スマートフォン解析 『ペルソナ5』主人公の仲間たちやストーリー展開について、ディレクター・橋野桂氏へのインタビューを全文掲載!【週刊ファミ通2015年9月24日発売号より】 - コミニー[Cominy]
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2015年10月02日 18:00

『ペルソナ5』主人公の仲間たちやストーリー展開について、ディレクター・橋野桂氏へのインタビューを全文掲載!【週刊ファミ通2015年9月24日発売号より】


 『ペルソナ5』PV第3弾の公開を受け、週刊ファミ通2015年10月8・15日合併号(9月24日発売)では、ディレクター・橋野桂氏へのインタビューを掲載しました。当記事では、インタビューの全文を掲載。PVとあわせてチェックされたし!


▲『ペルソナ5』の描き下ろしイラストが表紙を飾った週刊ファミ通2015年10月8・15日合併号。バックナンバーのお求めはコチラからドウゾ。


▲アトラス・ペルソナチーム
『ペルソナ5』ディレクター 橋野桂氏




主人公と出会い、
ともに怪盗となる仲間たち


──まずは、発売時期が2016年夏に改められた本作の開発状況をお聞かせください。

橋野 今年2月にPV第1弾を公開し、ファミ通さんのインタビューをお受けしたときからも変わらずに続けているのですが、いまはゲーム内容のディテールを磨いている真っ最中です。ありがたいことに、本作を楽しみにしてくださっている皆さんの期待は僕たちも感じておりまして、だからこそ、目指したいクオリティーに到達するまでの“綱渡り”を日々慎重に、着実に進めています。到達点にいたる1本のロープはしっかり見えていますので、どうかもう少々お待ちください。

──楽しみにしています。今回の続報では、PV第1弾でも姿を見せていた仲間たちのプロフィールが新たに公開されました(※)。

橋野 主人公と同様、仲間たちもそれぞれが何らかの問題を抱えている……ということを前回お話ししましたが、さらに言うと、彼らは自分の“居場所”をなくしてしまっている側面があります。そんな境遇の中、ふとしたことからイセカイナビを手にした彼らは、それを利用して人助けや世直し稼業にのめり込んでいくんですね。竜司は、4月の登校初日に主人公と出会い、やがて怪盗団を始めるキッカケになるキャラクターです。主人公と秘密を共有し、お互いを必要とし、悪友とも言える間柄になる竜司は、怪盗団の働きを通じて世直しをしたい、自分たちの存在なり意義なりを世間に知らしめたいと考える、いかにも義賊らしい性格。そんな明快さや、怪盗団の先陣を切るような勢いは、彼が召喚するペルソナ“キャプテン・キッド”にも表れています。

(※仲間たちのプロフィールは、週刊ファミ通の記事または公式サイトをご覧ください)

──高巻杏については、いかがですか?

橋野 杏は、その日本人離れした雰囲気で周囲から一目置かれ、同時に心の距離も置かれてしまっています。本来は自分のことをしっかり主張する性格で、たとえ目立つ装いでも自分がいいと思ったものは好んで身につけたりする彼女らしさを持っているのですが、ふだんは周囲を意識して、よくも悪くも自分を抑えているところがあるんです。そんな彼女も怪盗団の一員になれば活き活きとしますから、そういうギャップも杏の個性になると思いますね。彼女のペルソナは、オペラや小説といったフィクションの世界において、純然たる善人ではないけれども、自分の生きかたを貫き通す女性として描かれることが多い“カルメン”がモチーフになっています。

──モルガナは、どのような存在ですか?

橋野 いまはモルガナについて明かせることが少ないのですが、パーティーの中ではいちばん怪盗らしい、誇り高き案内猫ですね。主人公たちの指南役として振る舞う一方、みずからの出自についてはモルガナ自身もわかっておらず、自分捜しをしているような面もあります。




ピカレスク・ロマンを
ゲームで実現するために


──キャラクターのペルソナはいずれも、フィクションでよく描かれる存在が『ペルソナ5』ならではの解釈になっていますね。

橋野 “アルセーヌ”を召喚する主人公を含め、彼らがそういったフィクションを愛好しているような背景はとくにありませんが、パレスという心の異世界においては、現実世界に存在しないからこそ人々から求められる“ピカレスク・ヒーロー”たる主人公たちの力が、ペルソナとして具現化します。どのペルソナもじつにストレートなネーミングですが(笑)、彼らがどんな深層心理で、どんなピカレスク・ヒーローに共感するだろうか……など、かなりの検討を重ねてモチーフを選定しました。まさに本作らしい、新たなペルソナ使いたちの物語をお届けしたいと思っています。

──主人公と竜司、杏の3人が序盤で出会い、怪盗団を結成していく展開になるのでしょうか?

