スマートフォン解析 プロゲーマーsako氏に直撃インタビューその3 - コミニー[Cominy]
アーケードーゲーム好きの週刊ファミ通編集者。本誌では、はいぱあ新着通信や対戦格闘ゲームの攻略記事を担当。『スパIV』では、ガイ、ブランカを使用中。おもにPS3版で通信対戦やってます。タグは【toyo_3kyoudai】です。マッチングした方はお手柔らかに!



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2011年07月26日 16:06

プロゲーマーsako氏に直撃インタビューその3

 こんにちは、ブログ担当の豊泉三兄弟(次男)です。さっそくですが今回は、プロゲーマーsako氏のインタビュー3回目をお届けします! 

 

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sako氏
チームホリに所属するプロゲーマー。芸術的なコンボを武器にしたプレイスタイルは、観る者を魅了する。なお、格闘ゲームのみならずゲーム全般が好きで、RPGやアクションゲームをやり込んだ経験もあるのだとか。

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●ウメハラ氏との初対決の印象は?

 

豊泉 本格的に大会に出始めたのはいつころ?

sako 『ストIV』でも大会にはほとんど出ていません。家庭用が発売されてから『ストIV』をやり込み始めて……大会に出始めたのは『スパIV』の"GODSGARDEN Online"からですね。

豊泉 あの大会はウメハラさんから連絡が来るものなんですか?

sako う?ん、運営の人から連絡が来たみたいなんですけど……。

sako(嫁) この人はパソコンもほとんど触らないし、携帯のメールすらちゃんと読まないんですよ。何回かメールで連絡が来ていたらしいのですが……。それでも返信がないから友人のねこはしさんがsakoに口頭で伝えたんです(笑)。

豊泉 ねこはしさんが伝えなかったらプロデビューもなかったかもしれませんね(笑)。ちなみに、大会のオファーがあったときはどう思われました?

sako 大会の実績があるわけでもないし、「俺でええんか」と思いました。ウメハラくんと対戦したのも『スパIV』のオンライン対戦が初めてでしたし。

豊泉 ウメハラさんとはオンライン上ではけっこう対戦してたんですか?

sako そうですね。何回かやったことがあります。ウメハラくんとじっくり対戦したのはそれが初めてですよ。

豊泉 ウメハラさんと対戦したときの印象は?

sako メチャメチャ強かったですね。なんと言うか、ウメハラくんはあるひとつの理想系ですよね。対空がすごくうまいし、波動拳を使った横の押しもすごい。それでいて地上戦もできる。すごく変わったことをやっているわけではないのですが、ひとつひとつのレベルがものすごく高い。あとは勝負どころに強いですよね。勝負どころに強いということがいちばんデカいのかもしれません。負けない戦いかたというか、勝ち方を知っているという印象でした

豊泉 そのときのsakoさんの使用キャラクターはキャミィでしたが、キャミィを使っている理由を教えていただけますか?

sako キャノンストライクがすごくおもしろかったからです。この技は低空で出すことができるので、「これはだいぶアカンやろ」って思いました(笑)。 キャミィは『ストIV』の家庭用から使っているんですけれど、当時はサガットやゴウキなど、ほかのキャラクターが強すぎてキャミィの強さが目立っていなかったんです。それが『スパIV』になってめくりができるようになって選択肢が増えたので「これはもうキャラランクの上位にくるな」と思ってメインキャラクターにしました。

豊泉 めくりを絡めた連携は強力でしたね。

sako そうですね。このゲームの“表裏の二択”は強いですよね。キャミィは表裏ニ択に加えてコンボも強いのでおもしろかったです。

豊泉 ほかにはどんなキャラクターを使うんですか?

sako あとはいぶきがおもしろいですね。『ストIV』だったらスピニングバードキックを使ったコンボがおもしろくて春麗を使っていたのですが、『スパIV』でできなくなったコンボがあって……「おもちゃを取られた」という感じだったので使うのを辞めちゃいました。『ストIV』はゴウキと春麗、『スパIV』はキャミィ、いぶき、ローズですね。

豊泉 ローズは、キャミィやいぶきと違ってコンボがおもしろいというわけでもなさそうですが、使っていたのはなぜですか?

sako ローズはコンボがおもしろいというより、立ち回りの駆け引きを楽しむために使っていました。立ち回り重視のキャラクターは、地上の差し合いに勝たないと絶対勝てないので自分の実力がはっきりと出るんですよ。それがおもしろくて使っていました。立ち回りを強化する意味もありました。

 

●『AE』での使用キャラクターは……?

