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『GTAオンライン』“フリーモード”アップデートで劇的に変わるロスサントスを遊び尽くせ!(後編)
2015.09.14

Text by Mask de UH

 前編(こちらの記事)に続き、秋の大型アップデート特集後編である。フリーモード最強イベントの他、敵対モードにも新規ミッションが追加されているので、順次紹介していきたい。


<フリーモードイベント>

・チェックポイント
 マップの4分の1区画内に120個のチェックポイントが出現し、通過すればマネーがゲットできるお得なイベント。プレイヤーは制限時間内にチェックポイント回収を目指し、最終的にいちばん多くのチェックポイントを通過できたプレイヤーが勝者となる。

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 陸および海のチェックポイントと、エアチェックポイントの2種類があるが、山のてっぺんや豪邸の敷地内など、簡単には取りに行けないポイントも多いので、地上ならモトクロスバイク、空なら救急用ヘリなど、小回りの効く乗り物がオススメ。1位になれなくとも結構マネーを稼げるので、イベントは逃さず参加すべきである。

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・ハント・ザ・ビースト
 今回のアップデートにおいて最も熱いと断言できるイベントが、この「ハント・ザ・ビースト」だ! 参加するプレイヤーの中からひとりだけが狼男の"ビースト"に変身し、残りのプレイヤーがビーストを追跡して倒した者が勝利するというルール。
 ビーストに選ばれし者は、通常のプレイヤーよりも高い身体能力を得られるのだが、ほかのプレイヤーからはビーストがどこにいるのか判別がつかない。唯一のチャンスは、ビースト側の目的であるマップ上に点在する10ヵ所のチェックポイントを通過すると、通過した瞬間から10秒間だけマップ上にビーストのアイコンが表示されるので、そこを狙うこと。ビーストはチェックポイントを1ヵ所通過するごとにアイコンの表示時間が10秒プラスされるので、たとえば6ヵ所目のチェックポイントを通過したときは60秒間、マップにアイコンが出現することになる。
 また、ハンター側のプレイヤーがビーストがいる位置の150メートル以内に接近すれば、獣の咆哮を聞くことができるので、目視はできずとも手がかりにはなる。なお、そのチェックポイントの位置はビーストにしか見えないが、ビーストからハンターの位置は見える。同じセッション内で、ビースト役を除く最大29人のプレイヤーがハンターになるので、探すほうも必死なら逃げるのも必死となるのだ。

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 こうなると、完全にビーストとハンターの知恵比べとなり、ビースト役はチェックポイントを通過するときに付近にハンターの姿を確認したら、ハンターが移動するまでチェックポイント通過を待機したり迂回したりしてやり過ごし、ふつうのドライバーや歩行者になりすまして混雑するエリアを抜けるなど、生き延びる方法を考えなければならない。

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 ちなみに、ビーストのルックスはスタジャン姿の狼男なのだが、この元ネタとして有名なのがマイケル・J・フォックス主演の青春狼男コメディ映画『ティーンウルフ』(1985年)。だが、筆者のようなマニアはもう少し突っ込んで、『ティーンウルフ』のさらに元ネタとなった1957年のホラー映画『I WAS TEENAGE WEREWOLF』に触れずにはいられない。

 この映画は、狼男となったスタジャン姿の大学生がキャンパスで大暴れする低予算作品なのだが、海外ではカルト的な人気を誇り、公開から25年後にはマイケル・ジャクソンがメガヒット曲『スリラー』のプロモビデオでスタジャン狼男を劇的に復活させている。この流れなくして『ティーンウルフ』は語れないので、蛇足ながら言及させていただいた次第。と、同時に、どこまでもマニア心くすぐるロックスター・ゲームズの心意気に乾杯だ!


<新規敵対モード>
 今回のアップデートでは、フリーモード用イベント以外のモードも追加されている。強盗ミッション・アップデートの時に追加された“敵対モード”に、さらに7つのバリエーションを持つふたつのゲームモードが登場するのだが、そのうちの“ハンティングパック”を紹介しておこう。

・スピード・コンボイ
 4対4のPvPモード。ランナーを守るディフェンダーのチームと、ランナーを妨害するアタッカーのチームに分かれて戦うカーチェイスがメインのバトル。
 ターゲットとなる乗り物(消防車や積載車など)が、スピードが一定以下に落ちると仕掛けられた爆弾が爆発するという設定は、キアヌ・リーヴス主演のアクション映画『スピード』そのまんまだが、日本人なら『スピード』の元ネタとなった東映の『新幹線大爆破』を連想すべきである。おっと話が脱線した。新幹線だけに……。

 話を戻すと、ターゲットとなる大型車両を運転するランナーは、スピードを一定速度以下に落とさないようゴールを目指し、その護衛役となるディフェンダーは、3台のクルマに分乗してアタッカーとなった他のプレイヤーからの攻撃=走路妨害を防ぎ、ランナーが爆発しないように守るのが目標となる。
 対するアタッカーは体当たりなどでランナーのスピードを落として爆発させることが目的なのだが、ドライブバイなどの武器の使用は禁止。ひたすらクルマvsクルマによるガチの幅寄せ攻撃が中心となり、ちょっとした戦略性(ディフェンダーは最大3人で3台なので、アタッカー4人=4台より少ない)が要求されるため、チームワークが勝利のカギとなる。

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 乗り物がダメージを受け過ぎたり、相手から離れすぎた場合は、△ボタン(PS4の場合)長押しで近くに復活できるので、慌てず確実に防御または攻撃できるのが魅力。プレイ時間も短めなので、シンプルだが奥の深いクルマの“肉弾戦”が味わえる、キアヌ・リーヴスのファンにも、高倉健のファンにも楽しめる迫力満点のカーチェイスゲームに仕上がっているのだった。

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・クロス・ザ・ライン
 4対4のPvPで遊ぶ、新たなシューティングマッチ。制限時間内に自分チームのメンバー全員が相手チームのラインを越えて陣地に入れば勝利。

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 倒されたプレイヤーは、相手チームの陣地内にいてもスタートポイントに戻されるので、ボイスチャットによる連携が重要になってくる。相手チームの陣地内で仲間を待とうとしても、倒された相手が陣地内でリスポーンするので、気が付いたときには4人全員に囲まれているという四面楚歌な事態が発生する。障害物を活かしたり、ライフルや爆弾を駆使(武器は固定)して、制限時間内に効率よく仲間全員がラインを越えるよう、それぞれのスキルに合わせた戦略をもって挑まなければ、勝利は遠い。

 制限時間内にどちらのチームもラインを越えられなかった場合は、再試合もしくは、サドンデスによる決着が待っている。少人数参加で短時間決着できるのは、獲得できるBPから考えても魅力的。銃撃スキルとチームワークを活かし、クルー同士でプレイしても面白い。

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<ロックスターエディターがコンソール版に初実装>
 PC版の『GTAV』のみに対応していた自由編集モードである“ロックスターエディター”が、今回のアップデートでPS4版とXB One版に追加されることが決定! すでにYouTubeには、“GTA videos”というジャンルが誕生しており、YouTubeをトラッキングするツール“Zefr”によれば、“GTA videos”だけで400億回再生を記録しているというから驚き桃の木洗濯機。今回コンソール版の実装により、ニューカマーの動画作成職人が爆発的に増加するのは間違いない。



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