橋野 そうですね。さらに、『ペルソナ3』や『ペルソナ4』と本作の展開が異なる点を挙げるとすれば、今回の主人公たちは、何らかの事件や危機に“巻き込まれる”ような形で動き始めるのではなく、彼ら自身が見出す目的をもって、“自分から”世直しを始めるところにあります。ピカレスク・ヒーローというものは、フィクションとして客観的に見るぶんには楽しかったり憧れたりしますけど、自分もそんな風になりたいと思うかは別ですよね。自分がなぜ、身の危険を冒してまで、自分以外の誰かのために世直しをしなくてはいけないのか。自分が主人公たちの立場に置かれたら、彼らの行動に共感できるだろうか。“自分”が主人公となるゲームの場合、こうした物語の動機付けをしっかりさせないと、ピカレスク・ロマンに感情移入してもらうことは難しく、その着地点を見つけるまでに相当な思案を重ねました。いまは、それを実現するために考え抜いた工夫をすべて盛り込んでいます。主人公たちがいかにして怪盗団を結成し、一世を風靡していくのか、その先には何が待っているのか。“自分”の物語として、楽しんでもらえることを志向しています。




日々のドラマが
大きな物語を成していく


──主人公たちとは別の高校に通っている喜多川祐介も、怪盗団に加わるようですね。

橋野 祐介もまた、ある問題を抱えており、主人公たちと出会うことで彼のドラマが動き出します。本作の物語はオムニバス的な構成になっていて、主人公たちによる世直しのひとつに深く関わるのが祐介ということになりますね。特定の敵や犯人をずっと追い続けるわけではなく、連続ドラマさながらに目的やターゲットが毎回異なるというのも、本作がこれまでの『ペルソナ』シリーズとはひと味違う特徴です。じつを言うと、これによってゲーム全体のボリュームがかなり盛りだくさんになり、開発とブラッシュアップにたいへんな時間を要しているわけですが……。

──ますます待ち遠しくなるお話です(笑)。ネタバレにならない範囲でさらに聞きたいのですが、本作はオムニバス的な構成でありつつも、物語の全体を通して、主人公たちに何らかの大きな目的が生じたり、伏線が散りばめられていたりもするのでしょうか?

橋野 なかなか答えにくいですが、鋭い質問ですね(笑)。たとえば、イセカイナビとはそもそも何なのか? 世間で多発しているという“精神暴走”(PV第3弾で聞こえてくるキーワード)は、果たして主人公たちの物語に関係するのか? ……といった具合に、いま公開している情報や映像の中にも、じつは物語の“幹”に絡む部分があるかもしれません。そのあたりにもぜひ注目してください。




日常と非日常、
その交錯の先に──


──PV第3弾では、新宿や渋谷、四軒茶屋といった場所を主人公が歩いているシーンがありました。日常の描写も気になります。

橋野 本作では、都内を中心にいろいろな場所へ行けます。フィールドを歩いて誰かと会ったり施設を利用できる場所もあれば、人間関係の広がりによって足を運ぶ場所、イベントなどの機会で訪れるスポットもあります。PVでお見せしたミニゲーム的なシーンも、特定の場所に行くと楽しめる要素で、主人公のいわゆる“自分磨き”に関わるものですね。こうした日常の遊び要素については、続報で改めてお伝えしたいと思います。

──非日常の舞台となるパレスは、古城やピラミッド、美術館など、いかにも怪盗が挑むにふさわしい雰囲気を感じさせますね。

橋野 どのパレスも、見た目こそベタなフィクションを彷彿させるかもしれませんが、すべては『ペルソナ5』のテーマ、バックグラウンドをともなって存在しています。本作では、ふだん何気なく見たり触れたりしていたものがじつは非日常とつながっている、ある種の“身近さ”を意識していまして。たとえば、イセカイナビからして、スマホのアプリという位置付けですし、それを使って命懸けの暗躍をする主人公たちも、ふだんは周囲と同じレールの上に乗っているように他者からは見えることでしょう。『ペルソナ』シリーズは、プレイヤー自身と同じように土日や平日を過ごしている少年少女が、非日常の世界に足を踏み入れて成長していく、その体験こそが根幹にあります。本作のゲームプレイを経て、皆さんの見慣れた通勤路や通学路が、いつもとは違った見えかたになるようなことがあったら、そこで初めて、『ペルソナ5』という作品が完成するのではないかと。そんな思いを込めて、作っています。

──体験できる日を心待ちにしています!

橋野 お待たせしており、本当に申し訳ありません。本作ならではの楽しさを日々磨き上げていますので、どうぞご期待ください!


『ペルソナ5』公式サイト
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※画面は開発中のものです。

(すべての人に公開)

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