大塚角満の ゲームを“読む!”

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【ファンタジーライフ】第18回 キリタチ山のジャイアントキリング(その2)

 昨日の続き。

 ……と言いつつ、わりとあっさりと話が終了する予感がします!!

 なんかこれ、締切間際なのにネタが出てこず、苦し紛れにムチャな展開を描いて、「続きは次回!!」と未来の自分に放り投げたマンガ家さんを想起させますね。で、当日になって「なんて無責任なんだ先週の自分っ!!!!!」と過去のオノレの行為に悶絶する……と。

 まあ俺の場合、しっかりとネタ(っていうか過去の事実)があるんだけどそんなに長いものじゃなく、「……これだったら前回の記事と切り離さなくてもよかったな……」と、いまになって思っているというわけですね。

 さて、若干の文字数稼ぎができたところで、前回の続きに入ります。

「キリタチ山にプラチナ鉱を採りにいこう!」

 ってんで、ピッケル片手に雪深い霊峰(?)に向かった俺と江野本ぎずも。動いているもの見るや「ピュンピュン」と無頼な矢をぶっ放す貧乏狩人を「どうどう!!」と制しながら、どうにか山の中腹あたりまでやってきたのでした。

 しかしそこで、予期せぬ事態に遭遇する。いきなり目の前に、“シルバーファング”なる巨大な恐竜のようなモンスターが現れたのだ!!

 ここまでのプレイで我々が遭遇した敵の体格は、イネムリドラゴンは別格として、大きくてもアイアンゴーレム、日常生活(?)ではキバザル程度が“最大級”であった。

 そんなところに突如現れた、シルバーファングという巨大な生き物……。

 いや、シルバーファングからしたら俺たちのほうこそ“突如現れた闖入者”なのだろうが、この際それは置いておく。だってコイツ、ただデカいだけじゃなくて顔つきからして殺る気満々で、ちょっと目が合っただけでも「おうっ!!!!! なにガンたれとんじゃおどりゃあ!!!!」とつかみかかってきそうなんだもの……。そのたたずまいは完全に武闘派ヤンキーそのもので、夜の繁華街では極力、避けて通りたい雰囲気を醸し出している。

 それでもここは、小が大を制することもあるファンタジールである。敵の猛攻に耐え、こちらの攻撃だけを当てることができれば、ジャイアントキリングも夢ではない土地なのである! なので俺は、江野本に言った。

「せっかくふたりで来てるんだし、ここはひとつ、恐竜狩りとシャレ込もうではないか!! なんとかなるだろ!!!

 これを受けた江野本、いかにも何も考えていなさそうな表情を作りながらしっかりと頷いた。

「ガッテン承知の介!!!!!」

 遠距離攻撃の江野本を背中に、俺はシルバーファングの懐に飛び込んでいった。そして、まだまだ弱いダガーを振り回し、凶暴なケモノにダメージを与えんとす。

 ザクザクザク……

 シルバーファングの攻撃に怯えながらもなんとか3発の攻撃を入れることができたが、思っていた以上にダメージが入らない。かの恐竜の体力ゲージは、微動だにしていないと言っていいくらいだ。それでも、

「ピュンピュンピュンッ!!!」

 矢を放つ江野本の声が、なかなかにして頼もしい。この言い知れぬ安心感は、協力プレイならではのものであろう。

(ひとりひとりの力は大したことないけど、ふたりだったらなんとかなるかも!!)

 そう心を鼓舞してくれるのである。

「おっしゃ!! うおりゃあああああ!!!!」

 再度俺はシルバーファングに斬りかかっていった−−。

 それから、10分ほどた経ったろうか……。

 俺の目に映るシルバーファングの体力ゲージは、ほとんど動いていなかった。「いつか減ってくれるはず!」と信じて攻撃をくり返してきたが、この暖簾に腕押し感はどうしたことだ。

 ふたりがかりで、こんなに手こずるの……???

 それでも討伐を信じて、再びシルバーファングに突っ込んでゆく俺。そんな勇猛な俺に向かって、若干疲れた声で江野本が言った。

「あのー、大塚さん」

 なんだ。いま大事なトコなんだ。用件があるなら早く言え。そして攻撃を続けろ!!

 そんな思いを込めながら、ぶっきらぼうに「なんじゃ」と返す。すると江野本は「ぴゅんぴゅん」と矢を射ながら、衝撃的な告白をしたのであった。

「あのー、あっしの矢が当たったところから“0、0、0、0”って出てくるんですけど、あれでいいんですかねえ??」

 ピシッッッ!!!

 と編集部の空気が凍りついたのは、キリタチ山の雪のせいだったのか……。

 俺、この世の終わりのような徒労感に包まれながら、ひと言、

「…………街に帰ろっか………………」

 と言った。

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投稿者 大塚角満 : 14:29

【ファンタジーライフ】第17回 キリタチ山のジャイアントキリング(その1)

『ファンタジーライフ』は見た目のかわいらしさに騙されがちだが(……べつに騙してはいないな)、じつはアクションゲームの部分が非常にしっかりと作られている。パラメーターの数値だけで勝敗が決まる……なんてことはもちろんないし、ガチャガチャやってりゃなんとかなる“連打ゲー”でもない。敵との間合いや攻撃のタイミングをしっかりと見極め、ヒットアンドアウェイを念頭に置きながら時に斬り込み、時に回避するという、バリバリのアクションゲーム並みの立ち回りを展開することができるのだ。

 ……って書くと勘違いされてしまいそうだが、“巧みな立ち回りもできる=シビアなタイミングが求められる”というものでもない。この、絶妙な感覚を文字にするのはじつに難しいのだが、アクションが苦手の人が「こんな感じで立ち回れたら、すごく気持ちいいのに!!」と脳内で思っていたことを、すごくシンプルに具現化してくれたシステム……とでも言おうか。この話のソースは、アクション系のゲームが大好きなくせにアクションが苦手で(苦笑)、ちょっとした穴ポコを飛び越えるだけのシーンでも「ハイここヨロシク」と俺にコントローラーを渡してくる身内のHにある。彼女が「『ファンタジーライフ』のアクションって、なんだかすごく気持ちいい!」と至福の表情で遊んでいるのを見て、「やはり俺の見立ては間違いではなかった」と確信した次第だ。

 このように、プレイヤースキルごとの楽しみかたができるアクションなわけだが、冒頭で書いた通り、ヒットアンドアウェイのヒリヒリするような戦いもできる。

 これが、何を生み出してくれるのか?

 プレイしている人はわかると思うが、何を隠そう、小が大を制する“ジャイアントキリング”を実現してくれるのである!! いわゆる“番狂わせ”ってヤツですね。

 これは具体的に書くと、“たとえ装備がショボくても、プレイヤースキルがあればなんとかなる可能性がある”ってこと。もちろん、当ブログの第8回みたいに、レベル1&初期装備でイネムリドラゴンに挑んだりしたら粉々にされるのに決まっているが(あまりにも敵との強さがかけ離れていると、ダメージがまったく入らないからな)、そこそこにキャラが育ち、まあまあの武具を身に着けられたなら、プレイヤーの指捌き次第で強大なモンスターとも渡り合えるかもしれない。……俺みたく、動体視力や反射神経が日ごとに下降しているおっさんではジャイアントキリングを実現するのは難しいが、「もしかしたらいけるかも!?」と思わせてくれるだけでも、『ファンタジーライフ』は大成功していると思うのです。

かわいらしら+小気味よさ+気持ちよさ+ロマン……。よくぞこれほどの高レベルで、調理できたものだ……」

 なんてことをニヒル+ダンディに考えていると、江野本ぎずもがこんなことを言ってきた。

「ニヤニヤしているヒマがあったら、あっしにプラチナ鉱を掘ってくださいよ」

 売れっ子一流採掘師は、ご指名が多くて忙しいのう(ドヤッ)。

 江野本が言うプラチナ鉱とは、キリタチ山の山頂付近で採れる希少な鉱石のこと。ある程度ストーリーを進めると、雪景色も美しいキリタチ山の奥地に進むことができるようになり、ここに生えている鉱床からプラチナ鉱は産出されるのだ。

 俺と江野本は電車ごっこでもしているかのように、連なって山道を駆け抜けた。途中、貧乏狩人が「ピュンピュン!」と言ってキバザルにちょっかいを出そうとしているのを見て、「おいコラ。サルにケンカ売ってんじゃねえ! おまえ絶対に小学生のときの通知表に“落ち着きがない子”って書かれてただろ」とイヤミを言う。これに江野本が「失礼な!! 超落ち着いてたわ!!」とかなんとか反論しているうちに、我々は山頂に到着してしまった(なんのこっちゃ)。

 雪の舞うキリタチ山山頂は、じつに静かで、そして美しい。

 ここに棲まう、フリッティやスノーランナーといった生き物もどこか上品でかわいらしく、とても攻撃する気にはならない。

「あ! ウサギだ!! ピュンピュンッ!!

 フリッティを見たとたん、ケモノのような目つきになった江野本が矢を放った。情緒をぶち壊す破廉恥な矢に心乱した俺は「うおい!! ウサギはほっとけ!! 先に進むぞ!!」と言い、江野本の首根っこをつかんでパタパタと奥地に向かって走り出す。しかし江野本はナットクがいかないようで、「あのウサギ、けっこう堅いな」とブツブツと言っておりました。

 道すがら、ぽつぽつとある鉱床をぶっ叩き、お目当てのプラチナ鉱をゲットする。これで一応、当初の目的は達成したのでクルブルクの街に帰ってもよかったのだが、やはり協力プレイ中ということで気が大きくなっていたのだろう。「もうちょっと先まで行ってみない?」ってことになり、ふたりとも未知の領域であったキリタチ山の奥地に向けて歩を進め始めたのであった。

 そしてすぐに、コイツが現れました。


▲シングルプレイのときに撮影しましたw

「コイツはなに??」と江野本。

「デッカイねえ」と俺。恐怖でキモを潰し、現実があまり見えなくなっていたかもしれない(苦笑)。

 てなわけで、いきなり開戦してしまった“シルバーファング”とのガチンコ勝負。さあさあ、ジャイアントキリングを実現することはできたのでしょうか!?

 キリがいいので、次回に続く〜!

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投稿者 大塚角満 : 18:29

【ファンタジーライフ】第16回 トドメの一撃

 今日は軽く。

 会社の自席で、「やっぱ採掘師はイイな♪ 宝石や鉱石がザクザク採れるし、アチコチにある大翼石なんてのもぶっ叩くことができる^^ 楽しいなったら楽しいな♪♪」と脚をパタパタさせながら『ファンタジーライフ』で遊んでいたら、毎度おなじみ江野本ぎずもが声をかけてきた。

「ニタニタしてるヒマがあったら、あっしに石を掘ってくださいよ」

 ナルホド。またしても、一流採掘師である俺の力が必要になったか。

 まあかく言う俺も、メンドいクエストを協力プレイでサクサクとこなしたい……と思っていたので、渡りに船みたいなものである。ふたつ返事で、「いいね! やろうやろう!」と言い、江野本を我が街に招き入れた。

「とりあえずトパーズとアメジスト、あとオウサマバッタ1匹と王国フナを5匹くだちゃい

 ドサクサに紛れてずうずうしい要求をしてきた江野本に、「そんなの自分で採れコラ」と言いつつ、まずはパーテル大平原に。石を掘りつつ、キャロッテやレッドウルフ、わるものあたりを追い回すことにする。これらザコを複数狩らなければいけないクエストをこなそうと思ったのだ。そんなとき、

「ピュンピュン!!」

 俺の後をくっついてきた江野本が、キャロッテ目掛けて矢を射った。小便カーブの放物線を描いた矢はしっかりとキャロッテに命中し、ボワンと1個のずだ袋を生み出す。

「むむ……」

 ちょっとだけ俺は唸った。さすが狩人の遠距離攻撃は優秀で、俺のショッパいダガーが届くよりも早く、確実に獲物を仕留めている。しかし、じつにマジメな造りの『ファンタジーライフ』は、トドメの一撃は自分で刺さないと討伐数にカウントされなくなっており、ボス戦などでは“トドメの取り合い”が起こったりもする(苦笑)。これはおそらく、

ちゃんと自分でやりなさいっ! じゃないと身になりませんよ! ズルは許しません! ムキーッ!」

 という、学級委員のマジメ女子か夏休み終了間際の母親的観点から導入されたシステムに違いない。

 そんな感じなので、クエストが発生しているモンスターに関しては自分でトドメを刺してしまいたい。なので俺は、江野本に言った。

「ちょいとぎずもさん、ザコい連中のクエストをこなしたいので、トドメは俺に刺させてよ」

 江野本が元気に返事をした。

「ガッテン承知!!!」

 しかし。

「お! わるもの発見!! 確かこいつは指名手配中!!」(俺)

「ピュンピュン!!」(江野本)

 ボボンッ!(ずだ袋になった音)

 …………。

「コ、コヨーテ!! こいつも確」

「ピュンピュンッ!!」

 ボボンッ!!