 

豊泉 それでは『アーケードエディション』(以下、『AE』)での使用キャラクターはどうされるんですか?

sako まだ確定はしてないですが、第一候補はヤンですかね。ユン・ヤンは避けようかと思ったんですけど、やっぱり強いから(笑)。

豊泉 sakoさんの使用キャラクターを選ぶ基準はなんですか?

sako コンボがおもしろい、自由度が高い、選択肢が多い、といったところですね。おもしろいと言ってもさすがに弱過ぎるキャラクターはやる気になりません。キャラクターの見た目についてはそんなに気にしないですね。『ストII』ならザンギエフとかT.ホークも使いますし、『ストIII』はユリアンですから(笑)。

豊泉 2011年6月に行われた海外のゲーム大会”Revelations”ではいぶきを使っていましたが?

sako 『AE』でキャミィのコンボのタイミングがずいぶん変わっているので、へんな癖がつかないようにするためキャミィは使わず、その代わりにいぶきを使っていました。いぶきは結構いけると思ったんですが、ユン・ヤンには少しきびしいですね。でもそれ以外に対してはまだ可能性があります。引き続き研究ですね。

豊泉 キャミィはまだいけそうですか?

sako うーん、結構きびしいですね。まぁでもまだ家庭用が発売して間もないので、トレーニングモード(以下、トレモ)でまた研究してみます。

豊泉 トレモの話題が出ましたが、コンボの練習方法にコツはあるんですか?

sako ただひたすらに練習するだけですよ。それで人と話しながらでもミスをしないようになるまで練習するんです。

豊泉 コンボのコツはひたすら練習すること?

sako そう。もうひたすら練習するだけです。たとえば人と話しながらやったり、何も考えずにやってもミスをしないようになるまでやり込むんです。指の動きを練習することも大事ですが、それと同じくらい"音"も重要な要素だと僕は思っています。技がヒットする音やキャラクターの声、ボタンを押す音などをよく聞いて、リズムで覚えてしまうんです。すると、成功率が上がりますよ。

豊泉 タン、タン、タン、というような音を覚えると?

sako はい。ただ、音で覚えるやりかたには欠点もあって、音が聞こえにくい場所だと連続技の精度が落ちてしまうんですよね(笑)。海外の大会に出たときにヘッドフォンをつけてるプレイヤーがいて、それを見てからはヘッドフォンをつけるようにしました。スピーカーを通すと音がズレて聞こえちゃうのでヘッドフォンがいいですね。

豊泉 海外の大会に出場したとき、コントローラーはどうされているんですか?

sako 自分のアーケードスティックを持っていきます。コントローラーといえば、海外のプレイヤーは自作する人が多いんですよ。

豊泉 天板を入れ替えたりとかですか?

sako いえ、アーケードスティックを一から作っちゃう人がいるんですよ。10万円くらいかけて作ったとか。しかもそういう人に限って「アーケードスティックにサインしてください」と言ってくるんです。「サインしちゃってええの!?」という感じでした(笑)。

豊泉 ちなみに、スティックの持ちかたはどうしていますか?

sako いわゆる“かぶせ持ち”というやつですね。ただ、僕の場合はふつうのかぶせ持ちではなく、小指を横に立てるんです。小指はつねに固定しておいて、ここを支点にレバーを動かすんです。そうするとコマンド入力がブレにくいんですよ。

豊泉 じゃあそれをsako持ちって名付けましょう(笑)。その持ちかたで入力しづらいコマンドはあるんですか?

sako ほとんどありませんが、強いて言うならソニックブームだとか1P側の溜め技が苦手ですね。それ以外はまったく問題ありません。

豊泉 溜め技が苦手とは意外ですね。それでは格闘ゲーム上達のコツを教えてください。

sako 格闘ゲームの場合は、自分よりうまい人のプレイを見て真似ることが上達の秘訣です。いまはインターネット上でプレイ動画が簡単に見られますから、うまい人のプレイを研究しつつ、ひたすら練習することが大事だと思います。ゲームをある程度できる人という前提なら、『スパIV』で勝てるようになるには“起き攻め”を覚えることですね。これを知っているだけでどうにかなっちゃうと思います。

豊泉 sakoさんの場合、対人戦とトレモの比重はどちらが大きいですか?

