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ニュース 伝説のアリVS猪木戦再現! 『アリ』特別試写会開催
2002年4月17日
▲アリを演じるウィル・スミスの来日に、燃える闘魂が応援に駆けつけた!
 いわれなき差別と国家反逆罪の汚名に苦しみつつも、通算61戦56勝5敗という驚異的な成績を残した伝説的ボクサー、モハメド・アリ。彼の苦難と栄光に満ちた10年間を描く映画『アリ』の日本初披露となる特別試写会が4月16日に日本武道館で行われた。上映前には、本作でモハメド・アリをみごとに演じたウィル・スミス、そして、かつてアリと戦った唯一のプロレスラーであるアントニオ猪木が登場。アリへの思いや映画にかける意気込みを語ったのだ。


▲ド派手な入場パフォーマンスで会場はヒート! ▲アリとの思い出を楽しげに語るアントニオ猪木。
 まずは、おなじみのテーマ曲『イノキ・ボンバイエ』をバックに、割れんばかりの拍手と歓声に迎えられてアントニオ猪木が登場。「元気ですかーっ!! 元気があれば何でもできる。きょうも元気にがんばっております」とあいさつし、大いに会場を沸かせた。

 続いて登場したウィル・スミスは、舞台上にしつらえられたリングで軽快なフットワークを披露したのち「ここに来られてとってもうれしい。日本は今回で3度目だけど、来るたびに好きになっていくのがわかるよ」とコメント。さらに通訳に向けて「僕がしゃべったこと全部翻訳しなきゃならないんだよね」と断ってから、みごとなラップビートで通訳を困らせるジョークも見せ、観客を大喜びさせた。

▲過酷な役作りの甲斐あって、劇中では本人さながらの演技を見せるウィル・スミス。
 まずモハメド・アリの印象を聞かれた両名。ウィル・スミスは「彼はとにかく愉快な人。完成したフィルムを見てもらったら『僕ほどじゃあないが、僕自身に迫るほどハンサムに撮れているな」と言われたよ(笑)。あと、『君が私を演じてくれたことを光栄に思う』と言ってくれた。それが何よりうれしかった」とコメント。アントニオ猪木も「試合をする前はもちろん親しくつきあうチャンスなんてなかったけど、終わったあとにはすごく楽しいヤツだっていうのがわかりましたね。いまはパーキンソン病が進行していていろいろ大変だろうけど、それでも楽しい男であることには変わりない」と、思い出を振り返りつつ語った。

 また、映画に向けての役作りについてウィル・スミスは「まず最初に、彼のフィジカルな面を再現することから始めたんだ。どんなトレーニングをして、どんな体を作ったか、というところから。そして最終的にリングに立って、"自分を倒したがっている奴が目の前にいる"という状況を体験して、初めてファイターとしての彼を理解できたと思う」とコメント。本作のために20キロ以上の増量に挑戦したという苦労をうかがわせた。

▲シメはやっぱり「1・2・3・ダー!!」
 そのウィル・スミスについてアントニオ猪木は「アメリカがすごい、と思うのは、こんなにアリと似た人を捜してきて、さらにいろいろ工夫して本人そのもののキャラクターを作っちゃうということ。動きもほとんど同じですね。まさにアリになりきっている印象です」と、驚きを見せつつ語った。

 最後はアントニオ猪木がウィル・スミスに、あの猪木VSアリ戦のサイン入り写真パネルを贈呈。「家宝にするよ!」と大喜びのウィル・スミスとともに、あの"アリキック"を再現するなどのパフォーマンスを見せつつ、アントニオ猪木の代名詞的パフォーマンス「1・2・3・ダーッ!!」と、ウィル・スミスの「とにかく本当にありがとう。スタッフ、キャスト、僕の家族、そしてアリに代わってお礼を言うよ。楽しんでくれることを心から祈っている」というあいさつで、特別イベントは幕を閉じた。

▲超貴重な写真パネルに大喜びのウィル・スミス。 ▲本物のアリキックにウィル・スミスもタジタジ!?

 "蝶のように舞い、蜂のように刺す"と自称した華麗なファイトと、オリンピックの金メダルを川に捨てるといったスキャンダラスな言動で、現在にいたるまでも多くの人の心にに強い印象を残しているモハメド・アリ。彼の人生、そして主張をあますところなく描いた『アリ』は、まさに必見と言えそうだ。

アリ
公開日 2002年5月25日
劇場 丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系
監督 マイケル・マン
出演 ウィル・スミス、ジェイミー・フォックス
配給 松竹、日本ヘラルド映画
公式サイト http://www.ali-movie.jp/

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