルチプレイにも対応しているようで、バンド対バンドといった“VSモード”も用意されているらしい。40人対40人のバトルもあるとのことだが、詳細については明らかにされなかった。

 ダブルファインプロダクションズで行われたデモプレイでは、ゲーム序盤のシーンが紹介された。長髪で目がクリクリっとした主人公のエディ・リッグスが、魅力的だが、エディの声を担当しているのは、『スクール・オブ・ロック』(2003年)や『キング・コング』(2005年)などで知られる俳優のジャック・ブラック。ちょっぴりいい加減っぽいけど飄々とした感じのエディを楽しそうに演じている。

「ジャックはこの役に真剣に取り組んでくれて、何百回も撮り直しをしてくれたんだ。いろいろと工夫してくれておもしろい言いかたをしてくれたりするので、アフレコのときはつねにマイクをオンにしておいたよ。ジャックとの仕事は本当に楽しかった」(シェイファー)

 『Brutal Legend』の日本における発売、残念ながら現状では未定。開発者の趣味どこだわりがたっぷりと詰め込まれた、独特の世界設定を持つ本作を、ぜひとも遊んでみたいところだ。北米ではエレクトロニック・アーツより2009年の発売が予定されている。

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▲主人公のエディ・リッグス。ヘビーメタルバンドのマネージャーだったが、異世界のヒーローに!?

 

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▲エディ・リッグスの声を担当するのはハリウッドスターのジャック・ブラック。主人公の顔もどことなくジャック・ブラックを彷彿とさせる!?

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▲斧とギターを武器にデーモンと戦う。敵の造型もユニークだ。

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▲デーモンに虐げられた人間たち(なぜかみんなロッカーの姿をしている)のために戦うエディ。途中でパートナーとなるキャラと冒険をともにすることになるが、協力してのコンボ攻撃も可能に。

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▲随所にヘビーメタルテイストが盛り込まれている本作。「もちろん、ヘビーメタルに詳しくなくても楽しめるよ」とシェイファー氏。

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▲オープンワールドを採用している本作。壮大な世界を堪能できる。

 

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▲GDC09に合わせてサンフランシスコに来た世界中のマスコミが集まった。

▲壁には『Brutal Legend』のアートワークが貼られていた。

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その精密な描写に目を奪われる。まさに1枚1枚が“アート”。こうした緻密な世界設定の構築が、ゲームに生命を吹き込むのだろう。

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