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日本びいきの『Heavenly Sword』開発者が生み出した新たなヒロイン像

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●Ninja Theoryのニナ・クリステンセン氏が作りたかったものとは?

 ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースに並べられた、いずれもまばゆい輝きを輝きを放つプレイステーション3用ソフトのひとつに『Heavenly Sword 〜ヘブンリーソード〜』がある。これは、ソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパと英国の開発会社Ninja Theoryが開発したアクションゲーム。東京ゲームショウ2006に先だって、2006年5月に開催されたE3 2006にもプレイアブルで出展され、"BEST FIGHTING GAME"の栄誉に輝いている。このソフトの開発を統括した、Ninja Theoryのニナ・クリステンセン氏に話を伺った。

ーー『ヘブンリーソード』はどのようなゲームなのでしょう?
 

ニナ・クリステンセン氏(以下、クリステンセン) これは非常にアクション性に富んだゲームで、主人公はパワフルな女性。刀を使ってアクションをくり広げるゲームです。ストーリーとしては、ある一族に神の剣と言われる"ヘブンリーソード"が伝わっていたんですが、あるとき、神からお告げが下ります。男の子が生まれ、その子がヘブンリーソードを使って世の中を救うだろうと。しかし、生まれてきたのは女の子だったんですね。みんながっかりして、女の子を恨みます。ところが、23年後に邪悪な王が現れて世の中を破壊しようとしたときに、女の子が成長した女性がヘブンリーソードを使って世の中を救うんです。
 

ーー主人公が女性なのには何かわけが?
 

クリステンセン いままでにないような美しいゲームを作りたいと思っていたからです。長い髪をなびかせて舞うように戦い、またあるときは力強く敵を倒す。そいうった美しいアクションを描きたいということで、主人公を女性にしました。このような思いを実現させるには、プレイステーション3の出現が不可欠でした。
 

ーーそれはどういうことでしょうか?
 

クリステンセン プレイステーション3は非常にパワフルなマシンで、非常に多くのことが可能になります。主人公の髪がキレイになびくのも、彼女の皮膚に血管が透けて見えるのもプレイステーション3のマシンパワーのおかげです。
 

ーー画面を観ると、光と影のコントラストが美しく感じられますが。
 

クリステンセン 確かに、光を美しく表現したいという思いは開発当初からありました。Ninja Theoryのスタッフには、日本やアジアのゲームや映画が好きなものが多いのですが、私はとくに映画『英雄 〜HERO〜』が好きで、あのような光と影の対象が美しいゲームを作りたいと思っていたんです。実際の制作では、まずクリエーティブディレクターが持っていたビジョンを絵に起こし、それを開発陣がゲームに具現化するためにさまざまなことを試しました。かなりの準備をしてやっとここまで来たという感じです。
 

ーー主人公の持っている剣も西洋の大剣と違い、オリエンタルなテイストが漂っていますね。
 

クリステンセン この剣は通常はTwin Swords(二刀流)や、広範囲型のChain Swords(鎖剣)で使うんですが、盾として使うこともできます。相手によってはふたつの剣を合わせてPower Sword(大剣)としても使えるし、敵をなぎ倒したり、寄ってくる敵を跳ね返したりすることもできます。
 

ーープレイステーション3の特徴として高度な物理演算機能がありますが、このげーむでは活用されていますか?
 

クリステンセン もちろんです。落ちている物を拾ったり、倒した敵を持ち上げて敵にぶつけてみたり、さまざまな場面で使っています。投げた物すべて物理演算で計算され、リアルタイムで画面に反映されます。投げるたびに違った、予測できないような動きが発生します。投げた物だけでなく、地面に転がっている物体など、動いている物はすべて物理演算で計算しています。
 

ーー最後に、日本のユーザーにメッセージをお願いします。
 

クリステンセン 日本に来ることができて非常にうれしく思っています。日本のファンのみなさま、ぜひこのゲームを見て、いいなと思ったらぜひエンジョイしていただければと思います。


 

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