スマートフォン解析 『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』がもっと遊びたくなる開発者インタビュー【週刊ファミ通より全文掲載】 - コミニー[Cominy]
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2014年09月13日 00:00

『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』がもっと遊びたくなる開発者インタビュー【週刊ファミ通より全文掲載】


 先日発売された『P4U2』、楽しんでいますか~?
 9月11日からは追加キャラクターの“マリー”がPS Storeで配信開始となり、9月25日からは“マーガレット”の配信も始まる予定。引き続き、ペルソナ格闘の決定版を楽しみたいですね。

 週刊ファミ通2014年9月18・25日合併号(9月4日発売)では、本作を共同開発したアトラス&アークシステムワークスの開発者たちへのロングインタビューを掲載しました。
 以下では、その全文を特別掲載!


写真左:
 和田和久氏(アトラス/ディレクター)
写真中央:
 井口屋タクミ氏(アークシステムワークス/アシスタント・プロデューサー)
写真右:
 福本征士氏(アークシステムワークス/ディレクター)




新キャラクターの注目点は?
クリエイターのマイキャラは?


――まずは、前作『P4U』発売後の反響と、今回の『P4U2』への思いを教えてください。

和田 前作は、アークシステムワークスさんの力をお借りし、『ペルソナ』シリーズ初の対戦格闘ゲームを作ることにチャレンジした作品でした。おかげさまで、『ペルソナ4』の正統なる続編として遊んでくださったファンの方や、格闘ゲームファンの方たちからもご好評をいただき、格闘ゲームの新参者として十分に存在感を示すことができたと思います。もともと、1作だけで終わらせたくないという思いもありましたので、前作では区切りのいいところでストーリーを終えつつ、さらに続く可能性も感じられるようにしたいと当初から考えていました。

井口屋 前作は女性のユーザーも非常に多いタイトルとなるなど、格闘ゲームのユーザー拡大にもひと役買うことができました。『P4U2』でもその流れをさらに広げていこうと、アトラスさんといっしょに検討を重ねましたね。

――『P4U2』では、新たな参戦者が9名も加わりました。この増えかたもすごいです。

福本 はい、格闘ゲームの2作目としてはかなりの増加になりました。前作では井口屋が担当していたキャラクターの作り込みやバランス調整などは、今回は僕がディレクションを担当しています。なおかつ、本作の新たな参戦者のうち、久慈川りせについてだけは、井口屋が細かいところまで助言やリクエストをくれましたね(笑)。

井口屋 じつは前作のときからりせに参戦してほしいと思っていて(笑)、今回ついに叶いました。彼女のペルソナの戦闘形態をアトラスさんがデザインしてくださり、ストーリー上の必然性も持たせていただけて、うれしかったですね。そして福本が、格闘ゲームにおける彼女を作り込んでくれました。

福本 りせはアイドルということで、“音”に重点を置いたアクションを作りました。また、キャラクター的に、好戦的なインファイター(接近戦を得意とするファイター)ではないとも思ったので、歌やダンス、ペルソナなどの勢いで攻撃するスタイルになっています。

――元気な彼女らしいスタイルですね。同じく『ペルソナ4』から新たに参戦した、足立透に関してはいかがですか?

福本 足立は、女性のファンが多いということもあり、操作をなるべく簡単にしています。足立自身はそれほど強くないのですが、ペルソナが非常にパワフルな攻撃をするなど、こちらも彼らしいスタイルに仕上げました。

――足立は本作のストーリーでも重要な立ち位置にいますね。ファンの注目を集めました。

和田 前作のときから、足立を登場させてほしいという声をたくさんいただいていました。僕たちも本作でぜひ参戦させたいと思ったわけですが、彼は『ペルソナ4』の事件の後、警察に身柄を確保されていますから、ストーリー上の必然性は綿密に検討しましたね。

井口屋 弊社の中にも足立ファンの女性スタッフが多くて、足立らしいモーション作りを追求していました。彼の一挙手一投足に込められたこだわりに注目してほしいです。



――今回の事件の黒幕を名乗る皆月翔は、ペルソナを持っていない点も重要ですね。

和田 “ペルソナ格闘”を銘打つタイトルで、ペルソナがないキャラクターを出してもゲームとして成り立つかどうか、シナリオを検討する段階でアークシステムワークスさんにも相談したところ、福本さんが「大丈夫ですよ」と意外にも即答してくれました。

福本 前作でも、ラビリスとシャドウラビリスがそれぞれのユーザーを獲得していたので、今回も皆月とミナヅキというふたりのキャラクターを打ち出せると思ったんです。僕が格闘ゲームを遊ぶときは、いわゆるマイキャラを作らず、いろいろなキャラクターを使いたいと思うタイプなのですが、皆月については、ペルソナ格闘なのにペルソナがないところが何だか好きで、よく使っています。



――なるほど。和田さんと井口屋さんは、マイキャラを挙げるとしたら誰ですか?

和田 僕は巽完二ですね。投げが得意なキャラクターが個人的に好きなんです。『バーチャファイター』シリーズではウルフ、『鉄拳』シリーズではキングみたいな(笑)。

井口屋 私のマイキャラはやはり、りせですね。ちなみに、前作では里中千枝がマイキャラですと公言したとき、千枝が強いと感じられている方から「ひいきしているのでは?」と言われたこともありますが(笑)、もちろん、そのようなことはありませんので!




