HOME> ゲーム> 『アイマス』声優、今井麻美&沼倉愛美が語る『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』の聴きどころ
●売上も好調なシリーズ第3弾の魅力をふたりが語り尽くす!
2009年2月19日にバンダイナムコゲームスから発売され、好調な売り上げを誇っているPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『アイドルマスターSP パーフェクトサン/ミッシングムーン/ワンダリングスター』。このソフトに登場するアイドルたちが歌う曲を収録した、キャラクター別CDアルバム『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03』が、2009年4月1日に発売される(価格は2200円[税込])。シリーズ第3弾となる今回は、如月千早(きさらぎ ちはや)と我那覇響(がなは ひびき)をフィーチャー。961プロ所属の我那覇響にとって初となるソロ楽曲に加えて、前2作同様、それぞれのオリジナル新曲、カバー曲やリミックス曲などを収録した盛りだくさんの内容となっている。
▲表面に如月千早(写真左)、裏面に我那覇響のイラストが描かれたリバーシブルのジャケット。CDに収録された楽曲同様、新たな一面を見せたイラストになっている。CDは2009年4月1日発売予定で、価格は2200円[税込]。 |
2009年3月24日、第1弾、第2弾のCDでも行われたマスコミ向けの同CD試聴会が、発売元であるコロムビアミュージックエンタテインメントで開催された。試聴会には、今回のCDの主役となるキャラクターを演じる声優、如月千早役の今井麻美と、我那覇響役の沼倉愛美が登場。各楽曲への思い入れや、レコーディング時の状況などを語った。
▲如月千早役の今井麻美(右)と、我那覇響役の沼倉愛美(左)。レコーディング当時について、楽しそうに解説していた。 |
――如月千早、新曲『arcadia』について
今井麻美(以下、今井) 曲をいただいたとき、人間の魂の叫びを歌っているのかなと思って歌のイメージを作っていたんです。でも、実際にレコーディングに取りかかったら、うまく収録が進まなくて。と言うのも、私の思っていた曲の完成予想図がまだまだ練り込みが甘かったようで、スタッフの方に「この歌はそういうふうに歌うんじゃないんだ」と言われてしまったんです。スタッフの方から最初に言われていた「やさしく歌ってくれ」という"やさしい"という言葉の意味も身体の中に入らなくて。いい曲をいただいたということが肌に染みてわかっていたし、曲調も好きだし、千早にも今井麻美にも合っている曲だと思うし、歌詞を作ってくださった方や音を作ってくださった方からの曲への愛情を感じていたので、その愛情に応えたかったんですが、がんばればがんばるほどうまくいかなくて、あまりの悔しさに大声で叫んじゃったんです。まわりの方は恐かったと思うし、どうしちゃったんだと思われたと思うんですけど(笑)。そのときにスタッフから「もっと神秘的で信託を背負った巫女のようなイメージで歌ってくれ」と言われたんですよね。それで、最初から私が感じていたイメージとは違うものだったと、ようやく冷静になって気づいて。私は、人間が理想郷(アルカディア)を目指して手を伸ばしている歌だと思っていたんですけど、この歌を歌っている如月千早はすでに空に舞い上がっていて、そこから「いっしょに翔ぼう」と手を差しのべているんだと気づいた瞬間に、これまでの人生でもないくらいの雪解けを感じたんです。それで改めて集中して歌ったら、スタッフの方に「それを待ってたんだよ」と。申し訳ない気持ちとホッとした気持ちが入り混じって、ひさびさにトリップした感覚を、苦労した分だけ味わえましたね。
――我那覇響、新曲『Next Life』について
沼倉愛美(以下、沼倉) 曲をもらったときはまだ完成系じゃなかったんですね。まず6分という長さを見て「えっ」って思って、歌詞を見て「えっ」って思って、何回か聴いて初めて、「あ、こういう曲なんだな」ってわかったのを覚えています。曲を自分に染み込ませれば響として歌えるんだなと思って、何度もリピートして聞きました。完成した曲を先ほど聴かせてもらったんですけど、歌っている声も加工されていて、すごいことになってるなと(笑)。収録したときの曲はもっと静かだったんですね。作曲家の遠山さんはビジョンが見えていたんでしょうけど、私はその曲に合わせて静かに歌っていたところ、「もっと吐き捨てるように歌って」と言われて。これでいいのかと思っていたんですが、完成したのを聞いてなるほどと思います。響として初めてのソロの持ち歌ということで、うれしい反面、『オーバーマスター』のように貴音、美希と3人で歌うような助けがなく、すべてを響で表現することにプレッシャーを感じましたね。『オーバーマスター』は、961プロとして黒井社長が作ったアイドル像に響が入って作った構図だったと思うんですけど、『Next Life』はそういうものを取っ払って、響の好きなように気持ちよく歌った結果、こういうものになったんじゃないかなと思いますね。歌詞を見たときに、そういう風に感じました。
