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究極のアクション『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』が、北米の地でついにそのベールを脱ぐ
Xbox 360 Spring Showcase 2008

2008/5/21

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●全世界のプレスに向けてプレイアブルロムを披露

 Team NINJAリーダーの板垣伴信氏が、“究極のアクション”をテーマに開発に取り組んでいるテクモの『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』。北米ではマイクロソフトタイトルとして発売されるため、Xbox 360 Spring Showcase 2008にてお披露目された同作だが、会場ではほぼ製品版という完成度の状態でプレイアブルロムが出展。公式の場ではおそらく世界初(!)の『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』を試遊する機会が設けられた。アクションゲームはいささか苦手な記者ではあるが、もちろんこの絶好の機会を逃がすわけにはいかない! ということで、さっそくコントローラーを手に取ってみた。

▲『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』が発売にさきがけついにプレイ可能に! 


 プレイヤーが最初になすべきことは難易度の設定。今回のバージョンには2種類の難易度が用意されており、ガイド役の方の説明によると、「カジュアルゲーマー向けの“忍の道”と、コアゲーマー向けの“強者の道”」とのこと。『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』では、じつは難易度は4段階まで設けられており、さらに高難易度の“悟りの道”と“超忍への道”が用意されている。残りのふたつの難易度は、ゲームを一度クリアーすることによって遊べることになる模様だ。もちろん、アクションゲーム初心者の記者は、“忍の道”をセレクト。ちなみに、日本語や英語など、1枚のロムで10ヵ国語に対応している『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』だが、今回のバージョンにもしっかりと10ヵ国語は実装(ボイスは日本語と英語対応)。記者もプレイにあたっては、ちゃっかりと日本語を選択させてもらった。

 また、今回のイベントに用意されていたロムは、2008年7月に配信予定の5種類の“コスチュームパック”の衣装まで組み込まれたバージョン。いつものリュウ・ハヤブサとはひと味違ったおどろおどろしい雰囲気の追加コスチュームは、ファンであればなおさら新鮮な印象を受けるかも。プリレンダーのCGではなく、すべてのシチュエーションでリアルタイムムービーを採用している『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』では、コスチュームを変えることでムービーの服装もしっかりと変化するのもファンにはうれしいところだろう。

▲こちらは“コスチュームパック”の中の衣装のひとつ。オリジナルのリュウ・ハヤブサとは違い、どことなくおどろおどろしい雰囲気が……。


 と、前置きはさておき、さっそく“CHAPTER 1 東京摩天楼”をプレイ。舞台となるのは近未来の東京で、高層ビルの中に立てられた江戸時代を再現した空中庭園。伝説の刀匠ムラマサのところに、リュウ・ハヤブサを訪ねてきたCIA諜報部員のソニアが、地蜘蛛一族にさらわれるところから物語は始まる。リュウ・ハヤブサはさらわれたソニアを救うべく、地蜘蛛一族の忍者などを倒しながら空中庭園を突き進んでいくことになる……。遊んでみて実感するのは、とにかくその爽快なプレイ感覚。いちばん難易度の低い“忍の道”では、Xボタン(メインの武器による通常攻撃)を連打するだけで、ある程度ゲームを進められる印象だが、連打によりくり出されるコンボがじつに爽快極まりない。打てば響くような操作感も極めて快適で、まさに病みつきになる感覚だ。通常攻撃でこの爽快感なのだから、Yボタンによる“滅却の法”や、YボタンとBボタンの同時押しによる忍法が決まったときの気持ちよさは言うまでもない。通常難易度を下げると単純作業になりがちだが、そう思わせないところがお見事だ。もちろん、上級者には上級者に向けてのおもしろさが用意されていることは違いない。

 『NINJA GAIDEN(ニンジャガイデン)』シリーズというと、難易度の高いゲームという印象があるが、この敷居の低さはどうしたことだろう。昨今のゲーム業界では、「初心者からコアゲーマーまで受け入れられるゲームを」がひとつの大きなテーマになっているが、『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』はその垣根をやすやすと乗り越えているという印象だ。2008年2月に同じサンフランシスコで行なわれたゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)2008で、マイクロソフトの上級副社長ジョン・シャパード氏による基調講演にゲスト出演した板垣氏は、「日本にもエキサイティングなゲームがあるということをわかってほしくて日本から来ました」と発言したが、『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』は、まさに日本ゲームの気概を示す1作と言えるだろう。

 ちなみに記者の『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』体験は、時間切れによりCHAPTER 1の途中で終了。メインの武器としては、龍剣のほかに夢想新月棍でプレイできた。ぐるぐる振りまわす夢想新月棍による攻撃は、龍剣とはまたひと味違った楽しさがあった。武器にはこのほかにも、トンファーや鎖鎌など8種類程度が用意されており、こうした武器のバリエーションも、『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』の楽しさをさらに引き立ててくれるだろうことは言うまでもない。『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』は、国内では2008年6月5日に発売予定だ。最後に、Xbox 360 Spring Showcase 2008の会場で行なった板垣氏へのインタビューの模様をお届けする。

▲たとえ部位を欠損させても、地蜘蛛一族はリュウ・ハヤブサに襲い掛かってくる。瀕死の敵は死に物狂いの攻撃をするとのことで、地蜘蛛一族の執念と狂気ぶりを見事に表現していると言えるだろう。


▲イベントに参加していた板垣氏に話を聞いた。

――開発の進捗状況はいかがですか?
板垣 
完成しました。何とか(笑)。規模が大きかったので、けっこう手こずりました。

――いちばん時間がかかったのはどの部分だったのですか?
板垣
 基本設計の部分です。前作の開発に4年もかかってしまったのは、基本設計が悪かったからです。今回は同じ轍を踏まないためにも、基本設計は自分で全部やりました。あとは敵のAI。強くし過ぎてもいけないし、かといって棒立ちでは興醒めですからね。でも、一度ゲームに触った人は、とにかく終盤くらいまでいけるようになってほしかった。1面で挫折して終わり……ではさびしいですから。

――かといって、手ごたえがないのも……といったところですね。
板垣
 そうですね。そのために4段階の難易度を設けているんです。『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』は、アクションゲームを遊んだことがない人にプレイしてもらおうとまでは、さすがに考えていませんが、少しでも遊んだことのある人だったら楽しめる作品に仕上げたいと思っていました。

――ちなみに、難易度が変わるとどうなるのですか?
板垣
 敵の数も増えるし、攻撃力、守備力、AIが変わります。だから出してくる技も変わりますよ(笑)。いちばん難易度の低い“忍の道”も、単純に簡単にしているというわけではなくて、「また遊びたい」という気持ちになれるようにしています。けっこう遊びやすくなっています。

――予定されている体験版はいつごろに?
板垣
 体験版はじつはできあがっているのですが、いまマイクロソフトさんと検討しているところです。ファンの方がやきもきしているのはわかっているのですが、いろいろと事情があって。待ってくれているユーザーの方がいるのだったら、その期待には応えたいですし。そのへんの事情については、いずれファンの方にきっちりとご説明したいと思っています。

▲海外プレスの取材に答える板垣氏。プレス陣の熱心なまなざしが、板垣氏に対する思いのアツさを物語る。記念撮影を求めるプレスもいて、世界的な板垣氏の人気の高さをうかがわせる。

 

▲究極のアクションを目指して制作された『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』が、ついに6月5日に発売。

 
※『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』の公式サイトはこちら

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