HOME> ゲーム> 【動画追加】家庭用版『ストIV』は2009年2月に発売! “カプコン大格闘祭”に注目の対戦格闘ゲームがズラリ
●『タツノコ VS. カプコン』の新キャラクターも一挙3体お披露目
『ストリートファイターIV』、『タツノコ VS. カプコン クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』、『フェイト/アンリミテッドコード』といった、2008年末から2009年にかけて発売されるカプコンの対戦格闘ゲーム。そのタイトル群を、発売に先駆けてユーザーにお披露目する体験イベント“カプコン大格闘祭 〜俺より強い奴に会いに行く2008〜”が、2008年11月3日に東京の品川にある品川インターシティホールで開催された。
出展タイトルはアーケード、家庭用問わずすべて無料でプレイすることができ、午前10時のイベント開始に合わせて、会場には数多くの熱心な格ゲーファンが足を運んだ。出展タイトルの中で、とくに注目を集めていたのは、Wii版が2008年12月11日に、アーケード版が2008年12月に登場する『タツノコ VS. カプコン クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』。開場直後から体験エリアには行列が発生し、ひさびさに登場する『VS.』シリーズへの期待度の高さをうかがうことができた。なお、今回出展されたバージョンでは、先日の東京ゲームショウ2008で参戦が発表された“白鳥のジュン”と”ロールちゃん”、“ハクション大魔王”(Wii版にのみ登場)を含め、現時点で明らかになっているすべてのキャラクターがプレイアブル。操作はいずれの体験台もクラシックコントローラーとなっていた。
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▲開場と同時に行列が発生した『タツノコ VS. カプコン クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』。現時点で発表されている全キャラクターを操作することができた。 |
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▲Wii版の隣には、アーケード版の対戦台も出展されていた。 |
プレイステーション3、Xbox
360用ソフト『ストリートファイターIV』(アーケード版は稼動中)は、後述するスペシャルステージにて、発売時期が2009年2月に決定したことが発表となった。加えて、アーケードでは乱入キャラとしてのみ登場していた“剛拳”が家庭用版でプレイヤーキャラクターとして参戦することも明らかに。体験台では、同じく家庭用版でのみ操作可能なキャラクター“さくら”、“セス”と合わせて、早くも剛拳が選択可能となっており、数多くのプレイヤーがつぎつぎとくり出される重い拳を振るっていた。
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▲『ストリートファイターIV』はプレイステーション3、Xbox 360版をそれぞれ3台ずつ出展。コントローラーはすべてジョイスティックとなっていた。 |
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▲イベント中に家庭用版でプレイヤーキャラとして登場することが発表された剛拳(画面左のキャラクター)が、早くも操作可能な状態に! |
2008年12月18日にプレイステーション2で発売される『フェイト/アンリミテッドコード』は、すでにアーケード版登場から半年近くが経過していることもあってか、体験台ではハイレベルな攻防もチラホラ。コントローラーはすべてソフトと同日に発売されるオリジナルデザインのジョイスティックとなっており、『ストリートファイターIV』と同じくアーケード感覚でプレイを楽しむことができた。
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▲『フェイト/アンリミテッドコード』は2台出展され、いずれも対戦プレイを楽しむことができた。 |
会場内にはイベントステージも設けられており、『ストリートファイターIV』の全国予選大会に始まり、『ストリートファイターIV』と『タツノコ
VS. カプコン クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』スペシャルステージも開催された。
『ストリートファイターIV』スペシャルステージでは、プロデューサーの小野義徳氏、リュウ役の高橋広樹、ケン役の岸祐二、サクラ役の福圓美里によるトークショーが実施され、その中で前述した発売時期の決定、剛拳のプレイアブル参戦などが発表された。そのほかの新情報としては、スタジオ“STUDIO4℃”制作の長編アニメーション作品が先着購入特典として用意されることも明らかに。スクリーンでは、その内容の一端を紹介する約5分間のロングトレーラーが上映され、最後にパッケージデザインも紹介された。
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▲すでに体験台でプレイ可能となっていたが、スペシャルステージで改めて剛拳のプレイアブル登場を紹介。 |
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▲アニメにはキャミィも登場する。『ストリートファイターIV』への参戦は発表されていないが、今後の追加に期待できる!? |
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▲約50分のオリジナルアニメーションが収録された先着購入特典のDVD。ファンなら手に入れるしかない! |
