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ニュース Lモード対応FAX 各メーカーから次々発売
2001年4月20日
▲NECのLモード対応FAX第1弾"SPL-N11W"。メールを簡単にプリントアウトできるのが便利。
 6月のサービスインが決定したNTT東日本、NTT西日本のLモード。さっそく、NECと松下電器が同サービスに対応したFAXを発表した。NECは2機種を5月18日に、松下電器も同じく2機種を6月1日から販売する。いずれも、Lモードサービスを利用するための大型液晶ディスプレイを搭載しているのだ。

 NECのLモード対応機第1弾は、子機が2台付属する"SPL-N11W"と子機が1台の"SPL-N10"。画面は5インチのモノクロ液晶が採用され、このディスプレイでLモードが提供するEメール(最大2000文字)の閲覧、天気予報やオンラインバンキング、コミュニケーションツールといったウェブの閲覧などが行える。さらには、メールやウェブサイトの情報をプリントアウトすることもできるのだ。

 Lモードを利用できるのは親機のみで、この親機の電話帳には100件までの電話番号とメールアドレスが登録できる。本体にはサイズも大きめな"メールボタン"、"マイメニューボタン"を搭載しており、ワンタッチでメール送受信やサイト閲覧の切り替えが可能。Lモードサイトから好みの曲をダウンロードできる着信メロディー(4和音)機能もサポート。FAX機能では、送信前の原稿や受信したFAXを液晶画面で確認できるため、使いかたによっては紙やインクの節約にもなるのだ。なお、2機種ともコードレスのハンドスキャナも搭載している。

▲家庭なら、気がねなく16和音サウンドが楽しめるかも?
 いっぽう松下電器のLモード対応FAXは、子機が2台付属の"UF-L1WCL"と1台の"UF-L2CL"。こちらもLモードの利用は親機のみ。こちらの着信メロディー機能は16和音に対応しており、Lモードサイトの16和音対応メロディ配信サイトからお気に入りの曲をダウンロードすることができる。ほか、NECの2機種と同じようにLモードサービス全般の利用、受信した情報のプリントアウトなどに対応。ハンドスキャナーも付属する。

 価格は、NECのSPL-N11Wが85000円、SPL-N10が75000円。松下電器の2機種はオープンプライスとなっているが、現行販売されている液晶画面つきFAX"パナファックスA7WCL"の実売価格が70000円前後となっており、松下電器によるとこれと同程度の値段になる見込みという。

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