『ファイナルファンタジーXI』ヴァナ・ディール通信 blog

 (1) アルタナ名鑑カテゴリ
『ファイナルファンタジーXI』ヴァナ・ディール通信 blogのホーム

アルタナ名鑑 #21 Karaha-Baruha

2009年09月08日

21npc.jpg

Karaha-Baruha
カラハバルハ

ウィンダス目の院院長。

魔法学校在学中は、その優秀な成績から、
「学校始まって以来の秀才」と巷説された。

卒業後、各院からの熾烈な引き抜き合戦を尻目に、、
当時人気のなかった目の院を志望。
院長待遇で迎え入れられる。

しかし、星の神子の勧めで"偉大なる獣"を従える研究に着手すると、
没頭するあまり、トライマライの奥深くにある研究室に篭りきりになる。

後世では大戦時のウィンダスの英雄として語り継がれているが、
今後、その創始となる騒乱に、
冒険者も足を踏み入れることになるだろう。


ちなみに、ウィンダス三博士の、
Yoran-Oran(ヨランオラン)、Koru-Moru(コルモル)、Shantotto(シャントット)
とは同期である。


「星の神子さま。
 私を信じて下さい。必ず、ウィンダスは
 滅びの運命から逃れることができるはずです。」

「フェンリルを捕らえるため、
 リミララさまは、その偉大な魔力で
 「あるもの」を作りました。」

「否、やってみせましょう。
 やらなくてはなりません。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年09月08日 18:31

アルタナ名鑑 #20 Gumbah

2009年08月06日

20npc.jpg

Gumbah
グンパ


ガルカ族の長老Werei(ウェライ)の同居人であり、親友。

ガルカ族の過激派が企てる内乱を快く思っておらず、
抑止に尽力する。

しかし、とあることがきっかけで、
内乱罪の嫌疑をかけられ、
Werei(ウェライ)共々、憲兵隊に連行されてしまう。

この事件の真相については、
今後語られることになるだろう。


現代では転生後の姿で登場し、
バストゥークのミッションで重要な役割を担う。

「……ガルカの民のなかには、確かに
 大統領に不満を抱いている者もいる。」

「ウェライ、私たちはどうやら
 彼らに追跡されていたようだ。」

「また君か。
 まさか、この場所まで来るとはな……。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年08月06日 18:14

アルタナ名鑑 #19 Rholont

2009年08月06日

19npc.jpg

Rholont
ロロン

エグセニミル率いる少年騎士団の警備隊長。

仕草や口調は軍人そのものといった感じだが、
弱気な性格で、驚くと腰を抜かす場面も。

仲間たちが遠方の地で任務を遂行中でも、
ひとりサンドリアに残り、少年騎士団のアジトを守る。

警備隊長と言えば聞こえはいいが、
いわゆる留守番役である。

クエストでは、
戦地に赴いている同胞たちのためにお手製のビスケットサンドを作り、
冒険者に届けさせるといった後方支援を担う姿も見られた。


「イエッサー!」

「北ヨシ! 東ヨシ!
 敵影ナシ! いやあ、一城の主って
 案外、大変なもんですね。」

「エグセニミル団長! ラーアル副団長!
 任務遂行、ご苦労さまであります!」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年08月06日 17:53

アルタナ名鑑 #18 Star Sibyl

2009年07月31日

18npc.jpg

Star Sibyl
星の神子

ウィンダス連邦の最高指導者。
国内では女神アルタナの生まれ変わりとされ、
在位中は星の神子と称される。
(襲名前の名前は明らかになっていない)

天の塔にある天文泉から星読みによって未来を読み取り、
ウィンダスの民を導く。

温厚な性格で争いを好まないが、
それが故に、他国との外交姿勢が弱腰と揶揄されることも。

大戦後の現在でも、
星の神子としてウィンダス連邦を統治し続けている。

なお、歴代の著名な星の神子としては、
魔法の存在を見出した人物で、
初代星の神子としても知られるRimirara(リミララ)や、
タルタル諸族の争いを治め、
ウィンダスを連邦制へと導いたTukuku(トゥクク)などが挙げられる。


