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vol.2 魔法、小松千佐子さんの巻

第2回目は、神戸にある魔法株式会社に行ってきました! ゲーム制作の中枢となるディレクションにプロデュース、そして企画をもこなす小松千佐子さんのお話です。
聞き手:大島 望(デイリーファミ通編集部)

▲魔法株式会社のゲームプロデューサー、小松千佐子さん。代表作に、プレイステーション用ソフト『お見合いコマンドー 〜バカップルにつっこみを〜』や『花火』、『PET PET PET』がある。
▼カップルに訪れる幾多の難関につっこみを入れて、恋を成就させていくプレイステーション用ソフト、『お見合いコマンドー 〜バカップルにつっこみを〜』。


ゲームのアイデアは日常生活から
−− 現在の仕事に至るまでの経歴を教えてもらえますか?
小松 ゲームとはまったく関係ないんですけど、大学では人間科学部で教育学を専攻していました。就職活動をしていたときに、地元の神戸にゲーム会社があるということでおもしろそうだったので就職しました。
−− 就職するまえは、よくゲームをプレイしていたりとか……。
小松 『ドラゴンクエスト』シリーズが発売されたら買って、あとは有名で自分でもできそうで、おもしろそうなものがあればたまに遊んでました。まわりの女の子でゲームをしている子が少なかったので、どちらかというと私はゲームをやるほうでしたね。
−− で、「おもしろそう」って会社に入って、初めはどうでした?
小松 扱っているものが遊びの道具なので、楽しかったですね。最初は、デバックプレイで朝までずっとゲームしたり。もともと文系人間なので、勉強しないといけないことがいっぱいあるな、と思いました。
−− やっぱり、小松さんの同期に入社した人たちは、ゲームが大好きという人たちばかりだったんですか?
小松 多かったですね。やっぱりゲームをたくさんこなしてきている人が多いので、昔のゲームの話をされると私はついていけなかったです。
−− そして、だんだん仕事にも慣れていって、第1作目のWindows版『花火職人になろう!』は入社してどのくらいで担当したゲームなんですか?
小松 2年目の秋くらいから企画を始めて、翌年の冬に発売されました。
−− 1作目が発売されたときは、どんな気持ちでした?
小松 怖いっていう気持ちがありましたね。自分が作ったものを、どのくらいの人たちがおもしろいと思ってもらえるのか、ドキドキしていました。
−− 今年の3月にエニックスから発売された、『お見合いコマンドー 〜バカップルにつっこみを〜』は5作目ですよね。このゲームのカップルにツッコミを入れて助言を与えるというアイデアは、どこから出てきたんですか?
小松 みんなが興味を持っていて、おもしろいものって恋愛だと思ったんです。恋愛がテーマになっているゲームはたくさんあるんですけど、私から見て感情移入できるものが少なかったんです。なので、ぜんぜん違った立場での楽しみかたをできる、もっと現実味を持ったゲームがイケるんじゃないか、と。ヒントにしたのはテレビ番組で、野次馬的な楽しみかたができたらいいなと考えました。ドラマとかで恋愛がうまくいってないときって、つっこみをいれたくなったりするじゃないですか? インタラクティブに自分がテレビに向かってつっこんで、向こうが反応してくれたら絶対におもしろいだろうなぁと思って。
−− そうですね。実際の恋愛でも、キューピット的な役割だったら感情移入できますよね。
小松 でも社内では、他人の恋愛に口を出したくないという意見があったんです。だけど、そんなハズはないと思って詳しくアンケートをとったら、ほとんどの女の子は恋愛話が好きという結果が出たんです。友だちの恋愛話を聞いたりとか相談されたりするのは楽しい、って。で、男の人はわりと好きっていう人と、どうでもいいっていう人と半々ぐらいだったんですよ。
−− 男の子どうしで、彼女の話とかするんですかね? 女の子が集まったら、だいたい彼氏の話題は出ますけどね。
小松 そうですね。あ、でもね自分のこと絶対言わない人もいません? 男友だちでも、絶対言わない人とベラベラとしゃべる人がいるんですよ。
−− そう言われてみると、男友だちはそうですね。その逆で、女友だちで彼氏の話題を出さないことはあまりないかもしれないですね。だから、友だちの彼氏に初めて会わせてもらっても、なぜか親近感があるのかも。1度も会ったことのないのに、友だちの彼氏のことよく知ってるんですよ。何の仕事をしてて、週末どこに行ったとか、ケンカの原因とか(笑)。
小松 (笑)。やっぱり、女の子のほうが恋人の話題をよく出すと思いますよ。




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