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MOTHER3タイトル
週刊ファミ通 永田泰大


 早くもメールが続々到着。みなさんのご意見を紹介していきます。本日分はその1〜その5に分けてあります。じっくり読んで、さらに広いご意見をいただけたらと思います。


8月29日掲載分(その4)


お名前 Y/Y 年齢 性別
住所 職業・学年 発信 8月26日18:01
まず僕は、MOTHERシリーズが、とても好きです。ファミコン時代からプレイしてきたゲームだけに、MOTHERシリーズには深い思い入れがあります。だだっ広いフィールドを、ワケもなくさまようのが好きだし、テレポートをわざと失敗(自爆)させて距離を稼いだり、好きなモノは何?と聞かれて「さりげなく」と答えたら、必殺ワザの名前が「PKさりげなく」になったりしました。フライングマンは、知らないウチに死んで墓標が立っていくなとか、グミ族はどせいさんよりキャラが弱いなとか、サマーズの気怠い雰囲気が好きだなとか……あぁっ、1と2がゴッチャになってます。(スマヌ)初代「MOTHER」のサントラCDは、僕が最初に購入したCDタイトルであり、今日までで一番、何度も聴いたCDでもあります。このCDのアレンジバージョンが素晴らしかったため、スーパーファミコンの音源を使用した「MOTHER2」のサントラは、僕的にイマイチでした。これは攻略本にも言えることで、初代「MOTHER」の公式ガイドブック、「マザー百科」は、まるで観光ガイドのような体裁になっており、純粋に眺めるのが楽しい本になっています。「MOTHER2」の攻略本も期待してたんだけど、やっぱイマイチな印象だったなぁ。

久美沙織さんの小説版も、忘れてはいけません。僕は基本的に、ゲームやアニメのノヴェライズは嫌いなのですが、MOTHERシリーズに関しては別。1も2も、作家的にMOTHERというゲームから受けたインスピレーションを、小説という形に昇華する、「プロの作家が、好きな作品をノヴェライズする」という恵まれた仕事に、よい結果を出しています。

なんかこう書いていると、MOTHERというゲームに関しては、ゲームはもちろん、その周辺も含めた総合的な意味で、楽しみにしていた気がします。ゲームとしては、MOTHER2の方が印象深いんだけど、総合的なパッケージとしては、MOTHER1の方がインパクトがあったかな?MOTHER3が出ないというコトは、サントラCDも、攻略本もノヴェライズも出ないワケです。

多くの人がそうであるように、MOTHERというタイトルのゲームが出ないからといって、悲嘆にくれるほどのコトではありません。せいぜい、「楽しみが1つ、減った」というぐらい。……それでもやっぱ、僕は残念でたまらない。

MOTHER 3は、従来のモノとだいぶ毛色が違うようなので、仮に発売されたとしても、僕が期待するモノとは違ったかもしれません。64だけに、表示が三次元になり、画面写真から受ける印象も、前作までとはだいぶ違う。むしろ、ファンが期待するモノとは違った面白さを提示してくれるのでは?……という期待すらありました。それが正しいかどうか、見極める機会が失われたコトは、間違いありません。

壮大な構想を立ち上げながら、ついに商品として結実することなかったMOTHER 3。

作家志望である僕自身、書き始めた小説をすべて書き上げているワケじゃない。途中で放り出してしまった作品は、けっこうあります。そういう時、社会的にも商業的にも責任のない僕なら、しらばっくれてしまう手もあるし、そうでなくても単に発売中止決定だけを発表してもいいのです。今回はあえて、「MOTHER3」は発売されません、ゴメンナサイという内容の対談を発表したのは、意義のあることだったと思う。なぜダメだったかを、淡々と語る記事は、読み応えがありました。

一人のMOTHERファンとしても、同じ創作活動をする人間としても、発売中止は残念でなりません。そして、ゲーム造りを続けられるのであれば、また新しい作品に「MOTHER3」で結実しなかったエネルギーをぶつけて下さい。
月並みな感想ですが、いずれまたMOTHERと名のつくゲームが出ることを期待しています。お疲れさまでした。


お名前 あーる 年齢 18 性別 男性
住所 埼玉県 職業・学年 発信 8月26日23:02
座談会最後のページにあった、何枚かの写真と音楽。これだけでMOTHER3の凄さを改めて感じさせられた。「鮮度のこと」もあると言うが、こんなにも凄いゲーム、何年経っても色あせない、そういう感触がある。

自分もMOTHER3の発売を期待して64を買ってしまった人間である。公約違反の政治家に似たようなものを感じさせられる。でも、それを許したくなっちゃう。だってMOTHERだから。

時代の先端を行きすぎたゲーム?

