携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

HOME> ゲーム> “人生銀行”のつぎはインベーダー貯金箱がブレイク?

“人生銀行”のつぎはインベーダー貯金箱がブレイク?

2009/3/5

  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • この記事をつぶやく

●『スペースインベーダー』の生みの親、西角氏のお墨付き


▲『スペースインベーダー』と言えば、コーヒーと積み上げた100円玉がお似合い。スペースインベーダーゲーム筐体型バンクは3月26日発売予定で、価格は5775円[税込]。


KN1_1855

▲リカちゃんにぴったりの大きさ。

 タカラトミーは昨年ヒットした“人生銀行”に続く新たな貯金箱として“スペースインベーダーゲーム筐体型バンク”を発表。3月26日に価格5775円[税込]で発売する。


 “スペースインベーダーゲーム筐体型バンク”はその名のとおり、『スペースインベーダー』のテーブル筐体を6分の1サイズで再現した貯金箱。本体側面のコイン投入口に100円を入れると実際にゲームができちゃう超本格派だ。「“発射ボタン”、“左右移動レバー”など操作パネルはもちろんこと、液晶の左右にはゲームの説明シールが貼ってあり、筐体横の銘板もきちんとついています。とにかくディティールにこだわりました」とは貯金箱を手がけたタカラトミーの大沢孝氏。ゲーム内容に関しても、この大きさにして100円硬貨で3機、3面までをループして遊ぶことができ、キモであるサウンドもタイトーの協力によりほぼ完璧に再現されている。


▲今回の貯金箱を制作したタカラトミーの大沢孝氏。楽しく貯金をしたいという思いがきっかけとなって、“スペースインベーダーゲーム筐体型バンク”が誕生したという。


 

 貯金箱としてもなかなか有能で、100円玉を最大約80枚を貯めることができ、液晶部分で貯金額が表示される仕組みも(100円玉での貯金のみ)。ただ、今回の貯金箱は筐体の再現が最重要事項だっただけに、一筋縄ではいかない苦労もあったという。「通常ならばコインボックスや液晶の位置などは自由に配置できるんですが、今回は形に制限があったので、どこに配置するかがいちばん苦労しました。実用性もきちんと備わってないといけないですしね(笑)」(大沢)。試行錯誤の甲斐あってか、見た目、実用性ともにオールドゲーマー垂涎のグッズとなりそうなのだ。

 

KN1_1609

▲レトロな喫茶店にピコピコ音が響き渡る。 

 商品の発表会場となったのは新橋に'69年から店を構える“喫茶ジャパン”。レトロな雰囲気が心地よい喫茶店で、実際に『スペースインベーダー』の筐体を置いていた時代もあったとか。ここに、スペースインベーダーの生みの親、西角友宏氏(ドリームス代表取締役)、サウンド開発者の亀井道行氏(タイトーAM事業本部)もお祝いにかけつけた。


  '76年に登場した『スペースインベーダー』はご存じのとおり、コンピューターゲームの礎となった作品。インベーダーハウスやインベーダー喫茶なるものが全国各地にでき、筐体に100円玉を積み上げてプレイする姿はいつしか若者の象徴となった。このブームは“100円玉が不足している”、との噂が立つほどで、どれほどの社会現象だったが容易に想像できるはず。
 

 

▲『スペースインベーダー』の生みの親、西角氏。

 そのモンスターゲームをほぼひとりで開発したのが西角氏。当時はゲームの開発環境もままならない時代で、はんだごてを片手に開発ツール作りから始まったという。

 

 「当時いくつかゲームを作っていたんですが、アメリカで登場した『ブロックくずし』に衝撃を受けまして。“決められたターゲットをすべて倒せたときの爽快感”を同じようにシューティングゲームに盛り込みたい。ここから『スペースインベーダー』が誕生したんです」(西角)

 

 プログラムからキャラクターデザインまですべてを西角氏が手掛け、のちに世間をにぎわすシューティングゲームができあがった。しかし開発当初は営業担当のうけは非常に悪く、「(難度が高すぎて) すぐゲームオーバーになるゲームなんて人気がでない」と駄目出しされていたとか。当時は最低でも2分間遊べるアーケードゲームが主流で、『スペースインベーダー』のシビアな面は受け入れられないと思われたようだ。だが、蓋を開けてみると若者の心をがっちりつかみ、30年も続く日本を代表するコンテンツとして成長した。
 

KN1_1791

▲開発当時の貴重な資料も公開された。インベーダーのもとになっているのは魚介類(?)。

 西角氏も今回の貯金箱には本当に驚いた様子で、「小さいけどよくできる。トーチカ(地球)の崩れ方なんて繊細でいいね」と太鼓判を押す。サウンドを手掛けた亀井氏も、「じつは25周年のころから、30周年にはこういう小さい筐体を作りたいと思っていたので本当にうれしい」と喜びもひとしおのようだった。