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▲ホリから発売されるオリジナルデザインのジョイスティックも発表。プレイステーション3用(左)が9800円[税込]で、Xbox 360用(右)が7980円[税込]だ。 |
出演声優とのトークでは、収録時の苦労話などを披露。「収録中は眉間に皺が寄ってしまって、終わることには眉毛が3センチくらい太くなりそうでした(笑)」(高橋)、「10年まえに演じた『ストリートファイターIII』より(ストーリー上)3年まえに戻るということで、あのときよりも若い声を出すのに苦労しました」(岸)、「気を抜くと声が野太くなる癖があって(笑)、かわいげがなくるというか、生命力が強くなりすぎるんですよね。ただ、今回はそれでもいいのかなと少し思いました」(福圓)など、会場の笑いを誘っていた。
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▲右からリュウ役の高橋広樹、ケン役の岸祐二、サクラ役の福圓美里、小野プロデューサー。収録時の秘話などを明かした。 |
Wii版の発売、そしてアーケードでの稼動が来月に迫った『タツノコ VS. カプコン クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』のスペシャルステージでは、プロデューサーの新妻良太氏から一挙に3体の新キャラクターが発表となった。まず最初に紹介されたのは、カプコン側キャラクターとしてアーケードゲーム『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』から“想鐘サキ”、ゲームキューブとプレイステーション2などで発売された『ビューティフジョー』シリーズから“ビューティフルジョー”の参戦(Wii版のみ)が決定。続いて、タツノコ側からタイムボカンシリーズの『逆転イッパツマン』より“イッパツマン”の参戦が紹介され、ステージには同キャラクターの声を演じる加藤将之が登場。新妻プロデューサーと、出演声優でリュウ役の高橋広樹、ヤッターマン1号役の喜多村英梨とともにトークショーを実施した。
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▲新妻プロデューサー(いちばん右)いわく「変化球キャラの最たる例」という想鐘サキ。身の丈ほどあるビーム兵器を使った攻撃が特徴だ。 |
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▲オリジナル版そのままに2頭身で登場するビューティフルジョー。リーチがかなり短いので、テクニカルなキャラになりそう。 |
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▲『ヤッターマン』と同じ、タイムボカンシリーズの『逆転イッパツマン』からイッパツマンが参戦。動きは「野球の動きをイメージした」(新妻)ものになっており、実際にボールを投げる攻撃も用意されている。 |
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▲ステージの最後では豪華賞品が当たるジャンケン大会も実施された。 |
ステージイベントのトリを飾ったのは、『ストリートファイターIV』全国予選大会の決勝ラウンド。出場者は事前募集で選ばれた64名による予選ラウンドを勝ち上ってきた4名のツワモノたち。準決勝ではケン使いの“イチ☆”選手とブランカ使いの“とよ”選手、豪鬼使いの“ゴツー”選手とダルシム使いの“つんにゃお”選手がそれぞれ激突。2試合先取したほうがコマを進めるというルールで、それぞれイチ☆選手とつんにゃお選手が決勝戦進出を果たした。
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▲予選ラウンドはイベント開始とほぼ同時にスタートし、会場内のアーケード版筺体を使って行われた。 |
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▲準決勝からは戦いの場がステージ上へ。ハイレベルな戦いに会場中が息を飲んだ。 |
決勝戦1試合目の1ラウンドは、イチ☆選手のケンが目の覚めるようなコンボを決め勝利。しかし、2ラウンド、3ラウンドとつんにゃお選手が連取し逆転勝利を治めた。続く第2試合目の1ラウンドはつんにゃお選手が連取の勢いそのままに、体力ゲージを半分ほど残して危なげなくイチ☆選手をKO。3ラウンド目は残り数カウントという時点で体力ゲージはつんにゃお選手がイチ☆選手を若干上回っており、そのまま逃げ切れば時間切れで勝利、優勝という状況だったが……ラスト1カウントでイチ☆選手がダルシムの懐に飛び込み投げ技を決めて劇的な勝利。決勝戦にふさわしい緊迫した競り合いに、会場はこの日いちばんの盛り上がりを見せた。
イチ☆選手が勝てば3試合目へ、つんにゃお選手が勝てば全国大会出場決定という状況でスタートした4ラウンド目。ここで勝って一気に波に乗りたいイチ☆選手だったが、つんにゃお選手は直前の敗北を反省してか極めて慎重な動きで、くり出される攻撃を冷静に対処。派手な応酬こそなかったものの、貫禄すら感じさせる試合巧者ぶりを発揮し、見事勝利を治め全国大会への出場切符を手にした。
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▲こういった大会ではあまり見られないというダルシムが見事優勝。 |
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▲つんにゃお選手は試合後「これでダルシムを使ってみようかな、という人が増えてくれたらうれしいです」とコメントした。 |
※『タツノコ VS. カプコン クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』の公式サイトはこちら
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