やっぱりストーリーが気になります。お金を出して、このゲームをやりたいという気持ちがあります(たとえ法外な値段でも)。でもそれは、消費者としての身勝手な要求と言うことになってしまうのだと思います。

開発者の方々には、ゆっくりと体をやすめて、次なる良い作品、MOTHER3を越えるようなゲームの開発をしていただきたい、そういう気持ちです。

MOTHER3、ホントに楽しみにしていました。


お名前 いつき 年齢 17 性別 女性
住所 岡山県 職業・学年 高校生 発信 8月27日00:32
悲しくて悲しくて思い切り泣きました。糸井さんたちを恨んだりもしました。残念なんて言葉では足りない位辛いです。まだ諦めきれない自分がいます。大人になりきれない私を許して下さい。

でも…糸井さん、岩田さん、宮本さん、そして開発チームの皆さん。本当に、長い間お疲れ様でした。


お名前 hati 年齢 26 性別 女性
住所 神奈川県 職業・学年 発信 8月27日01:24
悲劇なんですね。世の中によくある。作る方は作る方の待つ方は待つ方の楽しみがあって先に作る方の楽しみが終わってしまった。終わった事を知らず待つ方はまだ楽しんでたからそのタイムラグにまだついて行けていません。やっと少し落ち着いて、それで思ったのは、もうこれは自分が自分の「MOTHER」を作るしかないんだと。「MOTHER3」を作るわけではなく、それぞれ各々が「MOTHER」や「MOTHER2」からもらったものを他の場面に転化してくしかないんだと勝手に思ったのでした。精一杯のやせ我慢ですけど。

面白いゲームは沢山あると思うんです。ですが「MOTHER」は思い出とか記憶とか感覚とかもっと個人に関わる所までに気付かせてくれたものだったんで特別すぎでした。待つばっかりの気楽なファンでしたので本当の所はなにも分っちゃいないのですが、ぎりぎりまで頑張ってきちんと終わりを決めたスタッフの方々におつかれさまと云いたいです。あきらめるのは凄く辛い事だったと思うので。いつか自分に子供ができたら子供にもこのゲームをさせてあげたいと思ってます。


お名前 T.S 年齢 16 性別 男性
住所 北海道 職業・学年 高校2年 発信 8月27日01:18
今日、このホームページをみていて、さっき永田さんのドラゴンクエストの記事を読んでわらっていた矢先こんな事実に直面してしまった。糸井さん、宮本さん、岩田さんの会談もすぐ見た。MOTHER1,MOTHER2,どっちもクリアした僕にとっては残念だけど、1の時新幹線で泣いた話を聞いて、この人の作品を待っててよかったと思う。 


お名前 はなまる 年齢 28 性別 男性
住所 神奈川県 職業・学年 会社員 発信 8月27日03:35
僕にとってのMOTHERシリーズはゲームそのものだけじゃなく、その時々の思い出と共にあるゲームでした。新しい道にチャレンジしてやっと軌道に乗ってきた時だったり誰かを好きになった時だったり。大切で幸せな事といつも一緒になってやってくる、そんなゲームでした。

でも発売中止になっちゃったんですね。
正直言って『3』の画面を見た時も去年のスペースワールドで遊んだ時もあまり心地よいゲームではありませんでした。「できるなら2Dで。」そう思って待って居たゲームでした。糸井さんのHPを読んで誰かが3D化を止めてくれていればと思ったし、でも3Dにしようとして苦労した分次の作品に繋がるんだろうなとも思いました。というか繋がって欲しい!

今ある事実を受け止めるしか無いけど、なんだかとっても力が抜けています。
ココロにポッカリ穴が空いたみたいで。残念なのは1作目から謎のままだったことが謎の
ままになってしまったことです。ハッキリした答えはなくても、それに繋がる「何か」を期待していましたから。ほんと残念で仕方ないです。

今僕の中でMOTHERは最初から2作で完結のゲームだったと思うようにしています。ちょっとでも空虚なココロが満たされるように。

そんな僕らユーザーよりもずっと辛い思いだったスタッフのみなさんが前向きに次の作品へと向かわれることを願ってやみません。

P.S.
「MOTHERが出るから」ってN64買わせた友人に怒られそう。ドキドキです(-_-;)


お名前 もんど 年齢 22 性別 女性
住所 大阪府 職業・学年 学生 発信 8月27日03:52
まだはっきりと気持ちに整理がついていません。だから、自分の気持ちを確かめるために書いてみたいと思います。