 

▲スペースインベーダーゲーム筐体型バンクに熱中する西角氏。実際の腕前は……本物の筐体だと3面が最高だとか。


▲『スペースインベーダー』の30周年と貯金箱の誕生を祝って巨大ケーキが用意された。30本のろうそくを消すのは(左から)タカラトミーの大沢氏、西角氏、亀井氏、タイトー執行役員の金山富幸氏。


 

 貯金箱市場は“不況”という強い味方をつけ、いまやデパートなどで専用売り場ができるほど拡大してきた。ただ、メインターゲットとなっているのは20代の若者とのことで、タカラトミーは“スペースインベーダーゲーム筐体型バンク”で中高年齢層の獲得も狙う。この記事をお読みのオールドゲーマー(記者も含む)のみなさん、部屋のインテリアとしても重宝する“スペースインベーダーゲーム筐体型バンク”で100年にいちどの不況を乗り越えてみる?


※スペースインベーダーゲーム筐体型バンクのサイトはこちら

この記事の個別URL

ソーシャルブックマーク

  • Yahoo!ブックマークに登録

評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー

※ ブログ・レビューの投稿はこちら!ブログの使い方

その他のニュース

Switch/PS4『冥契のルペルカリア』の体験版が公開。小劇団を舞台に可憐なヒロインとの切なく悲しい物語を描いた恋愛アドベンチャー

2022年5月19日(木)、エンターグラムは、2022年6月23日(木)に発売予定のNintendo Switch、プレイステーション4用ソフト『冥契のルペルカリア』について、体験版を公開した。

大型のゲーミングデバイスを安全に持ち運べる“マルチゲーミングリュック”が登場。大型アケコンやヘッドホンなどのガジェットを細かく分けて収納可能

ライラクスは、ゲーミングデバイス一式をまとめて収納できるマルチゲーミングリュックを発表した。2022年6月に発売予定で、価格は14080円[税込]。

『ドラゴンクエストX オンライン』プレイ日記 新バトルコンテンツ“深淵の咎人たち”に挑戦してきました!(第377回)

『ドラゴンクエストX オンライン』(以下、『DQX オンライン』)の広大な世界を、『DQ』シリーズ大好きライター・ゴジラ太田の操る“ジーラ”が自由気ままにまったりと冒険する、“ジーラの放浪録”をお届けします! 連載第377回(通算477回)。

『NEEDY GIRL OVERDOSE』のSwitch版が10月27日に発売決定! 病んじゃうヒロインを人気配信者に育成するアドベンチャー

 ワイソーシリアスは、2022年1月21日にSteamでリリースされた『NEEDY GIRL OVERDOSE』について、Nintendo Switch版を2022年10月27日に発売することを発表した。

Switch『新テニスの王子様 LET’S GO!! 〜Daily Life〜 from RisingBeat』が2022年秋に発売。総勢62名のキャラクターが登場するドキュメンタリーADV

ブシロードは、Nintendo Switch用ゲーム『新テニスの王子様 LET’S GO!! 〜Daily Life〜 from RisingBeat』を2022年秋に発売することを発表した。合わせてキービジュアルとPV、ティザーサイトが公開されている。

【週間PVランキング】リニューアルが迫るPS Plus。プレイ可能タイトルのラインアップが注目の的に【5/13〜5/19】

ファミ通ドットコムで2022年5月13日〜5月19日に掲載した記事の週間ページビュー(PV)ランキングTOP10をお届け。

ゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』のアーリーアクセス版がSteamにて配信。1章での選択で主人公の運命が大きく変わる

2022年5月21日(土)、PLAYISMは、ゲームブック風マルチエンディングRPG『いのちのつかいかた』について、本編第2章まで遊べるアーリーアクセス版をSteamにて配信開始した。

『常世ノ塔』6月2日にSteam版がフルリリース&同日よりSwitch版の配信も決定! 24時間ごとにランダム生成される不思議な塔に挑む2Dアクション

2022年5月21日(土)、PLAYISMは、Nintendo Switch、PC(Steam)用ダウンロードソフト『常世ノ塔』(とこよのとう)を6月2日(木)に正式リリースすると決定した。

『FF7 ザ ファーストソルジャー』で人気ロックバンド・MAN WITH A MISSIONとのコラボイベントが開催中。5匹の究極の生命体がボスとして登場!

スマホ向けゲーム『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』にて、人気ロックバンド・MAN WITH A MISSIONとのコラボイベントが開催中。コラボイベントの開催期間は2022年6月2日(木)10:59まで。

【ヒロアカ】トガヒミコの1/7スケールフィギュアが予約受付スタート。トロンとした瞳と歪んだ表情、すべすべに加工されたお肌がカアイイねえ

『僕のヒーローアカデミア』に登場するトガヒミコ(渡我被身子)フィギュアが発表。受注生産の受付が2022年5月20日から始まった。