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家具のコーディネートにハマれるハウジングシステムなど『AngelLoveOnline』“Season7〜忘却の都〜”の詳細を報告!

2009/2/20

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●メインストーリー第5話は砂漠が舞台

 

 キューエンタテインメントが運営しているオンラインRPG『AngelLoveOnline』(PC、プレイステーション3用)で、2009年2月26日、大型アップデート“Season7〜忘却の都〜”が実装される。“忘却の都”では、かねてから検討されてきたハウジングシステムがいよいよ実装されるほか、高レベルプレイヤー向けの新エリア“砂漠”が追加されるなど、さらにゲーム内容の充実が図られる。2008年9月25日にプレイステーション3版のサービスがスタートして以来、初の大型アップデートだが、その詳細をキューエンタテインメントからキャッチ。アップデートの概要は以下のとおりだが、順を追って詳細を報告する。
 

“Season7〜忘却の都〜”の概要

(1)メインストーリー、クエストの追加

(2)新エリア“砂漠”の追加

(3)新たなモンスターの追加

(4)レベルキャップの解放

(5)ハウジングシステムが登場

(6)新たなアイテムの追加

 

 まずはメインストーリーだが、これは『AngelLoveOnline』全体の中で第5話となるストーリー。前回(2008年5月29日に実装)の“Season6〜緑の聖域〜”のジャングルとは打って変わって砂漠が舞台となる。
 

メインストーリー第5話のあらまし

遥かな昔、サボテン高原から東は貧しい砂漠でした。しかし、そこに住む人々は、天使たちに生活に関する知恵を教わり、努力の末、その乏しい土地ににぎやかな都市を築きました。黄金のように輝く、それは美しい都市でした。人々は穏やかに暮らしていましたが、ある日、天使と悪魔の戦いの最中に、大きな雷がサボテン高原と月牙峡谷の境に落ちました。あたりは一瞬にして廃墟になり、雷が落ちたところにできた大きな地割れのせいで、この土地は孤立してしまいました。そして人々の記憶から、この土地の記憶は失われていきました。

 

時は流れ……。ある日、鉄機塞の人々が機甲レースを開催するため、サボテン高原で工事を行っているときに、この忘れられた土地を発見しました。そして、そこは悪魔たちの拠点になっていたのです! 報告を受けた大天使ミカエルは、この土地の人々を魔の手から救い出すために天使たちの派遣を決定したのです。

 

 このメインストーリーを含む追加クエストは46個。その舞台は、新規に追加される7つのフィールドマップとひとつのインスタンスダンジョン(パーティーで占有するダンジョン)となる。
 

【月牙峡谷】

 

【サンドサーキット】

 

【鬼影村】


【古の戦地】

【人馬哨】

 

【幻影の砂都】

【千夜魔宮】

 

  “月牙峡谷”は、既存マップの“サボテン高原”から移動できる“砂漠”への入口に当たるエリア。ここから先に進んだところにある“サンドサーキット”が、鉄機塞の人々が作りかけたサーキットがある場所だ。ここには町のような施設があり、町の機能の一部が利用できる。ここまではレベル80〜レベル90程度のソロでも何とか行けるエリアだ。一面が砂と岩石に覆われた大地が広がっている。さらにその先の“鬼影村”、“人馬哨”、“古の戦地”はレベル80以上のパーティー推奨。ソロでは難しい厳しいエリアだ。さらにその先にあるのは、廃墟と化した都市、“幻影の砂都”と宮殿の“千夜魔宮”。“千夜魔宮”の奥は“蛇神の閨”というインスタンスダンジョンになっている。
 

【蛇神の閨】

 

 “蛇神の閨”はパーティーを組んだ状態でないと進入できないダンジョン。入口近くにアブデルというNPCがいるが、この人物から受けるランプを取ってくるという内容のクエストをこなすことになる。内部はいくつかのエリアに分かれており、敵を全滅させるなどの条件を満たすことで、つぎのエリアに進めるようになる。レベル115以上のパーティー推奨で、内部には多くのモンスターがひしめいている。メインストーリーに関わるダンジョンなので、誰もがいずれは入ることになるが、その際には回復役や壁役など、しっかりとパーティーでの役割を決め、位置取りに気をつけながら攻略していく必要がありそうだ。ところどころに石像のような物体があるが、これはモンスターによって石化された人。“蛇神の閨”のモンスターは石化攻撃を使ってくるということなので、何らかの対策を講じた方がいいかもしれない。最奥部でプレイヤーを待ち受けているボスはひと癖もふた癖もある難敵。生命力を奪ってパワーアップしたり、プレイヤーに究極の3択を迫ったり、体力が衰えるとあることをするなど、一筋縄ではいかないが、倒せばそれだけの報酬が用意されている。

 

