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”モンスターハンターフェスタ`08”札幌大会リポート! Text by 大塚角満
モンスターハンターフェスタ`08リポート

2008/5/4

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▲札幌会場前にできた行列は最大で1700人! 北の大地、アツイっす!!

 

 さあさあやってきました、北の大地・北海道。昨年のモンスターハンターフェスタ`07において、札幌は最後の地区大会が行われた場所だ。あのときの突き上げるような寂しさと充実感を、俺はいまだに鮮明に覚えている。札幌に赴くのは、その時以来。モンハンフェスタ`08の3会場目ということもあり、確かに36歳の肉体と精神には疲れもたまってきてはいたが、なあにイベント会場に行って想いを共有できる狩友(トモ)たちに会えば疲れなんて霧消するに決まっている。俺はそう確信したので、「じゃあ行きますか!」とばかりにウキウキしながら夜のすすきのへと足を向けた。今日の相手は毛ガニかウニかホッケかイクラか。はたまたラージャン級の美女との出会いか(意味不明)。俺は最近ある勝負でリアルファイトを展開した某氏に連れられるままに一軒、二軒とはしご酒をぶちかまし、生ビール数杯(よく覚えてない)、焼酎ロック数杯(もっと覚えてない)、みかんサワー、ウコンドリンク、胃薬等々を怒涛のように胃の中に流し込んだ。あー食った飲んだ……。その席で「大塚さん最近、『モンハン』以外の原稿書いてます?(ニヤニヤ)」と強撃ビンで撃たれ、「キチンと出荷本数分コラムを書いてくださいよ(ニヤリ)」と狩猟笛でピ〜ヒョロロ〜とぶん殴られ、「大塚さんのリポートって、肝心のタイムアタック大会については簡潔ですよね(ニヤ)」とランスの突進を食らいました。うーん、なんて楽しい夜だったんでしょう……。札幌の夜最高!! と俺はなまら高らかに(意味わかってない)宣言するね。恐ろしいことにこういうくだらない話はいくらでも書けてしまうもので、調子に乗ってるとモンハンフェスタリポート初の3本立て! なんてことになりかねないのでボチボチ自重しますネ。だいたいこれ、新千歳空港の出発ロビーで飛行機を待ちながら書いているんだよネ(マジ)。なので詳細を記した取材メモを開くことができないんだよネ。だから取材メモがなくても書けるこういうことをいつまでも書いているんだよネ。俺は出発ロビーの隣の椅子で『2nd G』を熱心に遊んでいる美女(マジ)をチラチラと盗み見ながら、「ぎぎぎギルドカード交換しませんかッ!!」と言いたくなる衝動を抑えるためにバシバシと闇雲にキーボードをひっぱたき続けた。ちなみにこの美女は双剣を使っております。

 

 さて、いい加減にリポートを書かないと怒られそうなのでぼちぼち始めちゃいますよ!! モンスターハンターフェスタ`08の第3の会場、札幌大会のリポートです!

 

 俺が札幌大会の会場である札幌コンベンションセンターに到着したのは、午前8時30分。タクシーに乗って会場近くまで来たとき、遠目ですでに、長蛇の列ができつつあることが確認できた。タクシーを降りてコンベンションセンターの入り口にたどり着くと、そこにあったのは人、人、人……の大行列! 去年の札幌大会のときも長い長い列が寒空の下に形成されていたが、今回は明らかにそのとき以上だ。さっそく行列の先頭にいた少年4人組に話を聞く。それによると彼らは高校の同級生で、朝の5時半から会場に来ていたという。ここ最近、北海道は夏日になるほど暖かかったがさすがに早朝は冷えたのだろう。少年のひとりはカタカタと震えていた。それでもモンハンフェスタに参加できることがうれしくてしかたないらしく、4人とも顔はニッコニコ。その笑顔を見て、(今日もステキなイベントになるぞ)と確信した俺だった。

 