 …………………………。

「あ! キバザル!! こ、今度こ」

「ピュンピュンピュンッッ!!」

 ボボボンッ!

 俺は悲鳴を上げた。

「うわあああああっ!! おめえばっか倒すんじゃねええええ!!」

 悪びれずに、江野本は言う。「なんかウチ強いな」

 まあこういうことは、協力プレイをやっていれば日常茶飯事である。そこで俺は、ザコ討伐はシングルプレイ時にやろうと決めて江野本を街から追い出し、愛猫・ミュウ&アクア(我が家のネコと同じ名前)を引き連れて再びパーテル大平原を訪れた。そこで首尾よく、クエスト対象のわるものリーダーを発見する。

「おっしゃ!! わるものリーダーだ!! よーしトドメを……」

 ダガーを振り回して襲い掛かろうとしたとき、ヒュンッと目の前を横切る影が……!

「ニャア!!」(ミュウ)

「ニャアアア!!」(アクア)

 ボボボボンッ!!

 じつは『ファンタジーライフ』では、自分のペットがトドメを刺したモンスターに関しても討伐にカウントされない……。俺の慟哭が、夕闇迫るパーテル大平原に轟いた。

「わあああああああ!! オマエらもかぁぁぁあああ!!!><」

 なかなかうまくいかないものである……。

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第15回 幻の生物(?)“ドラゴンマスタード”

 ファンタジールの住人たちの願いを聞き届けてあげる“みんなからのおねがい”には、多種多様なクエストが用意されている。“キリタチ山にいるシャモーを10匹倒せ”、“クルブルク岩清水を3個とってきて”なんていうカンタンなものから、“ダークポールの手を1個用意してくれ”、“マオーのカケラを1個よろしく”なんていう、おまえちょっとエエかげんにせいよと言いたくなる難題も多数取り揃えられている。特定のライフに就くか、そのライフの友だちに協力してもらわないとクリアーがしんどいものもけっこうあって(前述のマオーのカケラ探索とか、“恋のタイを釣ってきて”なんてやつね)、「人生って、ひと筋縄じゃいかないんだなぁ……」とシミジミと思わせられたりするのである。

 とは言えみんなからのおねがいは、好きなように受け、好きなタイミングで断ってもいいので気楽である。冒険の片手間に簡単なものを流れでやるのもいいし、モチベーションを上げるためにヤヤコシイものを片っ端から受けてもいい。とにかく、ファンタジールでの生活のついでに、近所の人々との親交を深めるためにおつかいをしてあげる……ってくらいの心構えでかまわないのだ。

 そんなみんなからのおねがいの中に、“ピリリと辛いヤツ”というクエストがある。序盤も序盤に、クルブルクの“しるべじいさん”から請け負うことができるクエストで、報酬は200リッチと剣士ズボン……という“安いお願い”だ。報酬目当てではなく、電車やバスでご老人に席を譲るときのような、敬老精神を全開にしてこなすべきクエストなのである。

 ちなみに、内容はこんな感じになっている。

“パーテル大平原のドラゴンマスタードが持っているマスタードを3個持ってきてほしい”

 ナルホド。いわゆる“モノ集め”のクエストだな。俺は画面に向かってコクンと頷き、

「よっしゃ。じいちゃん任せとけ。マスタードだろうがカスタードだろうが、すぐに集めてきてやるからな。余裕余裕」

 と力強く宣言した。

 この余裕の陰にあったのは、前述の通りこのクエストが序盤から受けられるものであったことと、報酬が安かったことにある。『ファンタジーライフ』は、クエストの難易度と報酬の良し悪しが必ずしも比例しているわけではないが、それでもたった200リッチしかもらえないクエストならば、筋トレでダンベルを振り回しながらでもクリアーできちまう……と思うのが人の子というもの。俺は“ドラゴンマスタード”という聞き慣れない単語を耳の奥で反芻しつつ、「ま、パーテル大平原で活動しているうちに3個くらいすぐに集まるだろう」と能天気にも確信した。

 そして……。

 クエストを受けてから94時間10分もゲームを続けておりますが…………!

 現時点で手持ちのマスタード、たったの1個しかないんですけどおおおおおお!!!!! 間違いなく、クリアーまでにもっとも時間がかかっているクエストだわコレ……。ていうか、いったいどうなってんの……??

 そもそもこの“ピリリと辛いヤツ”というクエストには、いくつもの“ナゾ”がある。ぼちぼち『ムー』編集部が動きだすんじゃないかというくらい、“ミステリー”に包まれているのである。

 まず第一に、俺はいまマスタードをひとつ所有しているが、ぶっちゃけどうやって手に入れたのか、その記憶が1ミリもなかったりする。いかに記憶力が弱い俺でも、こいつは明らかにおかしいと思うのだ。

 第二にマスタードの出所どころか、俺はそれをドロップすると言われているドラゴンマスタードというモンスターを、一度たりとも見た覚えがないのである!! しるべじいさんはドラゴンマスタードのことを「パーテル大平原にたまーに現れる」と表現しているが、たまーにどころか、100回、200回とパーテル大平原には出向いているはずなのに1回も出会ったことがない。

「じゃあオマエが持っているマスタードは誰から獲ったものなのだ?」

 と問われたら、「それがわからんから、こうしてネタになったのだ」と答えるしかない。

 そして極めつけの第三のナゾは、“この現象は俺にだけ起こったものではない”ということだ! いわゆる“同時多発発生”、『バキ』風に言うなら“シンクロニシティ”ってヤツであろう。

 と言うのも先日、こんなことがあったのだ。

『ファンタジーライフ』を夢中で遊んでいる仲のいいクリエイターさんと酒を飲んでいるとき、彼がこう言ったのである。

「大塚さん、しるべじいさんの“マスタード持ってこい”ってクエスト、やりました? 僕ね、なぜかアレは苦労していて、いまだにクリアーできていないんですよ」

 俺は心底驚いて、クリエイターさんに言った。

え!! じ、じつは僕もそうなんです!! なんでか知りませんけど、ドラゴンマスタードってのに遭えなくて……」

 今度はクリエイターさんが驚く番だった。

えええ!! お、大塚さんも!? ……そ、それってもしかして、いつのまにかマスタードを1個だけ持ってたり……」

 俺は慌てて、クリエイターさんの声を遮った。

シッ!!! そ、それ以上言わないほうがいいですよ……! これにはきっと、何か裏が……!」

「うーん、恐ろしい……」

 とクリエイターさんが唸った。

「うーん、寒気がする……」

 俺はブルッと身体を震わせた。

バカじゃないのwww 何の秘密もあるわけないでしょwww きっとそのへんをパタパタ飛んでますよww」

 男のロマンというものをわかっていない江野本ぎずもが、ツマラナイことを言った。俺とクリエイターさんは苦虫をかみつぶした顔をして、グイッと白ワインをガブ飲みした。

 皆さんは、ドラゴンマスタードに遭えましたか? ぜひぜひ聞いてみたいです。クリエイターさんとこの会話をして以来、どうしても遭遇したくてUMA探索に出向くようにパーテル大平原に通っているんですけど……w

 もしも出会うことができたら、またご報告させていただきます。

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第14回 本当の宝物

 前回、“次回に続く”とか書いておきながら、まったく関係のない話を書きます。

『ファンタジーライフ』はある意味、超正統派なRPGなので、誰もがとっつきやすい“ゲームの記号”がアチコチに散りばめられている。

 ……って書くと、「なんだかムツカシそうなことを言い始めたぞ」と身構えられてしまうかもしれないが、ぜんぜんそんなことはありません。たとえば、経験値を得ることでレベルアップし、キャラが少しずつ成長していく……なんてのもゲームの記号のひとつ。武器や防具を着替えることで強さが変化する……ってのもそうだな。ゲームのシステムに溶け込み過ぎた“当たり前”のシーンなので、いまやほとんどのプレイヤーは意識せずに遊んでいると思う。……そう、これらは“RPGの不文律”のようなものなわけですね。

 そんな不文律のひとつに“宝箱”がある。宝箱(もしくはそれに類するオブジェクト)が存在しないRPGなんて見たことがないことから考えても、その重要性がうかがい知れるというもの。言うなればRPGにとっての宝箱とは、味噌汁の味噌、筋トレにプロテイン、大塚角満にアルコール……ってくらい重要度が高いものだと思うのだ(このへんの理論、じつにしっかりしているな)。

 RPGをプレイ中、宝箱を発見したときほど心沸き立つ瞬間はない。ボスを倒したときの興奮もスゴイが、庶民的な心のザワつき度で宝箱に勝てるものはないと思うのだ。RPGをプレイしているときの“心ザワつき度”をランキングにすると、

1位……宝箱を発見したとき
−−越えられない壁−−
2位……強敵を倒したとき
3位……好きなキャラが死んでしまったとき
4位……レベルアップしたとき
5位……転職できたとき

※別格
殿堂入り……セーブデータが消えたとき

 こんな感じになり、宝箱が比肩するもののない存在であることがわかる。

 とっくに画面に見えているのに、ナゼかたどり着けない宝箱−−。

 伝説の武器が入っていた宝箱−−。

 喜び勇んで開けようと思ったら思いっきり噛みついてきて、GAME OVERを味わわせてくれた宝箱−−!

 RPGとの思い出の中には、いつも宝箱がある。

 そんな魅惑の宝箱、『ファンタジーライフ』にも当然ながら存在する。……いや存在するどころか、他のゲームと比べても、ファンタジールに置かれている宝箱の数はけっこう多いと思うのだ。たとえば、


▲HPが18しかありませんが、気にしないでください。

 こんな感じ。「これほどアチコチにバラ撒いちゃって大丈夫……?」と心配になるほど、頻繁に宝箱と遭遇することができるのだ。

 宝箱を発見したプレイヤーは、一瞬にして我を見失う。ネコがマタタビに飛びつくように、オバ様方がバーゲンのワゴンに群がるように、角満が女の子のいる居酒屋(?)に足げく通うように(なんか違う)、「宝箱だっ!!! わーーーーーっ!!」ってな感じで、近くに敵がいようがナニがいようが真っ先に取りつくと思うのである。

 そして「はぁはぁ!」と荒い息をつきながら、宝箱をガチャリと開ける。RPGプレイ中における、指折りの“至高の瞬間”だ。さあさあ、何が出てくるのかな? 強い武器か? それとも防具か!?

 しかし出てきたのは、毎度おなじみ“キュアエイド”。宝箱の立派さと比べると、見劣りすること甚だしい消耗品である。しかし、男はこうつぶやく。

「ナルホド。まあHP回復アイテムはいくつあっても困るものではない」

 しばらく歩いていると、またまた宝箱が落ちていた。「さあ今度こそいいものを!」と意気込んで開けると、中から“まひけし”が転げ出てくる。(・_・; ←こんな顔で、男は言う。

「ナルホド。マヒると不便だからな。これはこれでヨシとしよう」

 こんな感じで、おつぎの宝箱からは“スタミナン”が、そのつぎからは“ねむりけし”と、どうにも宝箱とはギャップのある消耗品ばかり出てくるではないか。さすがに、仏の角満の顔が修羅のソレに変貌した。

「……俺のワクワク感のやりどころをどうしてくれる……」

 そんなことをモヤモヤと考えながら、俺はパーテル大平原やキリタチ山、いくつかのダンジョンをパタパタと掛け巡って採取の限りを尽くした。そこらじゅうにある鉱床からザクザクと貴重な鉱石が採れるのはもちろんだが、ふつうに採取をしているだけでもたくさんの“お宝”を手に入れることができる。修羅に染まっていた俺の表情は、とたんに気持ち悪いぐらいの恵比須顔に。持ち切れないほどの素材を集めた俺は、近くで遊んでいた江野本ぎずもにヨロコビの報告をした。

「なあなあ、スゴイぜ。採取系のライフに就いていると、ちょっとフィールドに出ただけでお宝ザクザクだよ。宝箱なんて、眼中にないくらい」

 江野本が「うんうん」と頷く。

「あー、わかる! モンスターを倒したときにもアイテムがたくさん出るから、ファンタジールでの宝箱は“補助”って感じのポジションですよねw」

 そう言われて、俺は「はっ!」となった。なるほど……。そういうことだったのか……。

 プレイヤーも世界観の一部となり、大地や生き物からたくさんの恵みを得て生活する『ファンタジーライフ』では、地面から突き出す鉱床、天を衝く大木、草をはむ動物たちこそが、真の意味での“宝物”なのだ。宝箱のアイテムはオマケみたいなもので、フィールドを見渡せばいくらでも、温かい宝物が落ちているのである。

