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仮想現実空間でElebits捜し!! 『Elebits(仮題)』 【インタビュー掲載】

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●物を自由に動かしてElebitsを捕まえよう


 任天堂の新ハード"Wii"で発売が予定されている、新感覚探索ゲーム『Elebits(仮題)』。どのへんが新感覚かと言うと、やはりWiiならではのインターフェイスにあり。本作の舞台となるのは、我々がふだん生活しているような現実世界を、リアルに再現した世界。そんな仮想現実空間で、Wiiリモコンを使って、自由に移動したり行動できるのだ! ゲームの目的は、"Elebits"という妖精のようなキャラクターを捕まえるというもの。ステージ内に配置された物をどかしたり仕掛けを解除しながら、隠れているElebitsを捜し出そう!

 

画面上にはつねに、プレイヤーが所持している謎のアイテムの照準が表示されている。Wiiリモコンを上下左右に動かすことで、この照準を動かせるのだ。照準を画面外の方向に移動させようとすることで、視点をその方向に向けることもできるぞ。

 

Wiiリモコンの表面にあるAボタンか、裏面にあるBボタンを押すことで、主人公は青白いビームを発射できるぞ。このビームでElebitsを撃つと、捕獲することが可能なのだ。また、さまざまな物に照準を合わせてボタンを押し続ければ、その物を持ち上げることもできちゃうぞ。

 

●プロデューサー向峠慎吾氏インタビュー!


『Elebits(仮題)』をプロデュースするのは、プレイステーション2版『ビートマニア II DX』シリーズや『ギターフリークス』シリーズを手掛けた向峠慎吾氏。ここでは、週刊ファミ通に掲載しきれなかった部分も含め、向峠氏へのインタビューをお届けするぞ!

 

『Elebits(仮題)』 プロデューサー
向峠慎吾
Mukaitoge Shingo

 

――ゲームの舞台は、Elebitsがいるけど現実世界に近い雰囲気ですね。
向峠 現実というか、パラレルワールドみたいなイメージですね。現実に近いところではありますが。
――家の中以外に、どういったステージがありますか?
向峠 後半に行くと、外に出ることができます。
――主人公は誰になるんですか?
向峠 それはまだ秘密にしておきます。
――Elebitsを集めていくと"ワット"が増えていきますが、これが増えるとどうなるのですか?
向峠 ゲームの本来の目的は、Elebitsを集めるというより、ワットを増やしていくことなんですよ。ワットはゲームの根本的な仕組みに絡んでいまして……。じつは、この世界では、Elebitsが隠れちゃって、電気が全部消えてしまったという設定なんです。Elebitsを集めてワットが貯まっていくと電気が回復し、さまざまな仕掛けを作動させることが可能になるのです。今回お見せしたものはE3バーションなので、わかりやすく電化製品に電気が入っていますけど、実際には段階があり、最初から電気は入りません。
――ゲーム中には、アイテムも用意されているようですが……?
向峠 アイテムの使いかたも変わっていて、通常のゲームのようにアイテムメニューを出して選択するという行為は極力排除しようと。本作ではアイテムの玉を持って、その玉を打ちつけて割ると発動するようになっています。赤い玉は、発動させるとまわりに電気が広がって、近くにいるElebitsがピヨってしまうんです。Elebitsはウロチョロして捕まえにくいので、こういったアイテムを使えば捕まえやすくなります。あと、青い玉はホーミングレーザーで、複数のElebitsを同時にロックオンして、一気に捕まえることができます。Elebitsがたくさん出てくると、ひとつひとつ撃って捕まえるのがたいへんなので重宝しますよ。
――いまは赤いElebitsと青いElebitsがいますが、ほかの色は?
向峠 ほかにもいます


――色によって性格や習性が違ったり? 青いElebitsは、のんびり寝てたりしていましたが……。
向峠 そうですね。まだ詳しいことは言えませんので、続報をお持ちください(笑)。

 

 

