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【動画追加】レベルファイブが新ハードを発表!? その名も”ROID(ロイド)”
【LEVEL5 VISION 2008】

2008/9/26

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●PCでもケータイでも楽しめるゲームポータルサイトを立ち上げ

 

▲レベルファイブ日野社長の口から、仰天の発表が!



 日野晃博社長が「驚きの発表を行う」と宣言して開幕したレベルファイブの新作発表会”LEVEL5 VISION 2008”において、もっとも来場者を驚かせたのが”ROID(ロイド)”だった。

 

 それは、「ゲーム業界に驚きをもたらすため、レベルファイブが新たに発表させていただく夢の新型プラットフォーム、”ROID”です」という日野社長の発言とともに壇上に運ばれてきた。丸みを帯びたフォルムの正面にはディスクスロットがつき、コントローラーが付属された、紛れもないゲーム機。報道陣が一斉にカメラを構えると、日野社長は「これ、いちどやってみたかったんです。久夛良木さん(元ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長)がいつもやっていましたよね」とおどけて、その新型ゲーム機のそばに立ってみせた。

 

▲「シンプルなデザインで使いやすく、かっこいい、まさに最新ゲーム機です」と日野社長。


 2006年にディベロッパーからパブリッシャーになったレベルファイブが今度はハードビジネスに新規参入か、と思われたのだが、これはほんの冗談。とはいってもまったくのでたらめではなく、ROIDはレベルファイブが新たに立ち上げるゲームポータルサイトのコンセプトとなる仮想ゲーム機なのだ。

 

 このサイトでは、さまざまなゲームや映像コンテンツをダウンロードすることができる。有料、無料のさまざまなコンテンツが用意される予定で、ダウンロードしたものは”マイゲームズ”にコレクションされる。サイトのデザインがちょっと変わっていて、画面左側にゲーム機のROIDがでかでかと表示。マイゲームズのコンテンツをそこにドラッグ&ドロップすることで起動でき、本当にROIDというゲーム機で遊んでいるかのような感覚を得られるようになっている。ゲームプレイ中に表示されるコントローラーをクリックすると、キーボードに割り当てられたキーコンフィグを変更できるなど、かなり凝った作り。さらに、このゲーム機がロボットに変身して、サイト内のナビゲーター役を務めるという遊び心まで加えられているのだ。

 

▲これがROIDのデザイン。ゲーム機がロボットに変身するなんてすごいアイデア!


▲画面右側がマイゲームズのコレクション。左側のROIDにドラッグ&ドロップすることで、すぐにゲームを始められる。


 ROIDはPCだけではなく、同じアカウントを使ってケータイからも利用できる。配信されるゲームによってはPCとケータイの両方に対応していて、いつでもどこでも遊べることに。”Revolutionary Original Ideas Discovery(革命的なオリジナルアイデアの発見)”というROIDの名前の由来のとおり、非常に斬新なゲームポータルサイトとなっているのだ。日野社長は、「最近、ゲーム開発の規模が大きくなって新しいアイデアに挑戦しにくくなっていますが、ROIDなら革新的なアイデアを発信できる」と、ROIDに込めた思いを語った。

 

 ROIDは、2008年9月26日から準備サイト、2008年10月28日からコンセプトサイトがオープン。2009年4月を目処に正式サービスが開始され、第1弾ソフトとしてはPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『ダンボール戦機』が予定されている。このほか、『レイトン教授』シリーズのROID限定オリジナルストーリーなどが配信される予定だ。

 

 ケータイ向けのROIDは、NTTドコモに対応。準備・コンセプトサイトは901i、701iシリーズ以降の機種、正式サービス後は903i、703iシリーズ以降に対応するという。発表会には、NTTドコモのコンシューマサービス部コンテンツ担当部長、原田由佳氏が来場し、以下のようにメッセージを送った。

 

 「ROIDはケータイでもPCでも楽しむことができて、すてきなプラットフォームだと思います。ゲームメーカーさんも魅力に感じているんじゃないでしょうか。iモードも、開始から10年が経って、エンターテインメントの中核をなすコンテンツに育ってきています。まもなく発表になる新しい端末でもゲームを広げていこうと盛り上がっていますし、ROIDの発表といいタイミングでリンクできました」(原田)

