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2016年03月25日 07:25

ツクール新時代?

RPGツクールMV
PC RPGツクールMV
発売日 : 未定
価格 : 未定
昨年12月17日に「RPGツクールMV」が発売されていましたね。

https://tkool.jp/mv/
◎RPGツクールMV HP トップ画面



ここコミニーの運営元であるエンターブレイン(旧アスキー)のRPG製作ツールRPGツクールシリーズの最新作です。
RPGツクールはPCの他にSFC、PS、DSなどのコンシューマゲーム機でも出ていましたね。
PS2の無印ツクールとDSの出来が散々だったからかコンシューマ機の方のシリーズはすっかり出なくなりましたが……。

ウィンドウズPCのRPGツクールシリーズも97年発売のRPGツクール95から始まり7作目になるのですね。

上記公式サイト上で体験版がDL出来たので落して少しプレイしてみました。
体験版は30日間限定ですが製品版の大部分の機能を使うことが出来ます。


前作RPGツクールVX-Aceと大きく変った点

1キャラ、1マスあたりのサイズが48×48と大きくなっている

RPGツクールVX-Aceでは1マス32×32でしたがMVは48×48と大きくなっています。
グラフィックを自作したりする場合より同じ1マスサイズでもより細かく描くことが出来ます。

それに合わせてか画面の解像度も前作の544×416からMVでは816×624と大きくなっています。
ただ1マスのサイズが大きくなっただけで1画面あたりのマスの数は今までと同じ17×13マスになっています。


マウスでの操作、タッチ操作に対応

今までのRPGツクールで作ったゲームはキーボードでプレイするかPC用のUSBゲームパッドなどでプレイをする必要がありましたがMVではマウスのみでもプレイが出来ます(従来通りキーボードでも操作可)
またスマホ用ならタッチでの操作にも対応しています。

マウスならカーソルーを動かし左クリック、スマホなら画面をタップすると自キャラがその場所まで移動します。
右クリックもしくはスマホでは二本指でタップすることでメニューを開きます。



体験版をプレイして良かった点など

デフォルトの素材のバリュエーションが増えている

最初から入っているデフォルトのマップチップやキャラグラフィックなどがファンタジー風のマップやキャラが中心だった前作に比べて割と充実しており、今作は現代風、近未来風のマップやキャラも入っています。
現代風や学園モノ、近未来風の作品を作りたいユーザーにもありがたいかもしれません。


↑デフォルト素材で超適当に作った現代風と思われるカオスなマップ

RPGツクール製のホラーゲームなどの実況動画が人気だからか血で汚れた床や壁とかホラーっぽい物や退廃的な雰囲気のマップチップなんかも目立ちます。
ホラーゲームや密室モノ、脱出モノ、サスペンス系に使えるかも。


キャラクター生成ツールがあるので絵が描けなくてもいろいろなキャラを作れる

主人公などのキャラクターのグラフィックはデフォルトの素材を使うかそうでない場合は自作する(あるいはフリー素材とかを使う)必要がありましたが、MVはキャラクター生成ツールがあるのでそちらでキャラクターを作ることもできます。


Miiなどと同じように顔や髪、目、口…などなどのパーツを選んで組み合わせてキャラを作っていくという仕組みです。
羽やしっぽなどの装飾品を付けられるので魔物キャラなんかも作れます。

通常表示されるキャラグラフィックだけでなく、メニュー画面や会話の際に表示される顔のアップのグラフィックや、サイドビュー戦闘の際のキャラグラフィックも同時に作ることが出来ます。

同じような機能は前作にもあったのですがそちら素材が少なかったのとデフォルトの素材のキャラグラフィックとあまり似ていない(特に顔グラフィック)のもありいまいちでしたが、こちらはだいぶ使い勝手もよくなっています。


サイドビューバトルに対応

前作の戦闘シーンはドラクエなどと同じフロントビューでしたが、今作はFFのようなサイドビューにも対応しています。


↑サイドビューバトルモードでの戦闘シーン

切り替えはボタン1つで簡単に行えます。

フロントビューだと敵キャラが攻撃しても効果音くらいしかない、よくても画面下の方に小さくエフェクトが出るような形になってしまいますが、サイドビューなので敵の攻撃もこちらと同じように大きく描写することが出来ます。

