大塚角満の ゲームを“読む!”
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最初に宣言しちゃいますが、本日ここに書くことはゲームとはまるで関係がありません。でも昨夜、俺がこの道に入るきっかけをくれた30年来の親友と十数年ぶりに再会するという出来事があったので、ちょっと昔を振り返りながら随筆っぽい文章を書きたいと思います。と、言いながら『3(トライ)』プレイ日記のカテゴリーに入っているのは、後半にちょっとだけ『ただいま!』についての記述があるからです!!(苦笑) まあ、ざっと読み流していただければ……。
◆◆◆
昨夜、久しぶりに小学校時代からの親友と会って酒を飲んだ。
会うのは、じつに10年以上ぶり。10年も経てば著しく容貌が変化していても不思議はないので、俺は若干心配だった。「ヤツとすれ違っても気がつかないかも……?」と。しかし、待ち合わせ場所の秋葉原の駅前で携帯電話を左手に持ったスーツ姿の男を見て、俺の顔は自然にほころぶ。軽く右手を上げてからその男に接近し、笑い含みの声で俺は言った。
「おう、久しぶり。……おっさんになったな、Y(笑)」
いきなりヒゲ面のおっさんにそんなことを言われてYは苦虫を噛み潰したような顔を作ったが、すぐに笑って俺の肩を叩き、こんな失礼なことを言った。
「おめえだって十分おっさんになったよ! お互い様だ(苦笑)」
笑った顔は確かに、30年近くもまえにいっしょに野山を駆け巡っていた(比喩ではなく)ころのYそのものだった。俺たちは、会うことがなかった十数年のあいだに確実に年輪が刻まれた顔を並べて、秋葉原の街を歩き出した。
Yという名のその男は、小学校5年生のときに埼玉県の川口市から、俺が生まれ育った群馬の山奥に引っ越してきた。都会の雰囲気を鎧のようにまとったいけ好かない野郎で、群馬の山猿そのものだった俺はどうにもそれが気に食わなくて、しばらくのあいだは「おはよう」のひと言すら交わさなかったと思う。でもいつの間にか、いまとなっては何がきっかけだったのかさっぱり思い出せないが、俺たちは何をやるときでもつるむようになった。気の合う仲間5、6人でグループを作り、昼間は川や山で遊び、日が暮れたらテレビゲームをたくさん持っていた仲間の部屋に陣取ってゲームばかりしていた。ファミコンやディスクシステムが全盛のころで、俺たちは時が経つのも忘れて『魔界村』や『スーパーマリオブラザーズ2』といった高難度アクションゲームのクリアーを目指し、ディスクシステムの『プロレス』や『バレーボール』で熱い対戦をくり広げていた。
そんなグループの中で、Yとは遊びだけではなく勉強や運動の面でもつねに張り合っていた。中学生になってそれなりに勉強がおもしろくなってくると、クラスや学年内での成績順位が気になるようになってくる。俺たちは、テストの結果が返ってくるたびにお互いの順位を比べあい、「ち、負けた」、「今回は勝った」とドングリの背比べをくり返していたのだ。運動も、そう。何をやるにもYはつねに真横にいて、気がつくといつも、俺たちは熾烈な争いを展開していた。俺は球技が得意でYは陸上が得意……という違いはあったが、それを度外視した分野、たとえば懸垂でYが19回を記録したら俺は20回やるまで鉄棒にぶら下がっていたし、1500メートル走で俺が5分ジャストで走ったら、Yは4分59秒で走った。俺たちはいつも、お互いの影を追いかけて全力疾走していた。
そんな、中学2年の夏。
読書家でもあったYが学校に1冊の単行本を持ってきて、俺の机の上にポンと置いた。分厚い、ソフトカバーの単行本だった。Yはパラパラとその本をめくりながら俺の顔を見て、その後の俺の人生を方向付ける強烈なひと言を放った。
「この本、メチャクチャおもしろいぜ。大塚に貸すわ。おまえ、文章書くの好きだからハマると思うよ」
その本の黒いカバーには、『あやしい探検隊北へ』という、じつに怪しくも魅力的なタイトルが書かれていた。作者の名前は、椎名誠。ぼんやりと名前は聞いたことがあったが、その作家が書く文章を読んだことは一度もなかった。当時、俺も中学生にしてはかなりの本の虫だったと思うが、読むのはミステリーやドキュメンタリーものばかりでYが言う「エッセイ」とやらがどんな読み物なのか見当がつかなかったし、「笑える文章だよ」という説明の意味もわからなかった。でも俺は素直に、この本を受け取った。こいつが「おもしろい」と言うなら、それは俺にとってもおもしろいに違いない。そんな予感めいた思いがあったんだと思う。
俺はその晩、本当にむさぼるように『あやしい探検隊北へ』のページをめくった。Yが言ったとおり椎名誠が書く文章はあまりにもおもしろく、先へ先へと読み進めたくなって、まだそのページを読み終えてもいないのにページをめくってしまったりした。つぎのページには、どんな表現があるんだ? どのような笑いの種があるんだ!? 中学2年生という若輩ながら“文章の可能性”というものを生まれて初めて感じることができ、少年・角満の心はシビレ罠にかかったイビルジョーのように震えまくっていた。あっという間にすべてのページを読み終え、心地いい疲労に身をゆだねながら俺はこんなことを思った。
「こういう文章を、書いてもいいんだ……」
と。そして、
「俺もこういう文章を書いてみたい!!」
強く強く、そう思った。
