ファミ通.com 携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

ファミ通媒体メニュー



北米発の新ハード"ファントム"の正体が判明!

  • はてなブックマークに追加
  • ライブドアクリップに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録

●本体価格は無料! 月額料金制でゲームをダウンロード!

▲これがファントムの本体デザイン。メディアを必要としないため、ソフトの挿入口もナシ。スマートなデザインに仕上がっている。

 

 今回のE3で、北米初の新型ハードの詳細が明らかに! この新型ハードとは、Infinium Labsが開発しているPhantom(ファントム)。ファントムはPCベースのマシンで、PC用ソフトをネットワーク経由でダウンロードしてプレイ可能。これまで、本体のプロトタイプは公開されていたが、販売方法や本体デザインは発表されていなかった。それだけに「本当に発売されるのか?」など、さまざまな憶測を呼んでいたのだが、このE3でついに詳細は判明したのだ。そこで記者が同社ブースに足を運んだところ、運よく、Infinium Labsのリチャード・スコバ副社長にインタビューができた。そこでファントムの全貌に迫るべく、気になるあれこれを聞いてみたぞ。
 

 

▲リチャード氏はマーケティング部門の副社長。斬新な販売方法などについて語ってくれた。

――販売方法から教えてください。
リチャード まず、本体の価格は無料です。従来の購入方式ではなく、2年間の契約をユーザーと結んで、月額29.95ドル(約3400円)で本体、ラップボード、コントローラー、基本ソフトを提供します。これでゲームがプレイできます。このほか、プレミア的なソフトを購入する際には別途料金が発生するシステムです。
――これまでにない販売方法ですね
リチャード そうですね。業界にショックを与えたかったんです。この方法でうまくいくと思っています。
――ラップボードとはどういったものなのですか?
リチャード キーボードとマウスのセットで、膝の上に置いても遊びやすいように設計しています。キーボードの角度を自由に変えることができて、とても使いやすいですよ。評判もすごくいいですね。
――それから本体デザインですが、以前に公開されていたプロトタイプとは、デザインが大きく変わっていて驚きました。
リチャード 感想はどうですか(笑)? サイズに関しては、以前に公開したモデルよりひと回り小さくなっています。本体の発売までには、さらに20〜30パーセント、小さくできるかもしれません。本体は今年の11月18日より出荷する予定です。
――改めて、ファントムの特徴を教えてください。
リチャード 家庭用ゲーム機の容易な操作方法や利便性に、PCのよさを加えたマシンです。既存のPCゲームが遊べますから、選択肢が広がって、ジャンルも豊かになります。
――ファントムは、プレイステーション2を始めとする家庭用ゲーム機に対抗するマシンなのですか?
リチャード 対抗するマシンではありません。ターゲット層も違いますから。私自身がそうだったのですが、仕事を持っていて忙しくなると、ゲーム機やソフトをお店で購入してまで、ゲームをやらなくなってしまう。でもこのファントムでは、自宅にいながらにして、誰もが知っている何千ものゲームを遊ぶことができる。ファントムはゲームの図書館みたいなものです。既存の家庭用ゲーム機とは違うマシンですね。
――実際にどのくらいのソフトがプレイできるのでしょう?
リチャード それはまだ言えないんです。8月にタイトルや参入メーカーについて発表する予定です。
――この販売方法で、採算は取れるのですか?
リチャード ファントムはPCベースのマシンで、さらにPCの余分なモノを取り除いています。だから本体の開発費がそれほど必要ない。もちろん、インターフェースをよくするなどの工夫はしていますけどね。2年間の契約終了後には、本体のバージョンアップもする予定です。それからコンテンツが既存のPCゲームになるので、ソフトの開発費もかからない。リサーチ会社の調査でも、十分に採算が取れる結果が出ています。
――ちなみに北米地域以外での発売の予定は?
リチャード 今回のE3で、すでに中国、台湾、韓国、カナダなどのメーカーから問い合わせがありました。日本でも興味を持ってもらえたら、(発売の)可能性はあると思いますよ。


 このとおり、ファントムは従来の家庭用ゲーム機とは販売方法が大きく異なっている。そのほか、メディアを必要としないために本体にソフトの挿入口がないなど、斬新な点が多数。物珍しさもあってか、同社のブースは連日、大いに賑わっている。このファントムが北米のゲームファンにどのように受け入れられるのか、気になるところだ。

▲これがラップボード。膝の上で固定しやすいよう、キーボードの下には板がついている。


▲ラップボードを膝の上に置いて撮影。キーボードの角度や高さを自由に変えられる。右端にあるのがマウス。これもセットになっている。

 

▲ファントムのゲーム画面。本体はウィンドウズXPをベースに開発。PCゲームを難なくプレイ可能とのこと。

 

ソーシャルブックマーク

  • はてなブックマークに追加
  • ライブドアクリップに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録

この記事の個別URL

TVゲーム関連最新ニュース