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任天堂とはてなの協業サービス“うごメモシアター”と“うごメモはてな”の詳細が発表

2008/12/18

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●任天堂がUGCに本格的に取り組む第1弾に

 

 2008年12月18日、“はてなブックマーク”などで知られるインターネットサービス提供企業のはてなが新サービスの発表会を行った。この場で発表されたのは、ニンテンドーDSiウェア『うごくメモ帳』(2008年12月24日から無料で配信予定)を利用したWebサービス。すでにお伝えしているとおり、はてなは任天堂と協業して、『うごくメモ帳』で作成したパラパラマンガを投稿し、ニンテンドーDSiやPCなどからほかの人が作った作品を閲覧できるサービスをスタートさせる。

 

▲はてなの新サービス発表会でプレゼンを行ったのは、はてな代表取締役社長、近藤淳也氏。どんなサービスなのか事前に発表されておらず、近藤社長が「外部パートナーさんと協業して、新サービスを立ち上げます。そのパートナーさんとは……任天堂さんです」と言った瞬間、どよめきが上がった。


▲任天堂からは、情報開発本部東京制作部ゲームプロデューサーの小泉歓晃氏が出席。


 はてなが提供するサービスは、“うごメモはてな”と“うごメモシアター”のふたつ。うごメモはてなは完全なWebサービスで、『うごくメモ帳』で作成したパラパラマンガを閲覧できるサイト。うごメモシアターは、ニンテンドーDSiから作品を投稿したりほかの人の作品を観られるアプリケーションで、『うごくメモ帳』と連動している。


▲ニンテンドーDSiウェア『うごくメモ帳』は任天堂が開発、提供しているものだが、“うごメモシアター”と“うごメモはてな”ははてなが開発し、運営していく。どちらもインターネットにつながるWebサービスだ。


 ニンテンドーDSiウェア『うごくメモ帳』では、タッチペンを使ってさまざまな手書きのメモを描ける。特徴的なのはパラパラマンガを作る機能がついていることで、メモをつなげて動画にし、さらにはマイクを使って収録した音声をつけることも。このパラパラマンガはニンテンドーDSi本体のメモリやSDカードに保存できるのだが、さらにWebサービスを通じて公開することが可能になる。それが“うごメモシアター”というわけだ。
 

 発表会で『うごくメモ帳』について紹介した任天堂情報開発本部東京制作部ゲームプロデューサー、小泉歓晃氏は、今回のプロジェクトに取り掛かった経緯を以下にように語った。

 

 「このパラパラマンガを我々は“うごメモ”と呼んでいます。うごメモは本当に楽しいものなんですが、個人で楽しむだけでなく、たくさんの人といっしょに観たり、競い合ったりしてみたくなったんですね。その気持ちを、同じ京都でWebサービスを提供していらっしゃるはてなさんに話したところ共感していただけて、はてなさんといっしょにひとつの“広場”を作ることにしました。それが、“うごメモシアター”なんです」(小泉)

 
 うごメモシアターは、『うごくメモ帳』の中から起動することができる。すでに投稿された作品の中から、新着順や人気順に閲覧が可能で、気に入ったものはダウンロードして保存することも。こうして保存した作品を自分でさらに編集することができ、見知らぬ人とのコラボレーションが楽しめる。逆に、“創作者ロック”をかける機能がついているので、ほかの人に編集されたくないという場合も安心だ。

 

 はてなユーザーならおなじみの“はてなスター”機能も搭載。これは、作品に星をつけて、ほかの人と共有できる機能だ。はてなが提供するWebサービスでは、はてなユーザーのみが可能な機能だが、うごメモシアターからなら誰でも星をつけられる。