この日を境に、俺の将来の夢は“モノ書きになること”になった。椎名誠が書く文章はすべて読み、彼の歩みをなぞるように雑誌編集者に憧れ、自分もそうなるにはどうすればいいのか、必死になって考えた。その後運よく、俺は雑誌編集者となり、さらに運よく『モンスターハンター』というコンテンツに出会って、中学2年のときに夢想した「モノ書きになりたい!」という夢を実現するに至るのである。
酒を飲みながらそんなことを思い出していたら、ふいに当時から25歳も歳を取ったおっさんのYがこんなことを言った。
「おまえ、本を出しているんだって? すげえな。よくまあ、夢を実現できたもんだ」
俺はグビリとひと口、少々甘すぎるジントニックを飲んでから頷き、カラカラとロックグラスに入った氷を鳴らしている親友に向かって正直に告げた。
「うん、まあな。……でもこうなれたのも、中学2年のときにおまえが貸してくれた椎名誠の本がきっかけなんだよ」
これを受けて、Yは愉快そうに笑った。
「あはは。そんなこともあったな。最初に貸したの、『あやしい探検隊北へ』だったっけ? 懐かしいなあ……」
俺はカバンから『本日もただいま! 逆鱗日和』を取り出し、「それが、出たばかりの最新刊だよ」と言いながらYに手渡した。受け取ったYは物珍しそうに『ただいま!』のカバーを眺めてから適当なページを開き、黙って文章に目を通す。そして「うーん……。さっぱりわからん。暗号だらけだ」と悲しそうに言い、「もう何年もゲームをやっていないんだわ、俺……」と、かつてのゲーマーは申し訳なさそうに俺に告げた。小学1年生の息子がゲームばかりやったら困るということで、奥さんがYの行動に目を光らせているらしい。俺は腹を抱えて笑った。
「へぇ〜(笑)。Mがそんなきびしいママさんになっているとはねえ(笑)」
MというのはYの奥さんで、中学時代の俺の同級生でもある。Yは頭を掻きながら「そうなんだよ……」とため息をつき、それでもうれしそうに『ただいま!』を顔の前に持ってきて、「『モンスターハンター』は名前しか知らないけど、せっかくだから読んでみるよ」と言って笑った。
※イベント情報!※
2010年3月7日(日)に開催される『本日もただいま! 逆鱗日和』発売記念イベント“『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”(詳細はこちら)。たくさんのご応募、本当にありがとうございます!! 今回もビックリするほど応募多数でうれし涙に暮れているわけですが、この応募受付の締切が本日いっぱい(2月25日午後11時59分送信分まで)となっております!! 「応募し忘れていた!!」という方、これを見たらすぐにご応募を!! お待ちしておりますよー!
なんと気がついたら、1週間もブログを更新していなかった……。俺はこの数日間、何をやっていたのでしょうか……? それほど凄まじく忙しかった記憶もないし、何かの書き物に没頭していたってわけでも…………あ、書いた書いた。まだここには書けないチャレンジャブルな文章をいくつか書いたっけ。あれは確かにたいへんだった……。と言っても、1週間もブログが更新できなくなるほどその作業に忙殺されていたわけじゃないんだよな。うーんうーん。俺はこの1週間、何をしていたのだ……。
まあいいや。
最近、俺は『3(トライ)』ではずーっとモガの村にこもっている。ときたま、上位のクエストでしか採れない素材が必要なときはロックラックにも行くが、基本的にひたすら、モガの村に引きこもっている。と言っても、クエストにもモガの森にも行かず、モガの村の中でボケーっとしているわけではないよ(あたりめーだ)。前回のエッセイで書いたが、スラッシュアックス作りのために鉄鉱石やマカライト鉱石を掘りにいったり、“消耗品三種の神器”である光蟲、クモの巣、雷光虫を集めていたりするのです。これらを集めるくらいだったら村のクエストでも十分と判断して、ピッケルと虫あみを山盛り持って孤島を駆け巡っているというわけだ。
しかしそんなある日、「さあさあ、今日もロックラックでしか手に入らない極悪な武器とカッチカチに堅い防具に身を包んで、村の★2とか★3のクエストにくり出すぞー^^」とニコニコ顔でクエストカウンターの看板娘に話しかけたとき、ふいに俺は“あること”に気づいてしまった。看板娘が提示したクエストリストを見た瞬間に生まれた、小さな小さな違和感。注意深く、視野の広い俺だからこそ気づくことができた、ほんの些細な“ほころび”のようなものかもしれない。とっくの昔にあると思っていたものが、そこにはなかった。俺は提示されたクエストリストを呆然と眺めながら小さな声でつぶやいた。
「クリアーマークがついているの、★3だけなんですけど……」
コツコツと村のクエストはこなしていたつもりだったけど、じつはまったくそんなことはなかったみたいですネ。この事実を前によくよく考えてみたら、俺まだ単独で、野生のディアブロスと渡り合ったことすらなかったわ。わ、わは。わはははは……。
って笑ってる場合ではない。ベテランハンターを気取る者として、村クエくらいはすべてクリアーしとかないとマズいではないか!! よしやろういまやろう。今日は1日中村にこもって、未クリアーのクエストをすべて片付けてやるっ!! ……ってなことを、真後ろに上司がいる会社の自席で決意したのでした。
さてとりあえずは、まだクリアーしていないクエストをリストアップしてみよう。おそらく、俺のようなベテランすらが怖気づくマゾ極まりないクエストがズラズラと並ぶことだろう。2010年2月18日午後1時30分現在で、俺がやっていない村クエストは以下のとおりだ。
★1
・目指せ釣り名人!