「ウィンダスの平穏を愛するならば、
 お願いです、
 私を裏切らないでください……。」

「私は知ったのです。
 私が進むべき道を。」

「教えて……カラハバルハ……。
 ……私を助けて……カラハバルハ……。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年07月31日 13:22

アルタナ名鑑 #17 Volker

2009年07月06日

17npc.jpg

Volker
フォルカー

ミスリル銃士隊所属の戦士。
隊長であるクララの翼下で、
ザイドとともに、あらゆる任務に従事している。

正義感は人一倍強く、
卑劣な犯罪を目の当たりにした際は、
怒りのあまり拳を振るわせる一面も見せる。

ヒュームの身でありながら、
ガルカ族との種族間の確執を越えて真摯に接する。
とある悶着の際、ガルカ族の長老ウェライをして、
「いつかガルカの民をも率いていける男かもしれん」と
言わしめるシーンも見られる。

後に、闇の王を誅した英雄として
正史に記されることとなるのだが……。
その真実はいまだ闇の中、なのかもしれない。


「口さがない人々がいるのだな。
 同じバストゥークの人間として、
 恥ずかしいかぎりだ……。」

「この刃のあるところが戦場だ!
 戦場に斟酌の余地はないぞ!」

「国に縛られることなく生きてきたおまえに何がわかる!
 この剣が、私の20年の答えだ!」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年07月06日 15:44

アルタナ名鑑 #16 Cyranuce

2009年06月12日

16npc.jpg

Cyranuce
シラヌス

エグセニミル率いる少年騎士団の一員。
用心深い性格で、弟思いの実直な少年である。

弟マシェーグ(Machegue)からは
「あんちゃん」と呼ばれ慕われているが、
それに対しては、いつも「兄じゃと呼べ」とたしなめている。

ラーアルとの絆は深く、
彼が新たに鷲獅子騎士団を結成した際には、
率先して協力した。

しかし、後に悪しき飛竜と契約した件で、
そのラーアルの手により、ボストーニュ監獄に捕らわれることになる。
竜騎士を志す冒険者は、深く関わることになるエピソードだ。


「おれは、用心深いだけだぞ。
 それから人前では「兄じゃ」と呼べ。
 「兄じゃ」と!」

「くそっ、おれだって
 …………怖いさ。」

「当たり前だ。
 お前はもう立派な騎士だ。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年06月12日 16:20

アルタナ名鑑 #15 Perih Vashai

2009年04月15日

15npc.jpg

Perih Vashai
ペリィ・ヴァシャイ

ミスラ傭兵団中、最大兵力を誇る
王蛇(アナコンダ)傭兵団を仕切る団長。
ロマー・ミーゴら、荒くれ者の多い傭兵も
一目おく、弓の名手である。

大戦時、とある弓を引いた後、自ら目を閉じたと
伝えられるが、その仔細については謎も多い。

後に、狩人の冒険者と
深い関わりを持つことになる。


「引き絞れ!
 まだだ……、もう少し……!
 放て!!」

「慈悲の心など捨てろ!
 その爪で、その牙で、
 ミスラ族の獰猛さ、思い知らせてやれ!
 行くぞッ!
 母なる大地の娘たちよ!!」

「そうだ。
 あたしはあの弓の力を見た。
 だから、自ら目を閉じたのだ。
 何も見えぬ世界では、
 何も欲しくない。何も怖くはないからね。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年04月15日 21:16

