スマートフォン解析 【第49回】sakoコラム#2 - コミニー[Cominy]
豊泉三兄弟(次男)
週刊ファミ通&ファミ通.comで新作紹介や格闘ゲームの記事を担当。格闘ゲーム超大好き。本作ではレイヴンをメインに、平八、一八、ロレントあたりでしっくりくるキャラを模索中。


北口徒歩2分
週刊ファミ通にて、『ストリートファイター』シリーズや『モンスターハンター』シリーズの記事を担当。「画面で見続けるなら女の子のほうがいい」というポリシーのもと、女性キャラクターを中心に使う。本作ではリリがメイン。


sako
Team HORI所属のプロゲーマー。東のウメハラ、西のsakoといわれるほどの人気を誇る。ウメハラ氏など『スパIV』のトッププレイヤーによる頂上決戦“トパンガリーグ”で優勝を果たす。


あきき
sako嫁ことあきき。sako氏のマネージャーを勤めている。
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2012年04月09日 12:12

【第49回】sakoコラム#2

こんにちは。豊泉三兄弟(次男)です。今回は、sakoコラム2回目をお届けします。読者からの質問にも答えていますよ!

 

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豊泉 前回聞きそびれてしまったのですが、sakoさんの今年の目標を教えてください。

sako 2011年は出られへんかったから、今年の目標は“EVO(※1)に参加する!”ですね。

※1 世界最大の格闘ゲーム大会


豊泉 おおー! EVOの参加種目は『ストクロ』、『スパIV AE』あたりですかね?

sako そうですね。EVOはいまからめっちゃ楽しみです。『ストクロ』は調整が入ったらいろいろな大会に出てみたいし。

豊泉 さて、『ストクロ』は発売から約1か月が経過しましたが、メインキャラクターは決まりましたか?

sako んー、まだいろいろなキャラクターを触ってみてる感じですね。最近はリュウ、春麗、バルログ、ジュリア、ニーナ辺りをよく使っています。そういえば、ジュリアのコンボを作ってみましたよ。ダメージ450!

豊泉 うひょー。

sako この原稿を書いている間にもうソックリのコンボ動画がアップされてしまいましたが、向こうは“ヒット数重視”、僕のはダメージ重視なんでちょこっと違います。コンボの作り方にもいろんなパターンあるし、そういう違いを見るのもおもしろいかなーと思ったので、コンボレシピを紹介しますね。

 

 

■sako氏オススメのジュリアコンボ


ジャンプ強K→しゃがみ強P→EX虎身靠→(ダッシュ)「C」虎身肘(カウンターヒット)→紅蘭妃崩肘→弱転身歩→しゃがみ強P→「C」虎身靠→(ダッシュ)「C」虎身肘→撲虎背拳×2→しゃがみ強P→「C」必殺技

 

 

sako ダッシュ中に出せる“虎身肘”という技を使ったおもしろいコンボです。

 

“虎身靠”はダッシュでキャンセルできるので、しゃがみ強P→「C」虎身靠→「C」虎身肘がつながります。EX虎身靠→「C」虎身肘とすると“チャージ状態”になり、虎身肘がカウンターヒットするので“紅蘭妃崩肘”がつながります。
そこから“弱転身歩”で移動してからのしゃがみ強Pがつながるので、さらに虎身靠をキャンセルして虎身肘を当てて、そこから撲虎背拳を2回(画面端)叩き込んで、最後にしゃがみ強Pからの必殺技で締めて完成ですね。

豊泉 なんだか難しそうですね(笑)。sakoさんはこういったコンボは、どうやって組み立てていくんですか? もちろん経験からくるところも大きいとは思いますが。

sako うーん、たとえば今回のジュリアのコンボはトライアルモードからヒントを得ましたね。トライアルの課題に挑戦しながら、技がつながるところやキャンセルできるところはもちろん、技を当てた後の状況がどうなるのかだったり、技をカウンターヒットさせたらどうなるのか? といったようにさまざまな要素を調べます。そうすると、コンボのイメージができてくるんです。また、ひと言で表すと、“トライアルには必ずヒントがある!”という感じですね。

豊泉 ほほう。ヒントはトライアルですか。僕はトライアルモードの存在を忘れがちです(笑)。だからトレーニングモード(以下、トレモ)で相手を浮かせたあと何ヒットまで追撃できるのか? とか、コンボのルールを調べたくなっちゃいますね。たとえばそれで、“浮かせ技→通常技→トドメに必殺技”という枠組みを作って、キャラごとに当てはめていく感じかも。

sako もちろん僕も豊泉さんと同じようにコンボのルール調べもやりますよ。コンボのルールやパーツを調べてパズルの形ができてきたら、そこからいろいろ組み替えていく感じですねー。

豊泉 sakoさんにとってのコンボ作りはパズルゲーム!?

sako うん、コンボ作りはパズルみたいなとこがありますね。

豊泉 やっぱり、“ピキーン”って閃く感じですか?

sako あります。ピキーンて閃きます。

豊泉 『ロマサガ』みたいに?

sako 『ロマサガ』!(笑)なつかしい!!

