スマートフォン解析 プロゲーマーsako氏に直撃インタビューその2 - コミニー[Cominy]
アーケードーゲーム好きの週刊ファミ通編集者。本誌では、はいぱあ新着通信や対戦格闘ゲームの攻略記事を担当。『スパIV』では、ガイ、ブランカを使用中。おもにPS3版で通信対戦やってます。タグは【toyo_3kyoudai】です。マッチングした方はお手柔らかに!



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2011年07月22日 11:09

プロゲーマーsako氏に直撃インタビューその2

 こんにちは、豊泉三兄弟(次男)です。通常業務が立て込んで、更新が遅れてしまいました。すみません。それでは気を取り直して、sakoプロインタビューの2回目をお送りします! 

 

sako氏
チームホリに所属するプロゲーマー。芸術的なコンボを武器にしたプレイスタイルは、観る者を魅了する。なお、格闘ゲームのみならずゲーム全般が好きで、RPGやアクションゲームをやり込んだ経験もあるのだとか。

 

●初めて遊んだゲームは『ドラクエ』

 

豊泉 sakoさんがゲームを始めたのはいつころですか?

sako えっと、いま32歳なんですけど、ゲームを始めたのは6歳ころからですね。ファミコンが発売されて少したったころですかね? ちなみに、初めて遊んだゲームは『ドラゴンクエスト』です。

豊泉 あれ? 格闘ゲーム以外もプレイされるんですか?

sako ゲーム自体がものすごく好きなので、格闘ゲーム以外もムチャムチャやってますよ。じつは、ファミ通のクロスレビューを参考にしてゲームを買っています(笑)。かなり的確なので。

豊泉 それはありがとうございます(笑)。ちなみに、格闘ゲームを始めたのはいつころですか?

sako 小学校3年生くらいのときに、初代『ストリートファイター』をプレイしました。まだゲームセンターがテーブル筐体のころですね。

豊泉 『ストII』ではなくて、『ストI』!?

sako はい。『ストリートファイター』シリーズは、初代からやっています。『ストI』はメッチャムズいですよ。

豊泉 ですよね? 以前、編集部で画像撮影のためにみんなでプレイすることがあったんですけれど、ものすごく時間がかかったのを覚えています(笑)。

sako あれはいろいろな技を使おうとすると負けちゃうんですよ。でも昇龍拳がメッチャ強いので、昇龍拳を出してるだけでクリアーできますよ。当たれば竜巻旋風脚も気持ちいいですね。複数回ヒットするので、一瞬で相手を倒せるんです。

豊泉 たしかに『ストI』の昇龍拳は強いですよね。

sako そうそう、『スパIV』と違って、上昇中も下降中も無敵なんですよね(笑)。

豊泉 ははは(笑)。そういったゲームをゲームセンターでプレイされてたんですね。

sako はい。でもゲームセンターというよりは、デパートの1フロアにあるようなゲームコーナーという感じです。当時は、テーブル筐体や縦長の筐体ばかりでした。

豊泉 縦長の筐体知ってます! 僕もその筐体で『ストIIダッシュ』を遊んだ記憶がありました。しかもデパートの一角で。ちなみに、駄菓子屋ゲーセンには行かれました?

sako 行きました、行きました。駄菓子屋はメッチャ行ってましたよ。

豊泉 僕の地元の駄菓子屋では、テーブル筐体を並べて対戦していましたよ。だから『ストIIダッシュ』のころも隣りどうしで対戦していて、隣りに座ってる怖いお兄ちゃんのプレッシャーに耐えながら対戦していました(笑)。

sako テーブル筐体の対戦台(笑)。

※『ストIIダッシュ』のころには現在のように筐体を向かい合わせて設置する対戦台の形が普及していたが、筆者の地元は田舎のためテーブル筐体を並べた対戦台が設置されていた。

豊泉 本格的に対戦するようになったのはいつころですか?

sako 小学校6年生くらいからゲームセンターに通うようになったのですが、そこまで対戦はしていませんでした。ひとり用でコンピューター相手にコンボ練習をしたり……。

豊泉 当時は格闘ゲームの人気がすごくてゲームセンターが混雑していましたが、それでもひとり用ってできました? 