 言い知れぬホンワカした気持ちに包まれながら、江野本に言った。

『ファンタジーライフ』の宝箱って、ホントは石とか木とか動物なんじゃないかね。だから、目に見える宝箱には大したものが入っていないw」

 笑いながら、江野本が応じた。

「ああ、そうかもしれないw とくに、採取系のライフはねw」

 大地の贈り物に包まれながら、冒険は続く。

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投稿者 大塚角満 : 15:49

【ファンタジーライフ】第13回 滝の洞窟の出来事 (その2)

 前回、貧乏狩人の江野本ぎずもと滝の洞窟にハイキング(?)に行ったときの出来事を書いた。本日はその話の続きである。

 滝の洞窟のちょうど真ん中あたりに、ひときわ目を引く鉱床“風の大翼石”がそそり立っている。これは名称の通り翼の形をした巨大な結晶で、それなりに熟練した採掘師がぶっ叩けば、パーテル鉄やアクアマリン、風のマナ+なんてものがボロボロとこぼれ落ちてくる。しかもそれに止まらず、強敵を倒したときに出現する“ビッグアイテム”も出てくるオマケ付きで、“うんぱんやさん”に届ければ一攫千金のチャンスがあるという、夢の結晶となっているのだ。

 俺はこのとき、迷わずビッグアイテムを引っ張って、うんぱんやさんに届けるつもりだった。取り立てて中に入っているアイテムが欲しかったわけではないが、鉱床からまろび出てきたビッグアイテムの第一所有権は採掘師にあると思っていたのだ。いわゆる、“ドラフト1位”ってヤツである。

 このように、いろいろなシチュエーションで飛び出してくるビッグアイテムの“所有ドラフト”には、以下のような序列があると思う。

◆モンスターのビッグアイテム
1位:トドメを刺した人
2位:戦闘系ライフの人
3位:テキトー

◆鉱床のビッグアイテム
1位:採掘師
2位:鍛冶屋(石を必要とすることが多いから)
3位:テキトー

◆木のビッグアイテム
1位:木こり
2位:大工(木を必要とすることが多いから)
3位:テキトー

◆サカナのビッグアイテム
1位:釣り人
2位:料理人(サカナ料理食いたい)
3位:戦闘系ライフの人(傷つくことが多いから)

 まあ、これは勝手に俺が思っていることだけど、なんとなく的を射ている気がしませんか? ……でもだからと言って木こりの人、伐った木を独り占めしてはいけないよ。

 こんな感じなので、俺はすぐさま風の大翼石から出たビッグアイテムを拾おうとした。でもそのとき、ピューーーーーーーーッ!! と疾風の勢いで走ってきた江野本がコレを拾い、俺が「あうあうあう」と喘いでいるうちに洞窟の奥に突っ走っていってしまったのだ!!

「ふふふ〜〜〜ん♪♪ ラッキー♪♪」

 なんて言いながら……。俺は二の句が継げなくなり、重いピッケルを引きずってドタドタとその後についていったのでありました。

 滝の洞窟は最初にいけるダンジョンということもあってか、じつにシンプルな造りになっている。分岐は1ヵ所あるくらいで、ほぼ1本道で奥地までいけるようになっているのである。でもこれは、“避ける道があまりない”と言い換えることもでき、目の前に現れる敵どもは基本的に相手をしてあげなければならない。

 そんな滝の洞窟に、江野本の悲鳴が轟く。

あっ!! なんかデッカイのがいる!! お、大塚さん、デッカイのがいるよ!!」

 オマエの声のほうがよっぽどデカイわ……と歯茎ぐらいまで言葉が出かかったがなんとか飲み込み、「ナンダナンダ」と江野本のそばに駆け寄った。

 いたのは、↓こいつ。


▲こっち向け。

 目の前に初のデカモンスター、アイアンゴーレムが現れた。若干ビビりながら、俺は江野本に尋ねた。

「むむむ……。ど、どうする? 挑んでみる? ふたりだから、どうにかなるかもしれんよ……」

 言われた江野本、「むっふー!」と鼻から息を吹き出して興奮の口調で応えた。

「やっちゃいましょうよ!! いまこそ戦闘系ライフ・狩人の出番ですよ! 華麗な遠距離攻撃で援護するので、大塚さんは憂うことなく敵に突っ込んでください!!」

 なかなかかっちょいいセリフに聞こえたが、これは冷静に翻訳すると「あっしは安全な距離から攻撃するので、大塚さんは玉砕覚悟でヨロシク」と言っているような気もする。なので少々釈然としなかったが、このあたりで大型モンスターに挑んでみたいと思ってもいたので、俺は素直に「応っ!!! 任せろ!!」と言った。

 そして、戦闘スタート。

 作戦通り、ダガーを構えた俺はアイアンゴーレムの懐に飛び込んでいった。ゴーレム族は動きが緩慢なので、調子に乗って「あ、あと一撃イケる!!」なんて思わなければ、ヒットアンドアウェイでなんとか対抗できるのである。その間、江野本は、「これを壊しちゃったらたいへん」と言って、引きずっていたビッグアイテムを置いたり持ったりしている。でもようやく「ここなら大丈夫ね」とナットクしたらしく、ようやく「いまいきますよ〜!!」と言ってピュンピュンと矢を撃ち始めた。

「ピュンピュン! ピュンピュンッ!!」

 矢の発射音をホントに口に出して言いながら、江野本が矢を射っている。しかしさっきから俺の目には、江野本が放つ小便カーブのような矢の軌跡が、置いてあるビッグアイテムに向かっている気がしてならない。ゴーレムのハンマーパンチをギリギリのところで避けながらながら、俺は言葉を発しかけた。

「あ、あのぎずもさん……? さっきからアナタの撃ってる無数の矢が……」

 そこまで言いかけたところで、江野本が衝撃のひと言をぶちかました。

あれ? なんかウチの矢が当たったせいか、ビッグアイテムが消えちった。てへへ

 驚きのあまり、0.2秒の早業で石仏と化した俺は、ゴーレムのハンマーパンチに吹っ飛ばされた。そして事切れる間際にどうにか言葉を取り戻し、声を絞り出して絶叫する。

「……てへへじゃねええええよっ!!!!!

 けっきょくこのあと、さんざんいたぶられながらもどうにかアイアンゴーレムを倒したが、

「ウチ、持ってくものがなくなったので、アイアンゴーレムのビッグアイテム運ぼー♪」

 と言った江野本が、またまた風の妖精と化してピューーーーッ! とビッグアイテムを強奪。俺が「あうあうあう!!」と喘いでいるうちにうんぱんやさんに届け、見事アイテムをゲットしたのでありました……。

 次回に続く……。

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投稿者 大塚角満 : 17:05

【ファンタジーライフ】第12回 滝の洞窟の出来事 (その1)

 今日はサラリと……。

「大塚さん、なんでもいいから石掘ってくだちゃい

 という、ずいぶんざっくりしたお願いをしてきた江野本ぎずもを、我がファンタジールに招待した。

 いまにも風花が舞いそうな、1月の寒い日だった。

 ……って、べつに天気は何の関係もないのだが(だったら書くな)、とにかく江野本が俺の世界に入ってきたのである。

 ライフは相変わらず、俺が採掘師で江野本が狩人。俺のほうがゲームの進行が早くて、このときすでにランクは“たつじん”くらいになっていたんじゃないかと思う。江野本は俺の半分程度しかゲームを進めておらず、おかげで装備も、バーゲンセールでひと山980円……って感じのものを身に着けていた。その姿をジロジロと見ながら、俺は言う。

「相変わらず、貧乏狩人一直線て感じだな」

 プリプリしながら、江野本が反論した。

失礼な!!! そんなことないですよ!!! こう見えて、あっしもけっこうやるんですからねえ!!」

 何を“けっこうやる”のか知らないが、江野本はそう怪気炎を上げるのであった。

 それにしても……と考える。

『ファンタジーライフ』の各ライフは非常に特徴的であり、それぞれがこの世界の歯車のひとつとなって、きっちりと活躍できる場が設けられている。そこにはライフ独自のヨロコビがあり、採掘師や木こりは第一次産業ならではの快感が、鍛冶屋や錬金術師は“クリエイター”としての誇りが、そして傭兵や魔法使いには“圧倒的武力”の優越感が生まれると思うのである。

 そこで、狩人だ。

 俺はまだ狩人をやったことがないのでキッパリと言い切ることはできないのだが、傭兵、王国兵士、魔法使いという同じ戦闘系のライフと比べ、1歩引いたところにいるライフのような気がするのである。これは、採取系の釣り人、生産系の裁縫師にも通じることなんじゃないかと思っており、バリバリのメジャーバンドというよりは、知る人ぞ知るマニアックなインディーズバンドという立ち位置に近いものがあるのではないかと考えている。

 ……てなことを、意味なく俺の街で走り回っている江野本に話して聞かせた。ついでに、「狩人の最大の利点て、なに?」という質問も加えて。すると江野本はクルブルクの噴水の前でピタリと止まり、「うーん……」と芝居がかった声を漏らしてからこんなことを言ったのである。

「やっぱり、遠距離から攻撃できるのがいいんじゃないですかねえ? だって、デカいモンスターと戦ってても、やられる気がしないもの」

 ほーーーー! なるほど! でもまあ、遠くからいろんな矢が撃てるのだから、近接戦闘と比べたらかなり安全な立ち回りができるのだろうな。

 そんな会話を交わしてから、俺たちはキリタチ山の中腹にある“滝の洞窟”に向かった。ここは、比較的序盤に来られるダンジョンだが得られるものが多く、途中にビッグアイテムとなる“風の大翼石”なんていう巨大な鉱床……というか結晶も生えていたりする。初めてコレを見た江野本が、「にゃあにゃあ!!」と騒ぎ出した。

「なんスかコレ!! 掘れるの!? わーいわーい! 早く壊してくださいよ!!

 江野本の言いなりになるのはシャクだったが、俺も風の大翼石から採れる“風のマナ+”や“ウィンドのカケラ”には興味津々なオトコ。そこで、「おし、ちょっと離れてろ」と言ってピッケルを担ぎ、やおらコレをぶっ叩き始めた。

 そして数分後、苦労の甲斐あって風の大翼石を破壊することに成功した。予定通りにボワンと、ビッグアイテムが出現する。さあさあ、これはおいらが街に運んでアイテムに……とホクホク顔でビッグアイテムに接近しようと思ったら、

 ピューーーーーーーーッ!!

 とどこかから風のようにすっ飛んできた江野本がコレを奪い、スッテケテーと洞窟の奥地に走っていってしまったではないか!! 俺、あまりにも鮮やかな泥棒っぷりに見惚れながらもすぐに我に返り、口汚く江野本を罵った。

い、いまのなに……って、え? ええ!!? お、おい待ちやがれ!! そそそ、それ俺んだ!! 返せこんにゃろ!!! ……ってパタパタ走っていくんじゃねええええ!!!

 しかし江野本はまったく意に介さず、「ふふふ〜ん♪♪ さあさあ、もたもたしてないで、とっとと奥地までいきますよ!! 置いてっちゃうよ!!」と歌うように言い、スタコラサッサと洞窟の奥に消えたのだった……。

 ……なんか長くなりそうなので、ここで区切っておくかな。

 次回に続きます!