今井 皆さんより、先にこのCDをいただいたんですけど、いまはこれしか聞いてない(笑)。すっごい好きで、胸がドキドキするというか、ワクワクとハラハラが入り混じって、眠っている自分の能力や夢が無理やり引っ張りだされるという感覚がします。響は、本当にカッコよくて、大好きなんです。もうバックでコーラス入れたいもん。仲間に入れさせてください、お願いしますって感じです(笑)。この記事を読んでる人では、まだ曲を聞いていない人もいると思うんですが、そういう人たちはぜひ聞いてほしいですね。なんだか自分の曲を差し置いて宣伝しちゃってますね(笑)。
――我那覇響、カバー曲『Is This Love』について
沼倉 もとの曲は、EARTHさんが3人で歌っているので、ひとりで歌うのは息が続かなかったり、キーの問題があったりして、けっこうたいへんでした。でも、聴いた瞬間に「これは響だ!」と感じて、響の本領が発揮される曲なんじゃないかなと思い、気合いを入れて臨みました。たぶん、この曲がいちばん収録に時間がかかったんじゃないかな。歌詞の1、3、5、7を先に歌って、あとから偶数行を歌う分け録りをしました。続けて歌うととてもたいへんで、だからこそ目一杯力を入れて歌って、そういうのが響の味だと思うので、そういう意味ではいい結果が出たのかなと思います。
――如月千早、カバー曲『遠い音楽』について
今井 カバーする曲がこの曲に決まってから、初めてこの曲と、元の歌を歌っているザバダックさんを知りました。千早が本来目指していた世界、歌ってこういうものだと思っている世界が、この曲には何か流れているんじゃないかなという印象を受けて、すごい集中してこの曲の臨めたような気がします。いつもだと、自分として歌って、千早として歌って、どこまで個性を残しつつ、千早として完成させられるかということをしているんです。全部が全部予想できる範囲で歌ってしまうと、購入してくださるお客さんの期待がいい意味で裏切れないということもあって、毎回毎回新しいものを捜していく挑戦の気持ちで歌には臨んでいるんですが、この曲の世界は如月千早という人間にとてもマッチしている気がしました。歌とは自然の中のひとつであって、彼女にとっては歌がなければ生きていけないと思うし、自然と歌というのはつねに同じもので形成されている、まったく同じものと思っていいんだよと言っている世界観が、私がどうとか、千早がどうということを考える以前にスーッと染みていって、千早が喜んで歌っている絵が浮かんだんです。できあがりを聴いたときに、その感覚が素直に完成につながった印象を受けたので、いつもとはまた違う感覚を味わいましたね
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▲今井麻美は、自分が演じるキャラクターである如月千早だけでなく、我那覇響にも思い入れたっぷりに語っていた。 |
――我那覇響&如月千早、デュエット曲『Do-Dai(REM@STER-B)』について
沼倉 いろんなところで『Do-Dai』が好き、『Do-Dai』が歌いたいと言っていたのですが、うれしいことに「歌ってください」と言われまして。ただ、REM@STER-Bのアレンジは、いままでの響が歌ってきた曲とは真反対というか、元気というよりかわいいだし、激しくより優雅に上品にという歌だったのでどう歌おうかと悩みました。でも、『Do-Dai』という曲が持っている、女の子が恋する気持ちなどは曲調が変わっても変わらずあると感じたので、そこは響が持っているかわいさを全部出し切ればいいんだなと思って歌いました。元となるマスターバージョンの『Do-Dai』は、皆さん歌詞をセリフのようにニュアンスをつけて歌っていまして、でもREM@STER-Bではそれがあまり合わなくなってしまって。ただ、そういう女の子の恋する気持ちを持って歌ったらかわいくできたなと思えたので、自分としてはとっても満足しています。
