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山本寛斎も駆けつけた! CG技術の祭典ASIAGRAPH 2007 in TOKYOが華やかに開幕

2007/10/11

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●アジア地域の最新コンピューター・グラフィックス技術が集結

 

 経済産業省および財団法人デジタルコンテンツ協会、アジアグラフ2007実行委員会の3団体が共催する国際的コンピューター・グラフィックスイベント”ASIAGRAPH 2007 in TOKYO”が、2007年10月11日に東京の秋葉原にある”秋葉原UDX”で開幕した。
 

▲アジア地域で活躍するクリエーターのCGアートを多数展示した”CGアートギャラリー”には、『リッジレーサー』シリーズで活躍するイメージキャラクターの永瀬麗子も登場。


 このイベントは日本や韓国を始めとしたアジア地域で活躍するコンピューター・グラフィックスクリエーターや研究者、企業関係者が一堂に会し、日々進化を続けるコンピューター・グラフィックスの最新技術に関する展示、講演などを行なうというもの。3Dゲームの登場以来いまやゲームとコンピューター・グラフィックスは切っても切れない関係となっており、今回ゲームメーカーからはバンダイナムコゲームスがブースを出展。発売中のプレイステーション3用ソフト『リッジレーサー7』を立体映像で楽しめるプログラムを参考展示した。

 これは有沢製作所、NHKテクニカルサービスが共同で開発中の特殊な偏光フィルターを装備したテレビ”Xpol方式 ハイビジョン液晶立体テレビ”に対応したプログラム。立体映像の表示技術では右目用、左目用の映像を交互に映す”シャッター方式”がもっともポピュラーだが、このプログラムでは演算処理によってそれぞれの映像を同時に表示。これによりシャッター方式に比べて画面ちらつきが少ない、よりクリアーな立体映像を実現可能となっているのだ。 
 

▲プレイステーション3の美麗なグラフィックを立体映像で楽しめるのは貴重な体験。実際に見た印象としては”飛び出す”よりも”奥行きが増す”という感覚を強く感じられた。専用のメガネを装着する点はいままでと同じだ。担当者によれば、一般に向けた販売は予定していないが、将来的にはアーケードゲームでこの技術を活用できれば、とのこと。


▲立体映像に関する出展はバンダイナムコゲーム以外にも複数見られた。”3Dコンソーシアム”(左)は、裸眼で立体映像を楽しめるのが特徴。ビクターはリアルタイムで2Dと3Dを変換する技術を展示(右)。


 そのほかにも、直接ゲームとは関係ないが応用すれば新たなジャンルの広がりを予感させる出展物もいくつか見ることができた。首都大学東京と日本電子専門学校が開発したアート作品”サーモエスタシア”は、盤面上に触れると”雪の結晶”、”氷”、”草”のいずれかをイメージしたグラフィックが表示され、それぞれのグラフィックに合わせて表面の温度が変化するというもの。ニンテンドーDSのタッチパネルに皮膚感覚を加えたような感じで、小型化、温度への耐久性などがクリアーできればゲーム機本体や周辺機器への活用もできそう。

▲手の動きに合わせて3種類のグラフィックが表示され、温度も変化するサーモエスタシア。こちらは雪の結晶が表示されている様子。盤面の下に設置されたセンサーの先端がグラフィックに合わせて熱くなったり冷たくなったりするのだ。クッキング系のゲームなどで活用できるかも!?


▲専用のヘッドディスプレイをかけて正面の人形を見ると目の前に美女が出現する”バーチャルヒューマノイド”。人形を動かすと、ヘッドディスプレイ内の美女もそれに合わせて動くので実際に人と触れ合っているような感覚が楽しめる。


▲マウスに触覚を加えた”TextureDisplay2R”。中央にある箱の内部ある金属端子が振動して、ザラザラやボコボコといった質感を再現する。


▲PC向けの3Dコミュニケーションツール『セカンドライフ』内で新たに始まったサービス”インタラクティブシネマシステム”。あらかじめ設定されたストーリーにユーザーが介入して進める、”参加”と”観る”の中間的な遊びが楽しめる。『セカンドライフ』を始めたばかりで何をしたらいいかわからない人にオススメ。


 またこの日は、開幕初日ということで豪華なレセプションパーティーも開催。特別ゲストとして登場したのは、なんと世界的デザイナーの山本寛斎。挨拶の中で「日本人はスッゲー才能を持っていると思う! みなさんで日本のすばらしいところを世界に打ち出して行きましょう!」と、寛斎節を炸裂させ来場者を盛り上げた。

▲肺に食べ物を詰まらせてしまい、ほとんど声が出なかった山本は通訳(右)を引き連れて登場。破天荒な行動はさすが世界を代表するデザイナーといった感じ。


 なお、ASIAGRAPH 2007 in TOKYOは2007年10月14日まで開催している。入場料は一部の講演を除き、すべて無料となっている。各種講演などの詳細は公式サイトを確認してほしい。
 
※ASIAGRAPH 2007 in TOKYOの公式サイトはこちら
 

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