携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

HOME> ゲーム> 太正浪漫堂&Sakura Cafeが閉店……それでも『サクラ大戦』は終わらない

太正浪漫堂&Sakura Cafeが閉店……それでも『サクラ大戦』は終わらない

2008/3/10

  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • この記事をつぶやく

●広井王子氏らがトークイベントを実施

 

▲『サクラ大戦』専門ショップ、太正浪漫堂&Sakura Cafeの閉店イベントとして、広井王子プロデューサー(中央)、親方役の中嶋聡彦(右)、ベロムーチョ武田役のべろ武田(左)の3人がトークショウを実施。


 『サクラ大戦』の専門ショップとしてファンに親しまれてきた”太正浪漫堂&Sakura Cafe”が、2008年3月30日をもって営業を終了する。2008年2月〜3月にかけて閉店イベントが行われており、2008年3月9日は『サクラ大戦』のプロデューサー、広井王子氏によるトークイベントが実施された。

 

 広井氏は、歌謡ショウで恒例の前説を務める掃除人の格好で登場。同じく法被を着た親方役の中嶋聡彦、ベロムーチョ武田(ダンディ団)役のべろ武田とともに、歌謡ショウの思い出話を披露した。歌謡ショウの第1回は、`97年夏の『愛ゆえに』。10年間続けられ、2007年夏の『新・愛ゆえに』で、長い歴史に幕を下ろした。この3人はそのすべての公演に出演した皆勤賞トリオなのだとか。中嶋親方は、「『愛ゆえに』では親方ではなく、じつは通りすがりのハゲとして出演していたんです(笑)」と振り返り、目立とうとして髪を剃ったら翌年から役をもらえたのだと暴露した。その『愛ゆえに』は稽古期間が3、4日しかなく、「本番まで花組さんのメンバーで会ったことのない人もいましたね」とべろ武田。広井氏も、「よくあれで公演ができたよね」と懐かしそうに語った。

 

▲3人は、ときおり客席とコミュニケーションを取りながら、歌謡ショウの思い出話に花を咲かせた。


 回を重ねるうちに、集団としてのまとまりが出ていったという歌謡ショウ。稽古期間が始まるまえから、太鼓やタップダンスなどの特殊な演目に関しては自主的な稽古が行われるようにもなった。その始まりは、花組メンバーからの直訴だったとか。台本に書いてあることを完璧に叶えるために、半年まえにはどんな演目があるのか教えてほしい、と彼女たちのほうから申し出があったのだそうだ。広井氏は、「花組さんたちの負けん気というか、向上心は本当にスゴい」としみじみ。逆に、大神一郎役の陶山章央については、「大神役じゃなかったら、たたき出していたかも」と冗談交じりの発言も。そもそも陶山が大神という大役に抜擢されたのは、偶然の賜物だったという。ゲームを制作する際、キャスティングをすべて終えたあとで、プレイキャラクターの大神にも3つのセリフがあることが発覚。たまたま会った声優にその場でお願いして決まったのが陶山だったというのだ。広井氏は、「だって、こんなに長く続くと思っていなかったもので」とボヤき、客席は大爆笑だった。

 

 裏方スタッフやダンサーにも支えられ、あれだけの舞台を作り上げることができたと振り返った3人は、さらに「お客さんもすばらしかった」と絶賛。幕が下りないなどのアクシデントもあったが、逆に客席から「がんばれ!」と声がかかり、救われたこともあったという。歌謡ショウでは恒例となっている会場全員で踊る『ゲキテイ』についても、「最初はお客さんが勝手に踊っちゃって、それに俺たちが巻き込まれた感じで振り付けコーナーをやるようになった」(広井)とか。「舞台と客席で共犯関係があった気がするんです。10年間、お客さんと舞台がいっしょになって遊んでいたんですよ」と、広井氏らしい言い回しでファンを称えた。

 

 最後は、「みんな、またどこかで会いましょう」という広井氏の粋な言葉でお開きに。2008年3月19日に、シリーズ最新作となるニンテンドーDS用ソフト『ドラマチックダンジョン サクラ大戦 〜君あるがため〜』の発売も控えており、広井氏は「『君あるがため』が売れたら、特別イベントがあるかもしれないしね」と意味深なコメント。客席からは、この日いちばん大きな拍手が沸き起こった。ゲームの枠を超えて、ファンに愛され続けてきた『サクラ大戦』。太正浪漫堂&Sakura Cafeの閉店というターニングポイントを迎えても、『サクラ大戦』とファンの熱い関係は終わらないと感じられるイベントだった。