 午前10時。開場。午前9時30分の段階で1000人を超えていたハンターの群れが、ドドドと会場になだれ込んでくる。ステージイベントが始まる午前11時まで、会場のあちこちにあるコーナーを堪能するのだろう。物販コーナーなどの人気スペースに人が殺到する。そしてステージではイベントの諸注意と、モンハン4人衆こと辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、一瀬泰範ディレクター、小嶋慎太郎プランナーによるあいさつ……と思いきや、またまたまた小嶋プランナーの姿がない!! 3大会連続で遅刻とは何事か!! とステージを見ながら憤っていると、藤岡ディレクターが「小嶋は旭山動物園に動物を見に行ってしまったようです」とニヤリ。一瀬ディレクターも「モンスター担当の小嶋ちゃんはまえから、旭山動物園に動物の研究に行きたい、と話していましたからねぇ」と補足。そして辻本プロデューサーは、「小嶋はいませんが、特別ゲストを呼んでいます。ハンターさん、どうぞ!」と大きな声で呼びかける。その声に押されるように出てきたのは、リオレウス装備を身につけたリアルハンター! 福岡大会、東京大会でもステージ上に登場したハンターさんだが、やはり間近で見ると感動するのだろう。会場のあちこちから「すげー!!」、「かっこいー!!」という声が乱れ飛んでいた。

 

▲ハードスケジュールでもシャーリーさんたちは笑顔笑顔! 全国行脚の疲れも、彼女たちの笑顔で吹っ飛ぶってもんです(涙)。

▲タイムアタック大会の予選の様子。一発勝負のプレッシャーから、思わぬミスをしてしまうチームは続出する。

▲『2nd G』の設定資料やイラストコンテストの優秀作品を見ることができるコーナー。真剣に見つめるのはさすがハンター。

▲去年のモンハンフェスタでも展示された”モンスター大きさ比較図”が『2nd G』用にリニューアルされて各会場で展示されている。

▲会場でもっとも人気のある物販コーナーは札幌も大盛況。俺が見た限り、最大で260分待ちになっていました。

▲来場者が参加して行われるチャレンジクエストのコーナー。11分以内でナルガクルガ2頭を討伐すると昨年のフェスタで配られた”ご当地アイルー”が6個セットで贈られるのだ!

 

 午前11時。最初のステージイベントが始まった。モンハンフェスタではすっかりおなじみのこのコーナー、モンハン4人衆がプライベートで遊んでいる『2nd G』のデータを公開する”装備紹介ステージ”だ。そして何とか小嶋プランナーも、旭山動物園から到着。走ってきたのかどうか知らないが、なぜかこの日も汗をかいている。小嶋プランナーはすっとぼけた顔で「いやあ、ニュースで暑いとは聞いていましたけど、本当に札幌は暑いですねぇ」なんて言っている。なんか怪しい……。その小嶋プランナーから”素”の装備が公開された。

 

 小嶋プランナーがさらしたのは……えーっと、なんかフクザツだな(苦笑)。頭がフルフルZ、胴がリオソウルZ、腕がアカムトルム、腰がフルフルZ、そして脚がアカムトルムという、メモるのがたいへんですよ! って感じの装備です(笑)。でもこれ、すごく優秀な組み合わせで、スキルとして高級耳栓、見切り+1、斬れ味レベル+1が発動。超攻撃的な装備ですなぁ。ちなみに武器は狩猟笛の”龍木ノ古笛[神歌]”。「アイルーキッチンで狩猟笛に有効なオマケスキルが発動したので笛にしました(笑)」とのことです(笑)。

 

 おつぎは一瀬ディレクター。これまでの2会場では全身アカムトルムというイカつい姿を披露してくれた一瀬ディレクターだが、札幌会場では打って変わって全身ヒプノS装備! 「ヒプノックは『ポータブル』シリーズ初登場のモンスターだし、防具のデザインも好きなので作ってみました」と一瀬ディレクター。武器も見事にヒプノック素材で作る”ヒュプノクラリネット”だった。ただし見た目重視で作られた装備とのことで「狩猟笛に有効なスキルがついているわけではありません(苦笑)」と会場を笑わせた。

 

 3人目は”ミスターモンスターハンター”こと藤岡ディレクターだ。「ラージャンが好きなので」という前置きのあとに見せてくれたのは、”最凶”ラージャンの素材から作るランス”鬼神槍ラージャン”だ。攻撃的ランサーの藤岡ディレクターはこれに、頭がギザミZ、胴にクシャナX、腕にギザミZ、腰と脚にもクシャナXというG級防具を着けて、斬れ味レベル+1、業物という攻撃に特化したスキルを発動させていた。ただ藤岡ディレクターの本音は「クシャナXで全身を固めたいんですけど、古龍の大宝ナントカが出てくれなくて……」とボソリ。これを受けたMCの宇佐美友紀女史はすかさず「じゃあ次の会場で見せてくださいね♪」と藤岡ディレクターにハッパをかける。藤岡ディレクターは思いっきり苦笑して「……揃えられるものなら揃えたいけど、ホンマに出ないんだもんなぁ……(苦笑)」とさらに物欲センサーが爆発することを予感させる発言をして辻本プロデューサーにマイクを譲った。