また自キャラも剣を振って攻撃したりダメージを受けた際にひるんだりと戦闘中でも動きを表現することが出来ます。

サイドビューバトルはフロントビューと違い自キャラのグラフィックパターンが多く必要(自キャラの攻撃モーションなど)なためキャラを自作する場合手間がかかるというデメリットはありますが、前述のキャラクター生成ツールで作ったキャラなら一緒にそれらも作ってくれるのはありがたいかも。


デフォルトのプラグインが6つある

XP以降のRPGツクールはスクリプトの編集が可能でプログラムの知識があればより個性的な戦闘システムを作れたりとツールでは変更できない部分に手を加えることが出来ました。

今作はJavaScriptに対応しておりそちらの知識があれば同じようにより個性的なゲームシステムを作れます。
前作までのRGSSよりJavaScriptの方が一般に知名度があるみたいなのですんなり入れるユーザーも少なくないかもしれません。
……私はプログラムの知識は無いのでデフォルトの物しか使いませんが(汗)

また今作には予めJavaScriptで作成されたプラグイン(ソフトに新しい機能などを追加したりするスクリプト)が6つ入っています。
アイテム図鑑やモンスター図鑑といった機能を増やすものや、メニュー画面のレイアウト変更など内容は様々です。

使うことで作るゲームの内容のアレンジをしてみるもよし、プラグインを開いてそれをいじることでスクリプト編集の仕方を学ぶもよし、となかなか使えるかと。

特に便利なのが「SimpleMsgSideView」のプラグインでした。


戦闘時例えば魔法を使うと「○○はファイアを唱えた!」「××に10ダメージを与えた!」みたいにメッセージが上の画像のように表示されるのですが、このプラグインを導入するとその定型文でなく使ったスキルやアイテムの名称のみが表示されます(サイドビュー戦闘のみ)


↑こんな感じです。画面上の情報が必要最低限にまとまりすっきりするのはいいかも。



気になる点など

Xinputタイプのゲームパッドしか対応していない

前作RPGツクールVX-AceまでのRPGツクールシリーズではPCのUSBゲームパッドを使う事でも操作が出来ましたが、今作ではXinputタイプのゲームパッドのみしか対応していません。
私も今までのツクール製のゲームをプレイする際に使っていたUSBコントローラーが使えなくて驚きました(汗)

XinputタイプはXbox360のコントローラーなどが該当するようです。
ただ量販店なんかにあるPCゲームパッドはXinputに対応していない物もまだかなり多いかと。

前述のようにRPGツクールMV製のゲームはマウスやタッチ操作も可能なので必ずしもゲームパッドは必要ないです。
が、製作者によってはRPG以外のジャンルを作りたい方も少なからずいるかと。
(スクリプトを編集できなくてもちょっとしたアクションRPGくらいなら割と簡単に作れますし)

アクション性のあるゲームの場合キーボードやマウスだとなかなかしんどいかもしれません。プレイヤーが皆Xinput対応ののゲームパッドを持っているとは限りませんし製作者もそのあたりの配慮が出てくるかもしれません。
(ただ従来のPC用ゲームパッドをXinputタイプに変換するソフトなどもあるとか)


RTPの廃止による容量の増加

スマホなどのデバイスに対応する関係かRTP(ランタイムパッケージ)が廃止されています。
RPGツクール2000以降のRPGツクールで作ったゲームをプレイするにはゲームのファイルの他にRTPというファイルを別にダウンロードする必要がありました(公式サイトなどで無料でDL可)

RTPというのはツクール製のゲームをプレイするのに必要な最低限のデータ集のような物です。
ツクールで作ったゲームのデータ丸々をDLするとなると容量がかさむので、最低限のデータのみまとまったRTPを事前にDLしておくことでその他のデータで構成されたゲームファイルをDLするだけで済むので容量を抑えることが出来ます。
ツクール製のゲームをいくつもDLしてプレイしたい場合にありがたいです。

MVではRTPがいらないのでそれを事前にDLする必要が無いのでゲームのファイルそのものをDLすればプレイ出来ますが、その分容量が増えてしまっています。
容量に制約の大きいスマホにはなかなか厳しいです。