アルタナ名鑑 #14 Zeid

2009年04月06日

14npc.jpg

Zeid
ザイド

クララ率いるミスリル銃士隊に所属する、ガルカ族の銃士。
暗黒剣の達人で、その強さは計り知れないが
常にマスクで顔を被っており、その出自には不明な点も多い。

性格は、木訥にして冷静沈着。
同僚のフォルカーと共に
さまざまな特殊作戦に従事し、功績を上げている。

しかし大戦後は、ある理由から
固執していた銃士隊の任務を放棄。
各地を転々とする放浪の旅に出ることになる……。


「……ほう、誇りだと?
 職務への誇りならあるが。」

「殺人鬼を英雄扱いするとは
 困ったものだ。行くぞ。」

「もし自分の進む道に疑問を
 抱く事があれば、自らの刃に目を向けて問え。
 「おまえの刃は黒く輝いているか?」と……。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年04月06日 12:15

アルタナ名鑑 #13 Rahal

2009年03月30日

13npc.jpg

Rahal
ラーアル

フルネームは、
Rahal Lebrart(ラーアル・ルブラール)。

当初は、エグセニミル率いる
少年騎士団の副団長を務めていた。
どちらかというと、消極的な性格で
暴走しがちな団長の抑え役に回ることが多かったが
エグセニミルが実戦に参加し、騎士団との
距離をおき始めると、一念発起。
少年騎士を束ねあげ、鷲獅子騎士団を結成する。

獣人と対峙した際には
恐怖を撥ね除けて名告を上げ、幼少ながら
騎士の名に恥じぬ矜持を見せた。

後に、サンドリア王立騎士団の
団長にまで上り詰めている。


「大人たちだけに、
 この街を任せておけない……
 僕らの力で守らなきゃって!」

「だから
 僕らが少年を捨てて
 大人の騎士になるしかないんだ。」

「我ら、鷲獅子騎士!
 誇りと名誉と剣にかけて……
 サンドリアを護ることを誓う!」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年03月30日 19:14

アルタナ名鑑 #12 Ajido-Marujido

2009年02月05日

12npc.jpg

Ajido-Marujido
アジドマルジド

手の院院長、ゾンパジッパの息子。
大戦時は幼く、コルモル博士の下で
魔法を学んでいる。

初対面のオトナの冒険者を「オマエ」と呼び、
自身のことを「テンサイジ」と称する。
勝気で無鉄砲な性格は
幼少時からすでに備わっていたようだ。

過去のウィンダスのクエストでは、
迫り来る脅威に対して強力な精霊魔法を詠じるなど、
幼い時分から傑物の片鱗を見せた。

現代では、口の院の院長を務めている。
なお、ウィンダス連邦のミッションのキーパーソンでもある。


「……ああ、オレがマドーダンに
 はいったら、とくいのマホーでかつやくして
 アレのナゾも、ときあかして……
 ウィンダスは、いっぺんにへいわになるのに。」

「オヤジはカンケイない!
 オレはひとりのオトコとして
 はなしをしにきてるのだ!」

「ク、クァールか、
 おどかしやがって。
 じゃくてんはつちぞくせい、
 このていどはオレのてきでは……」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年02月05日 18:49

アルタナ名鑑 #11 Adelheid

2009年01月26日

11npc.jpg

Adelheid Sturm
アーデルハイト・シュトルム

大戦時のバストゥーク共和国軍にて、
ルートヴィヒの幕僚として参謀長を務める。
若年でありながら賢将で、
実践を重んじるシュルツ流軍学に則り、
戦地へ赴くことも多い。

グロウベルグへ出陣することが多く、
彼女自身が開発した地雷火「チューブ」で
獣人血盟軍の兵をまとめて足止めする。

独特の口調のせいか、
ぼうっとしているようにも見えるが、
休憩中でもその頭脳はフル稼動させているとか。

また、秘密やウワサに対する
好奇心は人一倍多いようで、
事件の臭いがするドアの前に立って
そっと聞き耳を立てる姿も……。


同門の徒のNicolaus(ニコラウス)とは、
「ハイジ」「ニック」と呼び合う仲……なのだが、
ニコラウスは露骨にアーデルハイトを
避ける素振りを見せるようだ。

その理由は、ある作戦に参加することで、
何となくわかってしまう……かもしれない。


「……に5列横隊で展開せる1200の
 重装歩兵にて敵主力5000の衝力を削ぎ、その機に
 ……あ、ごめ。今、サンドリア騎兵との連携による
 機動防御の脳内演習で、頭がいっぱいなんですぅ。」