今井 先に響がレコーディングしていて、私が行ったときにちょうど録り終わったところだったんです。そこでスタッフに「どうだった?」と聞いたら、「すごいよかったよ」と言うので、「わかりました。そのいいパワーをいっしょに吸い取って乗っかります!」みたいな感じでスタジオに入りました(笑)。まず響の録ったのを聴かせてもらったんですが、私にとっては響はすごくがんばっている子という印象があったので、この曲でやさしく歌っている響がすごく新たな出会いというか、こんなやさしい歌いかたもできるんだとわかって、ワクワクしながら歌ってましたね。間奏のところで『Do-Dai』にはセリフが入っているのですが、響のセリフを聞かせてもらったらすごいよかったので「私は歌わずこのまま入れましょう」って言ったら、「歌ってください」って怒られちゃいました(笑)。でも、響の「自分のことは自分がいちばんよくわかっているんだよね」ってつぶやくのが、本当に愛おしくてたまらなくて(笑)。「ひとりで言っているのは寂しくないですか? 千早は一応業界ではお姉さんでもあるので、それに対して受け答えしたいなー」って思ってつぶやいたのがそのまま入ってます(笑)。あれで初めて響と千早がふたりで歌った意味が出たというか、ひとり言じゃなくてふたりでお互いのことを考えながらいっしょの歌を歌っていると思えましたね。
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▲初めて765プロ所属アイドルとのデュエットに挑んだ沼倉愛美は、如月千早と歌える喜びをうれしそうに語った。 |
――如月千早&我那覇響、デュエット曲『L・O・B・M』について
沼倉 いちばん皆さんが知っている響に近い、元気でかわいい曲なのかなと思います。すごいキャッチーな歌だなと思って、歌詞もメロディーもかわいくて、歌うのがすごい楽しかったです。『Do-Dai』で抑え目にしたニュアンスがこっちで爆発したのかなと思いますね。曲の最後に、『MASTER SPECIAL 01』や『同 02』の『L・O・B・M』では笑い声が入っているんですが、それが千早と響きの会話になっているんです。
今井 新しい試みだよね。
沼倉 これがとっても楽しく、やっぱりふたりは仲良しなんだなって。それが十分に伝わるんじゃないかなと思うとうれしいですね。千早といっしょに歌ったことがいい経験になって、響にとってもすごい成長できる曲になったと思います。
今井 ベース音、上がってますねー。『MASTER SPECIAL01』、『02』のアレンジではかわいくてキュンキュン来ちゃうアイドルソングだったのでどうしようかなーと思っていたんですが、今回は響、千早仕様にしてくださった分、同じ曲なんですけど、同じ曲だっけっと自分でも思っちゃうぐらい、曲ってこんなにいろんな顔を出せるんだと思わせてくれるおもしろい曲ですよね。あとトークを聞くと、この曲がどれだけ楽しく歌っているかがわかるので、トークにも期待してほしいですね。私も台本を読んだときに、予想外な展開でびっくりしたんですが、最後にこの曲を歌うのがわかるようになっています。千早がうれしそうに歌っているのを想像するとニヤニヤしちゃいます。このCDではツンツンではない、違う千早になっていますね。千早は、「この人は自分にとってライバルになりえる存在か」とか「自分を高める存在か」と思ったときの千早って、私の想像を超えるような出かたをするんですが、歌にしてもトークにしても、いままでにあまり見せていない一面が出たのは、やっぱり響のおかげなのかなーと思います。
視聴会の最後には、試聴会恒例となった質疑応答も行われた。ここでは、その一部をピックアップして紹介する。
――ジャケットを見てひとこと
今井 今回の千早はすごいカッコイイですよね。いままでは照れているか、はにかんでいるショットが多かった気がするんですけど、このカメラマンは今回のすごい挑戦的な目をした写真をよく撮れたなあと(笑)。このポーズをつけてくれと千早に言うこと自体が難しかっただろうなと、カメラマンの皆さんはいつも苦労されてると思うんですよね。ほっといてもポーズ取ってくれず、どのジャケットを見てもいつも棒立ちですからね。たぶん無理してやったんでしょうね。撮影しているところを想像するとおかしくてたまらない(笑)。もともとクール系のキャラクターであったにも関わらず、クールな絵が少なかったので、私としてはすごいニヤリとしてしまいました。
沼倉 響は、何よりも胸がちゃんとある……。
今井 ホントだーーー! ちょっと、これデカすぎない!?