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第11回 キミの名は

 当プレイ日記の6回目で、『ファンタジーライフ』の根幹を成している3つのクエストについて説明した(まだ読んでいない人は急いでチェック!)。その中に、ストーリー進行をつかさどっている“チョウチョからのおねがい”というカテゴリーがあり、コレをこなしていると自然と、物語が佳境に向かっていく。とは言え、チョウチョからのおねがいはムチャな難題奇問が並んでいるというわけではなく、前述の通りゲーム内での生活を楽しんでいるうちに“流れ”でクリアーできるものが多いのだ。このへんのさりげない仕様が、『ファンタジーライフ』を突出した良ゲーたらしめている理由のひとつであると確信している次第であります。

 そんなチョウチョからのおねがいだが、クリアーしていくごとに“ハッピー”という数値が貯まってゆく。これはある程度貯まると“ハッピーボーナス”というご褒美と交換できるもので、ゲームを円滑に進めたり、ゲーム内生活に潤いをもたらしてくれる魅惑の賞品(?)がラインアップされているのだ。一例を挙げると、

・ハッピーマイバッグ……かばんのサイズが拡張。持てるアイテムの数が100個まで増える
・ハッピーストレージ……アイテムを収納しておけるマイルームの“そうこ”を拡張。500個までしまっておけるようになる
・ハッピーペットライフ……マイルームで犬や猫などのペットを飼えるようになり、また冒険のおともとして連れていける
・ハッピーライディング……クルブルクの厩舎で馬をレンタルできるようになる
・ハッピーショッピング……クルブルクのお店の品ぞろえがアップする
・ハッピーヘアメイク……パーテル大平原西に住んでいるフィオリナさんが、髪型をセットしなおしてくれる

 こんな感じ。どれも“ゲームの進行上、絶対に必要!”というものではなく、この世界での生活に彩をもたらすという要素ばかり。でもだからこそ目移りしてしまい、「え、えっと、最初のハッピーボーナスはかばんの拡張……いや馬に乗りた……いやいや店の品ぞろえかなあ!?」てなことになって、なかなか絞ることができないプレイヤーも多いと思うのだ。

 そんな悩める人を尻目に、俺と江野本ぎずもの決断は早かった。プレイ開始から間もない週末、江野本からこんなメッセージが届く。

「ハッピーボーナスで何を選びました? あっしは迷わずペットにしたんですけど、イヌの名前が決められずに数時間は悩んだ……

 じつは俺も、最初のハッピーボーナスではペットの権利を選んだ。江野本と違うところは、ペットをネコにしたことと、速攻で名前を決められたこと。投げやりに、俺は返した。

「ペットの名前? 俺なんて1秒で決まったぜ。……だいたい、えのっちがつける名前なんてイヌ男とイヌ子が関の山だろ」

 ネットの向こうで、江野本が憤慨したのがわかった。

そんなテキトーな名前つけんわ!!! ウチのイヌは“わんすけ”って名前です。もう1匹飼うことになったら、それは“わんこ”にしよう♪」

 呆れた俺は、ますますメンド臭そうな返事を返した。

「わんすけとわんこ……。それ、イヌ男とイヌ子と大差ないんじゃ……www」

 南南西の空から、怒りに満ちたメールが飛んできた。

「ぜんぜん違うわ!!!! そんなセンスのない名前といっしょにしないでくださいよっ!!!」

 ハイハイ。

 こんなやり取りがあった数週間後、俺と江野本は仲のいい有名クリエイターさんと酒を飲む機会に恵まれた。聞けば彼もファンタジールの住人のひとりで、「けっこうハマってやってます!」とのこと。おかげで酒席はこの話題で大いに盛り上がるのだが、とくにつぎのやり取りはなかなか興味深かった。クリエイターさんが、俺たちに言う。

「おふたり、ハッピーボーナスってどのへんから取得していきました?」

 この質問に対し、俺と江野本は声を揃えた。「もちろん、ペットっすよ!!」と。しかし、クリエイターさんから見たら俺たちの選択は意外らしく、

「へぇ〜〜〜www おもしろいっすねw こういうのってセオリー的には、所持アイテムの増加とか店の品ぞろえから手を付けると思うんですよw ……まあペットからっての、大塚さんと江野本さんらしくていいと思いますけどww」

 などと言って笑うではないか。言われてみれば確かに、アイテム関連に手をつけたほうがゲームの流れがいい気もするが、ソレはソレとして俺は真っ先に、生活する上での潤いを選択したのである。笑うクリエイターさんに向かって、ちょっと憤慨しながら俺は言った。

「いやいや、ペット最高っすよ! 生活に張りができますからね! ……まあでも、ペットにイヌ男・イヌ子なんていうテキトーな名前を付けるヤツにはわからないと思うけど」

 これを聞いた江野本、ガタンッ! と立ち上がって怒りの反撃をしてきた。

「そんな名前つけてないわ!!! ウチのイヌには立派な名前がついてますよ!! えっと…………アレ? 名前なんだっけ??w ド忘れしちったwww」

 俺とクリエイターさん、ため息をつきながら苦笑いした。「ハイハイ」。

 そして、数日後。

 会社の自席で原稿を書いていると、江野本がニンテンドー3DSをチラチラと掲げながらこんなことを言ってきた。

「アメジストが欲しいんですけど、掘ってください」

 いつもの採掘要求である。俺もちょうど息抜きをしたかったところだったのでコクンと頷き、「んじゃ、招待するから俺の街に入ってきて」と返す。これを聞いた江野本、嬉々として「ほーい^^」と言ったもののすぐに「あ!」と短く叫び、つぎの衝撃のひと言を発したのだ!

「あ、ペット連れてるからそっちに行けない。ちょっと、イヌ男とイヌ子を家に帰してから遊びに行きますねー」

 俺、驚きのあまり椅子からズリ落ちそうになりながらも、努めて冷静に彼女に返した。

「ホラみろ。やっぱりイヌ男とイヌ子じゃねえか

 聞いた江野本、「え…………?」と声を漏らして4秒ほど固まってから、いきなり編集部中に響き渡る大声で叫んだ。

ち、違いますよ!!!!! ウチのペットはイヌ男……じゃなかった、わんすけとわんこですっ!!!!! 大塚さんがヘンこと言うから伝染っちゃったやん!!! やめてくださいよっ!!!!

 いや俺、怒られるようなことなんもしてないんですけど……(苦笑)。

 顔を真っ赤にした江野本は取り繕うためか、いつまでも「わんすけ〜わんこ〜……」とイヌの名前を呼び続けていたのであった。

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第10回 肉の消える散歩道

 週末によく歩く散歩道がある。

 家を出てすぐ、ちょっと急な坂道を上ったところに高校があり(江野本ぎずもの母校だったりする)、そのまわりには100万都市とは思えないほど豊かな自然が広がっている。高校の外壁に寄り添うように連なる桜並木は季節折々の姿を見せ、ところどころに建てられている東屋は近所に住むおじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場として使われていたりする。

 桜並木に沿って掘られた用水路には、キラキラのウロコがまぶしい小魚と、それを狙って舞い降りるカモのつがいがアチコチに。「河童に注意!」なんていう昭和の遺産のような看板もおもしろく、ここを歩いているといつも、浮世のイヤなことを忘れてほがらかな気持ちになる。

 そんな散歩道を歩いていたとき、不意にこんなことを思った。

「なんかここ……クルブルクの郊外の道みたいだなw」

 ファンタジールほど手つかずの自然が残っているわけではないけど、大通りからちょっと外れた緑の箱庭のような空間は、じつにクルブルクの郊外っぽい雰囲気を醸し出しているのです。

 さて。

 こういった散歩道や通勤、通学路を歩いているとき、無意識のうちに“自分だけルール”を実行していることがありませんか? たとえば、道路の白線から逸れずにどこまで進めるか……とか、特定の桜の木の下でスクワットを10回やる……とか。俺は少年時代からこういった約束事(?)に縛られやすい人間で、散歩しているときに必ず実行することがいくつかある。

 ひとつは、散歩道の途中にある古びた自販機で缶コーヒーを1本買うこと。なので散歩に出るときのポケットには、必ず何枚かの小銭を入れてある。もうひとつ、じつにクダラナイのだが、道の途中で手頃な小枝を1本拾い、橋の手すりを「カンカンカン!」と叩くこと。「小学生かよ!!」って思われるかもしれないが、習慣になっているのでいまさら止めることはできないのだ。

 こういった独自ルール、じつは『ファンタジーライフ』で遊んでいるときにもいくつか適用されている。簡単なところで言うと、クルブルクからパーテル大平原に抜ける街道を駆け抜けるとき、俺はどんなにその素材がダブついていようとも必ず、王国アップルと草原はちみつを採取する。マルチプレイをしていて、相棒が「早く行こうよ!!」と急かしているとしても、「ちょい待ち!!」と言ってリンゴの木を揺さぶっているのだ。

 採掘もそうだな。

 クルブルク銅なんて腐るほど持っているのでいらないのに、パーテル大平原に行くと必ず鉱床地帯に立ち寄ってカッコンカッコンと採掘してしまう。


▲ここね。

 これらは習慣になってしまっているので、やらないと気が済まないし気持ち悪い。なので俺とマルチプレイをされる方は、どうかイラつかずに見守っていてほしい。

 そんなヘンな習慣の中でも、“とくに外せない行為”ってのがある。それが、↓ここでの事象なんだけどね。

 写真を見てピンときた人も多いのではなかろうか?

 ここは、パーテル大平原からキリタチ山に抜ける途中にある、王国兵士のベースキャンプだ。王国兵士が見張っているだけあってまわりにモンスターの姿はなく、セーブポイントもあるのでちょっとした休憩には持って来いの場所になっている。

 キリタチ山に向かうとき、俺は必ずここに立ち寄る。

「セーブがしたいから」というわけではない。「王国兵士と政治について語り合いたい」というわけでも決してない。じゃあナゼか? それはもちろん……!

「兵士が焼いている“キャンプ肉”が欲しい!!!!」

 コレに尽きる。

 ここと同じように、住人が何かを焼いている場所がファンタジールにはいくつもあるんだけど、それらのほとんどはもらう(かっぱらう?)ことができる。かっぱらっても怒られたりしないので(若干、悲しそうな顔に見えるのは気のせいか)、俺はそういったポイントでは必ず、焼いてあるものを取得することにしているのだ。

 このベースキャンプのキャンプ肉は、その最たるモノ。

「お、焼けてる焼けてる^^」と言っては盗み、ダンジョンに潜った帰り道でまた焼けているのを見つけて「お。ご苦労ご苦労」とエラソーな態度で再び手を伸ばす。コレもう完全にクセになっていて、俺の持ち物はキャンプ肉だらけに。いっしょにプレイした人は、我が分身からみなぎる焼肉臭に顔をしかめるに違いない。

 そんなある日。

 江野本ぎずもが「キリタチ山で石掘って」と言うので、我が世界に招待してあげた。楽しい楽しいマルチプレイである。すぐにふたり連れ立ってクルブルクを出て、パーテル大平原を突っ走る。でも途中、俺が草原はちみつや鉱石を採ったりしているあいだに、江野本は「先に行ってますよ〜!」と言ってパタパタパタとキリタチ山の方向に……。その姿を見て俺は「せっかちだなぁ(苦笑)。先に行ったって、採掘師がいなけりゃ石掘れないべ」と苦笑いし、のんびりとキリタチ山を登り始めた。

 でも、登山の前にやることがある。そう、ベースキャンプのキャンプ肉だ。

「どれどれ……。焼けてるかなぁ〜♪」

 ニコニコしながらキャンプに接近し、肉をゲットしようと思ったら……。

 不思議なことに、肉は焼けていなかった。ただ悲しそうに兵士が突っ立っているだけである。それを見て、俺は思った。

(あ、そうか。さっきもらったばっかだから、まだ焼けていないんだ)

 納得した俺は「ごめんごめん、遅くなった」と言いながら江野本と合流し、「ホント、早く掘ってくださいよ!」とプリプリする彼女をなだめながら滝の洞窟で採掘の限りを尽くしたのだった。

 そして、帰り道。

 ビッグアイテム(強い敵を倒したり、大きな鉱床を叩いたりすると、巨大なアイテムが出現する。それを所定の場所に届けるとご褒美がもらえるのだ)を引きずっていた俺は江野本に「これ届けてから戻るわ。先に街に帰ってて」と言い、キリタチ山の途中にいる“うんぱんさん”に話しかけた。それを見た江野本は「ほーい」と言い、来たときと同じようにパタパタと掛けてゆく。俺もすぐに用事を済ませ、江野本を追うようにキリタチ山を下りだした。このとき、頭の中にあったのは「キャンプ肉、焼けてるだろうな^^」ということのみでありました。

 そして、ふたり連なるように山を下り、いつものベースキャンプに到着。遠くから見ると……おお、肉は焼けているぞ! 嬉々として、王国兵士に近付く俺。でもそのとき、目の前で信じられないことが……!


