アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス 最新情報まとめサイト
ゲームスペッ

ク
タイトル:アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり
ハード:PlayStation Vita
メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
発売日:12月17日発売予定
価格:5980円[税込]
プレイ人数:1人
CERO区分:審査予定
テイスト:冒険
ジャンル:アクション・アドベンチャー
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『アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-』インプレッション 〜すずめ〜
2011/12/15 (木曜日)13:42

『アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-』のインプレをお届け。今回は、マンガ家のすずめが語る。


 

  小学生のときに友だちの家で遊ぶゲームは、格別におもしろかった。
それが決して良作と呼ばれることのないゲームであっても、心から楽しんでいたように思う。

そこには、「なにやってんだよ(笑)」や「サンキュー助かった(笑)」といった直接的なコミュニケーションの応酬があり、小学生ながらに“仲間との一体感”や“必要とされている感”を感じていた。

社会人になり、友人たちは遠方に就職、または結婚して家庭を作り、友人の家でゲームを遊ぶ機会はなくなって久しい。社会の歯車に入り、ぐるぐると同じ場所で周り続ける日々の中で、僕は、前作『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』と出会った。

メインのキャンペーンモードの映画のような演出にも驚かされたけれど、ひっそりと収録されていたオンラインモードのひとつ、“サバイバルモード”を遊んだとき、僕の中で久しく感じていなかった感情が沸き起こった。

「なにやってんだよ(笑)」

「サンキュー助かった(笑)」

である。


あと、大人になった証拠として、

「俺はいいから逃げろw」

が追加された。大人の余裕。


“サバイバルモード”は、見知らぬ仲間ふたりと自分の3人で、迫り来る敵の集団から10ラウンドを生き抜くもの。1ラウンドが3分程度で終わるお手軽なモードではあるが、10ラウンドの中ではいつも多彩なドラマが展開される。

ラウンド中に、自分もしくは仲間が敵の攻撃により戦闘不能になった場合は、その場にしゃがみこむとともにメーターが表示され、表示はミルミルと減少していく。このメーターが完全に消えてしまう前に仲間が近付いてモリモリと回復してあげることで、戦闘への復帰が可能となっている。



この“回復”が、熱い。



とにかく助ける。助け合う。放置しない。遠く離れた場所で倒れても、時に民家を飛び越え、時に地下通路を走りぬけ、助ける、助けられる。敵の集団の中で倒れてしまい、助けにいけば、とも倒れが濃厚な状況でも、行く。迷わない。まあ、大抵の場合とも倒れになるのだけれども。

 


僕を助けようとして倒れた仲間に向けられる感情は、たとえ失敗であっても

「ありがとう」

であるし、包囲の中から見事助けてもらったときは

「やるじゃないか」

とニヤリと笑う。


僕はボイスチャットを使っていないので、画面の、ネットワークの先の彼(なぜか、全員おじさんのような気がしている)が実際にどう感じているかはわからない。

けれどもきっと、僕が助けて、あるいは助けられてニヤリと笑ったように、先の彼もまたニヤリと笑っていると確信している。


10ラウンドの中で、確かに感じる一体感。

もうダメだという距離を、敵の包囲をくぐり抜けて助けれたときの達成感。

熱い。熱いぞ助け合い。


シリーズ最新作、『アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-」にも、“サバイバルモード”は搭載されていて、助け助けられっぷりは健在であり、毎日助け助けられとも倒れしている。

多分、“砂漠に眠るアトランティス”を探さないといけないのだが、タイトル画面からついつい助け助けられに進んでしまう。思う存分に助けてから、砂漠にいこうと思う。


あと、「何やってんだよw」は、敵の重包囲の中で倒れた仲間(おじさん)を決死の覚悟で飛び込んで見事助けたときに、助けられたおじさんが

「助かったぜ! よ、よし、オレの力でこの苦境を打開してやる」

と渾身の力で投げた手榴弾が壁に跳ね返って3人の足元に転がり爆発した場合です。

 

 


■プロフィール
すずめ
『ファミ通コネクト! オン』でオンラインゲームとは関係のない巻末4コママンガを連載中。昼間は銀行員、夜はマンガ家と堅いんだか柔らかいんだかわからない職業の34歳。