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業界 任天堂新製品発表会 詳細リポートその2 ニンテンドーゲームキューブ編パート1
2000年8月24日(木)

▼「かつてない最高傑作のゲーム機」と紹介

 そして、いよいよ次世代家庭用ゲーム機の発表。浅田氏は「ドルフィンと呼ぶのも今日で最後です」とあいさつ。そして、マジックショーばりの派手な演出でNINTENDO GAMECUBE(ニンテンドー ゲームキューブ)が登場したのだ。いままでの任天堂のマシンのイメージとはかなり異なるデザイン。会場からはどよめきがおこったぞ。

 ここでプレゼンターは任天堂の竹田玄洋氏に交代。竹田氏はマシンの性能を語るまえにまずはこんな問いかけからスタートしたのだ。
 「ニンテンンドー ゲームキューブは情報AV機器なのか? それともゲーム機なのか?」
 そして、その答えは「もちろんゲーム機」。「ソフトの力でハードを普及させ、そのハードからほかのものに広げていく、というような考えはない」と断言。他機種への皮肉ともとれる発言となっていたぞ。

 そして、ゲームキューブの設計思想を説明。ニンテンドウ64が瞬間的な表示能力を追い求め、ソフト制作者にとって開発しづらいマシンとなってしまった、という反省を披露。それゆえに、重厚長大なゲームが増え、コストが上昇し、市場の崩壊となりかねないと分析。そのため、ゲームキューブはピーク性能よりも、持続性能を重視した設計にしたということ。つまりゲームキューブは開発しやすい、つまりはゲームを作りやすいマシンであることを強調したのだ。

 開発しやすさの証明として、メインメモリーに遅延の少ないメモリーを採用したり、MPUに大容量二次キャッシュメモリーを搭載したり、しているという。(2次キャッシュメモリーは大きいほどコンピューターの処理への負担が軽くなるとされる)

 さらに、新しいゲームソフトの供給媒体として松下電器と共同で8センチの光ディスク規格を開発。これは独自の規格となるもので、容量は1.5ギガバイト。著作権保護技術も導入し、不正コピーも防止できるとしている。

 その後、豊富な周辺機器も披露。ゲーム機宣言しているとはいえ、周辺機器によりいろんな遊びが広がることを強調していたぞ。

 なお、こういうニューハードの発表会につきものの、スペック表を使った説明は一切ナシ。ゲームキューブの思想を徹底してアナウンスしていたのだ。

▲ド派手な演出で、"ニンテンドー ゲームキューブ"が登場! その瞬間、報道陣のフラッシュが一斉に焚かれたのだ。


▲竹田氏は、ニンテンドー ゲームキューブについて、「かつてない最高傑作のテレビゲーム機である」とくり返し紹介。


▲8センチ光ディスクの容量をニンテンドウ64ソフト『スーパーマリオ64』で換算すると、なんと約190倍!


▲竹田氏は「任天堂は、新しい技術に関心を持っている。しかし、あくまで主役は遊びで、技術は裏方です」と語っていたぞ。

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