大塚角満の ゲームを“読む!”

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【MHF】第4回 サルかカニか

 つい先日の話。

 その日もいつものように、江野本ぎずも、たけちー、そしてWiiの『モンスターハンターG』のころからいっしょに遊んでいるハンター、こーへーちゃんの4人で狩りをしておりました。たけちーとこーへーちゃんはすでにそれなりのハンターランクになっているが、俺と江野本のふたりはいまだ一桁台に止まっている。となると、4人で行けるクエストはかなり限られてしまいそうだが、『フロンティア』には無数と言っていいほどたくさんのクエストが用意されているのでそのへんは心配いらない。俺はもっともハンターランクが低い江野本にこう言った。

「ぎずもさん、何でも好きなクエスト貼ってください」と。

 そして江野本はフロンティアクエストの“猿蟹合戦・闘技場”を受注してクエストボードに貼り付けた。闘技場を舞台にコンガ4頭を討伐することが目標のクエストで、脇役としてダイミョウザザミが現れてハンターの邪魔をする……という“例のアレ”である。俺とたけちーは嬉々として「はいはい、アレねww」「りょーかいりょーかいww」と言いながらクエストを受け、さっそく闘技場に向かった。

 ベースキャンプに降り立つと、たけちーとこーへーちゃんのふたりは支給品ボックスになど目もくれず闘技場に飛び込んでいった。俺と江野本は持っている武器の特性もあって、いつもちょっと遅れてからベースキャンプを出ることになる。そう。ガンランスの俺は弾丸を装填する動作をする必要があり(べつにしなくてもいいんだけど)、狩猟笛の江野本はいくつかの音色を奏でてドーピングをする流れになっているのだ。当然、俺のほうが早く準備を終えて江野本に先んじて闘技場に突入した。しかしその瞬間、画面に信じられない文字が表示された。

「クエストを達成しました」

 どうやら早々に、サルどもが屠り去られてしまったようだ。……って、違うでしょーーーっ! そうじゃないでしょが!! 俺は笑いながら憤慨して、キーボードに文字を打ち込んだ。

「ちょww これはそういうクエストじゃないでしょ!!ww サルやっちゃダメ!!

 俺の発言とほぼ同時に、たけちーもこう言った。

「ここはあえてのダイミョウ狩りでしょ!!www」

 するとこーへーちゃんは「あwww」と短く言ったあと、こう言って反省した。「そうだったw 忘れてましたww」。そしてひとり取り残された江野本は、ぽかーんとしながらつぶやいた。「……何が起こった?? ウチまだ闘技場に入ってない……」。

 じつはこのクエスト、メインターゲットがコンガ4匹になってはいるが、サブターゲットのダイミョウザザミを討伐しないとろくな報酬がもらえない仕組みになっている。なのでダイミョウザザミを葬り去るまでは、もろくて儚いサルどもに攻撃を加えてはいけないのである。俺たち4人は「サルに触れないでください!!」を合言葉に、再び同じクエストを受注した。「やることがわかってりゃカンタンだよな^^」とかなんとか言いながら……。

 2回目。俺たちはコンガをシカトして、迷わずダイミョウザザミに襲い掛かった。4人だったらそれほど時間をかけずに討伐することができるはずである。ところが開始1分も経たないうちに、画面にまたまたあの文字が表示されたではないか。

「クエストを達成しました」

 ちょっと……。誰だ、サルに触ったのは!! 俺は腹を抱えて笑いながら文字を打った。

「コンガに触るの禁止っつったべ!w 誰だサルをやったのは!」

 たけちーとこーへーちゃんは揃って「おっかしいなあ……」、「む、難しい……」と首を捻っている。江野本も「勝手にサルが寄ってくるんだもん!!」とお怒りモードだ。

 このままじゃラチがあかない。いくらコンガに攻撃を当てないように注意しても、勝手にヤツらが「ナンダナンダ。何の話だ」ってな感じでドカドカと近寄ってくるので、不慮の事故が起こってしまうのである。なので俺は言った。

「閃光玉を投げまくって、コンガの足を止めようか」

 たけちーが同調した。

「ですね! 僕もそう思っていました!」

 俺たちはディアブロス討伐にでもいくかのように大量の閃光玉をアイテムポーチに詰め込み、闘技場に向かった。ちなみに武器は、俺がガンランス、江野本が狩猟笛、こーへーちゃんがハンマー、そしてたけちーはライトボウガンである。

 闘技場に飛び込む俺、たけちー、こーへーちゃん。江野本は狩猟笛を吹いてからになるので、どうしてもワンテンポ遅くなる。とりあえず計画どおり、めったやたらと閃光玉を投げまくってコンガの足を止め、ダイミョウザザミに襲い掛かった。そのうち、江野本も合流。ようやく、うまくいきそうだ。

 ところが。

 画面にいきなり「江野本が力尽きました」という予期せぬメッセージが表示された。と同時に、またまた「クエストを達成しました」の文字が……。「ぎょええええ!!」と江野本。いったい、どうなっとんねん……。

 今回、俺は徹底的に注意して立ち回っていたのでコンガ殺害の犯人ではないと断言できる。こーへーちゃんも「な、なんで??」と本気で戸惑っているので、身に覚えはないのだろう。なので俺はズバリ、“あの人物”を糾弾した。

「たけち!!! おめえの流れ弾が全部サルに当たってるんだろ!!! たけちのせいだたけちのせいだ!!」

 たけちーは悲鳴を上げた。

「うへえ!! ち、違いますよ!! 当たってない当たってない!!