「ほぼ日」の3人の対談を読んで一度は納得しました。でもそれはつもりでしかなかったんです。納得したつもりでしか。ずっと息を詰めて考えているうちに疑問がふつふつとわいてきました。「どうして、あと2年かければできるとわかっているのにやめてしまうんだろう?」それは初めてマザー3発売中止に対して抱いた怒りにも似た感情で、それからはひたすら「なんで?どうして?」という理不尽な思いだけ。

でもとある掲示板でこのページを知り、そんな自分の気持ちが少しだけ、すうっと浄化された気分になりました。確かに、あの3人のクリエイターが「できない。」と諸手を挙げたくらいなんだからこれはもうだめなんだ、と。

私はあの3人の作る洗練されたゲームが大好きだった。だからこそマザー3を心待ちにしていたんだ。その3人があと2年かけて仕上げたとしても、あの3人の心底「こうだ!」と思うような妥協のない、納得できない「マザー3」はもう作ることができない、と判断したからこそこういう決断がくだされたんですよね。

そういう態度は「とにかくマザー3というゲームを待っているんだから出してほしい。」というひとたちには厳しく批判されるかもしれない。でも私はもう そんなふうには思わない。ただの3人の1ファンとしてそう思うんではなくて3方が本当に気に入って、納得がいって、「これなら世に出せる!」って太鼓判を押してくれないようなら私はたぶん本当の意味で好きになれないと思う。こころから「これこそマザーだ!」って言えないと思う。

その昔、兄がファミコンというゲーム機を買ってきました。私は最初兄のゲーム画面を見ているだけでしあわせでした。でもだんだん自分でもやりたくなってきてやるようになりました。私が初めて自分からやり始めてクリアしたRPGはDQでしたがなんとも言えない一体感があったRPGはマザーでした。そのあと大作や話題作を次々プレイしましたがいつもこころに、どんなものにもゆずれない場所があるのはマザーだけでした。「NO,1ゲームを挙げなさい。」と言われたらちょっと迷うだろうけど「やっぱりマザーやな。」と答えるくらいマザーが大好きでした。

何気ないことばのひとこと ひとことが味があって好きでした。しゃべらない主人公たちが好きでした。けったいけなひとびとが好きでした。流れる音楽が好きでした。特にバトルの時に敵によって変わるのが好きでした。とぎれとぎれのメロディがひとつになるのが好きでした。仲間との出会いが好きでした。マザー2も大好きですが、私はマザーの方をより強く好きでした。墓場では音楽が恐くてニガテでしたが、ピッピの明るさがあったかくて好きでした。ピンク色の雲の世界がやさしくて好きでした。ティンクル小学校の屋上が好きでした。トンネルから抜けて見えたスノーマンの雪景色が好きでした。地雷をおそれながら探したサボテンのふるえる歌声が好きでした。イースターの不安気な音楽と子供たち、そしてテレポーテーションを教えてくれる赤ちゃんが好きでした。ライブハウスの サシでの勝負が好きでした。山で迎えてくれるさみしがりやのおじさんが好きでした。湖中にねむるイヴが好きでした。クイーンマリーのこもりうたが好きでした。ラストボスの倒し方が好きでした。2にいたっては初めてゲームで涙しました。泣かずにはおれない倒し方でした。私をこのゲームの“プレイヤー”にしてくれた、あの演出が好きでした。すべてに関する楽しくてあったかくてやさしい配慮が大好きでした。本当に、本当に大好きでした。
大好きでした。

もちろん、いまでも大好きです。大事なのはこの気持ちですよね。いつまでもいつまでもこんなに好きでいられる という。マザーは決してなくなったわけじゃない。まだこの気持ちがあればやっていける。なにより、マザー3をここまで待てたのもすべてマザーとマザー2があったからなんやし。いつでもまたあえる。
私のこころにまだ生き続けているかぎり。今はただ純粋にそう思います。

他の方々のご意見を読んでいるとけっこう自分ではマザーをされてない方が多いようでびっくりしました。でも昔、私もそうだったからわかります。(兄のを見てただけの時代。)そんな方にはぜひ今からでもやってみて欲しい。見てるだけなんてもったいないって本当に思います。マザー3発売中止を残念に思っている方なら、なおさら。

・・・・ああ長くなりました。もうすっかりこんな時間。でも、なんだか気持ちがすっきりしました。ようやくマザー3に「さよなら。」が言えそうです。やっぱり哀しいけれど、しょうがない。別れとはそういうものです。(笑)しょうがない。いつか「そう言えばあんなまぼろしの名作で大作があったね。」なんてふと思い出せるようになるまで、なんとかやってこうと思います。

ほんと、ながながとすんませんでした。御静聴、ありがとう。



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