本作の“変化”を担う
『ペルソナ3』からの面々


――『P4U』シリーズは、『ペルソナ3』から成長したキャラクターが登場するという面でも話題となりました。『P4U2』では、新たに4名(3名と1匹)が参戦しましたね。

和田 はい。本作における『ペルソナ3』のキャラクターたちは、いい意味での“変化”を打ち出す役割を担っていて、ストーリーと格闘ゲームの両面から作品の幅を広げていくようなスタイルを目指しました。岳羽ゆかりや、前作から登場している桐条美鶴、真田明彦などは随分とユニークな格好になっていますが、キャラクター性そのものは崩していませんし、彼らがいつもあの格好をしているわけではないとフォローしておきたいと思います(笑)。

――『P4U2』で大学生になったゆかりは、戦隊ヒロインを演じる仕事の撮影中に、たまたま緊急招集されたんですよね。

和田 はい。キャラクターデザイナーの副島(副島成記氏)も、シリーズで以前から登場していた“不死鳥戦隊フェザーマン”を一度しっかり描いてみたいという思いがあったようで、ノリノリでデザインしてくれました。ゆかりらしく弓矢で戦う理由にもなっていますね。

――伊織順平も、ふだんはアルバイトで生計を立てつつ、少年野球のコーチに励んでいるという、これまた彼らしい現在の姿です。

和田 じつは、野球のほかにも順平のいろいろな設定を検討していました。たとえば、エアバンドのギタリストとして“J・P”を名乗る順平や、シャドウワーカー(美鶴がリーダーを務める特務部隊)のエージェント風な格好をした順平など……。いろいろな案が出る中で、最初に出た“野球”に軍配が上がりました。

――中学2年生になった天田乾も、その姿が公開されたときは大反響となりました。

和田 小学生から中学生になる時期というのは、見た目の変化が大きいですから、ゆかりや順平のように独特な格好をしていなくてもインパクトがあったようで、僕たちにとっても予想以上に大きな反響がありましたね。

福本 格闘ゲームの面では、ひとりと1匹の“共闘”にこだわりました。本作のシステム的に難しいところもあり、コロマルはペルソナと同様、天田が呼んだときだけ現れるスタイルも検討したのですが、コロマルはれっきとした仲間ですから。ほかの参戦者とのバランス調整などに苦労しましたが、共闘を実現できてよかったです。




『P4U2』をこれからも
楽しんでください!


──追加キャラクターのマリーとマーガレットについても教えてください。このふたりもまた、おもしろそうですね。

福本 マリーには、天気アイコンという独自の要素があり、天気によってキャラクターの性能が変化します。たとえば、雨のときはHPが徐々に回復したり、別の天気では飛び道具の数が増えたりと、さまざまな効果があります。特定の技を使うと、ラウンドの途中で天気を変えることもできますが、最初のラウンドは晴れで、つぎのラウンドでどんな天気になるかは始まるまでわからないので、その天気に合わせて戦うのが基本になりますね。

井口屋 ちなみに、マリーどうしが戦うときはひとつの天気を共有します。自分の得意な天気に変えるのも手ですが、やはり、どの天気にも柔軟に対応できると強いですよ。



──3体のペルソナを使い分けるマーガレットも、強いキャラクターになりそうです。

福本 はい。マーガレットがくり出す技によって、現れるペルソナが変わります。ペルソナゲージ(ペルソナ本体が攻撃を受けるとひとつ減るゲージ)が8つもあるので、ペルソナブレイクを起こす心配も少なく、好きな技をガンガン駆使できるのが爽快です。

──ちなみに、マーガレットのペルソナ3体はどのような基準で選んだのですか?

和田 マーガレットの通り名よろしく、イケメンのペルソナだからです(笑)。『ペルソナ4』でも、マーガレットが召喚するペルソナはそういうコンセプトだったので、彼女が召喚していた中からベスト3を選びました。

──マーガレットの通り名は“イケメン飼いのドS秘書”ですね(笑)。参戦キャラクターたちの通り名はどれもおもしろいです。

和田 通り名もかなりの検討を重ねたうえで決定しています。お蔵入りにしたものをちょっとだけ明かしますと、りせの“厚顔無恥の音響兵器”や、陽介の“シャッター街の虐殺者(ジェノサイダー)”、完二の“ハッテン暴走特急”などなど。相当な数の案がありました。



──なるほど、興味深い……! おもしろい通り名があると、ユーザーのあいだでも話題のキッカケになりますね。

井口屋 本作では、ネットワークを介して交流や対戦ができるロビーも新たに用意しましたから、気軽にチャットなどでコミュニケーションを楽しんでほしいです。極端な話、対戦は二の次でもいいので、まずはロビーという集いの場に来てほしいですね。

福本 それから、願わくば、ぜひいろいろなキャラクターに触れてみてほしいとも思います。『P4U2』の面々は本当に個性豊かですし、たくさんのキャラクターに触れて、たくさんの人と対戦すると、上達も早いですよ。

──さっそく実践します! 和田さんからも、最後にメッセージをお願いします。

和田 僕自身、前作のオンライン対戦にこっそり参加しまくっていたので(笑)、本作もぜひ楽しみましょう! また、『ペルソナ4』の続編として位置付けた“P-1グランプリ”編は本作で完全決着しますが、個人的には、機会があれば、また何らかの形でペルソナ格闘を作りたいとも思っています。とはいえ、いまは何も決まっていませんので、これからも『P4U2 』を楽しんでいただけるとうれしいです!


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※画面は開発中のものです。

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