豊泉 ちなみに僕は『ロマサガ』だと『2』がいちばん好きです(笑)

sako 僕も『2』がいちばん好きです(笑)。何かそういう“ピキーン”と閃く要素の多いキャラクターが好きなんですよね。

豊泉 ほー。やっぱり、いわゆる“sakoスペ”と呼ばれるコンボや連携も“ピキーン”てきたヤツなんですかね。というか、そもそもsakoさん自身は“sakoスペ”を知っているんでしょうか?(笑)

sako 知ってますよ(笑)。『ヴァンパイア』のバレッタとか『ギルティ』のエディのやつですよね?

豊泉 それです。情弱のsakoさんが知ってた!(笑)

sako 情弱って(笑)。まわりの人から散々言われましたからねー。ちなみにバレッタのコンボは本に載っていたコンボを見たら“ピキーン”ときて、そこから改良したんです。エディのときは、ゲーセンで“ベガ立ち”してほかの人が使っているコンボを見ていたら「それならあそこをこうしたら、ああなるんちゃうか?」という感じで閃きました。

豊泉 ちなみに、『ストIV』でsakoスペと呼ばれた連携やコンボはありますか?

sako うーん、キャミィのコンボがそうとも言えるかもしれませんが、バレッタやエディのときみたいにまわりからsakoスペとは呼ばれていないですね。いまはネットが進化したおかげで、対戦を見られる機会が増えたから、「sakoがこんなすごいことをしていた」という口コミが減ったからじゃないかと。

豊泉 たしかに!

sako 昔は「sakoスペが見たい!」という人がゲーセンに来て、僕のプレイをベガ立ちして見ていくということがあったんですよ(笑)。

豊泉 それはすごい! 物凄いプレイヤーのいるゲーセンにはどんどん人が集まりましたもんね。『ストクロ』にはsakoスペと呼ばれるようになりそうなセットプレイは思いつきそうですか? 移動起き上がりがあるから難しそうですけど。

sako そうですね。難しいけどできないことはないと思います。

豊泉 やっぱり難しいですよね。 移動起き上がりを読んでセットプレイを仕掛ける形でしょうか? 

sako はい。必ず読み合いにはなると思います。

豊泉 なるほど。さすがにまだ強力なセットプレイはできてないですよね?

sako ちょこちょこ調べていますよ。画面端を絡めれば結構いけそうかなと。

豊泉 おー! それはすごい。それでは期待していますね。ありがとうございました。


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あきき さて、ここからは読者の質問メールに答えるコーナーです! 

《質問1》

格闘ゲーム初心者の私は、トレモでコンボを安定させても、実戦では咄嗟にコンボを決められなかったり、失敗したりします。こういうときは再びトレモで練習を積むことと、実戦をくり返すこと、どちらを優先させるべきでしょうか?

sako デク相手にコンボを決められても、対人になるとうまくいかへんからなー。だからもうトレモはいいんじゃない? コンボ自体はできるんだから、つぎは“どこで使うか”を考えたほうがいい。相手の動きを想定して、そこにコンボを入れる練習をしたりね。

あきき 私は初心者過ぎてわかんないんだけど、相手の動きを想定するのはどうやったらいいの?

sako そのためにはまず相手のキャラクターを知ること。いちばんよく対戦するキャラクターから覚えていけばええんちゃうかな。“格ゲーは知識ゲーやねん”。知識といってもそう難しいことじゃないねん。たとえば“昇龍拳の着地にはスキがあって、そこはコンボを入れるチャンスがある”ということを知っているのか知らないのかで実戦でのコンボ精度がぜんぜん変わってくる。何の想定もナシに咄嗟のコンボを決めるのは俺も絶対できへんよ。

あきき 相手が昇龍拳を打ったら着地のスキにこのコンボ入れたる! という感じで狙っていくわけ?