 

 最後に登場したのはおなじみ、辻本良三プロデューサーだ。いつも何かしでかすこのオトコ。今回もいきなり「北海道といえばトウモロコシ!!」と叫んだあと、アフロ頭に全身裸、さらに巨大なモロコシ型ガンランス”砲モロコシ”を背負った奇っ怪なハンターを披露! というか露出!! しかし俺は知っている。辻本プロデューサーは弓しか使えないってことを!!(笑) それを知ってるステージ上の3人も「ギルカ見せてみぃ(ニヤニヤ)」と悪乗り。そこで白日の下にさらされた辻本プロデューサーの武器使用度のグラフは……使用度157の弓以外はすべての武器がゼロ!! これを指して辻本プロデューサーは、「ネ。なんで裸なのかわかったでしょ。弓しかやってないから近接用の装備がないんよ!!」と思わずナルホドと納得してしまいそうになる発言をする。でもこのあと、この装備でクエストに行くんだよねえ? そう思っていたら一瀬ディレクターが、「クエスト行きますけど、良三さんはキャンプにいてくださいね」と本音でボソリ。たたみかけるようにMCの宇佐美女史も「ああ、それがいいですねー。大勢に影響はないので(笑)」とかわいい笑顔で痛烈な突っ込み。辻本プロデューサー、思わず素で「はい!?」と憤っておられました(笑)。

 

 で、今回この4人が何に挑んだのかというと……よりによってG級モンスターにして『ポータブル』シリーズ初登場の溶岩竜・ヴォルガノス!! 関係ないけどじつは俺、ちょうどいまこのお魚にいじめられまくっているところだったので、ぜひともステージ上の4人(いや、3人か)にカタキを打ってほしいです! そんなことを思いながらスクリーンを眺めていると、集会所の出口でやたらと走り回っている裸アフロのアブないハンターがひとり。それを見た小嶋プランナーは本気の心配声で「非常に不安……。聞いてる? 良三さん! そんなカッコで、野良仕事に行くんじゃないんですからね!!」と絶叫。宇佐美女史も「大丈夫かなぁ……」とハラハラしている。しかし当の辻本プロデューサーは「大丈夫だって!」となぜか自信満々。これを聞いた藤岡ディレクターの「何を根拠に言っとるんや!!」という突っ込みを合図に恐怖のヴォルガノス討伐が始まった。

 

 まあでも、なんだかんだ言って良三さんは『2nd G』のプロデューサー。ひととおりの武器に精通しているに決まっている。そう思いながら画面を見ていると、なぜか良三さんは草食竜・アプケロスに向かってガンランスをピュンピュンと振り回している。すかさず藤岡ディレクターが「良三、それヴォルガノスとちゃうで」とやさしく忠告。しかし言われた辻本プロデューサー、非常にぎこちない手つきでガンランスを振り回すもアプケロスにまったく当たらず、逆に背後からド突かれまくっている。……この人まったくガンランスに触ったことないな!! と、ガンランスを愛する俺は一発で見抜きました。そう思ったのは俺だけじゃないようでMCの宇佐美女史も支給品が届いたメッセージを見てひと言「辻本プロデューサー、キャンプに戻るチャンスですよ」とボソリ。これを聞いた辻本プロデューサー、烈火のごとく「チャンスってどういうことや!」とわめきましたとさ(笑)。
 

▲ステージイベントが始まると、ご覧の混雑に。

 