 そして4回目。かつてはモンハンアスリートのひとりに数えられていたたけちーが本気になった。

「みんないっしょに闘技場に入ったら、僕が睡眠弾でコンガを寝かせます。そうすればダイミョウと立ち回っているところに乱入されないでしょうから。とりあえずダイミョウに気づかれないうちに、コンガを1ヵ所に集めましょう。いっしょに闘技場に飛び込んだら、左隅のほうに走っていってください」

 残る3人は「おお! さすがたけちよさん!!」ともろ手を挙げてたけちーの案に賛成し、うきうきしながら闘技場の人となった。

 しかし。

 首尾よくたけちーが2匹のコンガを眠らせたが、なぜか早々にダイミョウザザミに我々の動きが悟られてしまい、2匹のコンガが叩き起こされてしまった。けっきょく、いつもと同じ阿鼻叫喚の地獄絵図となりクエストは失敗(いや成功なんだけど)。メゼポルタ広場に戻ってくるなり、たけちーが江野本を非難した。

「ぎずもさん!! 闘技場に入るタイミングがワンテンポ遅いっすよ! ダイミョウに見つかったでしょう!!」

 いつもはいじられキャラのたけちーにいきなり追及されて、江野本はオロオロである。「は、はひ……。すんません……w」

 5回目。今度はなんとなくだが、うまくいったかのように見えた。しかしやはり、時が経つごとにコンガはばたばたと斃れてゆき、クエスト失敗(成功だけど)の影がよぎる。しかもまたまた画面に「江野本が力尽きました」の文字が表示されたすぐあとに「クエストを達成しました」というメッセージが現れたではないか……。俺は呆然としながら、チャットでこうつぶやいた。

……4匹目のサルって、えのっちのことなんじゃねえの……w」

 たけちーも追随した。

「これ、ぎずもさん討伐クエストだったんスね……ww」

 江野本、瞬時にグレムリン化した。

「しつれいな!!! サルといっしょにすんな!!!」

 江野本がサルかどうかの議論は置いておいて、このままではいつまで経っても先に進めない。コンガを避けて攻撃しようにも、ヤツらは勝手にこちらの攻撃の間合いに入ってきやがるので「あっ!!」と思ったときには武器が当たって「ハイ、ご愁傷様」ってことになってしまうのだ。どうにかして、コンガを引き離すことができれば……。

 しかしここで、俺はピンとひらめいた。誰かがコンガを引き付けることができたら不慮の事故は激減するのではないか、と。俺は言った。

「誰かがコンガを引き付けて闘技場の端っこのほうで逃げ回っていれば、ダイミョウザザミとの一戦に干渉しないんじゃないかね? 誰か逃げる役に立候補しない?」

 すると江野本が嬉々として、この案に乗ってきた。「ウチ、逃げる役やる!」。

 でもこれだけで十分とは思えなかったので、たけちーの睡眠弾作戦と併用することにした。しかし誰がやったのか知らないがそうそうに3匹のコンガが天に召され(苦笑)、残り1匹となってしまう。でもこのコンガはなかなかしぶとく、俺たちにダイミョウザザミ討伐のチャンスを与えてくれているではないか! しかし、いよいよシビレを切らしたのか、ダイミョウザザミと立ち回っている俺たちに接近してこようとした。俺は慌てて閃光玉を放り、ラストコンガの足を止める。ホッ……。これでしばらくは安心だぞ。見ると、ダイミョウザザミも地下に潜って、闘技場内に不気味な平穏が訪れている。こ、このチャンスを何としてでもモノにしたい! 最後のサルを大事にしないと!! と思ったところで、ダイミョウザザミの渾身の突き上げ攻撃が地面を割って飛び出してきた。ダイミョウザザミの攻撃の中で、もっとも注意しなきゃいけないのがこいつなんだ。装備が整っていないと、1発で昇天させられるほどの破壊力を秘めているんだよな。

 そしてこの一撃は見事、闘技場の中央で目を回していたコンガをピンポイントで貫き通して、一撃で息の根を止めてみせた。もちろんこれで、クエスト失敗(成功……ってしつけえ!)である。