sako メッチャ混んでいましたよね。まだ小学生くらいだから「いつ終わるのかな?」と、50円玉を握り締めながら、人がプレイしているのをずっと見ていましたよ。

豊泉 ははは(笑)。以前、プロゲーマーのウメハラさんにインタビューをしたときは、たくさん人が並んでてできないから乱入して倒してたと言っていましたよ。

sako すごい(笑)。小学生のおこづかいでは、対戦できるほどのお金がなかったですからね。僕はずっと席が空くのを待っていました。人がいなくなったところで、ささっとお金を入れて……。それでうまい人の真似をしていました。

豊泉 やっぱり上達するにはうまい人を真似るのがいいんですか?

sako そうですね。いちばん手っ取り早いですよ。うまい人のプレイを真似ていれば、それだけでもある程度の形になりますから。自分の考えやスタイルが出てくるのは、基本の形ができてからですよ。

豊泉 当時、『ストII』で最初に使っていたキャラクターは誰ですか?

sako えっと、ケンですね。

豊泉 『ストIV』での使用キャラクターを見ると、女性キャラクターが多いのですが……?

sako 何故かよく聞かれますが、女性キャラクターに対するこだわりはまったくないんですよ。たまたまですね。『ストIII』で最初に選んだキャラクターはユリアンやし、ふつうに男性キャラクターも使いますよ。

 

●sako氏が100連敗!?

 

豊泉 では、『ストII』以降はどんなゲームをプレイしたのでしょうか?

sako 『ストII』一本ということではなかったですね。『餓狼伝説』もやりましたし、新作が出るたびにひととおり遊びました。真剣に対戦し始めたのは『ヴァンパイアセイヴァー』です。もちろん、それ以前にも友だちどうしで対戦はしていましたけれど、わざわざ遠くのゲームセンターにまで行って対戦ということはしていなかったんです。でも『ヴァンパイセイヴァー』のとき、たまたま行ったゲームセンターでメチャメチャ強い人がいて、80連敗か100連敗くらいしたことがあったんですよ

豊泉 sakoさんが100連敗!?

sako はい。ずーっと、連コ(※連続してコインを投入してコンテニューすること)していたんですけれど、その人には一度も勝てなかったんですよ。そういったできごとがあって、「これはおもしろい」と思ったんです。それまでは井の中の蛙じゃないですけどぜんぜん負けたことがなくて、そのとき初めて「こんな強いヤツがおるんや」と思いました。そのあと、家庭用を買って家で必死に練習したことを覚えています。

豊泉 家での練習はひとりでやっていたんですか?

sako はい。基本的に僕の場合は、ひとりで黙々とやります。ずーっとトレーニングモード(以下、トレモ)ですよ。まだ当時の格闘ゲームのトレモにはレコーディング(※コンピューターに特定のアクションを記憶させる機能)がなかったので、足で一方のコントローラーを操作して相手キャラクターをガード状態にして、もう一方のコントローラーで自分のキャラクターを操作して練習していました。もしくは、ガムテープを使ってレバーを固定したり(笑)。

豊泉 たしかに昔はそんなでしたね(笑)。でも、トレモだけではさすがに対戦に勝てるようにはなりませんよね?

sako そうですね。ひたすらトレモで練習したあとゲームセンターで対人戦をして、また帰ってからひとりでトレモして、そしてまたゲームセンターに行くのくり返しですよ。それでも勝てるようになるのは本当に少しずつでした

豊泉 やっぱり上達するには根気がいるんですね。ちなみに、『ヴァンパイアセイヴァー』の全国大会には出場しなかったのですか?

sako はい。出ていません。そもそも『ヴァンパイアセイヴァー』を始めたのは、全国大会が終わってからなので。そのころには、ウメハラくんだとかヌキ(※当時ウメハラ氏のライバルと目されていた強豪プレイヤー)はもう『ストZERO3』をやり込んでいる時期でした。

豊泉 なるほど、sakoさんは『ストZERO3』はプレイされていないんですか?

