大塚角満の ゲームを“読む!”
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いよいよ、『モンスターハンターポータブル 3rd』の発売週になった。2日後の午前7時になれば、発売を待ちに待った全国のハンターたちにちょっと早いクリスマスプレゼントが手渡されるのである。
ここで、いつもの俺だったら「ああもう、心落ち着かなくて仕事にならない……」と地獄の底から発したような暗い声を出すか、「ぐぎゃああ!! 俺はいったいどうすりゃいいんだああぁぁあ!!」と熱い溶岩のようにたぎった言葉を発するところだが、今回はいまのところどちらの状態にもなっていません。なんと、ちゃぽちゃぽの小波すら立たない“凪”の心境になっている。なぜか? じつはその理由もわかっているので書いてしまおう。それは、
“『3rd』のことを考えないようにしているから”
にほかならない。要するに“心の逃亡”を図っているわけですな。
でもこういうことって、よくあるでしょう。たとえば、待ちに待った修学旅行が3日後まで迫ってきて、辛抱たまらずに時計の秒針をじっと眺めて遅々として進まぬ時の流れに悶絶し、文字通り「1秒でも早く3日後になってほしい!」と願って「いまこの瞬間から修学旅行のことは忘れよう」と思ったり(長い例えだな!)、定食屋でトンカツ定食を注文し「大好きなトンカツは最後までとっておいて、とりあえずキャベツや漬物、ライスから撃破していこう」とみみっちい施策を試みることが。…………いま書いてみて「どうもこれらの例といまの俺の心境は若干ながら違うようだ」と思ったりもしたが、せっかくアタマをひねって編み出した例文なのでそのまま掲載しておきます。
インターネット上では、『3rd』にまつわるいろいろな話題が飛び交っている。「メイン武器は○○でいく!」、「今回はフェスタにも出場したい!」、「ファミリーで遊びたいので、家族全員分ソフトを予約済み!」などなど……。夢と希望に満ちたあまたの言葉はじつに微笑ましく、心躍らされるもので、ついいっしょになって「エライコッチャエライコッチャ♪」と踊りそうになる。でも俺はいま“凪の男”なので、スキップしそうになる両の足をぐっと押さえる。天岩戸に閉じこもりながらも外の喧騒に誘われて踊り出した天照大神のようにはならない。
そう、じつは俺、我慢しているのだ。
『3rd』のことを考え始めたとたんに手も足も心も言うことを聞かなくなり、「イャッホォオオオイ!! さあ踊れさあ歌え!!」と仕事もせずに大暴れを始める予感(というか確信)がして、恐ろしさのあまり心を封じ込めるしか手段がなくなってしまったのである。呪文を唱えるように「凪だナギだ」と言っている時点でぜんぜん凪いでねえじゃねえかとわかっているし、この記事を書いたことで自らパンドラの箱を開けてしまったような気がしてならないが、こうやってキーボードを引っ叩いてでもいないと自分が何をするのかわかったものではない。いま俺は、気を紛らすことがマイブームなのである。禁煙に励むおっさんと同じだ。
「『3rd』のことは考えないようにしている」と冒頭で言ったくせに、「『3rd』のことしか考えていない」ことが露呈してしまった本末転倒な日記はこれにて終了。しっかし俺は、何が書きたかったのだ……。
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すでにたくさんの記事がアップされておりますが、本日カプコンのPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 3rd』の完成披露発表会が盛大に開催された。俺は、予定していた海外出張をギリギリのタイミングで部下に代わってもらい、強引に身体を空けて、会場となった帝国ホテルへと向かったのでした。
開場30分前に会場に到着すると、すでに受付前にはたくさんの報道陣が! ワイドショーやニュース関係者、一般誌のヒトと思える記者も多数散見される。『モンハン』シリーズの完成披露会には伝統的に有名芸能人が登壇する……ということもあるのだろうが、単純に“『モンハン』の最新作がお披露目される”という事実がこれだけ多くの耳目を集めたであろうことは想像に難くない。いまや“国民的”の冠つきで呼ばれるほどの大波を起こしたゲームソフトのブランド力は、これほど偉大なのである。