▲座ってんじゃねえよ。

「にく〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ♪♪♪」

 そう歌う江野本のキャラの目の前で、キャンプ肉がパッと消え失せた……。それを見た俺、声の限りに絶叫する。

おおお、おめえが犯人かっっっ!!!!! おお、俺んちのキャンプ肉を!! よくもっ!!!><

 しかし、江野本は俺の言うことなどまるで聞いておらず、ゴキゲンに「にく〜〜〜♪ キャンプにく〜〜〜っ♪♪」と調子っぱずれな歌を歌っていたのでありました……。

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第9回 セレブになる……はずなのに

 ライフ“採掘師”の仕事は、鉱床をぶっ叩いて鉱石を掘りだすことである。

 それ以上も、それ以下もない。

 キラキラと輝く結晶が地面から露出しているのを見たら我先にと飛びつき、「えんやこーらえんやこーら!」とピッケルを突き立てて、掘り出された石の程度を見て一喜一憂する。その作業は究極的にシンプルでわかりやすく、アレコレと頭を悩ませる必要はまったくない。

 採掘師に必要なリアルスキルは、1にも2にも“勘”である。いち早くスイートスポットを探り当てて“ガイン率”当プレイ日記の第5話参照)を上げ、鉱床の耐久度がなくなる直前で“寸止め”をし、トドメに強烈な一撃をぶちかまさねばならない。スイートスポットを見つけるのも勘、寸止めも勘、トドメも勘……と、もしかしたら採掘師に向いているのは、勘の鋭い預言者や犬猫、はたまたダンナの怪しい動きを嗅ぎ付ける力に長けた奥様方かもしれない。

 なんか話が逸れた。

 そんな、じつにシンプルな採掘師だが、「このライフを全うしよう!!」というモチベーションは、ほかのライフと比べてもかなり高いと思うのだ。

 第一の理由は、「俺の掘った石が、この国の経済を支えている!!」という高揚感だ。これは、「俺が掘らないと、国が回らない」という使命感にも通じている。武器や防具、さらには建物を作るにおいても、その大元となるのは採掘師が掘り出す鉱石。もちろん、石があるだけでは何もできず、木こりが持ってくる木や、形にできる職人さんが必要なわけだが、文字通り“礎”となっているのが石だということに異論をはさむ余地はないと思うのです。この“必要とされている感”は大きいよ。

 ファンタジールの世界において、鉱石を掘り出せるのは採掘師だけである。これは覆しようのない絶対的な約束事で、“狩人”でゲームを始めた江野本ぎずもはもちろん、“傭兵”を選んだHも、“錬金術師”を選択したS君も鉱床を前に指をくわえているしかないのである。なので、マルチプレイで遊んでいるとHはいつも、

「そこら中に鉱床があるのに叩けないなんて……。……ちょっとアンタ、早く掘ってよ!!! 採掘師しか掘れないんだから!!!」

 と言って暴れているが、このように魅惑の結晶を前に素通りしなくてもいいという優越感は、ナニモノにも代えがたいものがあると思うのです。

 そしてもうひとつの理由が、……第一の理由とちょっと紐付いているんだけど“鉱石の有益性”というものになる。

 ……なんか回りくどいな。

 ……まあぶっちゃけて書くと、「石は高く売れる!!w うひwww」ということですね(ぶっちゃけすぎ)。

 プレイ日記の第4話でも書いたのだが、採掘師になったときに兄弟子のロックさんに俺はこう言われたのだ。

「鉱石は需要が多いので、すごくリッチが稼ぎやすい。採掘師は、夢のあるライフだよ」

 と。実際、店に並んでいる売り物の鉱石や宝石、インゴット(鉱石を精製したものですな)は、目を見張るような値段で売られていたりする。そのくせ、ファンタジールの大自然にはいたるところに鉱床があり、採掘師は好き放題に、レアな石や宝石を掘り出すことができるのだ。

「うひひひひ。しめしめ。採掘師を生業としていたら、マジでひと財産できるぞ。……よーし、目につく鉱床は片っ端からぶっ叩いて、石を売りさばいてブルジョワになってやるwwww」

 言葉通り、俺はクエストついでに石を掘るのはもちろん、「今日は採掘ブルジョワツアーだ!」と言って、採掘だけを目的として山や森にくり出したりした。その様子を見たHやS君は、「石に取り憑かれた金の亡者め!」と俺のことを罵ったりしていたが、なあに、言いたきゃ言え。その日暮らしの傭兵では体験できない、セレブな未来が俺を待っているのだ!

 実際、石は大量に集まった。本気で目につく鉱床はすべてぶっ叩いたので(我ながらあさましい)、俺の荷物はほとんどが石になってしまったくらいである。

 さあ、これをすべて売り払おう。おそらく、貧乏狩人の江野本など一生お目にかかれないくらいのリッチを手にすることができるはずだ。

「よし、売ろう!」

 意気揚々と、道具屋に話しかける俺。あとは対象物を選択して、売り払うだけである。

 しかし、そこで俺の指はピタリと止まった。わずか一瞬のうちに、脳裏にこんな言葉が閃いてしまったのだ。

(ホントにここで、石を売り払っていいものなのか……?)

 さらに考える。

(もしもあとで鍛冶屋とかに転職したとき、“石がねえええ!!”って騒ぐことになるのでは……)

 ちょうどそのとき、江野本からこんなskypeが飛んできた。

「街の人が言ってくるクエスト、けっこう生産系ライフのものが多いですよねえ。“上クオリティーのハンマーを作ってきて!”とか。やっぱり臨機応変にライフを使い分けて生きていくことになるのかなぁ」

 な、なるほど……。そういうこともあるのか……!!

 俺は大量の石を抱えたまま店の前で立ち尽くし、声の限りに泣き出した。

う、売れねええええ!!!! せっかく掘ってきたのに、のちのちのことを考えると石を売れねええええええ!!!(泣)」

 江野本が「ぷぷww」と笑った。「なにそのヘンな悩みwww だったらウチにくださいよwww」

 泣きながら、俺は言った。「うるせえ!! 自分で掘れ!!(涙)」。

 セレブを夢見て採掘師になったくせに、生来の貧乏根性のせいで鉱石を手放すことができないなんて……。

 石を抱えたまま、次回に続く……。

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投稿者 大塚角満 : 13:14

【ファンタジーライフ】第8回 荒ぶる血潮

 ファンタジールの世界で暮らす生あるものが、さまざまなモノと出会い、また生きるための糧を得る場所となるのが“パーテル大平原”だ。駆け出し冒険者の、最初の活躍の舞台になるのもこの平原である。

 クルブルクの街を出て南に下り、街道の脇にある王国アップル、クルブルク岩清水、いやし草、草原はちみつを採っているうちに自然とパーテル大平原の入り口に着くので、行こうと思えばすぐに行くことができる。

 街からここまで、わずか70歩ほど。

 そんな至近にあるにも関わらず、ひとたび平原に入ってしまえば、言葉の通じぬモンスターが跋扈する大自然が広がっている。初めてここに来たとき、例外なくムービーが流れるのだが、それを見たプレイヤーはおしなべて感動すると思う。

「ここは、生きとし生けるものが共生する場所だ……。これぞ、大白亜のパノラマ……!!

 自分のカラダに、気合がみなぎるのがわかった。「よおおおおし! 採って狩って掘って暮らすぞ!!」。

 パーテル大平原の入り口付近にいる門番(?)によると、ここにはさほど危険なモンスターはいないので、自由に狩りや採取が楽しめると言う。ただし、

“イネムリドラゴン”がときたま山から下りてくる。何もしなけりゃ襲ってこないけど、気を付けたほうがいいよ。ひとたび暴れ出したら……!!

 とのこと。どうやらイネムリドラゴンとは文字通り“臥龍”みたいなもので、基本的に害はないけど怒らせたらエライことになるらしい。

 もとより俺は、そんな危険なことをするつもりはない。とりあえずは平和に、街の人から請け負った簡単な仕事をこなすつもりだ。えーっと、まずは…………うん、これにしよう!


(大塚がカメラで撮影した写真です。若干汚くてスミマセン……)

 クルブルク大通りにいた“しるべじいさん”から頼まれた仕事だ。どこに落ちているのかは知らないが、じいさんの軽い口調を思い出すにつけ、チョロい作業に決まっている。事実、画面の右端を見たらいかにもデカいタマゴが転がっているではないか! それが、コレなんだが。

うおおおおお!! あれぞまさしくビッグエッグ!!! さっそくクリアーきたああああああ!!!

 しかし。

 よくよく見ると、タマゴの脇にヘンな生き物もいるような気が……。

 俺は「ゴクリ……」とツバを飲み込んだ。こ、この赤茶色の大きな生き物は、まさにいま警告されたばかりのイネムリドラゴンでは……。見えているのは、翼の一端だろうか? 大きなビッグエッグと比較してみると、イネムリドラゴンが尋常ならざるデカさであることが容易に知れるというものである。

 とは言え、門番の兵士はこう言ったのだ。「何もしなけりゃ襲ってこないよ」と。名前の通り居眠りをしているだけで、突如荒ぶってかぶりついてくるようなことはないのだろう。

 そう考えれば、気持ちは楽である。俺は「よし、あのタマゴを採りにいこう!」と決め、イネムリドラゴンとタマゴがある高台を目指して走り出した。途中、クルブルク銅が掘れそうな鉱床をいくつも見つけたが、とりあえずいまは、あのタマゴが欲しい。すると、わりとあっけなく、目指す高台に到着した。

 初めて間近に見るイネムリドラゴンは、それはそれは大きかった。いかにも咬筋力が強そうな巨大なアゴを携えており、「アレに咬まれたら、いまの俺など1発でコナゴナだろうナ」と他人事のようにポケーッと考えてしまう。圧倒的な戦力の差がひと目見ただけで伝わってきて、正直ちょっと現実味がなかったくらいだ。

 そんなイネムリドラゴンに、そろりそろりと“忍び足”で近寄ってみる。忍び足はデフォルトで発動できるスキルで、これを駆使しているとモンスターに見つかりにくいらしいのだ。実際、イネムリドラゴンは俺の存在に気付かず、「zzzzzz……」と平和な寝息を立てている。

 本当に、襲ってくる気はないようだ。

 しかし、こんなに無防備に接近を許す姿を見てしまうと、“ヘンな気持ち”になりませんか? ……いや、イヤらしい意味ではなく(どんな意味だ)。俺は長年ハンターとして生きてきた(?)ので、必ずこんな風に思ってしまうのです。

「……ちょっと攻撃してみようかナ^^;」

 こういった精神状態になる人、絶対に俺だけじゃないはずだ!

 そして俺はホントに、採掘師の初期防具とジャーニーダガーという赤ん坊のような装備でイネムリドラゴンに斬ってかかった。

「意外と倒せちゃうんじゃね?www」

 そんな、能天気なことを考えながら。しかし。

 ちょこん(俺の攻撃)

 ( ̄皿 ̄!!(激怒)

 ガブンッ!!!!!

 ぴゅるるるるるぅぅぅぅぅぅ〜〜〜…………

 パーテル大平原に到着した2分後に、俺はイネムリドラゴンに咬まれて最初の昇天を迎えたのでありました……。

 このことを、俺は同僚の女性編集者EGに話してみた。すると彼女は、( ゚д゚)ハッ! ←こんな顔になり、こう喚き散らした。

ウチも同じことやった……。自信あったのに……。ああいうのがいると、やっぱり突っつきたくなりますよねええええ」

 これは血だ……。ハンターの荒ぶる血のせいだ……。

 次回に続く。

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第7回 楽しさの瞬発力

 本格的なプレイ日記を書く前に、もう1話だけ“前提”となる記事を読んでやってくだせえ。

 今シーズンの年末年始は曜日の並びがよかったので、正月休暇が9連休、10連休になったサラリーマン氏も多かったのではなかろうか。かく言う俺も12月29日から休みに入り、ひさしぶりに訪れた長い休みに直面して「うわ! 休みになっちまった! 何すりゃいいんだ!!」としばらくのあいだ呆然となったのでありました。

 しかし、手元には発売されたばかりの『ファンタジーライフ』がぶっ刺さったニンテンドー3DSがあり、それを見た俺の口元はだらしなく緩みまくる。それはまさに、砂漠にオアシス合コンで取り残されたときのスマホ幽霊に遭遇したときのお経のようなもので(意味不明)、ひたすらポケーッとするしかないと思われていた長期の幽閉生活をバラ色のバケーションに導く、これ以上ない最良のアイテムに思えた。

 事実、『ファンタジーライフ』は(過去6回のプレイ日記を読んでもらえればわかる通り)掛け値なしに楽しかった。街の人たちと話すこと、畑のニンジンをかっぱらうこと、そしてモンスターと戦うことなどなどやることなすことすべてがおもしろく、俺は大掃除も、正月の準備も忘れてひたすらファンタジールでの冒険に精を出す。その間、家族は別のゲームに夢中になっていたので軋轢が起こることもなく、我が家の居間にはある種平和な、そしてある種生産性のない怠惰な空気が充満していたのであった。

 しかし、いよいよ年も押し迫った大晦日。我が家の凪いだ水面に小さな波紋が発生した。なんと、身内のH、S君が没頭していたゲームがエンディングを迎えてしまい、ふたりが「明日から群馬の実家に帰ろう」と言い始めたのだ!