sako ちょこっとはやっとったんですよ。でも僕が始めたのは、ちょうど永パ(※永久につながるコンボ)が見つかった時期で、一度近所のゲームセンターの大会に出場したとき、いきなりサガットの永パを食らって「なんだこれ(笑)」となってやめてしまいました。それでまた『ヴァンパイアセイヴァー』に戻ったんです。

豊泉 『ヴァンパイアセイヴァー』といえば、sakoさんの操るバレッタは、永パができるという伝説がありますが?(※非常に高度な技術が必要で、安定して決められるのはsako氏しかいないと言われている)。

sako さすがに安定するとまではいきませんけれど、当時の成功率は高いほうだったと思います。

豊泉 それはすごい。ちなみに『ヴァンパイアセイヴァー』で使っていたキャラクターは最初からバレッタなんですか?

sako じつはモリガンなんです。でもそのうちなぜかバレッタに行き着いていました。

豊泉 なぜか? 理由はないんですか?

sako 理由を覚えていないんですよ(笑)。永パを練習し始めたからかな? 当時、アーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』のムックでバレッタの永パを知って、それをすごく練習したところまでは覚えているんですよ。

豊泉 永パを決められるようになったのが、おもしろくなってきたのでは?

sako もしかしたら、「実戦でどこまでできるか?」ということを試したくなったからバレッタを使い始めたのかもしれないですね。

豊泉 その後もずっと『ヴァンパイアセイヴァー』一本だったんですか?

sako そうですね。『ヴァンパイアセイヴァー』をずっと続けていました。でも『ストIIIサード』が稼動したころから地元のゲームセンターに『ヴァンパイアセイヴァー』の対戦相手がいなくなってしまったんですよ。それで『サード』を少しプレイするようになりました。

豊泉 『サード』では誰を使っていたんですか?

sako ユリアンです。“エイジスリフレクター”という技がすごくおもしろかったのが使っていた理由ですね。あの技を使った“ガード不能”になる連繋を発見したので。

豊泉 ガード不能! たしかにありましたね。ちなみに、sakoさんはそれまで全国大会にはまったく出場していないようですが、それには理由があるのでしょうか? ウメハラさんの全国大会に向けてやり込んでいくというスタイルと正反対ですよね?

sako う?ん、強いヤツと対戦するということはものすごく好きなんですけれど、大会自体にあまり興味がなかったんですよ。あとは単純に外に出たがらなかったからですね。めんどくさいから(笑)。

 

●sakoさんにも『ヴァンパイアセイヴァー』から離れている時期があった!?

 

豊泉 ふだんから地元のゲームセンター以外は行かなかったんですか?

sako そうですね。だいたい地元のゲームセンターでプレイしていました。地元のゲームセンター以外に行くようになったのは、1999年に大阪で開催されていた『ヴァンパイアセイヴァー』のランキングバトルからかな? 対戦仲間みんなが集まるとおもしろかったので……。東京の場合、プレイヤー人口が多いから新作が出ると、ガっと盛り上がると思うんです。でも、関西はそこまで盛り上がらないんですよ。だから旧作をやり込み続けているコミニティーが生き残っていたんだと思います。

豊泉 コミニティーって重要ですよね。やっぱりみんなでプレイしたほうがおもしろいですもんね。

sako そうですね。みんなが楽しそうにやっとったら、自分もやりたくなりますからね。

豊泉 『サード』のあとは『カプコンVS. SNK』(以下、『カプエス』)が稼動しましたね。

sako 『カプエス』はやりましたよ。ナコルルを使っていました(笑)。そういえば、『カプエス2』が流行った2001年のころに初めて東京に行ったんですが、じつはそのときに1回だけウメハラくんと対戦したことがあるんです。ウメハラくんが『カプエス2』をメッチャやリ込んでるころで、『ヴァンパイアセイヴァー』はまったくプレイしていない状態だったのですが……。

豊泉 勝敗はどうだったんですか?

sako 僕はバリバリの現役でしたからね。ウメハラくんが現役のころに対戦してみたかったです。

豊泉 実現すれば見てみたかったですね。

sako そのときは、ウメハラくんがムッチャ『カプエス2』やっとったんで、それをずっと後ろで見ていたのを覚えています。「あぁ、この人がウメハラくんなんや」って(笑)。そのときは結局一度も話しませんでしたね。