「……」と俺。

「…………」とたけちー。

「………………」とこーへーちゃん。

「……………………」と江野本。

 どうやらこのクエストに完璧な解答は用意されていないようだ。

 このあと、「こうなったら爆弾に頼るしかない」と言って全員で大タル爆弾を持ち込んだり、「僕も攻撃力の高いハンマーでやります」とたけちーが武器を変えて臨んだりもしたが、どれも決定打にはならなかった。それでも、コンガやダイミョウザザミといった決して強くはないモンスターを相手にここまで熱くなれることがたまらなくおもしろく、俺たちはくり返しくり返しこのクエストを受注しては“惨敗”を刻み続けた。失敗することそのものが、おもしろくてしかたがなかった。

 そして、何回目の挑戦だったろうか。ついに俺たちはダイミョウザザミの討伐に成功した。江野本はやはりサルだったのか、うまいぐあいにコンガどもを引き付けてくれて、ダイミョウザザミと引き離すことに成功したのである。俺たちは喜びを爆発させた。

「うおおおお!! やったやった!!」と俺。

「やったーーーーーっ!! いけましたね!!」と江野本。

「信じられん!!ww」とこーへーちゃん。

「やっとこのクエストから解放される……w」とたけちー。

 こういった遊び心のあるチャレンジも、たまには悪くないね。

投稿者 大塚角満 : 17:12

【MHプレイ日記番外編】 海の家“CAPCOM SEASIDE HOUSE”に行ってきた!

 2010年7月1日、神奈川県の江ノ島を望む腰越海水浴場にカプコンが海の家をオープン! “CAPCOM SEASIDE HOUSE”の名称で、7月1日〜8月31日までの期間限定で絶賛営業中だ。この海の家がフィーチャーしているのは……なんと『モンスターハンター』! そして8月26日発売予定の『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』!! ってことで、報道関係者向けの見学ツアーが実施された7月9日に、江野本ぎずもとともに件の海の家に行って参りました。

 CAPCOM SEASIDE HOUSEは、小田急電鉄江ノ島線の片瀬江ノ島駅から徒歩5分の浜辺にある。鎌倉の名所である江ノ島が目の前にあるというリッチな景観もウリのひとつで、そのステキな立地条件もあってかCAPCOM SEASIDE HOUSEのほかにもたくさんの海の家がある。そんな“海の家通り”の奥まった場所にCAPCOM SEASIDE HOUSEはあるのだが、その規模、目立ち度はかなりのもの! いやあ、楽しそうではないかこれは!

 しかしこの日はあいにくの空模様。灰色の雲が空一面に広がり、初夏のギラつく太陽はどこにも見えない。そのうちパラパラと、雨まで降ってきやがった。せっかくの海の家の取材だというのに、こいつはいかにも残念である。オープニングセレモニーでマイクを持ったカプコンパブリシティーチームのボス、コンシューマエンターテインメント事業統括本部 CS国内販売統括 CS営業推進部 パブリシティ企画推進室 兼 キャラクター・コンテンツ事業統括 ライセンス推進チームの萩原良輔氏(通称・ほろ酔いのハギー)は、曇天を見上げながらつぎのように挨拶した。

「本日は遠路はるばる、CAPCOM SEASIDE HOUSEにお越しいただいてまことにありがとうございます! えー、幸いにも天気に恵まれ、海の家をお披露目するには絶好の機会かと思います!」

どんて〜ん……

 ……って、思いっきり雨降っとるがな!!www

 そんなやりとりがありました。

 CAPCOM SEASIDE HOUSEは、“SHOP”、“CAFE”、“KITCHEN”の3エリアからなる大きな海の家で、商品、サービスともに非常に充実している。SHOPでは『モンスターハンター』グッズや『戦国BASARA3』グッズなど80種類以上のアイテムが販売されており、ここでしか買えない限定のアイルーTシャツ(麦藁帽子をかぶって浮き輪を持った夏っぽいアイルーが描かれている)なんてものもある! 『モンハン』グッズ収集家は、これだけでヨダレだらだらなんじゃなかろうか。そしてSHOPと併設されているCAFEには4人掛けのテーブル&椅子がいくつも設えられ、その中心には大きめの液晶モニターが。そこでは『モンスターハンター』シリーズを始めとしたカプコンの人気タイトルのプロモーション映像が随時上映されているのである。海遊びで気だるくなった身体をCAFEの椅子に委ねて、アイスコーヒー片手に最新PVを見ながらまったりとする……なんてことができるわけだ。ちなみに俺と江野本は、ここでさっそくPSPを取り出して『2nd G』で遊んだけどね(笑)。どうでもいいことだけど、向かったクエストは密林の浜辺が舞台になるダイミョウザザミ討伐。リアル潮風に吹かれながら密林の浜辺でダイミョウザザミと戯れるなんて、どれだけ贅沢なんでしょうか。