 さあたいへんだ。こいつはエラいことになったぞ。

 実家になんか帰ったところで、何もすることはないのだ。イベントが発生するとしても、時間つぶしに酒を飲んで二日酔いになり、酩酊したところでお年玉をせびられてフトコロが寒くなるのが関の山なのである。そんなことになるくらいならこの正月は家に引きこもり、クルブルクの人々の願いを叶えて、リッチやアイテムを稼いだほうがいい。なので俺は、おずおずと群馬弁で切り出した。

「……あのさー、群馬にけえっても(帰っても)おもしろくねぇから、家にこもってるべえよ。あんじゃねえだんべえ(大丈夫でしょ)」

 しかし、Hの返事はにべもない。

「そういうんかい!(そんなこと言うのか) でも、そんなわけにいかねえべ。……だいたい、そのゲームがやりてえだけだんべや!(やりたいだけだろ!)」

 俺は「むぐ……」と言葉を飲み込むしかなかった。図星すぎたからだ。けっきょく俺は実家に帰ることを承服させられ、泣く泣くニンテンドー3DSの電源を切って帰省のクルマに乗り込むことになる。いかな俺でも、「これは仕事だから!」と言い張って出先でゲームに没頭するわけにはいかない。一応、オトナのジョーシキというものをわきまえているのと同時に、そんなことをしたらゲーム好きのH、S君に「まったく、自分ひとりで楽しんじゃって……」とイヤミを言われるのが目に見えているから……。

 ……でも、待てよ。

 俺がひとりで遊んでいるからイヤミを言われるのであって、ふたりも仲間に引き込んでしまえば万事解決するのではあるまいか。そもそもここまでひとりで遊んでみて、「『ファンタジーライフ』のマルチプレイはたまらなく楽しいに違いない!!!」と確信し始めたところでもある。……うん、そうだ! そうしよう!! ふたりを仲間に引き込んじまえばいいのだ!! 突如ウキウキしながら、俺はHとS君に提案した。

「あのさ、俺が遊んでいる『ファンタジーライフ』ってゲーム、とてつもなくおもしろいんだけど、ふたりもやらない? で、協力プレイしようよ。3人まで同時プレイできるみたいだからサ」

 これを聞いたS君は「ああ、いいねw おもしろそう!」と歓迎の意を示したが、Hは「うーん」と言って首をひねっている。どうした? あんたゲームが大好きだろ! これは絶対にハマれる、数年に1本レベルの良ゲーですぜ! さあやろうすぐやろう!! 言葉を畳みかける俺に向かって、Hはニヤリと笑ってこんなことを言った。

「やぶさかではないけど……そもそも私ら、3DS持ってないよw あんたが3DS本体、ソフトを2セットずつ買ってくれるならやらないでもないw

 え……。

 ええ…………!

 ええええええええええ!!!!??? マ、マジっすか!!? え、えっと、ニンテンドー3DSが1台15000円で、『ファンタジーライフ』が5800円……。こ、これが2セットってことは……!! …………ちょっと暗算では計算できないくらいのお値段ではないか!?(計算しろよ)

 年末年始で何かと入用なときに、こいつはなかなかの条件である。ところが、シングルプレイ時に感じた極上の喜びが、俺の背中をポンと押す。答えに、迷いはなかった。

「……わかった!! 買おうじゃないですか!! そしてぜひ、ファンタジールでいっしょに冒険しよう!! それくらいの出費をしても、十分にお釣りがくるくらい楽しいから!!」

 これを聞いたH、意外な回答に「え!!」と驚きながらも、何かを予感したのかつぎのように返してきた。

「そっか。そんなにおもしろいんだ。……じゃあ、自分で買うよ。あんたがそこまで言うなら、間違いないでしょ!」

 S君も、Hの意見に同調した。「うん、そうだね! みんなでやろう!」。

 こうして我が家に、3台のニンテンドー3DSと3本の『ファンタジーライフ』が揃った。さっそく実家で「ちょっとだけ……」と言いながらマルチプレイを遊んでみたんだけどこれが予想以上におもしろく、「……ご挨拶だけしたら、とっとと家に帰ってじっくり遊ぼう^^;」(H)ということに(苦笑)。けっきょく、翌1月2日には自宅に戻ってきて、三が日はほぼ徹夜で『ファンタジーライフ』をプレイw それくらい、このゲームのマルチプレイには“楽しさの瞬発力”があったのでした。

 ……さてこれでようやく、本格的なプレイ日記を書く前の“前フリ”が終わりました。次回より、僕とその仲間たちとのドタバタライフがスタートします。

 お楽しみに!

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第6回 俺に任せとけ!!

 無事にライフに就職(なんかおかしい)し、チュートリアル的ないくつかの依頼をこなしたら、晴れてプレイヤーは自由の身となる。下画面にも、

“自由にファンタジールを冒険しよう”

 と表示されるので、安心してアチコチに足を伸ばしていい。

 とは言え現代人……とくにサラリーマンを生業としている人間は、何かしらの目標、目的があったほうが積極的に動けるものである。「指示待ち野郎乙www」と言われればそれまでなんだけど、やっぱり、ねえ^^;;;

 って、じつはそのあたりも『ファンタジーライフ』は非常によく考えられている。ゲームを進める……というか楽しむうえでの推進力となる要素は、

・マスターからの試練
・チョウチョからのおねがい
・みんなからのおねがい

 ↑ざっくりとこの3つがあり、すべてひっくるめて“クエスト”と呼んでいる。

“マスターからの試練”はその名の通り、自分が属しているライフに関わるクエストのこと。ひとつひとつこなすごとに“スター”というポイントがもらえ、そのポイント数に応じてライフのランクがどんどん上がっていく……という仕組みだ。俺の場合は採掘師なので、たとえば“採掘を50回行え”とか“ハニワの洞窟からトパーズ3個を入手しろ”なんてのがここにラインアップされている。

“チョウチョからのおねがい”というのは、いわゆる“ストーリー進行”に関わっているクエストだ。物語の鍵を握る“チョウチョ”のお願いがここに書かれており、聞き届けてやると少しずつストーリーが進んでいく。クリアーするごとに“ハッピー”というポイントが入り、一定量貯まればステキなボーナスと交換することが可能だ(ペットを飼えるようになる、とか)。

 以上のふたつが、ゲームの進行に密接にかかわっている“外せない要素”である。ただただストーリーを進めるだけだったら、このふたつのクエストをひたすらこなしていればいいと思う。

 では3つ目の“みんなからのおねがい”とはなんなのか? これは簡単に言ってしまえば、ファンタジールの世界で暮らす人々から依頼される“おつかい”のようなもので、ぶっちゃけシカトしても進行に大きな影響はない。ところが、すでにプレイしている人はわかると思うが、この“みんなからのおねがい”こそが『ファンタジーライフ』の世界観を彩りあるものにしている要素であり、なくてはならない存在なのである。

 みんなからのおねがいは、じつに多種多彩だ。“パーテル大平原に落ちているビッグエッグを持ってきて”というような“モノ探し”はもちろん、“上クオリティーのアイアンハンマーを作ってきて”、“ナンボクの古木が1本欲しい”なんていうライフに紐付いたもの、そして“夜中によくみかけるコヨーテを5匹退治して”、“キャロッテを5匹やっつけてほしい!”なんていう“討伐モノ”もたくさんある。これらはそのときの気分しだいで、受けてもいいし、断ってもいい。断ったとしても、人々は根にもったりしないからな。おねがいの内容と報酬(リッチや経験値、アイテムなんかがもらえる)を天秤にかけ、好きなものを受けたらいい。

 でも、よっぽどキビシイもの(ライフが違う、とかね)やクエストの上限(同時に10個まで受けられる)に近いとき以外で、彼らのおねがいを断るのは難しいと思うけど……。

 なぜか。

 ファンタジールの住人たちは、じつにフランクに、そして情感的な言葉づかいでプレイヤーに接してくれる。顔見知りの近所のおばちゃんや、昔馴染みの友だちがそうしてくれるのと同じように、ね。

「ふああ……。あっ! あくびなんかしてませんから! で、でもやっぱり念のためって言うか……“ねむりけし”が欲しいかなあ。3個でいいんだけど」(王国兵士のハット)

「ひよこはええのう……。だからこの子らには特別なご馳走を食べさせてあげたいんじゃ。たとえば、クルブルクの東のほうのはずれに生えとる森キノコ」(ヒヨコばあさん)

 世間話の延長のような、じつにナチュラルな言葉づかいがすごくうれしい。彼らと会話をするたびに、「あ、俺、ここの住人のひとりとして認められているんだ」と思えて、

「わかった! タマゴだろうがコヨーテだろうが、俺に任しとけ!!

 ってなっちゃうんだよねえ。……しかも上記のヒヨコばあさんのクエストを断ると、「しょうがないねえ、ひよこたち。こんばんもミミズでガマンしとくれや」と恨みがましいことを言われる(苦笑)。そんなことを言われたら、意地でも森キノコを採ってきたくなっちゃうだろ!w

 このように住民たちとの会話を楽しみ、クエストをこなしているうちに、いつのまにか自分がこの世界観の一部になっていることに気付く。そういった意味で、みんなのおねがいはなくてはならないものなのだ。

 ……あ。あそこの王国兵士も頭から「……」ってフキダシを出してるぞ。ヨシヨシ、俺が解決してやろう。ハチミツが欲しいのか? それともリンゴか?

「パーテル大平原東に出る“わるもの”を10体ほどこらしめてやってください! 悪いヤツって、本当に許せないんす!!」

(……なに言ってんだコイツは)

 俺まだレベル2で、ジャーニーダガー(最初にもらえる武器。激ヨワ)しか持ってねえっつーの!!

 ……ま、それでも受けちゃうんだけどな^^;

 次回に続く〜!

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【ファンタジーライフ】第5回 “ガイン率”を上げろ!

『ファンタジーライフ』のライフ(職業)は1“採集系”“生産系”“戦闘系”の3つにカテゴライズされ、採集系に含まれる採掘師、木こり、釣り人になれば、それぞれ鉱石、木、サカナを採取することができる。自然にあるものや自分で育てたものを収穫することこそが第一次産業の魅力であり、誇りでもあって、採集者は例外なく「ワシが獲ってきたモン使って、めった(どんどん)いいもん作ってくんない(ください)」と群馬弁で思うものなのである。

 このように、特定のライフでなければ採取できないモノがあるのは間違いないが、だからと言ってほかのライフでアイテム集めの楽しさを味わえないわけではない。存分に、発見のヨロコビを感じることができる。

 ピッケルを担いだ我が分身は、どこかに目ぼしい鉱床はないかと、目をギョロつかせながらクルブルクの郊外を歩いていた。ワニワニギョロギョロと歩くその様は、かわいい女子はいないかと繁華街でニワトリのように首を動かして歩く百人乗っても稲葉(後輩のカノジョなし編集者)そのもので、傍から見たら怪しさ全開だったかと思う。そんなニワトリまなこに、赤い果実が実った木が飛び込んできた。

「あ。あれはもしや、リンゴの木では!」

 何かに導かれるようにその木に近付くと、思った通り“Aボタンを押せ”というメッセージが出た。ここで、「ヤだね」と断ってリンゴの木から離れてしまうほど若くないので、言われるままにAボタンを押してみる。すると、リンゴの木に両手をついた我が分身がユサユサと幹を揺すりだし、振動に耐えられなくなったリンゴの実がぼたぼたと地上に落下してきたではないか!

「おお! リンゴが落ちてきた!!」

 さっそく拾ってみると、それは立派な“王国リンゴ”。そのまま食べてもいいし(体力回復などの効果がある)、料理の材料として店に卸してもいい。または、ライフが“料理人”だったら調理することもできるので、通信プレイ時に友だちの料理人に渡してしまうってのもアリだ。

 リンゴをポケットに詰め込みながらさらにまわりを見渡すと、いかにも抜けそうな草がそこら中に生えていることに気が付いた。

「あれも採れるのかな……?」

 半信半疑で近付くと、やはりそこでも“Aボタンを押せ”というメッセージが出る。そこで、迷わずAボタンを押すと我が分身は前かがみになり、体力回復などで使える“いやし草”をブチブチと引っこ抜いたではないか。いやし草は名前の通り、このまま食べても体力回復の効果があるが、“錬金術師”ならば何らかの素材と調合して、より強力な“薬”に調合できたりするらしい。同じように、何かがピョンピョンと跳ねているところでは“ムギフミバッタ”が獲れ、ウシのすぐそばからは“ミルク”を発見することができた。

 しかも、大らかなファンタジールの世界では採取は“日常の出来事”のようで、アチコチにあるものを採ったり、もいだりしても、誰も怒らないし咎めもしない。

「こういうの、なんか懐かしいなあ」

 群馬の山奥で育った少年時代、採取はまさに日常の風景の一部だった。春はタラの芽やワラビ、秋はキノコや栗……と言った具合に、誰もが山や川にくり出しては自然の恵みの恩恵を受けていたのである。このファンタジールでのひとコマは、そんな少年時代の原風景とピッタリと重なるものだった。

「採取、楽しい楽しい!!」

 目につくものを片っ端から拾いながら、俺は歓喜の声を上げた。

 ちなみにこの感覚、見るもの触れるものすべてが珍しいゲームの序盤だから感じられたこと……ではなく、ひと通り遊び込んだいまでもそうなのだから恐れ入ってしまう。“ながら”で草を引き抜き、「ついでに」と言ってハチミツを採ったりする。女性アイドルの95パーセントは“かわいい”でできているかもしれないが、ファンタジールでの潤いの70パーセントくらいは“採取”でできていると思う。それくらい、採取には心奪われるものがあるのだ。

 そんな感じで、ワイワイキャアキャアと騒ぎながら城下町の郊外をウロついていたとき、我が分身の前にひときわ大きな鉱床が現れた。場所は、クルブルク郊外西にある教会の裏手。じつはこの鉱床から宝石“トパーズ”が採れるらしく、「急きょ現場に駆け付けよ!」との依頼を受けていたのである。しかし、道すがら現れるリンゴやらいやし草に惑わされて、文字通り“道草を食っていた”というわけ……。俺、取り繕うように大鉱床に取りつき、思いっきりピッケルを振り下ろした。

 カンッ!