豊泉 sakoさんでもそんな時代があったんですね(笑)。ちなみに、2004年の闘劇までずっと『ヴァンパイアセイヴァー』をプレイし続けていたんですか?

sako 少しだけ完全に辞めとった時期があるんですよ。ゲーム自体はやっていたんですけど……。

豊泉 別のゲームをプレイしていたんですか?

sako はい。家庭用のシミュレーションRPG『ディスガイア』にハマっていました。家で黙々とレベル上げをしていたのを覚えています(笑)。

豊泉 ははは(笑)。

sako 格闘ゲーム以外のジャンルも好きなんですよ。まぁその後に『ヴァンパイアセイヴァー』が闘劇の種目になってまた対戦が盛り上がってきたので、「じゃあまたやってみようか」と思い、それからはほぼ毎日ゲームセンターに足を運んでやり込みました。

豊泉 闘劇の『ヴァンパイアセイヴァー』では、一回戦の相手がヌキさんでしたね。

sako そうそう。「これは絶対仕組まれてるわ」て思いましたよ(笑)。

豊泉 闘劇以前にヌキさんと対戦したことはあったんですか?

sako もともとヌキとは仲がいいんですよ。彼は大阪のモンテカルロというゲームセンターによく遠征に来ていたので、自然と話すようになっていました。『ヴァンパイアセイヴァー』ではそんなに対戦していないのですが、『サード』ではよく対戦していました。

豊泉 闘劇のあとはどんなゲームをプレイされたんですか?

sako えーっと、2005年くらいのころは『ギルティギアイグゼクス』を少しだけプレイしていました。

豊泉 あ、そういえば『ギルティギア』に”sakoスペ”と呼ばれるテクニックがありますもんね。あれはsakoさんが開発したんですか?

sako 開発したというほどではないですが、ゲームセンターで他人のプレイを見たときに、「あれ? これがつながるならアレもできるな」と閃きました。

豊泉 ちょっと見ただけで見つけたんですか? それは家庭用で?

sako はい。僕は基本的に家庭用が発売されてからやり込むことが多いんですよ。ゲームセンターオンリーのゲームはあまりプレイしていませんね。どのゲームも家庭用が発売されてから始めるのでスタートが遅れちゃって、僕が始めたころにはまわりの人がみんな辞めてしまっているという……。それもあって全国大会には出ていなかったのかもしれません。

豊泉 そうか、昔は家庭用の移植は全国大会後ということが多かったですもんね。ちなみに『ギルティギア』のあとは?

sako そのあとは『ストII』をやり込んで、闘劇に出場しました。

豊泉 そのころウメハラさんと『ストII』で対戦することはありました?

sako まったく対戦したことがありません。ウメハラさんと対戦し始めたのは、ホンマについ最近なんです。

豊泉 そうだったんですね。『ストII』のあと、『ストIV』をやり込むことに?

sako はい。『ストIV』が稼動したころは少しだけゲームセンターに通ってヴァイパーでプレイしていました。でも家庭用のオンライン対戦が思いのほか快適で、それを知ってからはずっとオンライン対戦をやっていました。ゲームセンターと違ってつねに対戦相手がいるというのがよかったですね。

豊泉 そのころから家庭用オンリーになっていったんですか?

sako そうですね。地元のゲームセンターに行っても対戦相手があまりいないので、家でトレモをやるのと変わらないんですよ。もちろん遠出すれば対戦相手のいるゲーセンもあるんですけれど、確実に人がおるわけでもないし、なかなかそこまでする気が起きませんでした。一応、『ストIV』の全国大会には誘われたことがあるんですけれど、家庭用が発売されるまえでぜんぜんプレイしていなかったので出ませんでした。

 

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と、そんな感じでインタビュー第2回をお届けしました。初めてプレイしたゲームが『ドラクエ』というのは正直意外でした。あと、sakoさんとウメハラ氏はまったく対戦したことがなかったんですね。これも意外。そんなわけで、次回は『スパIV』の話題を中心にお届けします。お楽しみに!

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