小林ゆう『ゆうのお部屋』

【NAOKIサウンドプロデューサー・その2】サウンドプロデューサーとして感じた小林ゆうの可能性

 KONAMIの音楽シミュレーションゲーム『beatmania IIDX 16 EMPRESS』に、小林ゆうさんの楽曲『翼』が収録されていることから実現した、NAOKIサウンドプロデューサーとの対談。今回は、これまでにさまざまなアーティストをプロデュースしてきたNAOKI氏に、サウンドプロデューサーの観点から見た小林ゆうさんの魅力について語ってもらった。

 

▲前回はゆうさんワールドにタジタジだったNAOKI氏。今回はサウンドプロデューサーとしてまじめに(!?)トークができたのでしょうか……。

 

●独自の世界を体現する早さとギャップが魅力(NAOKI)

ゆう このたび、私は『beatmania IIDX 16 EMPRESS』にアーティストとして参加させていただいたのですが、プロデューサー様であるNAOKIさんから見て、私はいかがでしたでしょうか?

NAOKI まだ参加してもらって1回目なので、なんとも言えませんなぁ。だけど、ゆうちゃんは本業の声優としてものすごく活躍してはるので、声優・小林ゆうのファンの皆さんが『beatmania IIDX 16 EMPRESS』をプレイするキッカケを作ってくれたと思っとります。ゆうちゃんが活躍している声優の世界、アニメの世界はゲームの世界と近い色を持ってませんか? そんなこんなで、今回はうまくシンクロできたんちゃうかな。

ゆう つぎはぜひ、NAOKIさんに私自身をプロデュースしていただきたいです。もう煮るなり焼くなり、クッキングしてください!

NAOKI クッキングてか(笑)。でも、僕は基本的に放任主義でな、決めごとが苦手なんよね。しかも、ゆうちゃんはご自身の世界を確立されているので、僕のプロデュースの出番はなさそうや。たぶん、天然で我が道を進んでいくでしょうね。

ゆう え〜(笑)。

NAOKI でも、ゆうちゃんは常識人なところもあって、若いのにしっかりしとるね。僕が過去にプロデュースしてきたアーティストたちの中でも、ゆうさんのようなタイプはいなかった。いちばんの魅力は確固たる独自の世界を持っていて、それを自然に体現できているところやと思うわ。ほんま、ゆうちゃんは逸材ですよ……これは褒め殺しやあらへんで(笑)。


ゆう お褒めの言葉をいただきまして、ありがとうございます。今回、私は初めて『BEMANI』シリーズの仲間入りをさせていただけましたが、これまで参加されたほかのアーティスト様は、どういったタイプの方々が多かったのですか?

 

NAOKI 著名なアーティストに直接参加してもらうこともあれば、これから売り出そうとしているアーティストまでさまざまやね。実際に自分たちの目で見て、いいなと思ったら起用するから、本当にピンからキリまでなんよ。でも、起用する際、根本にあるのはそのアーティストに“何か強い惹きがあると思えるかどうか”ですね。それから『BEMANI』シリーズは海外でも展開しとるんですが、北米版なんかはビッグなアーティストが参加してくれることもあります。ゆうちゃんは洋楽とか聴くの?

 

ゆう 洋楽聴きます! 大好きです!

NAOKI もしゆうちゃんの楽曲が北米版に収録されることになったら、ゲームの中で洋楽の著名なアーティストと肩を並べることになるで。ジャネット・ジャクソン、ビヨンセ、小林ゆうって。

ゆう すごいことです!

NAOKI こういうことってゲームでしかできないんとちゃうかな? ゆうちゃんの楽曲とジャネット・ジャクソンやビヨンセの楽曲を収録したCDを出すのってかな〜り機会がないと難しい感じやけど、日本発のゲームだからこそ、『BEMANI』だからこそできる。ゲームにはものすご〜い可能性が秘められていると思うよ。日本で10年くらいまえに流行った『ダンスダンスレボリューション』が、いま北米でちょっとしたブームになってるんよ。このゲームをキッカケに北米の人たちに日本の音楽を伝えることだってできたりします。


ゆう すごいです〜。

 

NAOKI だからゆうちゃんが日本のアーティストの代表として楽曲を歌ってもらうのもありっ!!


ゆう ぜひジャパン代表になりたいです!

 

NAOKI 大和撫子としてな。

ゆう いま海外での展開についてお話がありましたが、NAOKIさんは枠に囚われない発想をお持ちの方なので、ほかにももっともっとやりたいことがたくさんあられるのではないでしょうか?