 っと、あんまダラダラと紹介してもアレなんで、写真を見てもらいましょう。


▲平日で、しかも雨模様だったにも関わらず一般のお客さんもかなり来られておりました。


▲SHOP内には所狭しと『モンハン』シリーズや『戦国BASARA3』のグッズが並んでいる。


▲かわいらしいSHOPのお姉さんが着ているのが、CAPCOM SEASIDE HOUSE限定のアイルーTシャツだ。


▲CAFEの中央にご覧のモニターが。ここでカプコンのさまざまなタイトルのプロモーション映像が上映されているのです。


▲モンハン部の部員へのサービスも。CAFEで注文するドリンクが、モンハン部の部員だと100円割引されるのである。


▲ほろ酔いのハギーが手をかけているのはラッキールーレット。見ると、ルーレットにはカプコンのゲームタイトルのロゴが貼られており、その日のラッキータイトルを見事当てるとドリンクがプレゼントされるのだ。


▲浜辺では、『ぽかぽかアイルー村』のパラソルを借りることができる(もちろん有料です)。

 オープニングセレモニーが終わったあとは“MONSTER HUNTER KITCHEN”に場所を移し、CAPCOM SEASIDE HOUSE自慢のモンハンメニューの試食会となった。ここで食せるメニューの数は……じつに43種類!! こんがり肉や回復薬といったモンハンメニューでは“定番”といえるものから、“ティガレックスまっしぐらポポカレー”(ここでしか食べられない! 鎌倉・腰越カレー)、“ぽかぽか餃子”(焼き餃子)、“ドスドンブリ”(酢豚丼)なんていうニヤリとさせられるメニューがズラリとラインアップされている。広くて立派な厨房で作られるこれらの料理はどれもお世辞抜きでおいしく、つぎからつぎへと注文して食いまくってしまった。ちなみに、俺と江野本がそろってイチオシのメニューは、“ガノトトスのヒレ焼売”!! フカヒレ入りの焼売3個セット(450円です)なのだが、口に放り込んで歯に力を入れた瞬間に外側の皮がやさしく破れ、その瞬間に中からジュワ〜〜〜……っと大量のガノトトスの肉汁が!!(こう書くとうまそうじゃないけど) どこか甘く、どこか香ばしい味付けがなんとも言えず絶妙で、肉汁を吸ったフカヒレを噛み潰すとさらなるうま味がにじみ出てくる。もう、たまらん>< 本当においしかったがために、江野本と1個ずつ食べた残りの1個の奪い合いはかなり熾烈なものがありましたガノ(苦笑)。何回か通って、全メニュー制覇したくなったわマジで……。


▲MONSTER HUNTER KITCHENの全景。立派でしょう。夏休み期間中は大勢のモンハンファンで賑わうんだろうなあ。


▲これがCAPCOM SEASIDE HOUSEのこんがり肉。1本1本ていねいに焼いてくれる。


▲これはモンハンメニューのほんの一部!!


▲左からティガレックスまっしぐらポポカレー、元気ドリンコ、ぽかぽか餃子。

 こんな感じで、『モンハン』目当ての人もそうじゃない人も、存分に楽しめて腹もふくれるCAPCOM SEASIDE HOUSE。夏休みのレジャー候補地のひとつに加えてみてはいかがかな?


▲この日は、『モンハン』シリーズのアシスタントプロデューサーを務める小嶋慎太郎氏と、アイルー村からアイルーがやってきていた。ちなみに小嶋さんとアイルーが来るのはこの日だけダヨ。


▲この浜辺にはガーグァ……じゃなかった、トンビがたくさんいる。小嶋さんはトンビが飛んでいる姿を見て「あ! いま風を受けていましたよ! くぅ〜、すごい飛びかたするなあ」と、元モンスター担当らしい感想をもらしていました(笑)。

投稿者 大塚角満 : 20:30

【MH?】番外編 竜の鱗

 今日の更新では、2010年7月1日にオープンしたカプコンの海の家“CAPCOM SEASIDE HOUSE”のリポート記事を書く予定だったのですが、まだカメラマンから写真が届いていないので(読者にはどうでもいい話だけど)それまでにこの、どうでもいい記事を読んでみてください。

 半年ほど前、なんかおもしろいネタはないものかとネットでうろうろしていたら、じつに魅力的な植物の写真を発見してしまった。サボテンに似た“多肉植物”の“ハオルチア”というもので、南アフリカが原産地らしい。かわいらしいもの、美しいもの、そして獰猛そうなものまでじつに幅広くいろいろな品種があるようで、それらの写真を見ているだけで心が躍ってしまった。

 そしてその中にビックリするほどかっこよく、そして琴線に触れる名前をしたハオルチアがあった。

 そのモノの名は“竜鱗”(りゅうりん)

 どうです? 『モンハン』ファンなら思わず「ピクリ」と反応してしまう名前でしょう。ルックスがこれまたすばらしく、ホントにたったいまリオレウスかリオレイアから剥ぎ取ってきたかのような、いかつくも猛々しい姿をしていたのであります。

 で、すぐにネットで注文。それが本日晴れて納品されたんですねえ。それがコレだ!


