ゲーム業界で働く3Dデザイナーを目指す際の刺さるポートフォリオの作り方

2021/05/24 更新
ゲーム業界で働く3Dデザイナーを目指す際の刺さるポートフォリオの作り方

3Dデザイナーはゲーム全体のデザインに関わる職種です。キャラクターや背景、エフェクトなどの3Dグラフィックスは、すべて3Dデザイナーにより作られます。

しかし、一口に3Dデザイナーといっても求められるスキルは幅広いため、「ポートフォリオで何をアピールすれば良いかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ゲーム業界で3Dデザイナーを目指す人が作るべきポートフォリオや、作成時の注意点を解説します。採用担当者に“刺さる”ポートフォリオを作成し、憧れの3Dデザイナーを目指しましょう。

ファミキャリ!エージェントバナー

3Dデザイナーはどのようなことを求められる?

3Dデザイナーに求められる技術は、大きく分けて以下の4つです。

1.デッサン能力

3Dゲームは一般的な「2Dのイラスト」とは違い、360度からそのイラストが見られる構成です。例えば、3Dのキャラデザインを行なう際は、2Dのイラストをもとに360度から見たデザインを作ります。

このとき、関節や筋肉の動きが不自然にならないよう、デザインを仕上げていくためにデッサン能力が問われます。キャラクター以外では、風景や建築物をデザインする際に、光の当たり具合や遠近法を考慮したデザインを行なう必要があります。

2.美的センス

「かっこいい表情」や「かわいい仕草」など、キャラクターによって求められるデザインは異なります。しかし、求められる要望を満たしたデザインがユーザーからどのように見られるかは、ユーザーの価値観によるところが大きいでしょう。

「多くのユーザーを惹きつけるデザイン」を行なうための美的センスは、3Dデザイナーに欠かせないスキルといえます。

3.モデリングの知識

2Dのイラストを立体的に造形し、キャラクターに動きを付けるモデリングは、3Dデザイナーの基本的な仕事です。モデリングでは、いかに「軽量化させつつ」「違和感のないように造形するか」という知識が求められます。

近年はゲームグラフィックの進化にともない、データ量の増加によるロード時間の長さが課題になっています。特に、限られた容量内で正常に稼働させることが必要なスマートフォンゲームでは、こうした問題が顕著になってきています。

そのため、「軽量かつ美しいモデリングを造形できるかどうか」は、3Dデザイナーの必須スキルといっても過言ではありません。

4.コミュニケーション能力

ゲーム制作は流れ作業でタイトルが完成することはなく、軽微な調整を加えてトライアンドエラーを繰り返すことでようやく完成します。1つのタイトル制作にはゲームプランナーやデザイナー、プログラマーなど多くの技術者が関わることから、より良い作品を生み出すためのコミュニケーション能力も欠かせません。

それでは、3Dデザイナーがスキルをアピールするには、どのようなポートフォリオを作成すればよいのでしょうか。

3Dデザイナーがポートフォリオでアピールすべき点

デザインする仕事

同じ3Dデザイナーでも、企業によって担当する仕事は異なりますが、モデリングを担当するケースは多いようです。モデリングの知識や技術は「紙」と「Web」のどちらを使ってもアピールできるため、ポートフォリオのベースはアピールしたいスキルに合わせて選びましょう。

例えば、キャラデザインに自信があり、発想力やデザイン力をアピールするなら、紙のポートフォリオで問題ありません。映像や動画を使って幅広いスキルを表現したい、デザインだけでなくモーションやエフェクトも担当したいといった場合は、Webのポートフォリオを作成しましょう。

また、3Dデザイナー志望でポートフォリオを作成する際は、「作品の完成度」だけでなく「自分のスキル」が具体的に伝わるように、必ず以下の4つの要素を含めましょう。

  • 1.自分が作った画像やデザイン

    例:キャラクター、背景、建物、乗り物、エフェクト など

  • 2.そのデザインを作るのに使用したツール

    例:Illustrator(R)、3ds MAX(R)、Maya(R) など

  • 3.そのデザインを作るのにかかった期間(時間)
  • 4.そのデザインを作った背景
  • 例:世界観、何を思って作ったのか、業務によるものか趣味によるものか など

上記は作品ごとに見やすく記載することが大切です。 また、2DCGや3DCG、動画など多くの作品を含める場合、作品を次のパターンごとに分けておきましょう。

  • 2DCGの画像
  • 2DCGの動画
  • 3DCGの画像
  • 3DCGの動画

作品を掲載する順番は「企業が求めるスキルに合った作品」を先頭にすると、自分が持つスキルをストレートにアピールできます。ポートフォリオを作成する前に企業がどのようなゲームやサービスを展開しているのか調査し、作品の見せ方を工夫しましょう。

3Dデザイナーがポートフォリオを作る際の注意点

3Dデザイナーに限らず、ポートフォリオを作る際は以下の点に気を付けましょう。

なるべく使い回さない

企業により求めるスキルやデザインは異なります。

例えば、ファンタジー系のゲームが中心の企業に対して、リアル志向の作品を見せる場合は、作品数を抑えるなどの配慮をしましょう。ポートフォリオそのものは使い回さず、企業の個性に合わせて都度作成するか、作品を入れ替えるようにしてください。

ページ数は多くしすぎない

ポートフォリオは自分の作品を見てもらうために作成するのではなく、「採用の可否に関わる判断材料の一つ」です。短時間で自分のスキルを把握してもらうために、15ページ ほどで簡潔にまとめましょう。

第三者のチェックを受ける

友人や家族などの第三者にポートフォリオを見てもらうと、客観的な印象や見やすさを知ることができます。ポートフォリオは“正解”がなく、見せる企業によっても内容が変わってくるので、何度も微調整を行ないながらポートフォリオ全体のクオリティを高めていきましょう。

ポートフォリオは1回で完璧なものを作ろうとせず、何度も調整を加えながら、面接で“刺さる”ポートフォリオに仕上げていきましょう。企業が求めるスキルをアピールできる作品は最初に配置し、採用担当者が知りたいであろう情報をわかりやすくまとめることが大切です。

ただし、多くの企業に汎用的に使えるような構成のポートフォリオだと、どの企業にも刺さらない恐れがあります。そのため、企業ごとにポートフォリオの作り直しを検討しましょう。「他業種からの転職でポートフォリオにできる作品が少ない」「独学だからアピールになるか不安」という方も、作品の見せ方次第で魅力的なポートフォリオを作ることは可能です。

※個別面談・キャリア相談を随時実施しています。 弊社エージェントとの面談は、ご希望がございましたら電話、Skype等による遠隔面談を実施いたします。 ご遠慮無くお申し出ください。

ゲーム業界の転職ならファミキャリ!

          
自分もいつかはと考えているゲーム会社の転職。
でもなかなか最初の一歩が踏み出せない・・・。
そんなことでお悩みではありませんか?
ファミキャリ!はすぐに転職を考えていなくてもOK!
今の自分はゲーム市場でどの程度価値があるのだろう、と相談から入る方も多数います! ゲーム業界に特化した専任エージェントがあなたの疑問にお答えします。
PAGE TOP