 

 もうひとつ、ROIDとのコラボレーションが発表されたのが、エンターブレイン。ROIDのサイト内に、ROID専門の仮想ゲーム情報誌、”ファミ通 ROID”が立ち上がるのだ。これは週刊ファミ通を模した作りで、ROID内のゲームの情報を得ることができるコンテンツとなる。エンターブレインの代表取締役社長、浜村弘一は以下のように語った。

 

 「レベルファイブの発想力、行動力にはいつも驚かされますが、仮想ゲーム機を構想するとは本当に驚きました。ゲーム業界では昨今、プロジェクトが大きくなってコストが増え、なかなかチャンスが与えられない若手がたくさんいます。そんな中でROIDのような場ができるというのは、新しい才能を披露する場ができるということ。業界にいい影響を与えるのではないかと期待しています。ファミ通 ROIDの内容はこれから詰めていくところですが、こういったゲームの未来を明るくしてくれる試みに対して、エンターブレイン、ファミ通は微力ながらも協力していきたいと思っています」(浜村)


▲NTTドコモの原田氏(左)と、エンターブレインの浜村(右)は、ROIDに全面協力するとともに、大きな期待を寄せている様子。


▲”ファミ通 ROID”はサイト内の1コンテンツ。パラパラとページをめくって、情報誌を読むようにゲーム情報を集められる。


 ゲーム業界でひとりチャレンジを続ける日野氏は、音楽レーベルを立ち上げることも発表。アップフロントワークスとともに新レーベル”FRAME(フレーム)”を発足するという。

 

 もとはといえば、『イナズマイレブン』のオープニング、エンディング楽曲をアップフロントワークスに所属するT-Pistonzに依頼したことから縁が始まったという2社。アップフロントワークスの代表取締役社長、蔭山茂樹氏が来場し、その馴れ初めを説明した。

 

 「昨年、2007年春に『イナズマイレブン』のテーマ曲をお願いしたいと話があって、その後も日野さんとは何度も話す機会がありました。彼はアイデアマンで、たとえば『イナズマイレブン』のヒロインをリアル化してはどうか、と言って、twe`lv(トゥエルブ)というアイドルユニットを作ってしまった。音楽にも造詣が深くてこだわりもあるので、だったらもう一歩進めましょうとお話をして、今回のレーベルを立ち上げることにしたんです」(蔭山)

 

▲日野社長と蔭山氏(右)がガッチリ握手!


 FRAMEの第1弾として、ゲーム版『イナズマイレブン』のエンディングテーマ『純情青春ラブ』と、アニメ版のエンディングテーマ『青春おでん』が収録されたtwe`lvのシングルCDが2008年10月29日発売。同日に、ゲーム版『イナズマイレブン』のオリジナルサウンドトラックも発売される。続いて、T-Pistonzによるアニメ版『イナズマイレブン』のオープング『立ち上がリーヨ』が2008年11月26日に、『レイトン教授と不思議な町』のオリジナルサウンドトラックが2008年12月に発売予定となっている。

 

 この新レーベル発表を祝って、会場にtwe`lvが登場。『純情青春ラブ』と『青春おでん』のパフォーマンスを披露した。

▲『イナズマイレブン』のヒロイン、春奈と夏未、秋の3人をオーディションで選び、結成されたtwe`lv。日野氏は『純情青春ラブ』の作詞を手掛けていることもあって、彼女たちのパフォーマンスを見ながら「ちょっと照れくさかったですが、こうやって音楽業界の方といっしょに仕事ができることが楽しくてしかたがない」と笑顔に。


 LEVEL5 VISION 2008でさまざまなジャンルへの挑戦を明らかにし、業界に驚きを提供したレベルファイブ。設立10周年を迎え、今後がますます楽しみになってきた。

※レベルファイブの公式サイトはこちら 
※ROIDの準備サイトはこちら 
 

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