「わ、わたし、たまたま
 ここを通りかかっただけです!
 し、失礼しますぅ〜。」

「あれ、探偵助手さん
 いつまで伏せてるんですかぁ?」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年01月26日 11:06

アルタナ名鑑 #10 Altennia

2009年01月21日

10npc.jpg

Altennia Borel
アルテニア・ボーレル

王立騎士団・紅燕騎士隊所属の従騎士。
性格は温厚で、騎士とは思えないほど物腰は柔らかい。

それは喩えるならば、
厳粛な王城の石畳に咲く一輪の花。
屈強で驕慢な他の騎士達と比べても、
一際目立つ存在に見える。

無謀な計画を企てがちな少年騎士団を気に掛けているが、
その優しい性格は、子供心にダイレクトに伝わるのだろう。
「オトナ」達に反発する少年達にとっても、
彼女の存在は特別のようだ。

なお、彼女は自身をボーレル家の者と語る。
現代のサンドリア王国宰相である
ハルヴァー・M・ボーレルとの関連性が気になるが……。
その実態は、過去のサンドリアのクエストを
進めることで明らかになるだろう。


「こんなにも王都で奇妙な事件が
 頻発すると、あたしとしては、子供たちが
 とにかく心配で……。」

「こらっ、少年たち!
 次の任務はうちの庭で「雑草掃討作戦」よ!
 覚悟しなさい!」

「約束なさい!
 絶対に……
 絶対に、あなたも生きて帰ってくるのよ。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年01月21日 15:50

アルタナ名鑑 #09 Romaa Mihgo

2009年01月03日

09npc.jpg

Romaa Mihgo
ロマー・ミーゴ

コブラ傭兵団を率いる傭兵団長。
リーダーでありながら、
戦場では自ら前線へ躍り出る勇士である。
姉御肌で、義理人情には篤い。

(良くも悪くも)名高いコブラ傭兵団だが、
その戦闘力は高く、実際にウィンダスの
危機を救う場面も見られる。
個性的でわがままな団員たちを
「お頭」としてまとめる彼女の手腕も大きいだろう。


アナコンダ傭兵団を率いる
ペリィ・ヴァシャイとは
戦友であり、ライバルでもある。

大戦中のウィンダスのクエストでは、
熱血のロマーと冷静なペリィが
憎まれ口を叩きつつも、
お互いの背を任せるような関係が描かれる。


現代のロマー・ミーゴは、
カザム前族長として、カザムの家屋に住む。
しかし、大戦時のような覇気はなく、
隠居状態にある。

20年という年月の中で、一体何が
彼女をこんなにも変えてしまったのだろうか……。


「行くぞッ!
 コ〜ブラァァッッ!!
 私に続けェ〜ッ!!」

「こぞって、恋の鞘当てなんざ
 情けないったらありゃしない!
 浮かれてんじゃないよ、たく!」

「なるほどね。
 私らは囮かい? ま、たしかに
 派手にチャンバラやるなら、タルどもより、
 ウチの仕事だけどさ。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2009年01月03日 22:53

アルタナ名鑑 #08 Zazarg

2008年12月22日

08npc.jpg

Zazarg
ザザーグ

第四共和軍団に所属し、
第七独立戦隊の千人隊長を務める。

グロウベルグ会戦で大敗を喫した影響で
第四共和軍団の戦力は風前の灯火であったが、
彼の千人隊のみが募兵をしつつ、再編を行っている。


ザザーグは、隊長であるにも関わらず
部下とも気さくに接し、
寝食を共にするような漢である。
会議もユーモアを交えたフランクなスタイルで、
軍隊というよりは、さながら
血縁関係にも似た結束力を感じられる。