沼倉 ほら言ったじゃないですか(笑)、もうそれだけでうれしいです。動きのあるショットで「自分、完璧だからー」ってセリフが聞こえてくるようなとてもいい響で、上にちょっとだけ見えるピンクのリボンが気になりますね。いつもだと黄色などのリボンなので、こんなところでオシャレしてると思うとかわいいですねー。千早もすごいカッコいいし、こういうスタイルの千早って見たことなかったので。
今井 ハッキリ言っちゃうと、いままでわりと服装が地味であんまりカッコよくない……、いやー、いいスタイリストさんだなあ(笑)。
沼倉 どっちかっていうと、カッコいい系は響で、千早はかわいいほうが多いんですかね?
今井 かわいいか、地味か(笑)。
沼倉 (笑)。逆転した感じでおもしろいなあと思いました。
――『アイドルマスター』の活動として、おふたりは先輩と後輩になりますが、今井さんから見て「後輩、がんばってるなあ」と思うところと、沼倉さんから見て「先輩、すごいなー」と思うところはありましたか?
今井 ぬーぬー(沼倉愛美)は歌が上手。私にないものをすごく持っていて、とても刺激になりますよね。私も歌が好きだし、ぬーぬーも歌が好きだという気持ちが声に乗っているタイプの歌い手さんだと思うんですけど、そのベクトルや表現のしかたが違っているようで同じなのは、沼倉愛美ちゃんの持っている表現の欲求などが同じ方向を向いているから、競作という形で競い合っても、いい方向に駆け上がっていくのは、私だけだったら今回のCDのクオリティーにならなかったと思うんですよね。とにかく練習してくるんですよ。それが聴いてるだけでわかって嬉しくなってきちゃうので、私も負けてられないと思ってます。彼女の『Is This Love』もめちゃめちゃ聴いてまして、すでに何も見ずに歌えますけど(笑)、本当にワクワクするんですよね。またいっしょに歌いたいです。
沼倉 トークの中で響が千早に褒め言葉として、「千早が歌った歌は、きっと自分には歌えないなと思った」っていうセリフがあったんですけど、それは私も同じ気持ちで、『arcadia』はもちろん、『遠い記憶』もすばらしいなと思いました。
今井 照れますなー(笑)。
沼倉 ゆっくりとした中で、いろいろなものが伝わってくる曲だなと思って、それは経験の差もあると思うんですけど、キャラクターとのつき合いの長さもあって、誰よりも千早のことがわかっているからあんな風に歌えたんだろうなと思ったんですよね。それをすごいと思ってトークの台本をもらったら、私の気持ちと思ったことと同じセリフを響が言っていたので、「『アイマス』すごい!」と思いましたね(笑)。
今井 私もそうかも。『Is This Love』を聴いたときの感想が、千早と私まったくいっしょでビックリしましたね。千早があんな風になっちゃう気持ちがわかるというか、同じことをなぞってましたね。何をしかたは聴いていただければわかると思います(笑)。
▲お菓子を食べながらの楽曲解説。ちなみに、今回のお菓子は我那覇響の差し入れという設定でサーターアンダギーが。 |
――『L・O・B・M』の最後に入るセリフは台本ではなく、即興だったのでしょうか?
