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タカラから本格的人型ロボットが登場! |
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2001年1月30日 |
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▲おもちゃ感覚で楽しめる2足歩行ロボット! |
タカラは遠隔操作が可能な人型ロボット"DREAM
FORCE(ドリームフォース) 01"を発表した。これは、無線によるラジコン操作のほか、携帯電話でのコントロールも可能なロボット。
ドリームフォース01の開発を行ったのは、タカラとラジコンメーカーの太陽、携帯電話向けコンテンツの制作会社インデックス。1995年からタカラが企画していたアイデアに、太陽が持つメカニック技術とインデックスの通信技術が融合して完成したロボットなのだ。
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▲操作の腕しだいで精密な動作もなんなくこなす。 |
ドリームフォース01は、足の裏に装備したローラーで疑似2足歩行を実現した人型ロボット。可動部分は足とひざ、腰、肩、ひじと手首など多岐にわたる。おじぎをしたり、物をつかんで持ち上げたりといった動きを楽々こなすことができるのだ。また、頭部にはCCDカメラを装備。ドリームフォース01が見ている光景を操縦者に送信することもできる。
また、携帯電話での遠隔制御のために、インデックスがM.A.R.S.(Mobile
Accessible Reote-contorol System)という制御システムを開発。これは、携帯電話からの指令を内蔵PHSモジュールで受け取り、それにあわせてボディ各部を総合的にコントロールするというもの。コントローラーにはNTTドコモのiアプリに対応した携帯電話を用い、カメラからの画像などをリアルタイムに表示することもできるのだ。
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▲外部にパーツをつけて、それを取り合うバトルも楽しめる。 |
会場ではラジコン操作で積み木くずしや1対1の格闘をこなし、携帯電話による操作でグラスにワインを注ぐ、といったデモンストレーションを実施。実際の生活の場でも、ホビーとして楽しむほかに、留守宅のセキュリティやペットの世話などさまざまな用途が考えられるロボットとのことだ。
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▲ロボットからの画像を写すヘッドマウントディスプレーも開発中。 |
なお、店頭販売は2001年秋ごろになる予定。まずラジコンタイプが48000円(予価)で発売され、続いてPHSモジュールの小型化に成功ししだい携帯電話制御タイプを78000円(予価)で発売する。さらに、内部構造がむき出しになり、メカニカルな雰囲気が楽しめる"DREAM
FORCE 01 PRO"が98000円(予価)で発売される予定。
■ドリームフォース01登場! |
■ワインも注げる高性能! |
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DREAM FORCE(ドリームフォース) 01 |
発売日 |
2001年秋(予定) |
価格 |
【ラジコン型】48000円(予価) 【携帯電話制御型】78000円(予価)
【PROタイプ】98000円(予価) |
メーカー |
タカラ |
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