この性格は冒険者に対しても同様で、
雅量があり、人望も篤い。
男気一本のまっすぐな性格に惹かれ、
彼を「兄貴」と慕う者も多い。

人格者であるザザーグだが、
いざ戦となれば、両の拳で嵐を呼ぶ。
並外れた武術で敵を叩くだけでなく、
さらに戦況を冷静に見極めることもできる
胆勇の士である。


現代の彼は五蛇将の1人で、
土蛇将としてアルザビの守護に就いている。
皇都防衛戦で彼の陰流砕巌衝が空を裂く様子を
見たことがある冒険者も多いだろう。
5回もの突きを高速で繰り出し、
その拳圧で敵を吹き飛ばす。相手は石化する。

彼の過去については、
茶屋シャラトトで詩吟を生業とする
タルタルの吟遊詩人、Fari-Wariの詩作りに
協力することで明らかになるだろう。
「土噛みし拳」が語る、
義と人情と漢のドラマは、見逃せない。


「オ〜シッ!
 そろそろ、三途の川を渡してやるか!」

「これだけ広いヴァナ・ディールだ。
 どっかに、そんなオレでも
 必要としてくれる所があるかもしれねぇだろう?」

「これからも
 オレといっしょに
 大暴れしようじゃねえか。なあ、おい。
 ガハハハハハハッ!」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年12月22日 15:46

アルタナ名鑑 #07 Rongelouts N Distaud

2008年12月20日

07npc.jpg

Rongelouts N Distaud
ロンジェルツ・N・ディストー

大戦時は、
サンドリア王国軍の王立騎士団に属する
鉄羊騎士隊の隊長を務める。

有能な従騎士候補を集めて猛特訓を行うものの、
辛辣を極めたセリフで部下を叱咤するため、
"鬼軍曹"のシゴキから脱落する者も少なくない。

なお、ロンジェルツは赤いベレー帽を被っているが、
同じ隊の部下も同じ帽子である。
彼らは、トレードマークともいえるこの帽子を、
軍曹とともに被れることに誇りを持っている。

彼の峻厳な態度の裏にある、
情に篤い面を知っているからこそだろう。


現代のヴァナ・ディールでは、
サラヒム傭兵士官学校の主任教官を務める。
剣を竹刀に換え、
今日もアトルガンの空の下で、
傭兵たちに鬼のシゴキを施す。


「しょせん
 ミジンコの頭だな。ママのスカートの
 中で「戦争ごっこ」でもやってろ。」

「ふざけるなッ!
 その安っぽい同情が
 お前の護るべき多くの者を
 危険にさらすだろう。
 当のガキどもの
 命すらなッ!」

「これからも
 その負けん気を失うなよ!
 そうすれば貴様は真の勇者にだって成れるだろう。」
(サラヒム傭兵士官学校・卒業式より)


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年12月20日 14:52

アルタナ名鑑 #06 Lehko Habhoka

2008年12月03日

06npc.jpg

Lehko Habhoka
レコ・ハボッカ

西にその眼差しを投げかければ、
あらゆるミスラをトリコにし、
東にその身を走らせれば、
黄色い歓声のミスラたちが追いかける。

彼の周りでは、
「色恋沙汰」なんて軽い言葉では片付けられないような、
女たちの……いや、"メス"たちによる
熾烈な戦いがくり広げられている。

それもそのはず、レコ・ハボッカは
世にも珍しいミスラの男性なのだ。

ミスラの男は、ミスラたちの本国、
ガ・ナボ大王国でさえも
見掛けることは珍しいという。

冒険者たちは、大戦時のウィンダスの
クエストを遂行していく途中で
彼と出会うことになるだろう。


レコはガ・ナボ大王国の出身だが、
聖都ウィンダス、つまりミンダルシア大陸へ
来る前は、北方暮らしが長かったという。
その影響か、多くのミスラ族たちと異なり、
薄着が苦手だと語る。