NAOKI 言うよね〜。ほんまあってあって仕方がない……やりたいことだらけですわ。人生1度きりやしね。でも、こういうこと言うと何かとまぁ(笑)。


ゆう NAOKIさんは無限の可能性を追求して、それをひとつひとつ具現化していると思うのですが。

 

NAOKI 具現化率はまだ15パーセント程度なんやけど(笑)。まだまださきは長〜い。えっと、話を戻して……逆に僕から質問させてほしいんやけど、『翼』という楽曲を聴いてどう思った?


ゆう 初めて『翼』を聴かせていただいたときは、純粋にクールでかっこいい曲だなって感じました。あとはおしゃれだなって。私がいままで出会ってきた楽曲にはない曲調でした。そして、自分が歌っている姿を想像してみたら、きっといままでにはない自分をファンの皆様にお見せできると思えました。

 

NAOKI プロデューサー的な発想になるけど、ゆうちゃんのギャップも魅力のひとつちゃうかなと。ビジュアルがシャープで洗練されているんやけど、キャラクターはものすごくおもしろい。そのおもしろいキャラクターに付随した、明るい曲を歌ってもらうのもありなんだけど、あえてクールな曲のほうがギャップがあってええなと思う。たとえばライブをやったとして、『翼』を歌っているときはかっこええんやけど、MCでしゃべり始めたらいま僕のまえにいるゆうちゃんになる(笑)。そういうタイプって、けっこういるようでいない気がする。


ゆう NAOKIさんとユニットを組んでライブができたらステキです! 歌っているときはすごくかっこよく歌えて、トークのときは私じゃなくてNAOKIさんがおもしろいことをおしゃべりしてくれるんです。

 

NAOKI あれ!? ゆうちゃんはしゃべらんの?


ゆう 私はNAOKIさんの腰巾着で!

 

NAOKI それ、なんやねん(笑)。

 

▲自身の楽曲『翼』が収録された『beatmania IIDX 16 EMPRESS』の筐体の前で記念撮影をするゆうちゃん。


 NAOKIサウンドプロデューサーの話術によって、小林ゆうさんの魅力がピックアップされた今回のトーク。小林ゆうの海外進出(!?)やNAOKIサウンドプロデューサーとのユニット結成案など、ふたりの話は尽きないようで。さてさて、次回はNAOKIサウンドプロデューサーがどのように音楽と出会い、音楽シミュレーションゲームに携わることになった経緯についてトークが展開される。

 

【作品情報】



beatmania IIDX 16 EMPRESS
メーカー:KONAMI

ジャンル:リズムアクション

稼動日:稼動中(2008年11月19日より)

女帝(EMPRESS)が放つ妖艶なイメージを漂わせる世界観で、メインカラーをパールピンクで統一させた今作は、これまでのシリーズ以上に女性をフューチャーした『beatmania』に。新曲50曲を含む全520曲の収録は、シリーズ歴代最多。“Weekly Ranking”、“段位認定ランキング”など、過去好評だったランキング機能はそのままに、初心者向けの“TUTORIALモード”を強化。シリーズのコアなファンから、初めてプレイする人にも十分楽しめる内容になっている。

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beatmania IIDX 16 EMPRESS ORIGINAL SOUNDTRACK

メーカー:KONAMI

ジャンル:音楽シミュレーションゲームミュージック

仕様:2枚組音楽CD

価格:3000円[税込]

発売予定日:2009年4月24日

※コナミスタイル先行販売

 

ファン待望のサントラCD『beatmania IIDX 16 EMPRESS ORIGINAL SOUNDTRACK』が発売決定! ゆうちゃんの歌う『翼』はもちろん、ゲームで流れる曲が多数収録されている。

 

【小林ゆうさん出演作情報】

銀魂 猿飛あやめ役
テレビ東京(毎週木曜日午後6時〜6時30分)などで放送中

まりあ†ほりっく 祇堂鞠也役
チバテレビ(毎週日曜日深夜0時30分〜午前1時)などで放送中


OAD
魔法先生ネギま! 〜白き翼 ALA ALBA〜 桜咲刹那役

OAD
【獄・】さよなら絶望先生 木村カエレ役

 

小林ゆう

2月5日生まれ。東京都出身。以前はモデルを務めていたほどの抜群のスタイルとルックスで人気を集める声優。代表作はアニメ『DAN DOH!!』の青葉弾道役、『魔法先生ネギま!』の桜咲刹那役、『さよなら絶望先生』の木村カエレ役など多数。