  この“砂漠”エリアには新たなモンスターが25種類以上登場。ターバンをかぶったモンスター、ランプの精のようなモンスター、サソリのようなモンスターなど、“砂漠”らしいモンスターが追加される。
 




 レベルキャップ上昇に合わせて、レベル105〜120対象の武器、防具の追加も行われる。武器は剣、斧、槍、弓、杖の各種が、防具は軽装、重装、魔装が追加される。

 

追加される武器の一部


追加される防具の一部

 
 これまで120だったレベルキャップ(レベルの上限)は130に引き上げられる。ペットのレベルキャップも同じく130となる。高レベル向けの新マップで、さらなる高みを目指せるわけだ。

   また、高レベル向けの機甲と乗り物も追加される。機甲は何故かバスタブとパンダ。攻撃のモーションがおもしろいので、ぜひ自分の目で確かめてほしい。乗り物は砂漠にちなんでラクダとダチョウ。機甲、乗り物ともに通常タイプと上級タイプが存在する。


追加される機甲


グレートラクダ

上級ブラックダチョウ




●ハウジングシステムでついにエデン大陸に自分の家が持てるようになる

 ハウジングシステムは、家を建てるシステム。キューエンタテインメントの運営チームが以前から実装を検討しおり、同社執行役員オンライン事業本部本部長の森健志氏によると、開発元の台湾UserJoyに話を持ちかけてから2年越しで実装にこぎ着けた念願の要素だ。『AngelLoveOnline』は戦闘職と生産職が分かれているオンラインRPGだが、森氏は台湾やほかの国での状況に比べて、日本のユーザーには生産職の比率が多いことに鑑み、以前から生産職がもっと楽しくなる要素の導入を検討していたという。そのため、『AngelLoveOnline』のハウジングシステムは、生産に便利な機能が非常に充実している。
 
 建てられる家は下の3種類。家の種類によって内部に設置できる家具の上限数が異なる。
 

ミニハウス 
家具設置上限数:35

ビューティハウス 
家具設置上限数:60

ゴージャスハウス 
家具設置上限数:100

 

 ミニハウスはゲーム内通貨を使用するガチャ(抽選によりさまざまなアイテムが当選する販売システム)で入手。ビューティハウスとゴージャスハウスは課金ポイントのAP(エンジェルポイント)を使用するガチャで入手することになる。入手したハウスは家具を配置したのち、所属国などの街の好きなところに配置できる。

 

 ハウスの中には家具を好きなようにレイアウトできる。家具は生産、もしくはモールから入手可能。壁紙や床、寝具、テーブル、椅子、盆栽など14種類があり、レベル31以上のすべての生産職が何らかの種類の家具を生産できるようになっている。使用期限は基本的に30日間だが、レアアイテムは90日、180日などのものがある。2009年2月26日のアップデート時に導入される家具は140種類。まったくモールを使わずに生産できる家具が85種類。ほかのゲーム内アイテムと組み合わせることで家具を生産できる“工具箱”をモールで購入することで生産できる家具が15種類。これを合わせて100種類だ。また、そのほかに完成した家具40種類がモールで販売される。すでにかなりの数の家具が開発済とのことだが、当初の140種類から段階的に実装されることになる。日本版では将来的に600種類から700種類の家具を入れることが予定されている。
 



 なお、家具の生産レシピはすべて日本独自の仕様。そもそも生産が楽しくなるというハウジングシステムの導入目的は日本運営チームが持っていた考えで、台湾では多くの家具は課金アイテムとして販売されている。そのため森氏は2008年から台湾UserJoyと交渉を重ね、約6割を生産で作れる日本独自の仕様を引き出したという。残りの4割はモールでの販売や、モールアイテムを利用した生産、イベントでの配布に当てられる。森氏の交渉を引き継いで、ディレクターの君塚靖征氏、大泉公司氏を中心としたキューエンタテインメントのメンバーがすべての生産レシピを作成した。“Season7〜忘却の都〜”が前回の“Season6〜緑の聖域〜”から約8ヵ月という、これまでになく長い期間を経て実装されるのはそのためである。

 ハウスにはただ家具が置けるだけではなく、さまざまな機能がある。くり返し言及したように、もともと生産が楽しくなるという導入目的のため、ハウスを持つことで、生産が大変便利になる。まず、ハウスには倉庫機能があり、個人倉庫やギルド倉庫をハウス内で開くことができる。さらにハウス内には各種生産台とソフットポストが設置されている。材料の取りまとめから生産、納入に至るまで、通常は町中のあちこちを行ったり来たりして行う過程が、ハウス内だけで完結してしまうのだ。生産職には垂涎の機能と言える。
 


 もちろん、戦闘職にもうれしい機能も搭載。ハウス内にはペットスタンドというものがあり、そこにペットを置いて育成方針を決めておくと、ログインしているあいだに自動的にペットの育成が行われるのだ。育成方針は“厳格”、“放任”、“溺愛”の3種類があり、戦闘による育成よりも明瞭な方針で育成できるのも魅力だ。
 