冒険者と戦えば3秒でのされるとは彼の弁だが、
鮮やかにナイフを投げてサポートするシーンも
見られるため、その真の実力は……未知数だ。

彼については謎に包まれた部分が多いが、
ほかの主要人物たちと同様、
この大戦に大きな影響を及ぼすことは
想像に難くない。


「ただ、もうちょっとだけ
 待ってほしいんだ。いま、こちらの大陸はじつに
 興味深い局面でね。結末を見たいんだよ。」

「僕はいろんなところを
 転々と移り暮らしてきたからね。
 西のウルブカ、東のエラジア、
 そして、雪と氷ばかりの北方のラゾア……。」

「知ってるかい?
 剣より舌は強いし、
 力は言葉に勝てないんだ。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年12月03日 20:16

アルタナ名鑑 #05 Cait Sith

2008年11月20日

05npc.jpg

Cait Sith
ケット・シー

その姿はネコに似ているが、
二本足で歩く、謎の存在。

頭に王冠を乗せ、気品ある口調で語り、
しゃなりしゃなりと歩く。
吸い込まれてしまいそうな大きな瞳が特徴的だ。

彼女(口調から女性と推測)とは、
『アルタナの神兵』ミッションの序盤から
出会うことになる。
何やら確固たる目的を持って
冒険者に接しているようなのだが、
その内情は打ち明けられないまま、
やや強引に我々は引っ張られていく。

なお、ケット・シーという存在はひとりではないようだ。
Cait Sith Aon、Cait Sith Dhaといった形で、
名前の後ろに数字(※)が付く仲間がおり、
ある「プロジェクト」について相談する場面も見られる。
※数を表すゲール語。Aon、Dhaは、それぞれOne、Twoの意味。

ケット・シーたちが集まっていた
奇妙な空間の正体も、いまだ解明されていない。
ケット・シーを語るには、
まだ隠された謎が多すぎるのかもしれない。


「英雄かしら? 聖女かしら?
 どんな方かは知らないけれど、
 この時代にあらわれてくれるのかしら?」

「フフーン。
 見くびってもらっちゃ困るわ、
 アタクシには、何でもお見通しですのよ。」

「アタクシ、
 ネコじゃありませんことよっ!」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年11月20日 12:45

アルタナ名鑑 #04 Lilisette

2008年11月09日

04npc.jpg

Lilisette
リリゼット

水晶大戦当時、人気を博した
マヤコフ舞踏団に所属するダンサー。
踊り子としての基礎を
叩き込まれた経験のある冒険者にとっては
嫌でも忘れられないであろう、
かのブリリオート舞踏団と
人気を二分したといわれている。
その声望は、サンドリアでのショーのチケットが
即完売してしまうほどである。

「ダンサーの質だけなら
 断然マヤコフ舞踏団のほうが格上」
とは、ファンの弁。

なるほど、闘技と踊りを昇華させた
クリークタンツを起源とする
ブリリオート舞踏団に比べると、
マヤコフ舞踏団のダンサーは
「美」に重きを置いたスタイルにも見える。
それもそのはず、当の団長マヤコフは……。

いや……話が逸れてしまった。本題へ戻そう。

彼女、リリゼットとは、
『アルタナの神兵』ミッションにて出会う。
並外れた才能を有しており、
新人ながらトップダンサーとしてステージに立つという。
「月影の胡蝶」との異名を持つほどの人気だ。

しかし、その素顔の気質は激しく、
ダンサー仲間も手に負えないほどの
じゃじゃ馬っぷりを発揮する。
小悪魔的な彼女に魅せられて、
バッサリ斬られた「イケメン」たちは数知れず……。

直後の事象がわかったり、
現代との関わりをほのめかすような言動をしたりと、
彼女の背景に関しては秘密に包まれた部分が多い。
ミッション"天涯の娘"にて
彼女の素性に触れることになるのだが、
それはまだ、ほんの序章にすぎないのだろう。