★2
・砂原のキモ納品依頼!
★3
すべてクリアー!
★4
・極寒の地の採掘依頼
・砂原の採取ツアー
・水没林の採取ツアー
・陸の女王、捕獲作戦!
・飛竜の卵の納品
★5
・最も危険な運び依頼
・凍土の採取ツアー
・砂原の角竜を狩れ!
・空の王者を狩猟せよ!
・ウラガンキンを捕獲せよ!
★緊急クエスト
・空と陸の王を仕留めろ!
・4本の角!
・凍土に舞う白き風!
・空と海の制覇
・火山炎上!
……。
なんてわかりやすい頭してんだ俺は……。
手間のかかりそうな納品クエストと、無印(初代『モンハン』)のころから苦手なディアブロスのクエストを中心に食い残ししまくりじゃねぇか……。
いやしかし、ここは前向きにとらえることにしよう。ともすれば目標を見失いがちなハンター稼業。ベテランになればなるほど、そういう傾向は強くなるものだ。でも俺の目の前には、まだ手付かずのクエストがこーんなにたくさんある。うれしいなあ。『3(トライ)』をプレイし始めてからはや半年。それなのにまだ俺は、こんなにも村人たちから必要とされている!! ナバルデウスはやっつけちゃったけど、俺にはまだまだたくさんの仕事が残っているのだあああぁぁぁあ……って、村人からすりゃ「もっと働け!!」ってところでしょうがね。
てなわけで、俺の“未クリアークエスト討伐ツアー”が始まった。とりあえずここは、★1、★2の未クエを消化して、とっととクリアーマークをつけてしまおう。えーっと、★1と★2の未クエは、っと……。
……ほうほう、釣りとキモ納品ね。なるほどナルホド……。
……。
…………。
………………それはまた今度にして、レイアの捕獲にでもいこーっと^^;
こんなことばっかしてるから、いつまでも俺のリストにはクリアーマークがつかないのであった。
最近、『3(トライ)』のスラッシュアックス作りに凝っている。……って、こう書くとまるで下位も上位もひっくるめてたくさんのスラッシュアックスを所有しているかのように読めるが、じつはそんなことありません。じつはつい40分ほどまえに「スラッシュに凝ろうかなぁ〜」と思い立っただけでした。
これはアレですね。
何気なく入った文房具屋でキレイな色鉛筆セットを見つけて、「これを買えば絵がヘタクソな自分でもきっとステキな作品が描けるに違いない。よーしこいつを購入して、これからは絵を趣味にするぞ。絵に凝るぞ」と突発的に思うのと似ていますね。……え? 似てない!? まあそう言わずに読み進めてみてくださいよダンナ。
こういう思いは熱病みたいなもので、思い立った瞬間に一気に情熱の針が振り切れてしまう。「作りたい!!」という気持ちは脳ミソに詰まっている160億のニューロンを瞬時に刺激し、俺はまったく仕事が手につかなくなった。そして、ボルボロスの怒り突進を思わせる神速でやおらWiiの電源を入れ、同時に江野本ぎずもに「いまから、とらい、やる!!」とスカイプで打電。じつに久しぶりにモガの村へと向かった。最近はロックラックでばかり遊んでいたので、モガの村を訪れるのは2ヵ月ぶりくらいじゃなかろうか。
懐かしのモガの村は、今日も田舎の香りに満ちていた。人間の欲望をエサに、何かを忘れながら無限に肥大する都会とはかけ離れた独特な空気……。モガの村に来ると俺は必ず、生まれ故郷のド田舎を思い出す。豊かな自然がもたらす豊かな恵みは、豊かな人間性を育む。モガの村で生活する人間臭いNPCたちは、実家のまわりで暮らす気さくなじいちゃんやばあちゃんの顔を連想させてやまなかった。
「齷齪しねぇでのんびりと、村人たちと語らうべぇかなぁ」
モガの村に来るとすぐに、俺は群馬弁になる。これもまた、帰省したときと同じだ。
……と、かっこつけて随筆風に綴ったわりに、俺は風のように村人たちの前を通過して加工屋のおっちゃんの前に立った。村には久々に交易船の船長もやってきていたが、それすら完全スルーである。村人たちと語らっているヒマなんかねえ。俺はいまや、スラッシュアックスしか眼中にないのだ。けけけけけ。
このあたりも何気に、田舎に帰省したときと似ているネ。帰るまえまでは「親戚のじいさんばあさんやお世話になったおじさんらにも会いに行って、酒でも酌み交わすかなあ」なんて考えているくせに、実際は実家に到着した瞬間にコタツに足を突っ込んで根を生やし、二度とそこから出なくなって「はらへったー」と「お酒おかわりー」しか言葉を発しなくなるんだよな。いやぁねえ、男って……。
まあそんなことはどうでもいいや(だったら書くな)。
とにかく俺は、ひさかたぶりに会う村人たちをガン無視して加工屋のおっちゃんににじり寄ったわけよ。目的はとにかく、なんでもいいからスラッシュアックスを作ること。現時点で俺が持っているスラッシュアックスはバスチオンバスター剛、ナバルタスク、ディーエッジの3本だけなので、加工屋のおっちゃんが見せてくれる武器リストは宝の山みたいなものだ。さあ作るぞ! とりあえず派生の大本であるボーンアックスでも作るかな……って、なんか俺の生産リスト、7本も新規のスラッシュアックスが表示されているのに文字が全部黒いんですけど……。つまりこれ、1本たりともスラッシュアックスは作れない、ってことだよねえ? な、なんで? ゼニーは潤沢に持っているのに……。考えられる理由は“素材が足らない”ってことだが、ボーンアックスなんて初期中の初期の素材で作れるんじゃないの?? いきなり「ボーンアックス作りたかったら火竜の逆鱗と雌火竜の紅玉を30個ずつ持ってこい」とは言わないべ。えーっと、ボーンアックスを作るのに必要な素材はなんだ? ……ふむ、竜骨【小】10個と鉄鉱石10個とモンスターの体液2個か。ホラみろ。めちゃくちゃチョロい素材じゃんか。竜骨【小】と鉄鉱石なんていう基礎中の基礎の素材、どれも蕎麦屋に備蓄されている箸よりもたくさん持っているわい。足らないのは、狙って集めることをしていなかったモンスターの体液だろうな。
そして俺は、ボーンアックスを作るために必要な素材をどれくらい所有しているのかをチェックしてみた。すると……!