受付前にできた記者の行列に並んでいると、じきに腹が痛くなってきた。これから何が発表されるのか……ということを考えていたらジワリジワリと緊張してきて、どうにも辛抱たまらなくなってしまったのである。慌ててトイレに向かう。すると、会場近くに設えられた喫煙スペースから「大塚さん! 大塚さん!」と呼ぶ声が聞こえた。見ると、おなじみ辻本良三プロデューサーとプランナーの江口勝博さん、そして『モンハン』シリーズのメインプログラマーを長年担当していた廣瀬紀生さんという豪華な面々がたたずんでいたではないか。「今日もよろしくお願いします!」というお三方に向かって、俺は腹を押さえながらこう言った。
「もう、緊張して緊張して腹が痛い……」
これを聞いた良三さん、「大塚さん、『モンハン』関連の催しのたびに体調悪くなってんねw」と笑いながらひと言。これから大勢の前でいろいろなことを発表するというのに、この人はいつも通りの自然体のようだ。
続いて、“ミスターモンハン”ことシリーズの世界観監修を務める藤岡要ディレクターとばったり。トイレに行くのも忘れて『モンハン』に関係ある話も関係ない話もいろいろと交わし、「たくさん映像が出ると思うので、楽しんでいってください」との言葉をもらってから別れた。彼らの顔を見ているうちに、腹の痛みはすっかり治まってしまった。
そして、完成披露会が始まった。発表内容の詳細はニュース記事のほうを参照願いたいが、“ふらっとハンター”システムや乱入クエスト、『3rd』のオープニングムービーと言った新規情報に加えて、お待ちかねのモンハンフェスタ`11の詳細も公開に。
「またモンハンアスリートたちによる、熱い春がやってくるんだな……」
過去3回行われたフェスタの情景を思い浮かべながら、そんなことをしみじみと思う。ソフトの発売から地区大会が開催されるまで3ヵ月超の時間があるが、これを出場予定のチームはどう使うのか……? まことに興味深いところだ。また壇上で良三さんが「親子大会や女子大会も、前回よりも規模を大きくして開催したい」と発言していたことにも注目。彼らは『モンハン』のプレイヤー層を広げることをひとつの命題として取り組んできているので、フェスタで実施されるこれらの大会もその施策のひとつであろう。きっとライトなユーザーも心から楽しめる催しになるだろうなあ。
そして壇上に4人のCMキャラクターが登場し、せっかくなのでとアオアシラ討伐に向かうことになった。じつはこのクエストこそが初公開となる“乱入クエスト”で、アオアシラを討伐してホッとしたのもつかの間、「WARNING!」の警告とともにイビルジョーが現れたからたまらない。次長課長の井上さんを除くお三方は完全にイビルジョーは初見だったそうで、素の表情で「え???」、「何!??」と戸惑っている。クエスト終了後に井上さんが「イビルジョーに初めて会ったときの反応って、みんな同じなんですね」とニヤリと笑いながら言っていたが、この言葉にイビルジョーの“破滅の権化”としての存在感のすごさが集約されている気がするよ。三浦春馬さんが小さく漏らした「足が震える……」という発言の、なんてリアリティーに満ちていたことか……。
そして発表会の最後に、最新のプロモーションビデオの上映も行われた。すでにファミ通.com上でも公開されているので多くの人がご覧になったかと思うが、ここに驚くほどたくさんの新情報が盛り込まれている。乱入クエストに現れるイビルジョーはもちろん、砂原で旋回して竜巻のようなものを発生させているのはベリオロスの亜種か……? そして渓流で尻尾を振り回す、いままでにない色味をしたモンスターはナルガクルガの亜種なのか……!? 想像以上に大きな“尾槌竜”ドボルベルク。そのドボルベルクの何倍も巨大な古龍“峯山龍”ジエン・モーラン……! 砂上船に乗り込み、オトモアイルーとともに立ち回る(このオトモたち、砂上船の迎撃兵器を操作してた!)、ジンオウガ装備のハンター。あの雄大な大砂漠での迎撃戦が、『3rd』でも楽しめちゃうってわけだ。
こ、こんなところかな……? 目が回るほどいろいろなことが発表されたので、正直、心も頭も整理できていません(苦笑)。でもこの日の発表を受けて早くもいくつかの企画を考えて動き始めているので、ちょっと楽しみにしていてもらえれば。さまざまな角度から『3rd』に斬り込んでいくのでね!