 それにしてもヴォルガノス、やっぱり強い。手練の3人(もちろん良三さん除く)、どうにも狩猟のリズムが合わないようで強烈なヴォルガノスの攻撃に体力を削られまくっている。冷静な小嶋プランナーも「モロコシに動揺させられる……」と非常にやりづらそう。この、悪いリズムに追い討ちをかけるように辻本プロデューサーは「ちょっと雰囲気出しますか!」と言ってめったやたらとケムリ玉を投げ始めた!! とたんに、まるで温泉街のようにもうもうと煙が立ち込める溶岩地帯。これにますます調子を狂わせてしまった藤岡ディレクター、「なんか硫黄の匂いがただよってきそうな風景やな……」とつぶやいたとたん、ヴォルガノスの怒涛の攻撃に見舞われてモンハンフェスタ`08では初の1オチを計上してしまったではないか! 「良三のモロコシが視界でチラチラするのが気になって気になって(苦笑)。集中力乱されるわ……」と藤岡ディレクターは痛恨の表情。しかしこれにいちばん動揺したのは、いたずらばかりしている辻本プロデューサーだ。アプケロスに竜撃砲を撃って遊んでいたところで藤岡ディレクター昇天の報を聞き、「うそ! ヤバイじゃん!」と悲鳴。そしてその直後、ヴォルガノスが放った火球のカケラが飛んで来て、これが辻本プロデューサーの裸キャラにジュっと触れた。そして即オチ(笑)。会場は爆笑に包まれたが、ステージ上の4人は顔面蒼白である。

 

 「も、盛り上がってきたなぁー……」(小嶋)

 

 「これで2オチ……。ヤバいんじゃ……(苦笑)。手が震えてきた……」(一瀬)

 

 「今日やたらと攻撃食らうのでマズイよ……」(藤岡)

 

 「アノ……。本気でヴォルガノスのところに行きたくないんですけど……」(辻本)

 

 モンハンフェスタのこのステージで2オチとなったのは初めてなので、本当に動揺している様子。それでも果敢に、辻本プロデューサーを除く3人は攻め続ける。辻本プロデューサーもたまーに狩場に現れるも、そのたびに目の前でヴォルガノスが暴れていたりするもんだからさあたいへん。「あぶな!!!!」と大声で絶叫したかと思ったら速攻でエリアチェンジするという、なんともはた迷惑な行動をくり返す。それでもひとりぼっちは寂しいのか「ねえねえ、ちょっと入ってもいい?」なんて聞いている。これにビビった小嶋プランナーが「いまヴォルガノスが怒ってるんだから来ないで!」と悲鳴をあげるも辻本プロデューサーはどこ吹く風で、「いや、怒ってようが怒ってなかろうが攻撃を食らったら一発でおしまいだから同じだよ(笑)」と言って本当にヴォルガノスに接近していくではないか! そして、怒れる溶岩竜の顔に向かって竜撃砲の体勢に。一瀬ディレクターは「よく竜撃砲の撃ちかた知ってましたね(笑)」とヘンなところで感心していたが、なんとぶったまげたことにこの竜撃砲でヴォルガノスを討伐してしまったではないか!! 辻本プロデューサーの攻撃がヴォルガノスにヒットしたの、間違いなくこの一発だけ(苦笑)。これにキレたのがほかのメンバーである。

 

 「なんか、ものすごくナットクいかないんですけど……」(一瀬)

 

 「(良三さんのかっこいいフィニッシュ画面を見て)イラっとするわ……」(小嶋)

 

 「まるで良三が大活躍したみたいやんか……(苦笑)」(藤岡)
 

▲これが藤岡ディレクター、一瀬ディレクター、小嶋プランナーをイラつかせた辻本プロデューサーのフィニッシュ画面。竜撃砲のド派手な映像がかっこいいが、良三さんが放った攻撃、これだけっす(苦笑)。


 ナットクいかない3人に阻まれて、良三さんがまともに剥ぎ取りできなかったことは言うまでもありません(笑)。

 

 このあとステージでは、来場者からの参加者を募って行われるナルガクルガ2頭討伐を11分以内に行うチャレンジクエスト、そしてモンハンフェスタ`08の開催に合わせて募集されたイラストコンテストの優秀作品が発表された。そして、注目の札幌地区予選の上位8チームが発表に。243チームが参加して行われた札幌地区大会の上位8チームは以下の通りだ。

 

札幌大会 予選上位8チーム

順位

チーム名

タイム

1位

通報シマスタ

2分01秒96

2位

カレブの海族

2分07秒20

3位

3JTK

2分12秒33

4位

ダイヤモンド

2分16秒93

5位

フタエノキワミ

2分26秒10

6位

YASYA

2分26秒73

7位

アスクロン

2分29秒13

8位

中井

2分29秒16

 

