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MOTHER3タイトル
週刊ファミ通 永田泰大


 早くもメールが続々到着。みなさんのご意見を紹介していきます。本日分はその1〜その5に分けてあります。じっくり読んで、さらに広いご意見をいただけたらと思います。


8月23日掲載分(その4)


お名前 松坂サリー 年齢 26 性別 女性
住所 大阪府 職業・学年 会社員 発信 8月23日16:41
はじめまして。
松坂サリーと申します。
大阪市在住の26歳女会社員です。

まだ「MOTHER3」開発中止のショックから立ち直れないでいます。
本当はほぼ日に送るべきなのかもしれませんが、
なんだか責めてしまいそうな気がして、どうすることもできず、
もやもやとしたままだったところ、
ファミ通.comにこういう場があることを知りました。
拙い文章ですが、今の正直な気持ちをお送りします。
いつもなら通行人である私が、
どうしてもなぜかこのことは伝えたいと思います。
長文になってしまい、申し訳ありません。

大げさに言うならば、私の人生を変えたのは「MOTHER2」です。
「MOTHER2」を最後までやり通したのは、5年ほど前でした。
既に発売から日が経ち、CMにつられて買ったっきり、
放っておいたゲームを、なぜ当時やろうとしたのか、
多分、なんとなく暇だったからとか、友達に勧められたとか、
そんな些細なきっかけだった筈です。
その頃、テレビドラマのシナリオ企画の仕事をしていた私は、
「MOTHER2」に衝撃を受けたのでした。
はじめてゲームで泣きました。号泣してました。
ゲームで泣けることすら知りませんでした。
詩のような言葉と音楽、ほんの数秒で伝わる感情。
(揺りかごを覗いていた両親や、心に住むペットは今でも蘇ります)
ダイレクトに響いてきました。
なにより、エンディングの多重世界に震えたのです。
キャラクターを操作している私とキャラクターである私、
客観主観、受動能動、双方向の視点で見ることができるなんて、
他のエンターテイメントでは考えられませんでした。
そして、心の底から、「すっげえ」と思い、
ゲームの表現力に憧れたのです。
それで、そのときの仕事を捨てて、
「ゲーム屋さん」になることにしました。
現在、私は、ゲーム会社で企画をしています。4年目です。
最近でもゼルダやラブデリック作品など、「すっげえ」ゲームが
いくつかありますが、私のなかでは、「MOTHER3」が
最後の砦というか、やってくれたなというか、
やってほしいというか、私の理想を見せてくれる筈のものでした。
無名ながらも作り手となった私としては、
少し舞台裏を小耳に挟みながらも、憧れて待っていたのです。
「MOTHER2」がなければ、今の私はありません。
だから、本当にショックです。
こんなにショック受けてどうすんの、ってくらいです。
もちろん仕事は沢山ありますし生きています。
元気に笑ってデートもしますが、
でも「MOTHER3」が出ないというのは、
ひどく悲しいのです。どう言えばいいんでしょうか。
作家中上健次が死んだ時のような、
そういう「もう二度と会えないんだ」という喪失感があります。
新たな「MOTHER3」が出てもそれは違うものです。
「風と共に去りぬ」の続編が続編でないように。
企画として、仕事を通してなら、コメントは云えます。
そして開発中止になった対談も、納得できるのです。
「仕方がない」そう云えますし、そういう状況に
なっていたのだと思います。
でもただの一ファンとして、多大なる期待をしていた自分は、
ものすごく戸惑っています。
ゲーム業界は終わりなのでしょうか。
そんなことはないんですけど。
「MOTHER」の可能性は総合エンターテイメントの
可能性だと思うのです。
ゲームというカテゴリーは本当は必要ないのです。

「MOTHER」シリーズに会えて感謝しています。
作り手になったおかげで、そのうち、なんらかの形で、
がしっと響くすっげえゲームを
自分で作る機会があるかもしれません。
また、どこかで、「MOTHER3」に続く次なるゲームが
企画されつつあるかもしれません。
それでも、やはり、淋しいし、悲しいです。
「ちぇっ」。私もそんな気持ちです。
すごいやりたかったです、最後にまた泣きたかったです。
矢野あっこさんの歌をライブで聞くみたいに、
きっと、ものすごく、いつまでも残っている、
素敵な贈り物だった筈だと思うのです。