・竜骨【小】……130個
・鉄鉱石……3個
・モンスターの体液……2個
……足らないの、鉄鉱石だったーーーーーっ!! って、うそーん!! 鉄鉱石をこれしか持っていないだなんて、なんかの間違いだ!! だって、鉄鉱石ですよ? 大地の結晶、マカライト鉱石と並ぶ“基礎鉱石御三家”のひとつですよ?? おかしい。絶対におかしい!! 100個あっても不思議じゃないのに3個しか持っていないだなんて、あり得ないでしょ! その証拠に、大地の結晶なんて123個も所有しているし。マカライト鉱石だって間違いなく、少なくとも70個や80個は持っている。ホラここにこんなに……って、なんかアイテムボックスに入っているはずのマカライト鉱石がまったく見つからないんですが……。……あ、そうか。最近アイテムボックスの整理をしていなかったから、どこかヘンなところに突っ込まれちゃってるんだな。なーんだ。早く言ってくれよぉ^^; いつでも+ボタンを押してアイテムボックスの整理をする準備はあったのにぃ^^ じゃあさっそく、アイテムボックスの整理……っと。……って、ねえ! やっぱりマカライト鉱石、1個も持ってねえよおおぉぉおお!! ……なんでこんなことに……。400時間も『3(トライ)』で遊んでいてマカライト鉱石をひとつも持っていないハンターって、全国でも俺だけなんじゃなかろうか……。
ハンターランク48の上位ハンターは道具屋でボロピッケルとピッケルを買い、さらにアイテムボックスに入っていたナケナシのピッケルグレートもカバンに詰め込んでフィールドへと飛び出した。もっとも容易に作れるはずのスラッシュアックス、ボーンアックスを製作するために……。
※更新! イベント情報(2月10日版)※
2010年3月7日(日)に開催される『本日もただいま! 逆鱗日和』発売記念イベント“『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”(詳細はこちら)。ここで行われるタイムアタック団体戦“第4回角満カップ”に出場するチームを紹介してきましたが、それも今回がラストです!! トリを飾るのはそう、あのチームだあああ!!!!
◆モンカフェ軍団(店長、Mizunoe、hiro、yukie)
2009年のモンハンフェスタ“狩王決定戦”の決勝大会に5チームを送り込んだ、“西のモンハン虎の穴”がついに決起ッ!! しかもッ! メンバーのひとりは「モンカフェの常連さんだったから^^」ってことで、“天才”の呼び声高い2009年の狩王・Mizunoeが急遽チームに合流したッッ!! さらにッ! hiro&yukieコンビは、モンカフェ軍団でも実力ナンバーワンと言われるあの“ラージャンどこいったの?”のおふたりッ!! 「ラージャンは東京のエンターブレインにいたよ?」ってことで、“史上最速カップル”の参加が決定したぞッ!! チームをまとめる店長は勝利を確信してか、不敵に微笑むばかりッ!!
2009年の狩王決定戦がこれまでにない色となったのは、何を置いても“モンカフェ軍団”の活躍によるところが大きい。『モンハン』ファンに知られるカフェに集うツワモノたちがチームを作り、狩王決定戦の決勝大会にじつに5チームを送り込むという快挙を成し遂げた。そのモンカフェ軍団のリーダーである店長のもとに、軍団で最強と言われる“ラージャンどこいったの?”のhiro&yukieコンビ、そしてモンカフェの常連でもあった2009年の狩王・Mizunoe君が馳せ参じてチームを作ることとなった。ただでさえ強いと言われるモンカフェ軍団に“天才”が加入……。今大会の台風の目になりそうだ。
というわけで3月7日に行われる第4回角満カップは、茨城フォー(God、Jack、ヒロ、ハルス)、レジェンド(唯、MASAKI、こんぺい、raven)、NAMAZONE(ナマゾー、X、X、X)、モンカフェ軍団(店長、Mizunoe、hiro、yukie)の4チームによって覇が競われることになったのでした!! モンハンタイムアタック界の頂点に君臨すると言っても過言ではないツワモノたちによってどのような勝負が展開されるのか? どんな種目でどんな大会が行われるかは当日のお楽しみです! ぜひ間近で見てみたい! と思った方は、ぜひぜひイベント観覧に応募してみてくださいね!