sako ゲームを始めたばかりの時期は対戦はせずに、ほとんどトレモで練習しています。でも、けっきょく格闘ゲームは対人戦で勝ってナンボですから、連続技ができるようになったら対人戦の割合を増やしていきます。対戦相手との読み合いは、ひとりではどうしても鍛えることができませんから。

豊泉 対人戦では経験が重要ということですね。

sako はい。ひたすら対戦します。ここで重要なのが、対人戦とトレモをどう結びつけるかということです。たとえば、対戦相手に自分の知らない連携を使われて負けてしまった場合、単純に対戦をくり返すのではなく、トレモでしっかり対策を立ててから再挑戦するんです。こうして相手キャラクターへの対策を積み重ねていけば、どんどん上達すると思います。

豊泉 なるほど、『スパIV』の対戦の場合、ランクマッチとエンドレスバトルでは、どちらをプレイされていますか?

sako ほぼ100%エンドレスバトルですね。連続して対戦できるから回転が速いんです。PPにもあまり興味がないですしね。

豊泉 ほほう。ウメハラさんとはまったく逆ですね。聞いた時期が違うというのもあると思うんですけれど、PPの増減がおもしろいからランクマッチをプレイすると言っていましたから。

sako へぇ、1試合ごとの緊張感を保つという意味もあるんでしょうね。僕は本当にめんどうなことが嫌いで、ランクマッチの待ち時間が待ってられないんですよ(笑)。それと僕は一発勝負があまり好きじゃないので。

豊泉 でも今後大会に出るようになったら、一発勝負が重要になると思うのですが?

sako はい。そこはこれからの課題だと思っています。一発勝負にも強くなれるようにがんばりたいです。

豊泉 なるほど。ちなみに、sakoさんは1日に何時間くらい『スパ?』の練習をしているのですか?

sako 『AE』が発売されてからは最低5、6時間くらいですね。ただ、『スパ?』の練習の合間に、気分転換としてリズムアクションゲームをやったり、携帯ゲーム機で遊んだりもしているので、1日に7、8時間以上ゲームをやっていることになりますね。

豊泉 え? ゲームの休憩でゲームをやるんですか?

sako はい。格闘ゲームというか、ゲーム自体がすごく好きなので、たくさんのゲームを並行して遊ぶことが多いんです。部屋に複数のモニターを置いて、格闘ゲーム用と他のゲーム用で使い分けています。さらに、携帯ゲーム機も同時に遊んだり(笑)。

豊泉 根っからのゲーム好きなんですね(笑)。いまのゲームはオンライン対戦が充実していて、家にいながらにして気軽に対戦できるのがいいですよね。

sako 確かに『スパIV』のオンライン対戦のデキはとてもよくて、ゲームセンターと同じ感覚でプレイできています。

豊泉 sakoさんは家庭用をメインに遊ばれていますが、ゲームセンターでプレイする予定はありますか?

sako ゲームセンターには、そこでしか味わえない緊張感や、独特のおもしろさがあると思います。だから僕は、"家庭用で練習して、ゲーセンで勝負する"という位置付けでプレイしています。オンライン対戦は自分と同じレベルの人と簡単に対戦できるので、まずはじっくり家庭用で練習して、ゲームセンターの大会で勝てるようになると、より格闘ゲームが楽しめると思いますよ。

豊泉 それでは最後に今後sakoさんは、どんなプロになりたいですか?

sako そうですね。いいお手本というか、若い人たちが格闘ゲームをやってみたいと思ってくれるようなプロになりたいですね。それと僕がプロとして活動することで、少しでも今後の格闘ゲーム業界が盛り上がってくれるとうれしいですね。

 

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●これがsako持ちだ!

 

 インタビューの話題に上った“sako持ち”を、sako氏みずからに実演していただいたぞ。“かぶせ持ち”を基本としたsako持ちは、小指を支点にレバーを動かすことで手の位置が固定され、コマンド入力にブレが生じにくいのが特徴だという。

 

↑sako氏が愛用しているチームホリ仕様のアーケードスティック

 

 

↑sako氏にスティックを持っていただくとこんな感じ。

 

 

↑ちなみに横から見ると、小指の位置が特徴的なのがわかりやすい。

 

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というわけで、sakoプロインタビュー3回目でした。sakoさんの強さの秘密は、圧倒的なプレイ時間や、トレモを使った研究と反復練習にあったんですね。僕もトレモでの練習を軽視せずに、じっくりやりこもうかな! あ、インタビューは全3回の予定でしたが、番外編をひとつ用意してあります。お楽しみに!!

 

 

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