 乾いた音が鳴り響き、大鉱床の耐久度がちょっとだけ下がったのがわかった。しかし、澄んだ音とは裏腹に、俺の心はどんよりと曇る。

カン……じゃダメだ……! 失敗なんだよ!!」

 いきなり激昂して、俺はわめき散らした。

“ガインッ!!”が欲しい!! ガインじゃなきゃダメなんだ!! ガインは正義

 説明が必要だろう。

 鉱床は、ただ闇雲にぶっ叩くだけでも耐久力を減らせるが、じつはそれだとかなり効率が悪い。と言うのも、鉱床(木も同様)には大ダメージを入れることができる“スイートスポット”なるものが存在し、見事そこに一撃を加えられると証拠として「ガインッ!!」という衝撃音が鳴り響くのだ。しかも、トドメの一撃で多くのダメージを入れることができると、画面に「Excellent」の文字が踊り、通常より多くの素材を得ることができる……!

目指せExcellent!! ほぼ100パーセントの確率でExcellentを出せなければ、採掘師になった意味がない!!」

 そのために重要となってくるのが、スイートスポットに当たったことを知らせる“ガイン音”だ。ガイン率が上がってくれば自然と、Excellentが出る確率も上がってくるというものだ。

「とりあえず落ち着いて、スイートスポットを探そう」

 俺は大鉱床を中心にクルクルと回りながら、つまみ食いをするようにピッケルを突き立てた。

 カンッ! 「違う」

 カンッ! 「ここも違う」

 カンッ! 「……ここでもない」

 しかし、叩くごとに鉱床の耐久度は減っていくわけで、いまや余命いくばくもない状態に……。

「ま、マズイ! つぎでガインが出ないとExcellentにならないかも!!」

 俺は慎重に狙いを定め、何の根拠もなく「ここだぁ!!!」と叫び、最後の一撃を鉱床に叩き付けた。しかし。

 カンッ!!

 軽薄な音とともに飛び出したのは、たった1個のずた袋。ものの見事に失敗した証であった。

「うう……。失敗した……。お、俺、採掘師の才能がないのかなぁ……><」

 いま考えると、スイートスポットに当たらなくても強い打撃を与えられる、Xボタンで叩けばよかったんだけど……。

 後悔したまま、次回に続く……。

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【ファンタジーライフ】第4回 四十(しじゅう)にして惑いまくる

 つぎのひと言を採掘師マスター・デグダス師匠に聞いたとき、「やっぱこのライフにしてよかった! 採掘師は俺の天職だっ!!><」と思ったね。採掘師のライセンスを得た報告をデグダス師匠にしたとき、彼ははっきりとこう言ったのだ。

「採掘師は、情熱のライフだ!」

 そう……! まさにその通りなのだっ!!

 自然が長い年月をかけて育んだ“鉱石”という、言わば大地の贈り物を唯一受け取ることができるライフが採掘師なのであるっ! まさに神聖! まさに奇跡!!>< これが情熱のライフでなくして、いったい何を情熱と言えばいいのであるかっ!!><><

「ですよね!!>< 男は損得勘定なんて考えず、情熱の赴くままに行動しなけりゃならないときがあるんですよね!!」

 デグダス師匠の発言に心を射られた俺は、安っぽく感涙しながらニンテンドー3DSの画面にツバを飛ばしまくった。

 もう俺は、採掘師に骨を埋めよう。

「俺の人生はファミ通に捧げる!」と決めた22歳の春と同じように、41歳にして“もうひとつの天職”に巡り合うことができたのだ!

 感激に浸る俺に、デグダス師匠の弟であり、我が分身の兄弟子となってくれた“ロック”が追い打ちをかける。

「鉱石は需要が多いので、すごくリッチ(ゲーム内のお金のこと)が稼ぎやすい。採掘師は、夢のあるライフだよ」

 俺、ピタリと泣きやんで、下卑た笑いを口の端に浮かべながら破廉恥な声を出した。「ぐへへへへ。そりゃいいこと聞いたぞ。目指せ鉱石セレブ。目指せブルジョワ」。

 その様子を机越しに見ていた同僚の女性編集者Eが、明らかな軽蔑光線を俺に照射してきた。

「キモいんですけど……。ちょっと、ニヤニヤしながら独り言言ってないで、石でも掘ってくださいよ」

 うるせー。貧乏狩人のオマエは、おとなしくヒツジでも狩ってろ。

 ひと通りの事務手続き(デグダスや関係各位と会話しただけだけどw)を終えた俺は、無事に鉱石を掘るための道具“ピッケル”を手にすることができた。“ほりはじめピッケル”という名称で、なんだかいかにも頼りない。実際、これは採掘師になりたてのルーキーが使うピッケルで、今後ランクが“いっぱし”とか“たつじん”とかにアップするにつれ、より優秀かつ高級なピッケルを使えるようになるようだ。

 そんなほりはじめピッケルを手に持ち、俺は採掘場に露出している黄色い鉱床に近付いた。ついに、オトナになる瞬間がやってきたのだ。

「ほ、掘るぞ……!」

 誰にともなくそう言いながらピッケルを肩に担ぎ上げ、「うりゃっ!」という気合もろともその先端を鉱床にブチ当てた。

 カンッ!

 乾いた鋭利な音が石から発生し、同時に鉱床の耐久度を示すグラフが「グン!」と減ったのがわかった。ひたすら叩き続けることによって耐久度は減っていき、これがゼロになったところで初めて“採掘成功”ってことになるらしい。俺は「はぁはぁ!!」と荒い息をつきながら、立て続けにピッケルを振り下ろした。

 カンッ! カンッ! カンッ!

 最後の一撃が叩き付けられると鉱床は「ぼわん」という煙とともに消え失せ、代わりに“いかにも”なずだ袋(?)がその場に現れた。拾ってみると、それはまさしく“クルブルク銅”。初の採掘が成功した証だった。俺、またまた大感激。

うひょーーー!! なんて気持ちいい!! 採掘師最高っ!! クルブルク銅最強!!

 女性編集者Eの、呆れたため息が聞こえた。「ハイハイ」

 採掘場の石をアッと言う間に掘り尽した俺は、つぎなる鉱床を求めて走り出した。掘りたくて掘りたくてたまらなかったのだ。

「さあさあ、鉱床はどこだ?? 結晶はどこに生えているんだ!?」

 走りながら、街のアチコチを見回してみる。

 クルブルクは自然との共生を実現している美しい城下町で、ところどころに木が生え、流れる川のそこかしこに大きな魚影も見える。当然、これらは専門職に就いていれば伐ることができるし、釣ることができるものだ。当たり前のことだが、いくらピッケルを振り回してもサカナは釣り上がってくれない。

「ふ、ふぅ〜ん……。サカナねぇ〜……」

 俺の走るスピードが、魚影ゆらめく橋の上で極端に落ちた。……ていうか、止まった。そして、こんなことをつぶやく。

「……ライフ、釣り人でもよかったな……」

 数歩歩いたところに今度は木があり、また別のことを考えてしまった。

「伐れる木だ…………。……ライフ、木こりでもよかったな……」

 思わず、編集者Eにメッセージを送る。

「なあなあ、釣り人もおもしろそうじゃね?? それと、木こりも!! サカナ釣ったり、木を伐り倒したりしてさあ^^^^ なあなあ……」

 しかし、編集者Eの反応は冷ややかでにべもなかった。

「……うるさいな!! 採掘師はどーした!! 早く一人前になって、あっしにも石掘ってくださいよ!!!

 男たるもの、四十にしては惑わないが、四十一になったとたん大いに惑うもののようである……。

 次回に続く〜!

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【ファンタジーライフ】第3回 遊びやすさの理由

 採掘師としての、俺の人生(ライフ)が始まった。12種もあるライフの中から厳選したのだ。これはこの会社(?)に骨を埋める覚悟で、くじけることなくしっかりと前を見て、採掘師の道を歩まねばならない。

 考えてみれば、俺はリアル世界においても、ひとつの職を全うしようという意識が非常に高い人間である。

「将来はモノ書きになりたい!!」

 と最初に思ったのは、中学校2年のときだった。もともと本の虫であり、文章を書くことも好きだったことに加え、当時の担任に「お前の文章はおもしろい。将来はそっちのライフに進んでみたらどうだ」と言われたのが大きかった。素直だった少年角満は担任の社交辞令を真に受け、極端なまでに理数系の勉強をしなくなり(できなかっただけだが……)、ますます本の世界にのめり込んでゆく。

 そして、ものの見事に大学受験に失敗した。

 ……って、なんで俺はこんなことを書いているのでしょうか?

 そうそう、ライフの話だった。

 12種類あるライフの中から採掘師を選んだ俺は、自然な誘導に任せるままライフギルドに出向いて“ライセンス”をもらい、続けて流れるようなナビゲートに沿ってクルブルク国王・エリック様に謁見して、採掘師として生きていくことを認めてもらった。ついで……と言ってはナンだが、エリック国王より採掘師の初期装備を賜る。とんがったヘルメットとゴーグル、とび職人のはくニッカボッカのようなズボンがいかにも採集系職業のユニホームって感じで、無骨な俺にピッタリである。

「うんうん! いいねいいね!」

 ご満悦となった俺はつぎなる親切な導きに引っ張られるように、採掘師の師匠となるマスター“デグダス”のもとに向かった。

 さて、ここまでの短い文章の中にやたらと“自然な誘導”、“流れるようなナビゲート”、“親切な導き”……なんていう表現が続出していることに気づいた人も多いかと思う。序盤中の序盤のこのあたりはチュートリアルみたいなものなので、やることなすことに解説や導きが付くのは当然と言えば当然と言えるかもしれない。

 しかし、ともすればチュートリアルというものは過剰なおせっかいの押し付けになりかねず、付かず離れずのバランスを保つことがじつに難しいものと言える。どの世界においてもユーザーとはワガママな生き物なので、突き放しすぎると「わがんね」と言って離れていってしまうし、おせっかいが過ぎると「うっせ!!」と足が遠のいてしまうので、作り手は導きのバランスをどう取るかにかな〜り腐心するはずなのだ。

 そこで、この『ファンタジーライフ』の序盤のナビゲートだ。連呼していることからもわかる通り、そのバランスは「すばらしい!!」のひと言に尽きる。押し付けがましくなく、それでいて不親切にはならないという“距離感”が絶妙なのだ。

 どんなゲームでも、序盤の序盤ってどうしても身構えてしまう。「覚えなきゃいけないこと、たくさんあるのかな……」、「すぐに物語に入っていけるかな……」なんていう思いが頭を持ち上げてきてしまって、希望と不安がない交ぜになってしまうのだ。ところが、『ファンタジーライフ』ではついぞそんなことは感じなかった。クルブルクの住人のひとりとしてギルドに出向き、王とマスターに会って人生をスタートさせる……という一連のプロセスがじつにナチュラルで、取っ付きやすいのである。

 この“遊びやすさ”を生み出しているひとつの要因として、王やマスターに代表されるNPCの台詞回しがあると思う。非常にポップでユーモアに富み、ユーザーに親近感を抱かせながら、つぎにやるべきことにエスコートしてくれるのだ。この快適さは序盤だけでなく、ゲーム全編を通じて受け取ることができた。ともすればおつかいゲーになりがちなシステムも、フランクで活き活きとした住民たちとのやり取りが格好の調味料になって、まるで飽きることなく遊び続けることができる。本当に、心地いい。そして、やることなすことがたまらなく楽しい。

 おつかいの途中、畑に生えているニンジンを引っこ抜きながら(アイテム収集の楽しさについてはおいおい語る)、俺はいっしょに『ファンタジーライフ』を始めた同僚の女性編集者にメールを送った。

「あのさー、まだ序盤も序盤なんだけど……なんか恥ずかしいくらい楽しいんですけど!!w 命じられるままに歩き回っているだけなんだけど、それすらおもしろくておもしろくて……。ホントにひさしぶりに“RPGを遊んでる!”って思えるわー」

 すぐに、女性編集者から返事が届いた。

「ウチもまったく同じことを考えながら遊んでたwwwww 絶妙に親切だからアレコレと迷うこともないし、すごく自然に遊べて楽しいですねー!!」

 クルブルクの城下町には、いろいろな人がいた。

 ビーバーを犬だと思い込み、一生懸命に犬小屋を作っている大工の女の子。

 屈強な剣士になることを夢見て、ひたすら木偶に剣を振るっている王国兵士の少女−−。リアル世界と同じく、この街には人の数だけ物語がある。(※ご指摘ありがとうございます! この王国兵士、青年じゃなく女子だったんですね! スミマセン!)