ただ、アップデートで使っていないデータをファイル出力時に自動で削除する機能が追加されたためだいぶ改善されたみたいですね。


スキル設定画面でのダメージ計算式の簡単設定の削除

MVでは攻撃魔法や必殺技などを作る際のダメージ計算式をユーザーが自分で入力する必要があります。
例えば"使用者の力の4倍から対象の守備力の2倍を引いた値を与える"という通常攻撃なら"a.atk * 4 - b.def * 2"という風に入力する必要があります(a:使用者、b:対象、atk:力、def:守備力)

前作では計算式を入力しなくても基本的なダメージ値と打撃(魔法)関係度を入力すれば済む簡単設定も別にありました。

例えばファイアという30ポイント程度の攻撃呪文なら"基本効果量:30、魔法関係度:100"という感じに入力します。
これで基本ダメージ30と使用者の魔法攻撃力を足した値から対象の魔法防御力を引いた値のダメージを与える呪文が作れます。

この簡単設定が無くなってしまったので計算式を入力する必要があります。
拘りたい場合はあまり使わない機能ですし計算式自体はVX-Aceと同じなのでそれほど困らないですが、初心者にはあると助かるので削除はちょっともったいないかも。

ただ工夫次第で「力と早さを足した値のダメージを与える格闘技」、「各地にいる精霊と出会うたびにダメージが上がっていく魔法」なんていうのも作成可能です。


サイドビューバトル関連の気になる点

アクティブタイムバトルは無い

あくまでサイドビューバトルにすることが出来るだけでFFのアクティブタイムバトルのようなセミリアルタイムの戦闘システムは搭載していません。PSのRPGツクール4などには備わっていたのでちょっと残念。
ただATBはスクエニが特許を持っているので権利関係が複雑なのもあるのかな?
スクリプトなどを駆使すれば再現も可能なのでしょうが。


戦闘時の自キャラのサイズが小さいため浮いて見えるかも

リアルタッチな戦闘背景に対しデフォルトの自キャラの戦闘時のグラフィックは通常時と変わらず2頭身なため背景によってはミスマッチで浮いて見えるかも。

またサイズも64×64と通常時よりも大きいですがややこじんまりとしたサイズです。
気になる場合フロントビューにするか、戦闘時のキャラグラフィックを自作する必要もあるかも。


フロントビューとサイドビューでモンスターの並べ方、モンスターのグラフィックなんかを変える必要もある

モンスターは配置すると中央に表示され数を増やすと横に広がって並びます。
複数のモンスターが出現すると並んで表示されるフロントビューならそのままでもいいですが、とくにいじらずそのままサイドビューにすると違和感も出るかも。


↑こんな風になってしまいます。

戦闘時の敵キャラの位置は自由に動かせるのであらかじめ調整しておいた方がいいかも。

また、モンスターのグラフィックを自作したい場合はフロントビューならこちらを向くようなグラフィックでいいでしょうが、サイドビューだと向かいにいる自キャラの方を向かずにカメラ目線でドヤ顔、ということもあり得るのでバトルのスタイルに合わせて描く必要もあるかも。


サイドビューバトルならではのエフェクトが表現しにくい

攻撃などの際のエフェクトはフロントビューもサイドビューも攻撃対象に重なるようにそのエフェクトが表示されます。
炎の呪文なら攻撃対象の上で炎が燃え上がるエフェクト、といった感じです。
サイドビューだとそれプラス使用者が呪文詠唱ポーズを取ったりします。

ただそのためかサイドビューならではの動きをする攻撃エフェクトなんかの表現が難しいです。

例えば弓で攻撃する際弓を構える自キャラから矢のエフェクトが表れて対象に向かって飛んでいく弓攻撃や、自キャラを動かして対象に向かってぶつかっていく体当たり …みたいなエフェクトは再現が出来ないです。
スクリプトを駆使すれば可能でしょうが。

サイドビューだからこそ出来ることも多いですが、サイドビューだと出てくる課題、出来ない部分もあるので製作者の望む形を再現するには手間や妥協もあるかと。
無論、それをどう対応するのかあれこれ悩むのもツクールの醍醐味ですが。





長くなりましたが体験版をざっくり触ってみて思いついた点なんかはこんなところでした。
初心者から上級者まで幅広くカバーしていたRPGツクールVX-Aceの機能の大部分は引き継いでいるので同じように幅広いユーザーが使えると思います。

体験版は30日間とはいえ製品版とほぼ同じ機能を使えるので気になったら一度DLして触れてみるのもありかと。

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