▲写真上は、『うごくメモ帳』の“見る”という機能。“最近書いたメモ”など自分が描いたものが観られるほか、右下にある“うごメモシアター”からほかの人が作って公開している作品を観ることもできるのだ。ただし、このシアターを起動する際にインターネットに接続する必要がある。うごメモシアターは写真下のとおり、“みんなの作品”や“★をつけた作品”を観ることができる。『うごくメモ帳』のオレンジとは違った緑のデザインでわかりやすい。


▲小泉氏がパラパラマンガを作って投稿する過程を実演。パラパラマンガを作るのも投稿するのもかなりお手軽で、操作が直感的なので誰でも気軽に楽しめそう。


 このうごメモシアターの閲覧機能がさらに拡張されているのが、“うごメモはてな”。これははてなの提供するWebサービスのひとつで、PCやケータイ、もちろんWiiやニンテンドーDSのインターネットブラウザからも利用できる。すでにプレオープンしている“うごメモはてな”を見てもらうと一目瞭然なのだが、トップページに作品がズラリと並び、自分のお気に入りの作品を捜しやすい作りに。それぞれの作品の詳細ページでは、作者(作品が作られたニンテンドーDSiに登録されたユーザーネーム)や、集めた星の数などを確認できる。ほかの人の作品をダウンロードして手を加えた場合には“子作品”として表示され、その“親作品”も関連づけされているので捜す手間がかからない。お気に入りの作品をブログに貼りつけることもでき、今後もさまざまな機能が追加される予定だ。うごメモはてなは、『うごくメモ帳』の配信が始まる2008年12月24日から正式版がオープン。もちろん、うごメモシアターもうごメモはてなも無料で利用できる。
 

 ユーザーが作った作品をネットワーク上に公開する際、不適切な内容や著作権などが問題となりがちだ。この点については、「はてなユーザーの力を使って、ニンテンドーDSiユーザーの安心を実現」(近藤)させる。投稿された作品はまず、Web上のうごメモはてなにアップされる。閲覧者が問題のある作品と判断すれば通報できる機能がついており、ここで1件も通報のなかった作品のみがニンテンドーDSiのうごメモシアターからも観られるようになるという。近藤社長によれば、ニンテンドーDSiには小さな子供のユーザーもいるための配慮だとのこと。ちなみに、うごメモはてなにアップされてからうごメモシアターに反映されるまでの時間は、当初30分を予定しているそう。正式サービス後、投稿作品の量や状況を見て再設定するとのことだが、それほど時間をかけずにニンテンドーDSiからも観られることになりそうだ。

 

 今回の取り組みについて、小泉氏は「ゲームユーザー以外の方にも、はてなを介してニンテンドーDSiを知ってもらえるのがいちばんのメリット」とコメント。はてな側でも気持ちは同じようで、近藤社長は「幅広い方にはてなを知ってもらえるきっかけになる。ニンテンドーDSiユーザーの小さなお子さんにも安心して利用してもらえるよう、今回、はてなポータルサイトをリニューアルしました。今後、さらに幅広い層に楽しんでもらえるサービスを提供していきたい」と、思いを明かした。

 

 最近の任天堂のソフトでは、ニンテンドーDS用ソフト『大合奏!バンドブラザーズDX』やWii用ソフト『Wii Music』など、ユーザーがみずから作品を作る要素を積極的に取り入れているように見える。いわゆるUGC(ユーザージェネレーテッドコンテンツ、ユーザー作成コンテンツ)だ。小泉氏は、「今後の任天堂にとって、UGCを活用することはますます重要になる」と明言し、会社としてもこうした方向性を推し進めていく方針。はてなと協業したことについては、「自由度の高いUGCをやるにはノウハウがいります。そういったサービスをされている会社の中でも、はてなさんは質が高く、任天堂と似た雰囲気のある会社でぜひ組んでみたいと思いました」と語った。はてなと組んだ任天堂の新たな取り組みは、今後さらに広がっていきそうだ。

 
※“うごメモはてな”はこちら
※任天堂の公式サイトはこちら
※はてなポータルはこちら


 

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