――『Elebits』のコンセプトをお聞かせください。
向峠 初めてWiiのコントローラーを見たとき、すごく衝撃が走ったんです。そのとき、Wiiではいままでと同じことをやっていたらダメだと思いまして……。『Elebits』は、このコントローラーを使ったらどういう遊びができるか、というところからスタートした企画なんですよ。そういった状況で開発していくのであれば、新しいキャラクターで新しい遊びを提案していきたいと。
――このゲームで、このコントローラーを使ってできることは?
向峠 まずWiiリモコンで、上下左右に視点を向けるというのが基本操作となります。すごいところはWiiリモコンは奥と手前も認識しているところです。それを活かすために、ドアを開くときにノブをつかんで手前に引く、という動作をつけたりしています。あともうひとつ、回転も認識しているところもすごいんですよ。回転のおかげで、持った物を逆さまにすることもできます。
――E3の出展タイトルには、そういうことができるゲームって少なかったと思いますが、始めからコレは入れるしかない、という考えはあったのですか?
向峠 そうですね。『Elebits』の場合、発想が逆で、このコントローラーでドアノブをひねってみたいよねとか、物を持って動かしてあらゆる方向から見てみたいよねとか……。このコントローラーで何ができるかってところからスタートしているので、逆にそれらを総合して『Elebits』になったイメージですね。
――Wiiのコントローラーは、振ったり斬ったりというイメージが強かったので、『Elebits』はすごいなぁと思いましたよ。
向峠 そうですね。初めはやっぱり敵を斬るのに使うのかな、というイメージがありました。それで実際に任天堂さんで触らせてもらったんですけど、そしたら、想像と全然違う……。こういうことができるハードだったら、実際に物を触ってみたいっていう衝動に駆られるのではないかと。実際に触ってみないとわからなかったことですよ。
――具体的にこんなことができます、というのを教えていただけますか


向峠 いま『Elebits』でできることは、物を持って動かすこと。あとは、蛇口やドアノブをひねる動作。押す引くで言うと、扉を開けるとか、引き出しをひっぱって開けるとか……。開発陣はやっていくうちに、鍋にニンジンとじゃがいも、チキンを入れて、はい、カレーとか、そんなことやってます。下手すると日常の動作が、何でもできちゃうんじゃないかと思います。
――たしかにそういう印象はありますね。
向峠 あと、物を壊すこともできますよ。実際に、皿を持って地面に叩きつけると割れちゃんです。ほかにも壺をつかんで、ひっくり返すと中の物が取れる、なんてこともできるんです。
――ゲームの目的はElebitsを捜すことですが、部屋の中を散らかしているだけでもおもしろいですよね。
向峠 今後、Elebitsを捜し出す手段をいろいろ入れていきたいと思っています。たとえば、庭にバスケットコートがあるのですが、バスケットボールをどこからか持ってきてバスケットゴールに入れるとElebitsが出てくるとか。謎解き的な要素も入れていく予定です。
――Wiiのコントローラーの、ヌンチャク部分はどのように使うのですか?
向峠 ヌンチャクについているコントロールスティックで、プレイヤーの移動を行います。あとは、CボタンとZボタンで、背伸びしたりしゃがんだりもできるんです。たとえば背伸びをして電球の裏に隠れているElebitsを見つけたり、しゃがんで机の下に隠れているElebitsを見つける。そういった動きができたりします。操作は両手を使いますが、決して複雑な動きにはなっていないと思いますよ。
――それは、プレイして実感しました。
向峠 女性の方にも試してもらったんですけど、すぐにこの操作に慣れてしまったので、本当に直感的なコントローラーなんだと思いますね。

 

 

――『Elebits』はE3に出展されていましたが、開発期間は短かったのでは?
向峠 Wiiは、開発環境のよさと任天堂さんのサポートもよく、開発は比較的やりやすいので。ただ、コントローラーが新しいので苦労しました。コントローラーの動きと画面上の動きがうまくリンクしているように動かすこととか、実際に物を持った感覚を味わえるように調整していくことがすごく難しいですね。
――ソフトの発売はいつごろになりそうですか?
向峠 ロンチ(Wii本体発売と同時)を目指しています!
――現在の開発の状況は?
向峠 基本的な遊びの部分はほぼ確立しているので、これからの作業は、仕掛けの種類を増やすとかステージを増やす、といった作業になってきますね。あとは、時間との戦いになります。
――E3で『Elebits』をプレイした人に聞くと、Wiiでいちばんやることが多かったという意見がほとんどでした。Wiiのコントローラーって、僕らも触ってみるまで何ができるのかわからなくって……。それをいちばんわからせてくれたのが『Elebits』なんだと思います。
向峠 現状このコントローラーは、大雑把な動きしかしないんじゃないかというイメージが強いと思うんですね。しかし、『Elebits』みたいな操作もできるんですよ!
――ちなみにこのコントローラーでは、いろいろな格好で遊ぶことができそうですよね。
向峠 こんな格好でプレイしている人もいますよ。
――そんな格好で……。確かに細かい調整が効きそうですね。
向峠 あと、このコントローラーは疲れそなイメージがあったのですが、慣れてくると手首だけで動かすので、じつはそんなに疲れないですね。
――寝転がってプレイすることもできそうですし。そういう意味でも、Wiiってやっぱり新しいですね。
向峠 そうですね。早く一般のユーザーさんにもWiiの感覚を体験してほしいですね。

 

※詳しくは6月30日増刊号(6月16日発売)の週刊ファミ通をチェック!!
 

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Elebits(仮題)

コナミデジタルエンタテインメント
対応機種 Wii
発売日 2006年発売予定
価格 価格未定
ジャンル その他 / 探索
備考 プロデューサー:向峠慎吾

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