『ペルソナ3ポータブル』クリエーター's BLOG

『ペルソナ3ポータブル』クリエーター’s BLOG 【第7回】副島 成記氏

こんにちは。P3Pキャラクターデザイン担当の副島です。

P3P発売まであと1週間と少しになりました。
早く発売にならないかと読者の皆様とは別の意味でワクワクしております。

さて、前回は女性主人公のお話をしましたので、今回はもう一人の新キャラクターでベルベットルームの新たな住人、テオドアに関してのお話です。
 

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その前にベルベットルームとは何かの簡単な説明を……。
ベルベットルームは「女神異聞録ペルソナ」からシリーズに継続して登場する場所で、作品毎に舞台やキャラクターが変わる中で唯一変わらない存在として描かれています。
ペルソナ使いが訪れることができる、夢と現実、精神と物質の間にある部屋であり、ゲーム中新たなペルソナを生み出すなどプレイヤーをサポートする様々な役割を負っています。
「女神異聞録ペルソナ」と「ペルソナ2罪&罰」では部屋の主であるイゴールとピアニストのナナシ、歌い手のベラドンナがいました。
P3ではベルベットルームにより具体的な役割をもたせようと部屋がエレベーターになったことに対応して住人が変更になり、主のイゴールはそのままですが、助手はエリザベスという女性キャラクターになっています。
(登場はしませんが、ナナシとベラドンナはベルベットルームに入るとピアノの旋律と歌声が聞こえていますので、きっとどこかにいるのでしょうね。)

PS2版のP3ではエリザベスだけでしたが、P3Pでは新たに男性キャラクターのテオドアが選択できるようになっております。
デザインはエレベーターという設定のベルベットルームに合わせてエリザベスをエレベーターガールにしていたのに対して、テオドアはベルボーイのイメージでデザインしています。
エレベーターガール、ベルボーイはどちらも来訪者をもてなす者ということで主人公を精神世界に迎え入れるキャラクターという意味を込めています。
(ちなみにP4に登場するマーガレットは場所がリムジンになったことに対応して、イゴールの美人秘書というイメージで描いています)
このテオドア、実はP4のマーガレットとエリザベスを姉に持つ3姉弟の末っ子で、クールな姉達に対して意外と感情的な面も持ち合わせています。
表情のパターンもその分大目に描いていますし。
単に男女違いだけではなく性格設定も大きく違うキャラクターですので、そのあたりも是非楽しんで頂けたらと思います。

 

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まだP3をプレイされていない方にとってはネタバレになってしまいますので劇中のベルベットルームの役割に関してはあまり語れないのですが、ベルベットルームの存在はペルソナの世界観をより奥深いものにしており、物語の背後に流れる真のテーマを語っているところでもありますので、是非注目してプレイしてみて下さい〜。



※『ペルソナ3ポータブル』公式サイトはこちら


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  • 橋野 桂
    (はしの かつら)

    『真・女神転生III-NOCTURNE』、『ペルソナ3』、『ペルソナ3フェス』、『ペルソナ4』ディレクター。『ペルソナ3ポータブル』ではプロデューサーを担当。
  • 副島 成記
    (そえじま しげのり)

    『ペルソナ3』、『ペルソナ3フェス』、『ペルソナ4』アートディレクター。『ペルソナ3ポータブル』ではアートディレクター/キャラクターデザインを担当。
  • 目黒 将司
    (めぐろ しょうじ)

    『ペルソナ3』、『ペルソナ3フェス』、『ペルソナ4』サウンドコンポーザー。PSP版『ペルソナ』ディレクター。『ペルソナ3ポータブル』ではサウンドコンポーザーを担当。