▲武田が『ドラマチックダンジョン サクラ大戦 〜君あるがため〜』を宣伝するひと幕も。帝都、巴里、紐育の総勢18名のヒロインが歌うエンディングテーマ『笑って、笑って』も公開された。


▲太正浪漫堂の閉店について、冗談をまじえながら報告した広井氏。


▲中嶋親方は現在、役者を辞めて音響監督として活躍している。役者を辞めた理由については、体を壊したことと、「スゴイ役者を近くで見て、彼らと渡り合っていくのが嫌になっちゃった(笑)」と説明した。


▲べろ武田は、「僕は、『サクラ大戦』のスタッフや広井さん、そしてお客さんに育ててもらったと思っていますから」としみじみ語った。


※サクラ大戦ドットコムはこちら
 

この記事の個別URL

ソーシャルブックマーク

  • Yahoo!ブックマークに登録

評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー

※ ブログ・レビューの投稿はこちら!ブログの使い方

その他のニュース

収録時間は450分越え!『ゲームセンターCX 15th感謝祭 有野の生挑戦 リベンジ七番勝負』Blu-ray&DVDの収録内容公開

2019年8月2日に発売される『ゲームセンターCX 15th感謝祭 有野の生挑戦 リベンジ七番勝負』のBlu-ray&DVDの収録内容が明らかに。発売記念イベントの開催も決定!

『ヤングアニマル』がバックナンバー大量無料試読&100円[税抜]購入キャンペーンを開催。紙版&電子版の同日配信を記念

青年マンガ誌『ヤングアニマル』が5月24日発売の11号から紙版との同日配信を開始。それに伴ったキャンペーンが開催される。

『メギド72』アンケート! 「好きなメギドは?」「あなたの自慢のパーティーは?」メギド愛を存分にお聞かせください!

週刊ファミ通7月18日号(7月4日発売)では、『メギド72』の特集を掲載予定です。特集内の特別企画としてアンケートを実施します。

BitSummit 7 Spiritsがアワード6部門のノミネート作品を発表。『RPGタイム!』、『アンパッキング』、『BELOW』が3部門でノミネート

BitSummit 7 Spiritsにて、事前選考を行った6つのカテゴリーのノミネート作品が発表された。

“ディライトワークス インディーズ”がBitSummit 7 Spiritsに出展決定。『タイニーメタル 虚構の帝国』が日本最速体験可能に

ディライトワークスのインディーゲームレーベル“ディライトワークス インディーズ”が、BitSummit 7 Spiritsに出展。

『あんスタ』テレビアニメ、放送情報の詳細が公開!【7月放送開始】

2015年4月からサービスを開始し、現在3周年を迎えた大人気スマートフォンアプリゲーム『あんさんぶるスターズ!』のアニメ放送が2019年7月からスタート。同番組放送に関する詳細情報が公開。

『ライアン・マークス リベンジミッション』の最新ゲーム画像が到着。映画のような臨場感を体験できるVRシューティングアクションに注目!

2019年5月30日に発売を控えた“VRシューティングアクション”『ライアン・マークス リベンジミッション』の魅力を紹介。

『モンスターハンター:ワールド』“歴戦王”のモンスターアイコンがキラキラ輝くメタルマスコットが発売

『モンスターハンター:ワールド』に登場する“歴戦王”のモンスターアイコンをイメージしたメタルマスカットが発売。

ベストヒット町内会4月分更新!

本誌ファミ通町内会の傑作ネタを選りすぐってお届けするベストヒット町内会。今回は4月分の希少部位をおすそ分け。さらにナッツ・ザ・レジェンドと俺ービルダーも更新。6月の投稿者ランキングがスタート。背中の痛みは心の痛み! 

『東京2020オリンピック The Official Video Game TM』収録競技のボクシング、ハンマー投の詳細ほか、オンラインのランク昇格戦の情報が公開

東京2020オリンピック公式ゲームタイトル『東京2020オリンピック The Official Video Game TM』の種目詳細やオンライン要素を紹介。