狩猟企画“ふたりでどこまでできるかな?”をやっている最中に、江野本ぎずものハンターランクが39になった。『3(トライ)』が発売されてから早半年。ようやく、本当にようやくたどり着いた区切りの地点である。「ずいぶん中途半端な区切りだナ」と思うなかれ。このハンターランクになると上位ハンターの力試しとも言える緊急クエスト“天と地の領域!”が出現するのだ。そう、上位のリオレウス、リオレイアの2頭討伐クエストである。
そんな、とある日曜日。俺と江野本は“ある映像”の撮影のために出社してドタバタと作業をしていた。映像撮影と同時に『3(トライ)』を使った“ある検証作業”もしたかったので、お互い自分のWiiと『3(トライ)』を持参してきている。……しかしこのへんの文章、“ある”とか“とある”とか曖昧な表現が連発していてごめんなさいね……。何をやっていたのかは、そのうちどこかで書くことになると思うので、しばらくは曖昧なままでぜひ……。
まあ検証作業と言ってもやることはじつに単純だったので、あっと言う間に終わってしまった。思っていた以上に順調に事が運んでしまったので、余った時間を使って狩りに出ようという話になる。するとじつにタイミングがいいことに、俺たちがいたロックラックの酒場に茨城フォーの寡黙な仕事人・ハルス君がやってきたではないか。茨城フォーの陰の実力者と言われるハルス君がいれば、基本的にどんなクエストでも“なんとかなる!”と思える。そこで、俺は提案した。「えのっちに出た緊急クエストを片付けてしまおうぜ!」と。この発言に江野本は「ぎょえええ!! マジっすか!?」とビビっていたが、ハルス君は「いいですね! ぜひ!!」とノリノリ。さっそく俺たちは準備を整え、レウス・レイア夫妻が待つ孤島へと旅立った。
さて今回、我が分身である“KADO”君(仮名)は、水属性のハンマー“仙石鎚【響】”を持って出撃することとなった。しかも防具は、上位のレウス&レイアが相手だというのに防御力の高いペッコG一式ではなく、ナバルデウス防具を基本にした“下位装備”を選ぶ。この装備、スキルとして斬れ味レベル+1と耳栓が発動しているというナカナカの優れものなのだが、悲しいことに防御力が150程度しかない(苦笑)。それでもモンスターの攻撃力が低い下位の時代はどうにかなったのだが、上位になったとたんクルペッコに小突かれるだけでも身体中に穴が穿たれたんじゃねえかと思うほど甚大な被害を被るようになったので、すっかりこの装備は倉庫の奥に放り込まれていたのだ。それをわざわざ江野本の緊急クエストのときに、しかもレウス&レイアが相手のときに持ち出したのはひとえに、ハンマーの扱いに絶対の自信があったからに他ならない。KADO君のハンマーさばきを見て、腰を抜かすなよ。
クエストが始まってすぐに、KADO君は飛竜の巣であるエリア8に向かった。そこです速く飛竜の卵を持ち上げて、情け無用に叩き割る。すると「卵が割れた!」という信号がリオレイアの元に届き、これが母性本能をくすぐって、居ても立ってもいられなくなった母火竜が「卵泥棒許すまじぃぃいいい!!!」と鬼の形相で飛んでくるのである。よーし。リオレウスはハルス君と江野本に任せて、ここはひとつリオレイアとタイマン勝負と洒落込もうか。防御力に若干の不安はあるが、攻撃を食らいさえしなければ、裸も重装備もおんなじだあああ!!
リオレイアの影がエリア8の地面に映し出されたのを合図に、タメの体勢に入る我が分身。そして着地と同時に脳天を目がけて、水がほとばしる仙石鎚【響】の無骨な岩塊を叩きつけた。ビシャリ!! と飛び散る水属性の水分。それを合図に横方向に回避行動をして距離を取り、再びタメ状態に。タメ3の振り下ろしばかりを狙うのではなく、レイアとの物理的な距離と首の上げ下げのタイミングまで計算して、タメ2、横振りなどを織り交ぜて徹底的に頭を殴り続けた。確実に、気絶用のダメージは蓄積されている。つぎにレイアが振り向いた瞬間にタメ3を当てれば……。そんなことを思っていたら、哀れな雌火竜がまんまと振り向きの動作をするではないか。KADO君、ゆっくりと振りかぶって……!
「ここだ!!」
言うが早いか振り下ろされたハンマーの先端はリオレイアの頭にめり込み、その衝撃で巨体はドゥ! と横にぶっ倒れた。よし!! 気絶を奪った!! ここまで、1ミリの無駄もない動きではないか!! いつもなら「ゆっくり振りかぶって……!」のあとに来る文章は「ブチュンと1発、ブナハブラの尻キッスが突き刺さった」とか「リオレイアはハンターの遥か100メートル先に着地した」とかになるところだが、この日のKADO君は違うのである。まるで人が違うかのように華麗にハンマーを操り、ギリギリでモンスターの攻撃を避け、修羅の如く積極的に(修羅というものが積極的なのかどうか知らんが)攻め込んでいった。「ガードがなければ生きていけない!」と言ってはばからないふだんの俺からは想像もできない、超攻撃的な大立ち回りである。しかも! 合流したハルス君と江野本により切断されたリオレイアの尻尾から、「都市伝説では?」とその存在すら疑われた“雌火竜の紅玉”を剥ぎ取ることに成功!!! プレイ開始半年にして、初の紅玉ゲットを成し遂げたのでありましたっ!!