今井 そうですね。『L・O・B・M』は後奏が割と長くて、千早さんずっと笑ってるのキビしいんです(笑)。遥とかやよい、亜美真美やりっちゃんが、「わーい、わーい」ってはしゃぐ姿は目に浮かぶんですが、千早さんはそういう人たちをニコニコしながら見ていますからね。アドリブでって言われると黙っちゃうんです(笑)。それで、クスクス笑ってたんですが、音に負けて聞こえないと(笑)。だから、セリフは苦肉の策に近かったんです。もともと最後の「わおーん」と言う部分は響の担当だろうと思っていたら、「あ、私だ」と。でも急に千早が「わおーん」って言ったらおかしいなと思ったので、相談して響は動物が好きだから「わおーん」って言わせてもらう流れにしようかと、軽いノリで決まりました。結果、ニヤニヤしちゃうような内容で、千早が犬になって響の動物の中の一匹になったようになりましたね。
沼倉 響も言わせるために、「ほらほら、犬美といっしょに!」とか言ったりして(笑)。今井 犬って言われると、千早もちょっとうれしい感じで、「あら、そう?」と乗せられちゃったみたいな。いいコンビですね。『L・O・B・M』までトークで千早が押せ押せな感じで積極的だったのが、最後の最後に逆転するような。トークでは響のかわいらしい一面が出ていて、そういう担当になっている気がしますね。最初は勢いがあるのに、最後に押されて押されてタジタジになって、わーって。これの評判がよければ、響のキャラクターが確立するパターンかな。
今井 響のよさは、きっとアワアワしているところにあるのかなと、このCDを聴くとより一層ニヤニヤできます。
――2009年3月25日には、今井麻美さんとたかはし智秋さんが歌う『歌道場』が発売されますね。
今井 いままで、『THE IDOL M@STER RADIO』のコーナーである"歌姫楽園"で歌い続けてきたもののセレクションとして出させていただいています。ジャケットと中身のインパクトが噛み合っていないところがまたアイマスレディオらしいなあという感慨深さ(笑)。私たちの楽しいことに皆さんを巻き込んでしまっている気がして、ときどきほんの少しだけ気が引けるときもあるんですが、いっしょになって楽しんでもらえるのがいちばんうれしいので、ニヤニヤして写真とか歌とかて楽しんでもらえればうれしいなあと。わりとドキドキする写真撮影もありましたし、今回ゲストが入って歌っていただいたものを収録されてもらったので。ぬーぬーも入ってるんだよね
沼倉 『Eternal Wind』が入ってるの、知らなかったんですよ。
今井 あれは、初めて響の歌声が世に出た曲という歴史的一枚になってますので、ぜひこちらもお財布に余裕があれば。
――2009年6月には今井麻美さん主導の『THE IDOL M@STER RADIO』のCDが出るそうですが?
今井 今回は私が総合プロデューサーに近い形で関わっているんですが、私と智秋お互いの得意分野、ふたりのよさが前面に出るように作り始めているところです。いままでの『THE IDOL M@STER RADIO』CDは『歌道場』なども含めて、いろいろなジャンルがごちゃまぜになった1枚というイメージが強かったんですが、今回はトータルで総合プロデューサーとしてやらせていただけるので、自分たちのメッセージが込められるように作っていきたいなと、智秋とふたりで画策しています。
――最後にCDを楽しみにしているユーザーへひと言お願いします。
沼倉 『MASTER SPECIAL』シリーズ3枚目にして、こんなに熱くていいのかというぐらい、燃えがったCDになったかなと。765プロとして、961プロとしてという立場もあるけれども、いい意味でお互いを認め合っている、とてもいい関係が垣間見える内容になっていると思います。完成度も高くて、何回も聴けるものになっていますので、何回も聴いてください。
今井 『アイドルマスター』が、毎回いろいろなことにチャレンジをしていくという意味で、また新たなチャレンジに関わることができて、私もうれしいですし、千早も喜んでいると思います。アイドルとして歌を歌ってCDを発売させてもらっているという、この不思議な関係を飛び越えたような、キャラクターソングとしてより、もっとそこにとどまることなく、もっともっといいものをという思いが詰まっていて、それがきっと聴いてくださる方に伝わるんじゃないかと期待しているところです。いままで『アイドルマスター』を知らなかった人も興味をもっていただけるように、自信を持ってお届けできる1枚ができたと思いますので、この記事を読んだ方たちはぜひ購入していただきたいなと。私たちの心の声を聴いていただけると本当にうれしいなと思います。
なお、質疑応答にも出たCD『THE IDOLM@STER RADIO「歌道場」』は、2009年3月25日に2500円[税込]で発売。今井麻美と、三浦あずさ役の声優、たかはし智秋のふたりが、同名ラジオ内で歌った、数々のカバー曲が収録されている。ほかの『アイドルマスター』シリーズの声優もゲスト出演し、J-POPからアニメソング、演歌まで非常に多彩な楽曲が収録されているのが特徴だ。
▲今井麻美、たかはし智秋が花魁に扮したジャケットは、たかはし智秋によるプロデュース。 |
※『アイドルマスター』シリーズの公式サイトはこちら
※中村繪里子と仁後真耶子がみずから語る
『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 01』
※若林直美&下田麻美に直撃!
『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 02』の聴きどころ
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