▲これがレウス君です。梱包をといたばかりで、ちょっと砂で汚れてる……。これから大事に育てるからね!

 どうどう? かっこよくない??

 せっかくなので2個注文し、ひとつは江野本ぎずもにあげた。名前はもちろん、レウス君とレイアちゃん(ダイジョブか俺)。会社の机の上に置いて、じっくりと育てるぞー。

 ……なんかある意味、じつにブログらしいブログだなコレ。

投稿者 大塚角満 : 19:14

【MHF】第3回 熱砂の逃亡劇

 2010年7月7日に正式サービスがスタートしたXbox 360版『モンスターハンター フロンティア オンライン』。こいつはめでたい! この日はメゼポルタ広場から1歩も動かねえぞおおぉぉおお!! ……と気合を入れてログインしてみたものの忙しくてほとんどコントローラーに触れることができず、ホントにメゼポルタ広場から動かぬまま11時間が経過してしまいました。もういっそギルドに就職して、クエストの斡旋でもしようかと思ったわ。

 おかげで(?)正式サービスがスタートした段階での俺のハンターランクはたったの“7”。まあ焦る必要などないのだけれど、これでは火山に行くこともできず、遭えないモンスターもたくさんいるので、さすがにもう少し成長させておきたい。

 俺は会社の自席で考えた。どうすれば手っ取り早くハンターランクポイントが集まるのだろうか、と。パッと思いつくのは、野良でも何でもいいから片っ端からクエストに参加しまくり、力技でポイントを稼ぐという方法だ。つーか、それしかねえだろ。しかし会社でプレイしているときは、しょっちゅう話しかけられたり、急に記事を書かなきゃいけないことが多々あるので、野良で遊ぶことはかなり難しい(友だちだったら「わりい! しごと!」で済むけどね)。となると、限られた時間で効率よく稼ぐには単独でもどうにかなる……且つ報酬がステキなクエストを厳選する必要があるわけで、俺は急遽、メゼポルタ広場のにわかナンパ師となって看板娘どもに節操なく声をかけまくった。そして発見したのだ。俺が求めていた“効率ヨシ!”のクエストを! それは……!

●スペシャルクエスト “逆襲!ドスゲネポス”

 これである。スペシャルクエストっつーくらいだからな。これをクリアーしたあかつきには、溢れる大量ポイントで溺れてしまうくらいの“ポイントセレブ”になれるに違いない。だってクエストの依頼にも、

ドスゲネポスのとりわけ強力な個体が、ことさらにハンターたちを襲ってくることがあるそうです。新米ハンターさんたちの討伐相手としては非常に手強い相手になりそうですが、その分報酬ははずみますよ

 なんて書いてあるし!! こりゃあもう、迷わず行くしかないでしょう。

 俺は「報酬ははずみますよ」の一文に目を奪われ、その前に書かれていることにはほとんど目をくれていなかった。いや見たんだけど、完全に流してしまったのである。

「なあに大丈夫さ。いくら強力だっつっても、しょせんはドスゲネポスだからナ。一応、回復薬と回復薬グレートは持っていくけど、まず間違いなくひとつも使うことはないだろうナ」

 そう思うほどに……。

 そしてやってきた砂漠フィールド。初めてのクエストってことでターゲットのドスゲネポスがどこにいるのかわからないので、テキトーに熱砂の上を走り回る。そして1分ほどウロチョロしたころだろうか? 俺はエリア1でついに、件のドスゲネポスを発見したのである! こいつかあ。報酬を山ほど持ってて俺をシアワセにしてくれるという天使のようなセレブゲネポスは。言われてみると確かに、ほかのドスゲネポスと比べて育ちのよさそうな垢抜けた顔をしているではないか(気のせい)。きっと何の悩みもないままに温室で育った、深窓の姫君みたいなドスゲネポスなんだろうなあ^^

 俺はそんなボンボン育ちのドスゲネポスに向かって、「すまぬ! 俺のためにちんでくれ!」と言いながらスティールガンランスの切っ先を向けた。当然ながらジャストミート。ここで、通常の下位クラスのドスゲネポスだったら「あう!」と悲鳴をあげて怯むところだが……なんとこのドスゲネポス、ビクともしないではないか。あれれ? おっかしいな?? と思って攻撃力の高い斬り上げ攻撃をお見舞いしてみたが、これも暖簾に腕押しというか柳に風というかナメクジに塩というか、とにかくまったく効果がないように見える(ナメクジに塩は効果あんだろ)。なるほど……。若干スルーしていたが、クエスト依頼書にある“強力な個体”という一文はあながち間違いじゃないようだな。なるほどなるほど。そうかそうか。

 そうやって意味なく感心していると、件のドスゲネポスが「はむ♪」っと我が分身を甘噛みしてきた。すると……!