しかしその後、鬼神のような積極プレイと多少のダメージでは回復薬すら飲まないという“攻撃イノチ!”な立ち回りが裏目に出て我が分身が2オチ。珍しく冷静なハルス君も1オチを計上して、けっきょく江野本の緊急クエストはレイアを捕獲したところで終了となってしまった。それでも、このときのKADO君の華麗な立ち回りは誰が見ても「すげえ!!」と唸るものだったに違いない。それほど、その攻撃一辺倒の動きにはインパクトがあった。
そして、ロックラックに帰郷。いくら我が分身の立ち回りが際立っていたとしても、クエスト失敗には違いない。実際、ハルス君は酒場に入るなり「1オチしちゃってスミマセン><」と平身低頭。しかしすぐに頭を上げて、笑い混じりの口調でこんなことを言った。
「しかしホント、この男は回復もしないでムチャな立ち回りをしますねえwww」
!!! な、なにを言うのだハルス君……。た、確かに回復もせずに2オチしたけどサ……。言葉に詰まった俺が「むぐぐぐ……」とか「あううう……」と唸っていると、ハルス君はこう言ってトドメを刺した。
「いま角満さんのキャラを操作していたの、Godですよねwww すぐにわかりましたよwww」
……バレてたー!!
じつはこの日、茨城フォーのゴッディに用事があって会社まで来てもらっていて、せっかくなので「ゴッディ、俺のキャラでえのっちの緊急やっちゃてよ!」とお願いしてプレイしてもらっていたんですねえ(苦笑)。バレずに事が運べば“替え玉プレイ”をそのまま我がこととして書いてくれようかと思ったのに、あまりにもふだんの俺とは立ち回りが違ってバレバレだったようです……。
しかし俺とゴッディの動きって、そんなに違うかナァ……(違うわ)。
※更新! イベント情報(2月8日版)※
2010年3月7日(日)に開催される『本日もただいま! 逆鱗日和』発売記念イベント“『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”(詳細はこちら)。ここで行われるタイムアタック団体戦“第4回角満カップ”に出場するチームを、本日も紹介しちゃいます! 3番目に登場していただくのは……怪しいあの軍団ですッッ!!
◆チーム“NAMAZONE”(ナマゾー、X、X、X)
ほかにどんなチームが出てくるか知らねえが、団体戦で俺たちが決起しないわけにはいくまいッッ!! 関東を代表するタイムアタッカー軍団、NAMAZONEが来てくれたッッ!! ナマゾネじゃないぞッ!! ナマゾーンだッッ!! しかしメンバーは、リーダーのナマゾー以外はナゾの“X”(エックス)!! さすがタイムアタック界のストロングマシーン軍団ッッ!! アンドレ・ザ・ジャイアントが正体バレバレの“ジャイアントマシーン”として登場したときのようなサプライズはあるのかッッ!?(我ながら意味不明……)
2009年春に行われた“第3回角満カップ”において、一般参加ながら決勝戦にまで上り詰めた“NAMAZONE軍団”は、その後に行われた狩王決定戦でも大活躍。決勝大会の準決勝まで勝ち進み、“東にNAMAZONEあり!”を強烈に印象付けることになる。団体戦がテーマの今大会では、決して外すことのできないチームと言えるだろう。しかし多数の軍団員で構成されるNAMAZONEからは、リーダーのナマゾー氏以外、いまだ参加メンバーの発表がない。この、秘密結社のような不気味さが、NAMAZONE軍団最大の魅力。当日、どんなツワモノが現れるのか!?
必勝の思いで挑んだ2回目。高難度ジャギィノス討伐はそれからまったく出なくなってしまったので、孤島のクルペッコ討伐でイビルジョーを呼んでもらうことにする。クルペッコは何度も鳴き声を間違えて(?)ドスジャギィやらリオレイアを呼び寄せてしまい、江野本に「空気読めペッコ! レイアじゃないでしょ! ジョーでしょジョー!!」と怒られていたが、数回目の挑戦でようやく、指名のお嬢(ジョー)を呼んでくれた。クルペッコの顔に、なんとも言えない安堵の表情が浮かんだ(ような気がした)。
しかしやはり、俺たちは慢心していたのだろう。1回目の快進撃がウソだったかのように江野本が開始10分足らずで早々に1オチし、クエストに暗雲が垂れ込める。さらに、俺がイビルジョーの怒り龍属性ブレスをモロに食らって瀕死の重傷を負う。それを見て驚いたのがキャンプに運ばれていた江野本ぎずも。いきなり素っ頓狂な声を上げてチャットウィンドで暴れ出した。
「ちょっと大塚さん!! 名前の横にヘンなアイコンが着きましたよ!!」
確かに俺のキャラネームの横に、龍属性やられのアイコンが表示されている。でも、それがどうした? っていうか、それどころじゃねえ! こっちは瀕死の状態でイビルジョーに追い回されているんだよ!! しかし江野本は俺の窮状など素知らぬふうで、件のアイコンを見てはしゃぎまくる。「にゃあにゃあ!!」とわめきながら、江野本が言った。
「そのアイコン、王冠!? やだー! めっちゃかわいい!! ウチもそれつけるー!!」
……アホか!! どこまで緊張感がねえんだ!! こりゃ恐怖の龍属性やられだよっ!! ……って台詞をおのぼりさん女に叩きつけようとコントローラーから手を離した瞬間に、イビルジョーの投石が直撃(笑)。これで2オチとなり、続けて現場に復帰した江野本が速攻でやられて2回目のチャレンジは終了。いけそうなのかまったくダメなのか、よくわからなくなってきた。