 予選1位のタイムは2分01秒96。これは福岡、東京を合わせた3会場合計でも全国2位となる好タイム。地区大会も中盤を迎え、ハンターたちの”詰め将棋”も極まってきた印象だ。
 
 そしてステージではモンハンフェスタの新企画、”教えて藤岡先生!”のコーナーが始まった。知られざるモンスターの生態を、藤岡ディレクター改め藤岡先生がやさしく教えてくれるこのコーナー。はっきり言って、マニア人気大です! 札幌会場のテーマは”沼地と砂漠に棲息するモンスター”。ってことで、最初に紹介されたのはナゼか女性に絶大な人気を誇る白いファットボーイ”フルフル”だ。藤岡先生の解説、ここでも冴え渡ってますよ。

 

 「飛竜種の中でもかなり特殊なモンスターです。まずフルフルは、生きているものしか食べません。死肉はいっさい、口にしないんです。生きたまま食べて、体内で消化する。フルフルのデモムービーはそれを表したものですね。そしてフルフルは雌雄の区別がありません。単為生殖、つまりカタツムリなどに見られる”雌雄同体”の生き物なんです。フルフルは電気で生物を痺れさせますが、このときに生きている生物の身体に卵を植えつけます。その生物の中で卵は孵化し、体内を食い尽くしてから”フルフルベビー”として外に飛び出してくるわけですね」(藤岡)

 

 グロい……。MCの宇佐美女史もしかめっ面で「うわー……」なんて言っている。しかしタダでは転ばないのが宇佐美サン。「ハンターは卵を産みつけられたりしないんですか?」とナカナカ鋭い切り替えしをみせる。藤岡先生と小嶋プランナー改め小嶋教官は頭の上に「!!」とビックリマークを飛び出させて「そ、それはどうでしょうねー……」と困り顔(笑)。しかしさすが関西人の藤岡先生、咄嗟に「3年後くらいに自分のゲームデータを見たらハンターがフルフルになってるかも! ……いや冗談ですよ?(笑)」と言って会場を沸かせておりました。

 

 続いて解説されたのが砂漠の潜水艦・ドスガレオス。その興味深い生態が明らかにされた。

 

 「ドスガレオスは水ではなく砂の中を泳ぐわけですが、それは砂漠に適した進化をした結果です。砂の中を泳げると言ってもずっと息が続くわけじゃないのでときたま地上に顔を出しています。で、皆さん気になるガレオスとドスガレオスの関係ですが、これは”ドスガレオスが群れを引き連れている”というよりは”群れの中でもっとも大きくて強い固体がドスガレオスになる”と解釈するべきです。群れの象徴として特殊なホルモンが体内で分泌された結果、大きなドスガレオスになる。このドスガレオスだけが生殖することができます」(藤岡)

 

 続けて、ガレオスがどのように成長していくのかも語られる。

 

 「ガレオスは卵で産まれます。産卵期は、砂漠に雨季が訪れて、もっとも水が豊富な時期。オアシスの水の中に産むんです。そのうち砂漠に乾季が訪れると、オアシスの水がドロのようになるんですが、このタイミングでガレオスは孵化します。で、ドロの中で泳ぐ練習を始め、だんだんと砂で泳ぐようになる。これがガレオスが砂の中を泳げる理由ですね。ちなみに、ガレオスの鱗の色は茶色に見えますけど、じつは青なんです。長年の遊泳で身体に砂がこびりついて茶色に見える。でもガレオス装備を作るとキレイな青色でしょう? これは本来の青を活かして作っているからですね」(藤岡)

 

 そして最後は、砂漠の暴君・ディアブロス。こちらもとても興味深い。

 

 「とても気性が荒く、ナワバリ意識が強いのがディアブロスです。といってもコロニーを作っているわけではなく、個人のナワバリ意識が強いんですね。でもある時期にだけオスとメスがペアになります。それが繁殖期です。子孫を残すために、お互いが受け入れる。で、メスのディアブロスは妊娠すると子供を守らないといけないから攻撃力が大幅に増します。そして「いま自分は非常に攻撃的だ」ということを外に知らせるために身体の色が変化するんです。……そう、あの黒いディアブロス亜種は子供のいるメスのディアブロスなんです。すべての亜種モンスターがそういうわけではないのですが、ディアブロスの場合は、あの黒い色は”警告色”になっているんですねー」(藤岡)

 

 すげえ理路整然としてるし!! やっぱ深いわ、『モンハン』の世界は……。続けて、ステージでは藤岡先生にモンスターの生態について質問をぶつけるコーナーに。かなり笑えるやりとりなのでちょっと再現してみよう。

 

▲ときにしどろもどろになりながらも、基本的には冷静に、理路整然とモンスターの生態を解説する藤岡要先生。

 

Q フルフルが大好きで夢にも出てきます。将来、フルフルを飼いたいと思っているんですが、どんな準備をすればいいですか?