sako そうそう。相手のキャラクターを勉強して理解すればどこでコンボを入れられるのかが自然とわかってくるから、つぎのステップはそのチャンスにコンボを入れる練習やな。それも慣れてきたら、“どうやったら相手が昇龍拳を打ってくれるのか”を考える。「チャンスは来るのを待つんじゃなくて、作っていくもんなんや」。

あきき ちなみに、相手のキャラクターを勉強するって具体的にどんなことをすればいいの?

sako いちばん簡単なのはそのキャラクターを使ってみることかな。技やリーチの長さ、技の隙、技の発生、どういう状況でどの技を打ちたくなるのか、またはどういう間合いで打ちたくなるのか、どの間合いが得意なのかとか。俺の場合はそういうのをトレモで調べる感じやな。人によってプレイスタイルがすごく変わるキャラクターのときは、自分で実際に使ってみることもあるけど。そうすると、いくらプレイスタイルによって変わるキャラクターでもある程度はセオリーができてくるから。このキャラクターはこの状況になるとこの行動をする、というのがわかる。

あきき 人によってプレイスタイルが変わるキャラクターってたとえば?

sako うーん、たとえばリュウ。ガン攻め、ガン待ち、バランスタイプ、使う人によって全然違う。逆にザンギエフみたいに飛び道具がない投げキャラタイプはプレイスタイルに差が少ないから「こう攻めてくるかな?」とパターンがしぼりやすい。

あきき あー、そういえばザンギエフって飛び道具なかったね。

sako ザンギエフに飛び道具があったら俺はゲームやめるわ(笑)。


《質問2》
トレモが長く続きません。つなぎに猶予のないコンボは30分練習して1回か2回程度しかできないのですが、このような高難度コンボはどのように実戦投入できるレベルまで仕上げているのでしょうか? またトレモを楽しくやる秘訣を教えてください。最後にsakoさんのプレイにはいつも感動を覚えさせられます。これからも格ゲーの最前線でがんばってください

sako ……応援ありがとうございます。

あきき 照れてる(笑)。応援ありがたいねーホント!

sako じゃあ質問について答えます。まずはそのコンボに実戦で使う価値があるかどうかが重要。難しいうえにあまりにも決められる状況が少ないコンボは別に練習しなくてもいいと思う。1度しかチャンスがこないのに、めちゃくちゃ難しいコンボを狙ってミスって、その結果負けるよりは自分ができる範囲のコンボで妥協したほうがいい。ただ、チャンスをたくさん作れるキャラクターなら「失敗してもどうせまたチャンスが来る」のでリスクは少ない。だからめっちゃ練習して実戦でもガンガン狙っていけばいいと思う。それで、「ガンガンコンボをミスれ!」と言いたい。そしたらそのコンボが本当に必要なのかどうかがわかってくるから。「これミスったときのリスクがデカ過ぎじゃね?」となれば、そのコンボはもう狙う必要がないし。だから俺はミスってもフォローの効くコンボ構成をいつも考えてる。実戦でコンボをミスる経験がなければ、ミスをフォローする力も身につかへんからな。

あきき ということはコンボの練習は、ミスったときのフォローまでがコンボ練習ということ?

sako 要するにどこまでごまかし上手になれるか。ミスったと思わせないくらいフォローが上手になればいいってわけ(笑)。

あきき 質問者さんも言っている実戦投入はどうやればいいの?

sako 最初の質問でも答えたけど、相手キャラクターのどの技の隙にコンボが入るのかをまず探す。上級者ならフレームデータを見ればだいたいわかるけど、初心者だったら実戦をやりながら覚えたほうがいいかな。決めたいコンボをひたすら実戦で狙う。もしくは、トレモで相手キャラクターの動きをレコーディングして、そこへコンボを入れる練習をするのもいい。そこは人によって違うと思うけど、俺の場合はいつもトレモかなー。

あきき トレモ好きやねー(笑)。で、トレモを楽しくやる秘訣ってあるの?

sako トレモをどう使うか、使い方次第で楽しくなるんちゃうかな。ただ漠然とトレモするのはおもしろくないと思う。トレモはしょせんトレモでしかなくて、練習したことを実戦で決められるから楽しいんだよ。延々とトレモをやってるだけではそりゃモチベは保てない。「実戦で勉強が足りなかったことをトレモで勉強して、トレモで足りないところを実戦で勉強」のくり返しやからね。でもそのキャラクターで調べたいことややりたいことが出てくれば、同じことをずーっとやってるのとは違うからいつの間にか長時間が経過してる。

あきき 実戦でやりたいことが明確になれば、トレモでやるべきことがはっきりして、12時間でもトレモできる!と(笑)

sako そういうことやな(笑)。

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