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『グランツーリスモ HD』からみるプレイステーション3の実力

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●「人類にとって初めての経験になる」(山内)


▲E3のために作られたという『グランツーリスモHD』。情報量は一般的なハイビジョン画質(記録解像度1450×1080インターレース)であるHD-CAMの3倍を誇る。


 「E3のために最新のプロトタイプを持ってきました。題して『グランツーリスモ HD』です」(山内)

 
  『グランツーリスモ』の生みの親、ポリフォニー・デジタルの山内一典氏が登壇し、プロトタイプながらプレイステーション3版の映像を公開。これまでプレイステーション3関連の発表会などで、『visionGT』や『グランツーリスモシリーズ』というタイトル名で何度か公開されてきたが、今回初めて山内氏自身が最新作の一端を語った。


 公開されたのは、『GT4』をベースに、データを高精度化、高解像度化したもので、「1920×1080プログレッシブ、かつ60フレームで動きます。これが家庭用テレビ(ハイビジョンテレビ)にプレイアブルで映るというのは、ちょっと大げさですけど、人類にとって初めての経験です」(山内)という。実際、写真と見違えるほど美麗なグランドキャニオンの景観やトランクの鍵穴までわかるほど高精細なマシンビジュアルが映し出されると、映像美にはうるさい業界関係者から自然と歓声が。このプロトタイプ版の情報量はハイビジョン放送の3倍、プレイステーション2と比較すると12倍に相当するとのことで、まさにプレイステーション3の映像表現の高さを見せ付けるには十分の映像となった。


▲搭乗できるマシンは、レーシングカー、クラシックカー、モーターバイク、スクーターとさまざま。レーシングカー対バイクの対戦も楽しめる。コースはTokyo R246やGrand Canyonなど4種類。


 また、山内氏は意外なプレイステーション3の優位点にも言及。プレイステーション3はハードディスクドライブが標準搭載。それゆえにロード時間が、「『グランツーリスモ4』では平均して15秒くらいかかっていたプレイステーション3版はハードディスクにオプティマイズされているので2〜3秒で終わると思います」と、大幅に短縮されると強調した。


 プレイステーション3版がオンラインに対応するとはすでに発表されているが、これについても改めて約束し、「まもなく『グランツーリスモ4』をベースとしたオンラインのβテストが始まります。プレイステーション3版でもオンラインをサポートし、これにより『グランツーリスモ』が爆発すると考えています」と、『GT』らしいオンラインが遊べそうだ。思わぬところで、発売が待たれている『GT4』のオンライン版についても、サプライズ発言が飛び出し、こちらの詳細も今後気になるところ。


 リリース時期については、前作を引き合いに出して「『GT4』はプレイステーション2では本体発売から1年半お待たせしましたが、プレイステーション3ではあまりお待たせすることなく皆さんにお届けできればと考えています」と開発は非常に順調のよう。会場ではすでにプレイできる状態で出展されており、完成度は非常に高そうだが……ロンチタイトルとしても期待が高まる。


 最後に山内氏は以下のようなコメントを残した。

 

 「このバージョンは未来のグランツーリスモの通過点に過ぎません。もっともっとクオリティーの高い作品になると思います」(山内)


 リアルを貪欲に追求し続ける、まさに職人気質のポリフォニー・デジタル。『GT4』では人の表現にこだわりを見せたが、はたしてプレイステーション3では? とにかくオンラインも加わり別次元の『グランツーリスモ』ワールドが展開されるに違いない。

▲このグランドキャニオンの景観を見よ。本当にグラフィック? と疑いたくなるほど。車体に景色が映り込んでいる様子も本物そのもの。

 

 

※『グランツーリスモ HD』のサイトはこちら

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