これでも全部伝えられたかどうかわかりません。
長々と送りつけてしまって、すみませんでした。
そして、こういう場を設けてくださって、ありがとうございました。

それでは。


お名前 おーじ 年齢 27 性別 女性
住所 東京都 職業・学年 会社員 発信 8月23日16:56
このはなしを会社で見ました。
仕事中にもかかわらず泣いてしまいました。
「なんで64買ったのか?」とか
「猫にどせいさんってつけたのに」とか
「着メロ作ったのに!」とか
2の面白かった事と3への期待をどうしたらいいのかわかんなくなってしまいました。
64売るための戦略だったのでしょうか?
任天堂はちゃんと謝罪するべきだと思う。
最近いろいろとユーザーを馬鹿にしている事が多すぎる様な気がします。
みんながゲームから離れていっちゃうよ。


お名前 N.O 年齢 25 性別 男性
住所 山梨県 職業・学年 会社員 発信 8月23日17:13
「樹の上の秘密基地」を読み終えた時、正直混乱しました。出来てるの?出来てないの?って。6割出来てるし、3割も出来ていない…。どう解釈して良いのやら悩みました。でも結局開発は中止なんです。
俺は山梨に住んでいて、HAL研究所がある竜王町を良く通り、実際仕事の途中わざわざHAL研究所の前を通っては、
「早く発売される様に…。」的な事をいつも心の中で囁いていました。
「2」でネスっていう少年が、世界を救うには**************と救えない、どうする?って選択肢がでた時、ホント悩みました。
(※中略させていただきます)
そして世界を救った後、涙がこぼれてきました。あの感動をもう一度!それも「64」で!2度と逢えないのでしょうか?未だに信じられません。
正直、昨日からロクに仕事に手が付かない状況です。ドルフィン(仮)でやったとしても、どうにもまとまりがつかないのか?とか急に頭の中に思いがよぎるのです。
永田さん同様、(文章力は別として)とっちらかった文章になってしまいましたが、思いを断ち切れないのです。どうにか嘆願書的活動もしたいと思ったのですが、宮本さん・岩本さん・糸井さんという、スゲェ3人を持ってしても、出来ないんじゃぁどうにもならないのでしょうか?
素晴らしいGAMEを作る為には、発売延期とか苦になりません。だから、開発再開をホント夢見ます!その思いを俺なりの行動に移したいと思います。何をするかは決めてませんが…。その一つがこのメールと思ってもらえば幸いです。
最後に、この様な企画を立案して頂いて、ホントにありがとうございます。


お名前 S.S 年齢 17 性別 男性
住所 北海道 職業・学年 高校2年生 発信 8月23日17:20
「MOTHER3」の開発中止本当に残念です。
自分も同じくMOTHER2が大好きでした。
今までで、一番好きなゲームでした。
ホントにあのゲームには泣かされました。
ゲーム中で「MOTHER3開発中」という看板があるんですが、それを見てからずっと期待してたんですけどね。
64かPSかどっちを買おうかと迷った時、Mother3が出るというので64を買ったのです。
しかし、延期につぐ延期。
いつでるのかといったことをずっと思ってました。
そして中止発表。
かなりガッカリしました。
だけど決して任天堂に対しての怒りはありません。
もし、MOTHER3が期待を裏切るような中途半端な形で出されたとしたら、開発中止以上にガッカリしていただろうし、むしろ任天堂はそのようなことがいからこそ品質に絶対の安心感があるのだと思います。だけど糸井さんはゲーム作りをやめた訳ではないし、きっとこれからもいろんな製品を手がけるのだろうと思うんで、期待して気長に待っていようと思います。


お名前 S.T 年齢 17 性別 男性
住所 愛知県 職業・学年 高校2年生 発信 8月23日17:35
本当に出ないのは残念でしょうがありません。ですがほぼ日で三人の話を呼んでいたらしょうがなかったのかなぁって気にもなりました。何か話にも出ていたように小説とか映画とかでシナリオがどんなのかだけでも知りたいです。


お名前 S.T 年齢 23 性別 男性
住所 石川県 職業・学年 大学院生1年 発信 8月23日17:41
こんにちは。
僕はMOTHER好きがこうじてプログラマになろうとしています。それから、シナリオというものや、音楽、デザイン、そういうものへの興味も、MOTHERが僕を引っ張ってくれました。
MOTHER1,2に育てられたと思っています。
文字通り「MOTHER」ですね(ベタですいません)。

えー・・・

辛いです。
僕には何ができるか?
がんばるしかないですね。
自分のためにがんばるしかなさそうです。

MOTHER3、予想以上のショックでしたねぇー
(こんくらいの事しか書けないっすよー!!!)。

がんばるぞ!
俺もみんなも!!