ここから俺たちは、完全なる迷走を始める。3回目は両者に決定打がなく、50分のフルタイムドロー。ロックラックに「なんかやばいな……」という空気を流れ込んでくる。でもこれを元気に吹き飛ばそうと、江野本が武器を片手剣の封龍剣【絶一門】に変更。武具屋でイビルジョーの素材から作る防具の各耐性を確認したところ雷属性と龍属性にマイナスがついていたので、「龍属性は有効かも!」と判断したわけだ。その絶一門を持って挑んだ4回目は久々に“対抗できてる感”を実感でき、残り時間5分ってところまで渡り合ったのだが江野本が無念のハットトリック。しかし、3オチ目をするまえに何度か捕獲を試みたのだがいずれも失敗し、我々ふたりは「も、もしかすると、火力がまったく足りていないのかも……?」と思い始めることとなる。
そこで5回目の挑戦では『モンハン』における狩りの基本に立ち返って爆弾を持っていくことにした。ふたりとも大タル爆弾Gを2個、大タル爆弾3個をアイテムポーチに詰め込む。しかも、クエストは久しぶりに高難度ジャギィノス討伐が出てくれたうえに(ずっとペッコでやっていたんです……)、俺は食事の効果で“ネコの体術”が発動する。攻撃をガードしたときにスタミナの減りが軽減するこのスキルは、ランサーにとっては紛れもない“神スキル”なのだ。イビルジョーのような反則的な攻撃力を持つモンスターと対峙するときにこそ、このスキルの真価が発揮されると言える。いいクエストに、いいスキル。そして、爆弾作戦……。俺は今回こそがイビルジョーと決着をつけるための“聖戦”だと確信し、力の漲った声で江野本に言った。
「えのっち、これを狩りの神に捧げるクエストとしよう。必ずイビルジョーを討伐して、生きて帰ってくるんだ!」
午前3時28分のロックラックに、江野本の元気な声が轟いた。
「はい!! 絶対にクリアーしましょう!!」
そして。
江野本、3オチ(笑)。
たまたまオチたのは江野本となったが、気合が入りすぎて浮き足立ってしまったのか、俺の立ち回りもメチャクチャだった。せっかく持っていった爆弾は、閃光玉でフラフラしているイビルジョーを見て俺が「チャンス! 爆弾を脚元に!」と叫んでズラズラと置いてしまい、起爆する間もなくイビルジョーはスタコラサッサとその場から離れる。しかもこのKYモンスター、何を思ったのか遠くから爆弾目がけてバウンと投石攻撃を敢行しやがったではないか! 誰もいないところで大タル爆弾の大きな花火は「たまや〜!」と打ち上がり、俺と江野本は「!!!!!」と声にならない悲鳴のハーモニーを奏でたのでした。
この教訓を活かした6回目は、さすがにアホな俺でも爆弾の使いどころを間違えることはなく、4個の大タル爆弾G、6個の大タル爆弾をイビルジョーに食らわせることに成功。さらに、30分針で尻尾を切断し、転倒も何度も奪って、ふたりとも「いままででいちばんいい!!」と確信できる立ち回りをすることができた。
そして、残り時間5分。まだ俺は罠を3個も残してある。何とかなるかもしれない。俺は緊迫する狩場の空気を切り裂くように江野本に言った。「段階的に捕獲をやってみる! 最後の力を振り絞って攻めてくれ!!」と。これを受けて、回復薬が切れたギリギリの状態でイビルジョーと渡り合っていた江野本が声を張り上げた。「はい!! お願いします!!」。
しかし……。
イビルジョーを捕まえることは、叶わなかった。あそこまでやっても、まだ足りないのかよ……。完全に「勝った!」と思っていた。しかし『3(トライ)』でもっとも恐れられるモンスターの底は、それほど浅くはなかったようだ。
翌日、通勤電車の車内で江野本と会った。俺は寝不足のため連発して出てくるあくびを噛み殺して「よぉ」と言い、数時間まえの激闘の余韻を引きずったままの頭で江野本に強がった。
「寝ながら考えたけど、イビルジョー以上に高い壁はいくらでもあったと思うんだよ。だから、絶対にいける! 必ずクリアーしようぜ!」
江野本は「また大きいこと言っちゃって^^;」と言いながらも楽しそうにクスクスと笑い、決意が滲む口調でこんなことを言った。
「でも、そんな簡単にクリアーできちゃったら、つまらないもんね! これくらい歯応えがあったほうがおもしろいですよ! 作戦を練り直して、今日リベンジしましょうね!」
俺たちのハンティングライフは終わらない−−。
◆◆◆
ここまでが、単行本未収録となった“幻のエッセイ”です。この段階で僕はいったんイビルジョー討伐を諦めてこの原稿を書き上げたのですが、「今日討伐できればなんとか『ただいま!』の締切に間に合います!!」と江野本に言われてその晩にイビルジョー討伐に出かけ、奇跡の勝利をおさめて別の原稿(『ただいま!』に書き下ろした原稿ですね)を書くことになるのです。本来、ネタばらしのようになってしまうのでこのような原稿はお蔵入りになることが多いのですが、僕自身がかなり気に入っていた文章だったので公開させていただきました。あーよかったw
※更新! イベント情報(2月5日版)※
2010年3月7日(日)に開催される『本日もただいま! 逆鱗日和』発売記念イベント“『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”(詳細はこちら)。ここで行われるタイムアタック団体戦“第4回角満カップ”に出場するチームを、本日も紹介しちゃいますよ! 2番目に登場していただくのは……夢のオールスターズだっ!!(今回も『バキ』風ですッ!!)