種族はヒュームだが、耳が長く、
冒険者たちのフェイスとも異なる。


「はんっ! 乳臭い
 子ネコのくせに、わたしに命令しようなんて
 100年早いわっ!」

「……なに見てんのよ。
 耳の長いヒュームが、そんなに珍しい?」

「あの獣人も、わたしみたいに
 歴史を変えようとしてるんだわ。
 しかも、獣人血盟軍にとって有利な歴史に……。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年11月09日 12:23

アルタナ名鑑 #03 Robel-Akbel

2008年10月29日

03npc.jpg

Robel-Akbel
ロベルアクベル

水晶大戦時の聖都ウィンダスにて、
大魔元帥を務めるタルタル。
タルタルの戦闘魔導団やミスラ傭兵団を束ねる
最高司令官である。

ロベルアクベルに関しては謎が多く、
その素性を知る者は少ないだろう。
顔を黒い包帯で覆っており、
素顔すらも見ることは適わない。

過去のウィンダスのクエストでは、
カルゴナルゴ城砦が奇襲を受けた際、
敵の策をいち早く見抜き、聖都ウィンダスを
守るというエピソードが語られる。

指揮官としての統率力、
そして冷酷なまでの判断力を備えた人物だが、
今後の聖都の命運に、
どのように関わっていくのだろうか……。


「それから、我も
 指をくわえて待っているだけでは退屈だ。
 例の作戦……同時に決行するぞ。」

「大義を為す代償に
 犠牲の多寡は問わぬ……。」

「我は……勝たねばならん。
 かのお方のために……
 そのために、すべてを棄てたのだ……」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年10月29日 23:40

アルタナ名鑑 #02 Klara

2008年10月17日

02npc.jpg

Klara

フルネームはクララ・ベスター。
ヒューム女性。バストゥーク所属。
水晶大戦時下のミスリル銃士隊隊長。
過去、お馴染みのZeidやVolkerは彼女の部下だった。

Prien(プリーン)大統領に付き従い、
バストゥーク共和国内に波及する
数々の事件の解決を試みている。

バストゥーク商業区〔S〕(大工房)のクエストに登場。
持ち前の審美眼で事件を鋭く推理する。
洞察力に優れるだけでなく、
失態を曝した部下を思う一面も見せる。
クールに見える反面、
恐らく彼女の胸の内は、
誰よりも熱く燃えていることだろう。

また、冒険者たちとは違う、
独自のフェイスタイプの持ち主である。


「このクララ、事態収拾ののちは
 どんな厳罰をも甘んじて受ける所存……!」

「心配しても何も解決しない。
 一番の対処は、われわれミスリル銃士隊による、
 一刻も早い真相の究明だ。」

「誣告罪は重罪。
 私は憲兵に、彼の銃士除名を迫られるだろう。」


--
イラスト:皆川史生(RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年10月17日 13:18

アルタナ名鑑 #01 Excenmille

2008年10月05日

01npc.jpg

Excenmille
エグセニミル
(天晶暦852〜)


フルネームは、
Excenmille M Aurchiat(エグセニミル・M・オルシャー)。
自発的に結成した少年騎士団の団長。
無鉄砲な性格からか、奇抜な作戦で周囲を翻弄する。
大人たちも顔負けの活躍をすることもあるが……。

サンドリア〔S〕のクエストでは、
騎士団の動向と共に、
生々しい戦時下の様子を目の当たりにした
彼の心情や成長が描かれる。

現代のヴァナ・ディールでは、バリスタの監督を務める。


「こんな戦争、オレが終わらせてやる!
 大人なんかに任せてられっか!」

「敵の大将を目の前にしてもくじけない、
 勇気と智略が欲しいんだ!」

「そんなんじゃねぇんだ!
 戦場は……戦場は……」


--
イラスト:皆川史生 RGB230

投稿者 vanatsu_staff : 2008年10月05日 11:14

当ブログに記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の登録商標、もしくは商標です。
(C)2002-2010 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.