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主題歌はglobe! 不朽の名作『サイボーグ009』復活 |
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2001年9月20日 |
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日本漫画界に多大な足跡を残した故・石ノ森章太郎。彼の代表作『サイボーグ009』が、新たなアレンジを加えたTVアニメとして10月14日から放映される(毎週日曜18時30分〜19時 テレビ東京系)。その製作発表会が9月20日、東京・六本木ヴェルファーレで開かれた。会見には主題歌のほか劇中で使用される音楽の大半を手がける音楽プロデューサー・小室哲哉も参加。新世紀によみがえった不朽の名作への思いを語った。
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▲基本的なキャラクターデザインは21年前のものと大きな違いはないようだ。 |
『サイボーグ009』は、世界を破滅へ導く武器商人組織・ブラックゴーストに改造された9人のサイボーグが、組織を脱走して平和のために戦うというストーリー。21年ぶりのテレビ放映となる本作は、エイベックスの長澤プロデューサーによると「過去のアニメ作品のリメイクに留まらず、原作をもとにした大胆なアレンジを加える」とのこと。
続いて長澤プロデューサーは「通常TVアニメは3000枚程度のセル画で作りますが、今回はすでに1万3000枚を突破しています。OVAや劇場用作品なみのハイクオリティな映像になるはずです」とコメント。さらに「石ノ森先生が遺された未完のエピソード"天使編"を初めて映像化します」と、驚きの新事実を明かした。
主人公・島村ジョーこと009の声を演じる櫻井孝宏は「いままでジョーを演じてこられた方々に負けないようにがんばります」と決意を表明。008・ピュンマ役の岩田光央は「この作品が、新たにファンになる子供たちと、かつてファンだったご両親のコミニュケーションのきっかけになれば最高ですね」と思いを語った。
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▲左から009島村ジョー役の櫻井孝宏、008ピュンマ役の岩田光央、001イワン・ウイスキー役の植田佳奈。 |
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▲「イメージ的に『サンダーバード』とダブる」と『009』について語る小室哲哉。 |
globeを率いてオープニング『What's
the justice?』とエンディング『genesis
of next』を担当する小室哲哉は「僕も(21年前の)アニメを観ていたんですけど、そのときに日本のアニメっぽくない、国際的という印象を受けました。僕がやっている音楽であるトランスともよく合うと思います」とコメント。「キャラクターそれぞれの戦士としての側面に限らず、エモーショナルな面も表現したいです」と意欲をのぞかせた。
最先端の映像表現と、時代を先取る小室哲哉の音楽が融合して生まれ変わる『サイボーグ009』。放映開始が待ち遠しい!
(C)2001石森プロ/サイボーグ009製作委員会・テレビ東京 |
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