 ギュイイイィィィィイイン!!

 すげえ勢いで体力減った……www いや笑いごとじゃないんだけど、どうやらこいつ、かなり強力な個体みたいだから注意したほうがいいヨ。

 このクエスト、思っていた以上に苦労させられた。ドスゲネポスだけじゃなく、ザコいゲネポスやアプケロスまで強まっているらしく(確信はない)、攻撃を食らうたびに回復薬をガブ飲みさせられてしまったのである。それでもどうにかこうにかドスゲネポスに攻撃を集中して、逃亡させるまでダメージを蓄積させることに成功した。よーし。苦戦はしたけど、あともう少しだ!

 ところが。

 このドスゲネポス、逃げること逃げること……。主戦場だったエリア1から脱走したドスゲネポスは、スタコラサッサとエリア5に。急いで後を追うと、犯人(?)はちょうど、エリア6に吸い込まれるところだった。

 待て待て。逃げるな逃げるな。

 さらに追跡する我が分身。エリア6の地底湖に入ると、ちょうど逃亡者はエリア4に入るところであった。

 コラコラ。まだ逃げんのかオマエは。

 しかたなく追跡を続けるガンランサー。もういい加減、止まってほしいよマジで……。どうにかエリア4に到着すると、逃げるドスゲネポスの地図上のアイコンはエリア2に行ってしまったところだった。ど、どこまで逃げる気だコイツ……。でもここで追跡を諦めるのもバカバカしいので、しぶしぶ俺はエリア2に。すると、そのエリア2からエリア1に消えて行くドスゲネポスの姿が……! 俺はたまらず、灼熱の大地で絶叫した。

「最初っからエリア1で待ってりゃよかったああああ!!!」

 そう、ドスゲネポスは広大な砂漠の大地を1周して、スタート地点に戻りやがったのよ……。ドスランポスやドスゲネポスは習性的にエリア移動をくり返して体力の回復を図っているので、こういったことも起こりうる。それはわかっているのだが、ここまで豪快に逃亡を許すことなんてまずないので(たいがい途中のエリアで捕まえるからね)、少々面食らってしまった次第だ。しかも俺、このエリア1でもドスゲネポスにトドメを刺すことができず、さらにもう1周、灼熱の砂漠マラソンに付き合うハメになったんだけどネ……(苦笑)。

 それでもどうにかドスゲネポスを討伐し、俺は報酬画面にたどり着いた。苦労はしたが、ここでハンターポイントをじゃぶじゃぶもらえさえすればそれも報われるってもんだ。さあよこせ。大量のポイントを! ランクが飛び級で上がるほどのポイントを、我にもたらしてくれえええ!! 興奮の極みに達した俺の目に、報奨金とポイントの数字が飛び込んできた。そこにはなんと……。

・ポイント……200
・報奨金……18900ゼニー

 あの……。ポイントとゼニーの数値を交換してもらえないでしょか……。

投稿者 大塚角満 : 22:17

【MHF】第2回 イャンクックは笑えない

 今日は軽く……。

 限られた時間の中でだが、遊んでおります『モンスターハンター フロンティア オンライン』(Xbox 360版)。文字通り裸一貫、イチからのスタートなので、見るもの触るものすべてが恐ろしい。いまの俺は、生まれたばかりの小鳥さんのようなものなのよ。

 そして実際、俺はオチまくった。ブルファンゴの執拗な“ファンゴトレイン3両編成”(3匹のブルファンゴが間断なく突進してきてハンターを轢き潰す状態)の猛攻に成す術なく力尽き、“渚の黄昏暗殺者”ことヤオザミに小突きまわされて気絶させられ、その隙にドスランポスのドロップキックを食らって昇天し……。いくら裸とはいえ、『モンハン』に関しては5年以上の蓄積があるので滅多なことではオチないと確信していたのだが、とんでもない話だった。……ってなんか俺、新規に『モンハン』を始めると毎回のように同じことを書いている気がするが、大丈夫だろうか? 大丈夫か。まあこういう人間がいるからこそ『フロンティア』には、ルーキーハンターのハードルを下げるべくさまざまな特典武具が存在し、メゼポルタ広場では便利なアイテムが売られているのだろう(シビレ罠、閃光玉、落とし穴も売っている)。でも俺はひねくれ者なので、しばらくは売られているこれらのアイテムにも手を付けないことにする。とくに意味はないけど。

 そうやってマゾならではの裸一貫スタートという十字架をオノレに課し、積み上がる昇天数と心の傷(ランポスあたりにやられるとさすがに素で凹む)にのた打ち回りながらも、なんとかハンターランクは“5”まで成長した。よーしこれで、『フロンティア』の序盤の目的だったふたつのことが実行できるぞ。俺はさっそく行動に移した。