でも、とりあえずは……。
12月1日の発売日以降に、長期休暇申請でもしておくかな(本気)。
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太刀による“モンスターハンター制覇”を目論み、果敢に挑み始めてから数日が経過した。そのうちのひとつを、ここに切り出してみる。
その回は、じつに調子がよかった。
俺の振るう太刀の切っ先はうなりを上げてリオレウスに襲いかかり、その鬼人のごとき立ち回りは歴戦の剣豪の霊が憑依したとしか思えないほど。ズヴァ〜!! バッシャ〜ッ!! と斬り刻まれたリオレウスはものの数分で断末魔の悲鳴を発し、ユラユラと崩れるように大闘技場に倒れ伏したのだ。討伐タイムは、なんと4分53秒。
「ついにキタ!! 苦しい時代を乗り越えて、俺はようやく太刀の真髄を手に入れた!! まさに免許皆伝の立ち回り!! いやそれにしても長かった!!」
PSPの画面にツバを撒き散らしながら、「俺は宮本武蔵だっ!!」、「斬鉄剣の五右衛門だああ!!」とわめき散らす39歳の中年ハンター。そんな剣豪の眼前に、トラ模様の憎っくきアイツが現れた。そう、ティガレックスである。
「ここで会ったが100年目。積年の恨み、ついに晴らしてくれようぞ!!」
登場地点にあらかじめ仕掛けておいたシビレ罠に、まんまとハマるティガレックス。これを確認して、シビレ罠と合わせて置いておいた大タル爆弾Gにペイントボールを当てて豪快に起爆する。生存競争開始の合図だ。すぐさま俺は巨大な鎌(大鎌威太刀)を担ぎ上げて、鋭い先端部分をティガレックスの脳天にめり込ませた。さらに不器用にガチャガチャとボタンを押して、どうにか太刀の連携攻撃をつなげる。ヨシ! ここまではいい感じだ! 巨大な鎌は空気を切り裂き、見切り+3の効果もあって、ティガレックスに触れた部分からド派手なエフェクトを発生させている。その、華麗かつ豪快な立ち回りは大闘技場に降り立った“死神”そのもの。 もしも俺がデスギア装備を着ていたなら、ティガレックスの後に出てくるはずのナルガクルガもラージャンも、ビビって家に帰ってしまったのではなかろうか。
しかし、ここから手間取った。……っていうか、手間取ったどころの騒ぎではなかった(またか)。
ティガレックスが闘技場に現れてから3分ほどが経ったころだろうか? ナゼか俺は2オチを喫し、ベースキャンプに転がされていたのである。あまりにもアッと言う間の惨劇だったらしく、俺はこのときの記憶がまったくない。いったい俺の身に、何が起こったのだろうか?
それでも俺は気を取り直し、愛猫・オリガミとともにがんばった。「なんとかしてこいつを超えるんだ!」、「ティガさえ葬れれば、あとはなんとかなる!」、「まだ逆転できる!!」と悲壮なまでの決意をにじませて、必死になって立ち回ったのである。それがオリガミにも通じたのだろう。なんと彼(?)はティガレックスの隙を突いて、闘技場の真ん中付近にシビレ罠を設置したではないか!! こ、これは「もう捕獲できるニャ!」の合図か!? なんとなく、まだちょっと早いような気もするけど、ボチボチ俺の心が折れそうだし、捕獲を試みてみましょーか!! うまくティガレックスを誘導して……かかった! シ、シビレ罠にかかったぞ!! こ、ここで捕獲用麻酔玉を投げ……って、えええええ!!! な、ない! どこにもないよ麻酔玉!! ここにきて捕獲用麻酔玉を忘れたか俺っ!!
……あ、そうだ。思い出した思い出した。この間、何度かモンスターハンターやらティガレックス討伐やらをやっていて、ダメだとわかっているのに追い詰められた反動で捕獲を試み、ことごとく失敗して捕獲用麻酔玉をすべて使っちまったんだった。なあんだそうか。そんなことかあ^^; 失敗失敗……。……って、スマンかったオリガミ!! 申し訳ないっ!!