お名前 T.S 年齢 35 性別 男性
住所 香川県 職業・学年 会社員 発信 8月23日17:52
正直に云うと、私が64を買ったのはDQが任天堂ハードからでるだろうとの思い込みからでした。それまで任天堂のゲームは全くプレイしたことがなく(マリオもゼルダもやってませんでした)、唯一FC時代の「MOTHER」をかなり熱心にやったことがあったのですが、その後つぎつぎに発表されるFF、DQシリーズに熱中し、やがて「MOTHER」のことは忘れていました。
「MOTHER」を再び思い出したのはゼルダの時のオカリナをプレイした時です。オカリナのリンクの動き、背景の美しさ、操作感すべてが素晴らしかった。任天堂ソフトの凄さを思い知らされました。64はここまでできるんだ!と思ったとき「MOTHER」を見てみたいと強く思いました。64の暖かみのあるグラフィックが、「MOTHER」の世界にピッタリだと思ったからです。そしてリンクの操作感があまりにも快適だったので、これで「MOTHER」のキャラクターが動かせたらなら・・・それだけで十分楽しいものになるんじゃないかと思いました。
64では非常に少ないRPGでしたしとても期待していました。まあどうせすぐにはでないだろうと思ってましたので良いものが完成するまで何年でも待つつもりでした。それだけに今回の開発中止は非常に残念です。
なんとかならないでしょうか?すでにできあがっている部分の画像を見るとなおさらそう思ってしまいます。このままでは「MOTHER3」が可哀相過ぎます。自ら署名運動をおこそうとまでは思いませんが、署名運動をしているところがあれば参加しようと思っています。とにかく今後の「MOTHER」シリーズの展開をきちんと発表して欲しいと思います。例えそれがシリーズの終結発表だったとしても・・・


お名前 綱木 年齢 15 性別 男性
住所 茨城県 職業・学年 中学3年生 発信 8月23日18:02
やはりその3人が出ないと言っているのだから出ないんだと思う。
たしかに一つのゲームができなくなっただけだが、あるとないとではまったく違っていたと思う。
自分的に、もうあきらめようと思う。


お名前 B.バカラック 年齢 29 性別 男性
住所 東京都  職業・学年 ライター 発信 8月23日18:10
あの「開発中止宣言」(と言っていいだろう)、
全部、読んだ。頭を殴られたようなショックを受けた。
糸井重里が、有名でも何でもない、ただのライターだったら、
成功していたのかもしれない。でもそれが「成功」といえるかどうかは疑問。
糸井重里という有名人が、宮本茂が思いつきそうもないこと、
ゲームの領域を越えるような(プログラマーが嫌がりそうな)ことを
実現させようとして、出発させたプロジェクトが「マザー3」だったとすれば、
それはそもそも最初から矛盾をはらんでいたことになる。
逆説的に言えば、開発中止は、当然すぎるくらい当然の結末で、
もしマザー3が完成していたら、それはマザー3ではなかった、
とも言えるのかもしれない。

だが、僕は「マザー」が好きだった。
制作者の、そんな矛盾にはらんだ心情など、
知りたくなかったのだ。知らせないで欲しかったのだ。
僕が望んだことはただ一つ。
「マザー3」がやりたい。

「マザー」というブランドで、出来損ないを売りつける方が、
ユーザーの金も時間も奪う、という意味で、
反ユーザーフレンドリィなのだ、というのは確かだろう。
だが、今回の件で、切り捨てられたのはユーザーではなく、
ゲームが好きな人の、新しいものが出る、というわくわくする感覚、
これだと思う。
そして、その感覚を誰よりも持っていたのは、制作者側だったと思う。
ユーザーは、実際は世の中にマザー以外の良いゲームがない訳じゃないし、
切り捨てられる、という訳ではない。
ただ、オレを襲っている絶望感、
これは、「新しいモノを作る」という宣言をいくら上手くしたって、
実際に新しいモノなんて作れやしない、
わくわくする感覚はむしろ製作に邪魔だ、とすら言えるような、
そういう逆説に自分が陥っているからです。
永田さんも述べているように、
あの3人ですら、そんな逆説を打破出来なかった。
それが、なんともオレを痛めつける。

ああ、モノを作る、ということの難しさよ。
だが、宮本茂の、前に2人がいる上での発言とは思えないほどの、
あまりにも、な(笑)明解さだけが、救いなのかもしれない。


お名前 R.T 年齢 17 性別 男性
住所 神奈川県 職業・学年 高校3年 発信 8月23日18:43
記事を読んで一夜明けた今でも、正直、まだ信じられないでいます。どうすることもできないけど、何か方法が無いかとずぅっと考え続けています。
ただ一つ言いたい事は、糸井さんを始め、制作に関わった方々に、「お疲れさまでした。これからそれぞれ他の作業を頑張って下さい」という事です。今回の失敗をバネに、更に良いものを創り続けていってほしいです。

でもやっぱり「やりたい」という思いでいっぱいです!



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