 また、ハウスにはメイドが常駐しているが、このメイドからもらえる“傭兵の石版”を使用して傭兵を呼び出すことができる。出現する傭兵は、ハウスとキャラクターのレベル(ハウスのレベルについては後述)に応じて異なり、25種類以上が存在する。
 


 専用のモールアイテムを使用することでダンスパーティを開催することもできる。ダンスパーティにはほかのプレイヤーが参加することができ、主催者には参加人数に応じた経験値が、参加者にはステータスがアップするアイテムがランダムでプレゼントされる。ダンスパーティの開催はチャットウインドウと、ワールド内の全ハウスの情報が表示されるハウス掲示板で告知される。誰でも自由に参加できるダンスパーティにすることもできるし、パスワードを設定してギルドメンバーだけを招待することなどもできる。ギルド戦の開始前にダンスパーティを開催してステータスアップを狙うなどの使い方も考えられる。
 


 これらのさまざまなハウスの機能はハウスのレベルを上げることで段階的に利用できるようになる。ハウスレベルは10段階で、魔力値を上げることでアップする。魔力値は基本的に、家具を設置することでアップする。すべての家具にはそれぞれ魔力値が設定されており、同じ家具でも生産した家具とモールで販売されている家具では魔力値が異なる場合がある(一般的に生産可能レベルが高い家具のほうが魔力値が高くなる傾向がある)。設置した家具の魔力値の合計が、そのハウスの基本魔力値となり、家具の種類に応じてそれにボーナスが加算される。また、ハウスが各ワールドの人気ランキングで200位以内に入ると、順位に従って魔力値が上昇する。なお、ハウスのレベルが3以上になると、1日5回までほかのプレイヤーのハウスに投票できるようになる。その結果が人気ランキングとなる。エンブレムウォー終了後、領地を獲得したギルドメンバーは魔力値が5パーセントプラスされる。以下がハウスレベルと魔力値、使用できる機能の対応表となる。
 

ハウスレベル

必要な魔力値

使える機能

1

1

個人倉庫使用可能

2

500

ダンスパーティ(10人参加、3.5日おき)、傭兵召喚Lv.1、製造オブジェクト使用可能

3

900

ペット育成1匹、ハウス投票参加可能

4

1500

ギルド倉庫使用可能、ラッキーアップ1、ソフットポスト使用可能

5

2700

ペット育成2匹

6

4500

ダンスパーティ(15人参加、3.5日おき)、採集可能

7

9000

ペット育成3匹

8

15000

ダンスパーティ(15人参加、3日おき)、傭兵召喚Lv.2、ラッキー製作

9

27000

ダンスパーティ(20人参加、3日おき)、ラッキーアップ2、ハウス内での採集速度5パーセントアップ

10

42000

ペット育成4匹、ハウス内での生産技法+5


 ハウスには清潔度というパラメータが設定されており、時間の経過によって清潔度がダウンする。清潔度がゼロになると、ハウスの全機能が停止する。つまり、ハウスの機能を利用するためには、ハウスを清潔にしておかなければならない。清潔度を上げるには、ゲーム内もしくはモールで入手できる掃除道具が必要となる。清潔度が一定以上の状態であるあいだは、魔力値にボーナスがつく。

 

 以上がハウジングシステムの詳細だ。家具の生産を除いて基本的にレベルに関係なく利用できるシステムだが、家の入手がガチャになるという性質上、ある程度ゲームを進めてゲーム内アイテムに余裕ができてから狙うことになるかもしれない。家具設置上限数35のミニハウスでも魔力値を1500まで上げることは可能なので、ある程度の機能は利用できる。さらにその上の機能を利用したいプレイヤーは、ビューティハウス、ゴージャスハウスを狙ってモールのガチャにチャレンジすればいいだろう。

 

 ハウジングシステムそのものは家を建てる要素。これがあるだけでもほかのプレイヤーと家を往き来することなどでコミュニケーションが活性化する。そのうえ、『AngelLoveOnline』のハウジングシステムは、多くの家具を生産職が生産するという形態を採用した。これにより、家具の生産、販売を巡って新たなコミュニケーションが発生することが期待される。家具は基本的に30日間で消滅するので、気に入った家具を定期的に購入してくれるお得意さんみたいな関係も生まれるかもしれない。そもそも、室内のインテリアをコーディネートすること自体、楽しいことである。家具のレイアウトを考えるだけであっという間に1日経ってしまうといったようなことも起こるだろう。半数以上が女性である『AngelLoveOnline』のユーザー層にもマッチした要素なのではないだろうか。 

 

※『AngelLoveOnline』の公式サイトはこちら
 

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