と、奇跡の機転でシビレ罠を作ってくれたオリガミに心の中で土下座しつつ、俺はやむを得ず太刀を振るう。しかし、折れかけていた心はこの大失態で粉砕骨折となり、あえなくティガレックスに轢き潰されて3オチとなってしまった。
これですっかりケチがついて、その後2回挑戦したモンスターハンターでも連続してティガレックスで3オチ……。なんとティガレックスに屈辱の12連続オチ(苦笑)というギネス級の記録を打ち立ててしまったのであった。ティガレックスの野郎……。俺になんか恨みでもあんのか……。
自慢じゃないがこれが、“苦手モンスター”の見本です。
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ティガレックスを無事に(?)卒業した俺が向かったクエストは、古龍でもシェンガオレンでもラージャンでもなく、村長上位の最終クエスト“モンスターハンター”であります。
「バカのひとつ覚えキター!!wwwww」
とか、江野本みたいに言わないで。
なぜモンスターハンターに行くことにしたのかというと、件の江野本がある日、俺にこんなことを言ってきたからだ。
「読者の皆さんからの手紙で最近、“モンスターハンターをクリアーできました!”っていう記述をよく見ますよねー。みんな『3rd』の発売前にこのクエストだけはクリアーしておきたい、ってことなのかしら。……ホラ、この女性ハンターも“ハンマーでモンスターハンタークリアーできましたっ!!”って書いてる!」
うん、確かに。それは俺も思っていたことなのだ。最近、読者の方々からいただく手紙で、「モンスターハンターいけました!」、「武神闘宴クリアーできた!」なんていう記述をよく見かけるのである。これは、『3rd』発売直前の駆け込み需要……というと言葉はおかしいが、江野本が言うように「新作が発売される前にノドに引っかかっている小骨を取りたい」、「忘れ物を取りにいきたい」と思っている人が多いことを如実に表していることのように思えた。江野本が続ける。
「こりゃ大塚さんも、やるしかないんじゃないですか? 太刀でのモンスターハンターチャレンジを!!」
で、簡単に調子に乗れることが得意技の俺が「よっしゃ! やったるか!!」と吠えて、ノコノコと闘技場に向かうことになったわけである。心の内で、「モンスターハンターは楽勝に違いない。なので本当の勝負は、そのあとに向かうであろう武神闘宴だナ。そこまで見据えてクエストに向かうなんて、俺もいよいよアスリートだナ」なんてことをノンキに考えながらね……。ちなみに武神闘宴、過去に一度もソロでクリアーしたことなんてないけどネ。
というわけで俺はさっそく、太刀でモンスターハンターをクリアーするための準備を始めた。と言っても、何か特別なことをするわけではない。アイテムをポーチにぶち込むだけだ。持っていったおもなアイテムは、
・回復系フルセット(回復薬、回復薬グレート、秘薬)
・閃光玉(調合素材も持ち込んで15発分)
・シビレ罠(調合素材も持ち込んで3個分)
・音爆弾
・捕獲用麻酔玉
・大タル爆弾(ノーマル、Gの両方)
・ペイントボール
といったところか。このほかにもちろん、調合書、こんがり肉、砥石、護符系アイテムあたりは常備しております。ちなみに上記のリストを見て、「なぜ落とし穴を持っていかないの??」、「ペイントボールは何のために??」と思われた方がいるかもしれないが、落とし穴に関しては「クモの巣が1個もなくてネットが作れません」、ペイントボールに関しては「クセで持っていっちゃうんです」としかお答えのしようがありません(苦笑)。
そして始まったモンスターハンター。最初の相手はリオレウスである。
とりあえずベースキャンプでこんがり肉をひとつ食べ、アイテムカーソルを閃光玉に合わせてから闘技場に飛び込む。そして、リオレウスがこちらに気づいて首を下げた瞬間に合わせて太刀……というか鎌(大鎌威太刀なので)の先端を、その脳天に振り下ろした。いつもの、開戦の銅鑼だ。これを合図に、またあの屈強な4頭と全生存をかけて渡り合わなければいけないのだ。
このモンスターハンターというクエストを大過なく駆け抜けるためには、最初のリオレウスで可能な限り貯金を作らなければならない。できることなら5分以内に討伐(もしくは捕獲)し、回復薬系アイテムは2、3個の使用にとどめる。もちろん罠は使わずに閃光玉も5個以上は使わない……。これが実践できれば、残る3頭にかなり余裕をもって臨めるというものだ。
ところが、俺はこのリオレウスの討伐に9分40秒もの時間を使ってしまった。しかも回復薬グレートを7個消費し、閃光玉も8個使用……。内心、「レウスは余裕だナ」と思っていただけに、この結果がもたらしたストレスは甚大であった。
そのあとのティガレックスでハットトリック(3オチ)しちまったくらいにwwwww
ってオイオイ……。笑いごとじゃねえだろ!! どうなってんだいったい!! こいつは卒業したんじゃないんか!!!
いくらティガが強いとはいえ、太刀はガードができないからとはいえ、ここまでオチるものなのか?? ねえねえ太刀使いのヒト、ティガって太刀で討伐できるのデスカ?? どうやるのデスカ??? あまりのショックににわか幼児化しながら、俺は江野本につぎのようなメッセージを送った。
「ひとつわかった。俺はどうやら、ティガレックスが苦手らしい」
このつぶやきに対する江野本の返事は、じつにつれないものだった。
「んなこと、100年前から知ってます」
しかし、本当の悪夢はこれからだった。
次回に続く……。
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大塚角満

週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。
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