 そしてのちのちわかることだが、彼らとの人間くさいエピソードもキチンと用意されていて、我が分身の歩みとさりげなく、そしてスムーズに交差することになるのだ。

 自分のまわりにたくさんの人生があると、こんなにワクワクするんだなぁ……。

 でも、まずは採掘師だ。ピッケル片手に、掘るぞ掘るぞ!!

 次回に続く!

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投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第2回 少年時代の夢

 大型アップデートが実施されることが発表された『ファンタジーライフ』(詳しくはこちら)。もともと長〜く遊べるゲーム性なのにプラスして追加コンテンツなんてものが登場しちゃった日にはアナタ! 本気でクルブルクに住民票を移して、郊外の邸宅あたりで生活したくなるっていうものである。

 さて、話変わって。

『ファンタジーライフ』の最大の特徴となっているのが、自由に選べる12種類もの“ライフ”だ。ライフとはいわゆる“職業”のことで、どれかひとつを任意で選んだらそのレールに乗っかって人生(若干オーバーだが)を歩んでいくことになる。

 では、具体的にどんなライフがあるのか? 簡単に紹介しちゃおう。

・王国兵士……その名の通り、王国に仕える兵士。片手剣を使いこなす戦闘向きのライフ。
・傭兵……戦いのエキスパート。重い大剣を装備できる唯一のライフで、その一撃は威力絶大! 重いけど。
・狩人……獲物を目掛けて、遠距離の弓矢で攻撃できる。
・魔法使い……さまざまな属性の攻撃魔法や、味方を守る回復魔法も使える。
・採掘師……ピッケルを駆使して、あちこちにある鉱脈から石を掘り出す。石を掘れるのは採掘師だけ。
・木こり……あちこちにある木を伐り倒せる。木を伐採できるのは、もちろん木こりのみ。
・釣り人……魚影のある場所で釣りができるライフ。釣った魚は店に卸して、現金ゲット!
・料理人……食材をもとにおいしい料理を作ることが可能。料理にはさまざまな効果が!
・鍛冶屋……石や木などの素材を使って、武器や防具を作ることができる。石の加工がメイン。
・大工……椅子やテーブルなどの家具、さらに魔法使いが使う杖など、木をメインにした道具を生産可能。
・裁縫師……素材を加工して、住人が身に着ける服を作ることができるライフ。
・錬金術師……植物などをもとに、回復薬や状態異常を治す薬などを生み出すことができる。

 読んでわかるように、ライフはざっと採集系(採掘師、木こり、釣り人)、生産系(料理人、鍛冶屋、大工、裁縫師、錬金術師)、戦闘系(王国兵士、傭兵、狩人、魔法使い)の3つに分かれているようだ。どのライフも非常に特徴的で、よくある「これを選んでおけば最強!」なんてものは存在しない。戦闘力に秀でる傭兵や魔法使いでは採掘や伐採はできないし(ライフを変えれば可能。それは追々語る)、採集系のライフに就いて素材がウハウハになっても、そのままでは武器にも防具にもすることはできない。各ライフが見えない細い糸で密接につながり、絶妙な“持ちつ持たれつ感”を醸し出していることが、『ファンタジーライフ』が秀でた“ロールプレイング”を実現できている理由だと思う。

 こんな感じなのでどのライフを選んでも、きっちりとこの世界の歯車のひとつとなった、充実した冒険ができるのは間違いない。人に頼られ、そして頼ることができる自由なライフが待っているのだ。

「さて、どのライフにしようかな……」

“どれを選んでも楽しい”と頭じゃわかっているものの、やはり迷い、悩むのが人間という生き物である。

 まず最初に頼られるのは、間違いなく採集系のライフだ。素材がなけりゃ、モノは作れないからな。でも「素材は店で買えばいい」と割り切ってしまえば、生産系のライフも抜群に楽しいだろう。なんたって、自分で武具や家具が作れるんだから。しかしそれすら超越し、「武具も防具も店にあるものを買えばいいや」と達観したなら、バトルが圧倒的に有利となる戦闘系になるのもいい。うーん、まさに持ちつ持たれつ。いったい俺は、どうすりゃいいんだ……。

 そんなとき、いっしょに『ファンタジーライフ』を買った女性編集者からskypeでメッセージが届いた。

「大塚さん、ライフは何にしました? あっしは大いに悩んだ末に、狩人を選びましたけど」

 ナルホド。狩人か……。じつは俺、狩人は選択肢の中に入れていなかったので(とくに理由はないのだが)、(被らなくてよかった!)と心の内でホッとする。今後協力プレイをすることを考えたら、やっぱり別々のライフのほうが楽しそうだからなー。

 それにしてもナゼこの女性編集者は狩人を選んだのだろうか? ちょっと疑問だったので、率直に俺は尋ねた。

「なんで狩人にしたの? 決め手は?」

 女性編集者はちょっと小首をかしげてから、こんな回答を寄越した。

「んー……矢をぴゅんぴゅん撃つのが楽しげだから?」

 悩みの少ないヤツは、人生が楽そうでいいなと思った。

 それでも、仲間がとっととライフを決めてくれたことが後押しとなり、俺もようやく自分の生きる道を決めることができた。同僚に向かって、俺は高らかと宣言する。

「よし、決めた! 俺は“採掘師”として生きていくことにする! 鍛冶屋と迷ったけど、やっぱ最初は第一次産業に従事しようと思うわ」

 最大の決め手は、オノレのリアルな“趣味”だった。俺は小学生のころから石を集めるのが大好きで、学習机の引き出しの中は、川や山で拾ってきた鉱物や岩石で溢れんばかりになっていた。そんな机を、数年前に実家が引っ越すときに運ぼうとしたらしいんだけど、あまりの重さに業者の人が仰天し、引き出しを開けたら巨大な石がゴロゴロ出てきて「ヒドい嫌がらせかと思った」と言われたという伝説がある(苦笑)。それくらい(?)俺は石が好きなので、結晶を見つけたらそれに取りつき、キンキンカンカンと採集する採掘師がピッタリだと思ったのだ。

 まず、ギルドマスターに会ってライフを選び、クルブルク(最初の拠点となる王国)の王様からライフに就いた認定をしてもらう。そして、採掘師の師匠であるデグダスさんに話しかければ、いよいよ採掘師としての人生スタートだ。まだ“かけだし”(ライフにはランクがある)なので掘れる石も少ないが、なあに、人生は始まったばかりだ。コツコツと掘りながら、採掘師の“マスター”を目指すぜ!!

 次回に続く〜。

★プレイ日記スタートを記念して限定アイテムの“あいことば”を公開!★

 なんと!! 当プレイ日記のスタートを記念して、超かわいい限定アイテムがもらえる“あいことば”を公開しちゃいます! もらえるのは家具“ゆきだるま”で、この時期にピッタリのデザイン!

 ぜひとも手に入れて、マイルームに飾っちゃってください!

【手に入るアイテム】

ゆきだるま

【あいことば】

まるまるまんまるゆきだるま

※限定アイテム入手方法
クルブルクのポストオフィスにいる“あいことばさん”に上記あいことばを伝えると、限定アイテムが手に入ります。

投稿者 大塚角満 : 17:00

【ファンタジーライフ】第1回 ポケットの中の“自由世界” ★限定アイテムの“あいことば”付き!

 コソコソ……。

 皆様、お久しぶりでございます……。大塚角満でございます。ワタクシのメインメディアであるココを放置し、一説には「ペンを捨てたのでは」、「田舎に帰ったのでは」なんて言われていたようですが(テキトー)、そんなことはなかったのです。キチンと生きておりました。

 それでもひさびさであることは変わりないのですが、このたびどうしても“プレイ日記”という形で皆さんにお知らせしたいソフトに出会ったので、ゾンビのように復活した次第です。

 そのソフトとは……?

 ぜひぜひ、以下から始まるプレイ日記をお読みください。そしてプレイヤーの皆様は、文末にある“あいことば”を入手し、ぜひともゲーム内のマイルームに飾れる限定アイテムをもらっちゃってください!

 ではでは、末永くよろしくお願いいたしますー!

◆◆◆

 そのソフトを起動した瞬間から、俺は完全にファンタジー世界の住人になっていた。

 作ること、採ること、狩ること、暮らすこと、戦うこと、働くこと、そして自由であること……。

 この、言ってみればリアル世界の“ふつうの日常”をゲームという制限の中で表現するには、それなりのマシンパワーと膨大なデータ量、そして実物と見紛う洗練された映像が必要だと信じて疑わなかったけど、まさか手のひらにチョコンと乗るニンテンドー3DSという携帯ゲーム機で、これほどの体験ができるとは思っていなかった。だからこそ本気で驚き、そして感動したのだ。

「ちょっとしたヒマつぶしに」

 そんな、どちらかと言えば軽薄な気持ちで手を出した作品に、正月休みをすべて捧げるまでにハマってしまうとは思わなかったよ(苦笑)。

 俺から、年末年始の連休と晩酌の酒を奪い、でもそれに見合う……いやお釣りがくるほどの充実感と自由を与えてくれた作品とは……そう! レベルファイブのニンテンドー3DS用ソフト『ファンタジーライフ』だ!!

 2012年12月27日の発売以来、『ファンタジーライフ』の人気は沸騰気味で、首都圏では品切れになっている店舗もかなりの数に上っているとのこと。このブログの読者でも、プレイしている人は多いのではなかろうか。

 そんな作品でありながら、俺は発売直前までほとんどマークしていなかった。もちろん、かな〜り前から編集部内では話題だったので名前は知っていたし、年末に発売されることも頭の隅には置いてあったのだが、「かかか、買う!! 絶対に発売日に買うっ!!! 買ったらしばらく会社には来ないぞ!!! クワッッッ!!!!!」と鼻血を吹き出さんばかりの勢いでいきり立っていたわけでもない。「買おっかなぁ〜どうしよっかなぁ〜」と“購入or見送り”というシーソーの上に乗せていたタイトルだったのだ。

 しかし発売日のお昼ごろ、同僚の女性編集者から届いた1通のメールを見て、均衡を保っていたシーソーがガタンと傾いた。

「『ファンタジーライフ』を買ってから会社に行きます」

 背中を押されるとは、まさにこのことを言うのだろう。買うにしても、発売日にこだわることなく今度思い出したときでいいや……って程度に考え始めたときに、仲間の誰かが購入するという事実を知ってしまったのだ。黙っていられるわけがない。俺は、メールが着信してからわずか4秒後に「俺もやる!! 買ってきて!!」と神のスピードで打電。無事にソフトをゲットし、いつでも遊べる体制を整えたのであった。

 そして……。

 本当に何となくパッケージを開け、さりげなくニンテンドー3DSにソフトを刺し、久しぶりに本体の電源を入れて、おもむろにゲームを起動する。流されるまま自分の分身になる男の子のキャラを作り、なんとなく決めていた最初のライフ(いわゆる職業のこと)を選んだ。

 そこから、12時間……。

 あまりの楽しさのため、ノンストップでゲームプレイ!!!www

 もう、俺の知る限りの最上級の表現を使ってこのゲームに賛辞を贈りたいよ!!!

 超おもしろい!!!!!(言葉を尽くしてコレか)

 俺が最初に選んだライフのことやプレイ感覚については追々書いていこうと思うが、冒頭に記した通り、『ファンタジーライフ』は小さなニンテンドー3DSの中でひたすら自分の役割を演じることができる、稀有この上ないタイトルになっているのである!

 そう、これぞまさしく“ロールプレイングゲーム”だ。

 ひとたびファンタジール(ゲームの舞台である世界のこと)の住人になれば、そのライフを極めるもいいし、モンスターと戦って鍛えまくるもいいし、ストーリーを進めるのもいいし、そして、何もしなくてもいい。「どのライフで遊んでも楽しい!」という奇跡のようなゲームバランスとニクイまでの演出、抜群なモンスターの配置とそこはかとなく漂うのどかな雰囲気が、

「あ、俺、ホントにここで暮らしてるんだ……」

 という気分にさせてくれる。

 ニンテンドー3DSが入っているポケットに手を突っ込めば、そこにはゆるやかな時間が流れる小さな自由世界がある。

『ファンタジーライフ』は、そんなゲームだ。

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 なんと!! 当プレイ日記のスタートを記念して、超かわいい限定アイテムがもらえる“あいことば”を公開しちゃいます! もらえるのは家具“ゆきだるま”で、この時期にピッタリのデザイン!

 ぜひとも手に入れて、マイルームに飾っちゃってください!

【手に入るアイテム】

ゆきだるま

【あいことば】

まるまるまんまるゆきだるま

※限定アイテム入手方法
クルブルクのポストオフィスにいる“あいことばさん”に上記あいことばを伝えると、限定アイテムが手に入ります。

投稿者 大塚角満 : 18:00

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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