 

藤岡 ……非常に危険だと思いますが(苦笑)。えーっと、まず死肉をいっさい食べないので……って、マジメに答えていいのかなあ(笑)。とにかく、活きのいいエサを与えてください(笑)。

 

小嶋 あと、天井があったほうが喜ぶと思います(場内爆笑)。広さも、東京ドームくらいあったほうがいいんじゃないかなぁ。でも、オススメはしません!(笑)

 

Q フルフルは食べられますか?

 

小嶋 うは……(苦笑)。

 

藤岡 フルフルベビーについては、山菜ジジイがフルベビアイスにしてくれますけどねぇ……。うーん! どうでしょう! 考えたこともなかったわ……(苦笑)。

 

小嶋 でも、”アルビノの霜降り”とかが素材で出るから食えそうな気も……。でも防具にもなるくらいだから、きっと硬いでしょうねぇ。

 

藤岡 なんとなく、フルフルの軟骨をから揚げにしたら食えるような……って、なんか居酒屋での会話の延長みたいになってきたなぁ(苦笑)。

 

 ね、オモロイでしょ(笑)。まあ俺に言わせると、フルフルは食える! ホラ、ホヤとかナマコとか、グロいけどウマい海産物があるでしょう? きっとそんな感じなんだと思う。それにあのブヨブヨした皮も、よーく煮込めばモツ煮込みみたいな感じで美味しくいただけるのではなかろうか? と会場で藤岡さんに告げたら爆笑されました。

 

 そして! ステージではメインイベント、地区代表決定戦がスタート! 北の大地、北海道から5月25日の全国決勝大会に進めるのは2チームだ。結果は……!

 

札幌地区代表決定戦 結果

順位

チーム名

タイム

使用武器

優勝

中井タイムアタック動画はこちら!

4分30秒96

大剣・狩猟笛

準優勝

カレブの海族タイムアタック動画はこちら!

4分45秒13

大剣・狩猟笛

3位

YASYAタイムアタック動画はこちら!

6分05秒70

双剣・双剣

4位

3JTK

6分17秒03

双剣・双剣

5位

アスクロン

6分37秒83

双剣・狩猟笛

6位

通報シマスタ

7分14秒30

大剣・大剣

7位

ダイヤモンド

8分46秒73

双剣・双剣

8位

フタエノキワミ

記録なし

大剣・狩猟笛

※上位2チームが全国決勝大会に進出


※上位3チームは、タイムアタックの模様を動画で公開!


 

 ここまでの福岡、東京大会では大剣と狩猟笛を組み合わせたチームが非常に目立っていたが、札幌大会では双剣をアタッカーとして使っているチームが多かった。双剣は所持アイテムに討伐目標のナルガクルガが苦手とする音爆弾を持っており、武器の属性もナルガクルガと相性のいい火属性。その手数の多さから立ち回りがうまくハマればとんでもないタイムが出るのでは……と期待されたが、ここでも勝ち残ったのは大剣と狩猟笛を使っているチームであった。全国決勝大会での健闘を祈ってます! おめでとうございました!

 

▲地区大会の上位入賞者に、辻本プロデューサーから賞状が贈られた。

 

 こんな感じで、大盛況のうちに幕を閉じた札幌大会。来場者数も、なかなか人が集まりにくいと言われる札幌のイベントにしては驚異的な2500人を記録! なんたって朝の段階で1700人が行列に並んでいたってんだから、『2nd G』の求心力の強さを思い知らされた……ってものである。

 

 さて、3日後の5月6日は大阪大会ですな! 地区大会も残るはふたつ。さてさて、どんなパフォーマンスと出会いが待っているのかな……? では大阪のハンターの皆さん、5月6日にお会いしましょう!

 

※札幌大会ダイジェスト動画公開中!

 

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