 まず最初に行ったのは“猟団”の作成だ。いまさら説明するまでもないだろうが、猟団とは思想を同じくする同志(オーバーだナ)と作る狩猟チームのようなものだ。同じ猟団のメンバーになれば専用のチャットやメールが使えるようになるので、いつもいっしょに遊ぶ仲間とよりコミュニケーションがとりやすくなる。メゼポルタ広場にはつねに大勢のハンターが集っているので、全員が見るエリアチャットのウインドで仲間内の会話をすることに抵抗があった。でも猟団チャットだったら猟団メンバーにしか会話が見えないのでまことに都合がよろしい。俺はさっそく自分の猟団を作り、そこに江野本ぎずもとたけちーを招き入れた。まずはこの3人で細々と猟団を運営していきたいと思う。ほかにも何人か、ぜひ我が猟団に引き込んでやろうと思っている人がいるので、身に覚えのある方は戦々恐々としていてくださいネ(ニヤリ)。

 そしてもうひとつ、ハンターランク5になったら挑戦しようと思っていたのが“イャンクック討伐”だ。もう説明するのもバカバカしいくらいなのだがせっかくなので解説すると、イャンクックはゲームを始めてから最初に出会う大型モンスターのひとつで、“怪鳥”の異名を持つ。その後現れる恐るべき大型モンスターの動きをミニマムにまとめた行動パターンを取ることからハンターにとっては都合のいい練習台となり、ついたあだ名が“クック先生”。イャンクックとくり返し拳を交えることでルーキーハンターは立ち回りを覚え、その先に待つリオレウスやディアブロスといった凶悪なモンスターの前に立てるようになるのだ。ベテランの俺でも、イチからゲームをスタートしたとあってはイャンクックを避けて通るわけにはいかない。俺はさっそく“総合ショップ”ににじり寄り、シビレ罠、閃光玉、落とし穴といった便利アイテムをしこたま買い込んだ。つい567文字まえに“しばらくは売られているこれらのアイテムには手を付けないことにする”なんて書いた悪い俺は、エクソシストに除霊されて天国に旅立ちました。

 そうやって無事にイャンクックの前に立ち、まだまだてんで弱いアイアンガンランス改を振り回していたら、逆鱗日和ファミリーのひとりである中目黒目黒と、俺の真後ろの席に座っている豊泉三兄弟という力士のような名前の編集者がモニターを覗き込んできた。『モンハン』は“やって楽しい見て楽しい”ゲームの代表のようなものなので、たまにこうやって俺のゲーム画面を見に来るヤツがいるのである。

 ギャラリーに見守られながら奮闘する俺。イャンクックはこれから広がる『モンハン』世界の入り口に立つモンスターではあるが、前述の通り俺は裸なので一撃一撃がとてつもなく重い。狩猟には長い時間がかかった。

 そんなあるとき、後ろで見ていた目黒と豊泉がなにやら会話を始めた。目黒が言う。

「ん? 豊泉君、さっきからなんで笑ってんの?」

 じつは俺も気づいていた。豊泉がしばらく前からやたらと、ニヤニヤクスクスと笑っていることに。豊泉は言った。

「いや、べつになにもwww

 なにも、と言いつつ語尾には笑いマークが3つもついている。目黒もそれが気になったらしく、豊泉に畳み掛けた。「なんだよw 笑ってんじゃん。どしたの?」と。すると豊泉はさらにニヤけながらこんなことを言った。

「あの……大塚さんまた、イャンクックとやって苦戦してんだなーってww 僕、この編集部に来てから何度このシーンを見ただろう……って思ったら笑えてきちゃってwww

 ……ちっとも笑えない。


投稿者 大塚角満 : 16:49

【MHF】第1回 裸でイチから

「こいつ、何も書かないつもりだな?」

 と、全国に何人いるかわからぬが角満フリークの人々がぼちぼち思い始めたであろうこのタイミングでついに、書いてしまいますよXbox 360用ソフト『モンスターハンター フロンティア オンライン』のプレイ日記を!! パッケージが発売され、オープンベータテストが始まってから丸々1週間も経過しちまったいまになって1回目の記事を書くっつーのも遅きに失した感がアリアリですが、まあいろいろあったんですよこのごろ……。

 オープンベータテストが始まったその日に無事ソフトを手に入れたのだが、E3に付随する追加取材やら大量の記事作成やらが怒涛のように押し寄せてきて、ゲームで遊ぶどころの騒ぎではない。けっきょくその日はパッケージを一瞥しただけで、ひたすら原稿制作に没頭した。

 そして翌日。いやあ、ホントに今回のE3はマイッタマイッタ……と血の混じったため息をついてたところで、とある映像番組(?)の収録に借り出された。やってきたのは知り合いのアナウンサーの男性で、E3についてアレコレと語り合う。そこで「今回はマジで忙しくて家にも帰れませんわ……」と泣き言を言ったところで、アナウンサー氏がこんなことを尋ねてきた。

「大塚さん、Xbox 360の『フロンティア』もやらなきゃですもんね。時間捻出するのがたいへんそうだぁ……」

 そこで俺は正直にこう答えた。

「たいへんすぎて、いまだパッケージを開けることすらできないんです……」

 これを聞いたアナウンサー氏の反応が忘れられない。

「えええ!! 大塚さんが『モンハン』のパッケージを発売翌日に開けてないなんて、それ、とてつもなく忙しいってことじゃないですか!!」

 俺ってどんだけ、『モンハン』基準の人間なの(苦笑)。

 それでも翌土曜日にようやく家に帰ることに成功し(ヘンな言いかた)、Xbox 360に『フロンティア』を挿入することができた。すぐに、この世界での我が分身をちゃちゃっと作成し(ホントは納得できるまで2時間ほど費やした)、メゼポルタ広場に出向く。そこで「せっかくだから……」と『ビギナーズパッケージ』についていた“特典生産券イベントコード”を片っ端から入力する。これによりゲームの初期ではたいへん重宝する斬れ味鋭く、ステキな属性も纏った数種類の武器や、役立つスキルがいくつも発動した防具を無料で作成することができる。うひひひひ。こいつらがあれば序盤はかなーり楽に切り抜けられるぞ……と下卑た笑いを浮かべたところで、俺のエッセイではすっかりおなじみ、狩魂Tのたけちよ君(通称・たけちー)がメゼポルタ広場に現れた。見ると彼の分身は、防具を何もつけないインナー姿で、武器も初期中の初期のハンターナイフである。

「こんにちは! 始まりましたね『フロンティア』!! ……って角満さん、すげえ武具が充実してるんですけど!!」

 全身ビギナーズパッケージ武具の俺を見て、たけちーは仰天している。俺は言った。

「いやこれ、イベントコード入力すりゃ誰でももらえるよ? たけちー、やってないの?」

 するとたけちーは「!!!」とわざとらしくビックリマークを入力したあと、彼にしてはじつに珍しい男らしい発言をした。

「大塚角満ともあろう人が、何を言っちゃってるんですか!! ハンターの第1歩は裸装備にハンターナイフでしょう? いっしょにイチからやりましょうよ!!」

 俺はこの発言に対して「!!!」と空々しくビックリマークを入力したあと、「悪かった!! いますぐ着替えてくるから!!」と言ってマイルームに飛び込んだ。これに対してたけちーは「わかってくれれば、僕もそこまで言わないんですよ」とエラソーな態度をとったあと、「この際だから」とこんなことまで言った。

「心惑わないように、それらの武器・防具は売ってしまいましょー」

 この発言は、敢然とスルーした。

 でも俺は「たけちーの言うことは一理ある!」と感銘を受け、作ったばかりのビギナーズパッケージ武具を脱ぎ捨ててインナー姿になった。手にはもちろんハンターナイフ。今回もまた、ここからハンティングライフをスタートさせようではないか。

 さっそく俺たちは「クエストにいこー!」と鬨の声を上げ、いかにも『フロンティア』らしいユーザーフレンドリーなクエスト“求めよ!燕雀石”を受注した。中身はドスランポス討伐クエストなのだが、見事クリアーしたあかつきのご褒美がとてつもなく、なんと報酬で序盤のダイアモンド・マカライト鉱石が必ず2個以上もらえてしまうというのだっ!!

「すすす、すごいっすね!!!」とたけちー。

「ヨヨヨ、ヨダレが出る!!!」と俺。マカライト鉱石を目の前にしたルーキーハンターは、程度の差こそあれ誰でもこうなってしまうのである。

 そんなこんなでフィールド“密林”に出発した裸ハンターふたりだったが、攻防どちらに関しても「これ以上の不安はない」という武具だったので苦労させられてしまったよ……。しかもまだまだXbox 360のコントローラーでの操作に慣れていないこともあってか、攻撃を食らうこと食らうこと。俺の体力はアッと言う間に1センチほどになってしまい、あと1発攻撃くらった昇天は避けられない……ってところまで追い詰められてしまった。思わず、俺は叫んだ。

「たけち! ふんじんのんでふんじん!!

 これを聞いたたけちー、「ちょwww」と短く言ったあとに笑い混じりの悲鳴を上げた。

僕これ初クエっすよwww 生命の粉塵なんて持ってるわけないっしょ!!w」

 そして俺は早くも、Xbox 360版『フロンティア』において初昇天を喫するのであった……。

 ……とまあ、こんな感じで始まったXbox 360での“フロンティアライフ”ですが、忙しさにかまけてまだほとんどプレイすることができておらず、ハンターランクは“3”というアリサマ……。でも、特大のボリュームを誇るこのゲームでは慌ててもしかたがないので、とりあえずマイペースで、ぼちぼちと前に進んでいこうかなと思います。

投稿者 大塚角満 : 15:07

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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