◆チーム“レジェンド”(唯、MASAKI、こんぺい、raven)
今宵一夜だけの、角満カップならではの夢のチームが実現しましたッッッ!! 唯&MASAKIはもちろん、2008年のモンハンフェスタチャンピオン“もうゲネポ”のおふたりッ!! そしてこんぺい&ravenは当然、2007年のモンハンフェスタチャンピオン“Jast25`s”だッッ!! 地球上に6人しか存在しない“狩王”のうち、4人がこのチームに集ってしまったッッ!! センス溢れる臨機応変な立ち回りが抜きん出るもうゲネポはまさにオンナ殺しッッ!! 独自解釈による緻密な戦略が冴えるJast25`sは、いぶし銀なオヤジ殺しッッ!! そんな4人は、どんな化学反応を見せてくれるのかッッッ!!?
……えー、相変わらずテンション高いだけで意味不明ですね(苦笑)。今回、我々角満カップ運営委員会のたっての希望により、初代モンハンフェスタチャンピオンのJast25`sと2代目チャンピオンのもうゲネポにチームを作ってもらうことになりました。“チャンプ”の称号を持つ4人によるチームはまさに“レジェンド”。2009年の狩王・artiesのふたりと並ぶ実力者と言われる唯君、情熱の男・こんぺい君、“合わせ”の名手であるMASAKI君が、“軍師”raven君が紡ぎ出す戦略の上でどう動くのか? マニア垂涎の“夢のチーム”だ。
恐暴竜・イビルジョーに挑むにあたり、俺たちはネットや攻略本から情報を得ることをしなかった。もちろん、まわりにいる屈強なモンハンアスリートからも、何の助言ももらっていない。かつてふたりで『2nd G』の武神闘宴に挑んだときや、モンハンフェスタ'09の狩王決定戦に挑戦したときと同じように、自分たちの力だけでイビルジョーをねじ伏せたいと思ったのである。この、あらゆる知恵と情報が溢れている現代社会においては滑稽なほど意固地なこだわりだが、何のハンデもなくフェアにモンスターと対峙できる瞬間こそを、俺は大事にしたいと思っている。かつて、『2nd G』で初めて会ったナルガクルガにも同じ気持ちで挑んだものだが、そのときと同様にスポーツマンシップに満ちた空気がフィールドにあれば、たとえズタボロにされたとしても「うん、ナットク〜〜〜……!」と言いながら天国に旅立てると思うのである。こんな想いはハンター側のエゴにすぎないのは重々承知しているのだが、対等な立場でモンスターと向き合えるチャンスは一瞬で目の前を通り過ぎてしまうので、俺はつねに目をこらして、そのときをガッチリと捕まえたいと思っているのだ。イビルジョーはまさに、フェアな相手だった。俺も江野本も自信を持って「あいつのこと、なーんもわからんww」と言える稀有なモンスターだったのである。……まあ、情報を扱うことを生業としている記者としてはどうかと思うスタンスだがね(苦笑)。
兎にも角にも、『3(トライ)』における最凶モンスター・イビルジョーとの生存競争の始まりだ。しかし、前回書いたとおり俺も江野本もハンターランクが足りなくてイビルジョーを討伐目標とするクエストを受注できない(イベントクエストは除く)ので、このモンスターと対峙するためには少々の工夫が必要である。オンラインの★5までしかクエストを貼れない我々がイビルジョーに会う方法は、以下の3つだ。
●★5の“高難度ジャギィノス討伐”、“高難度ボルボロス討伐”を受注する
●上位のクルペッコにイビルジョーを呼んでもらう
●イビルジョーは上位クエストのフィールドをフラフラと彷徨っていることがあるので、テキトーなクエストを受けてヤツがやってくるのを待つ
どれも一長一短がある。もっとも確実な方法はいちばん上の高難度クエストなのだが、残念なことにこのクエストはなかなかリストに出てきてくれない。つぎのクルペッコ作戦は、気まぐれ鳥のゴキゲン次第でドスジャギィやリオレイア、ディアブロスなんていう招かれざる客も呼ばれてしまうので、その段階でクエストをリタイアする必要がある(べつに狩ってもいいんだが)。他力本願なので文句も言えないけどな。そして最後のテキトー作戦は本当にテキトーなギャンブルなので試してみる気にもなれない。よって、選択肢はふたつ。しかも運がいいことに、なかなかお目にかかれない高難度のジャギィノス討伐クエストが俺のクエストリストに表示されたではないか! このとき、俺はまだクルペッコG装備を作り終えていなかったのだが、「せっかくなので、試しに行ってみません?w」という江野本のひと言に背中を押されて勢いでクエストを受注してしまいました。さあ、1回目のイビルジョーチャレンジだ!
ちなみに武器は、俺は火属性のランス“特捜隊専用槍【百狐】”にした。しかし、強烈な火属性を持つ百狐だがイビルジョーに火が効くのかどうかは知りません。じゃあなんでこれにしたのかと言うと、単純に攻撃力が高いランスがこれくらいしかなかったのと、一応“上位の素材で作った武器”という安心感が保険の役割を果たして「これがあればジョーと対等!」と思わせてくれたから(単純)。一方の江野本は麻痺属性のランス“チャク・ムルカ”を持った。本当はギギネブラの“おそろしい口”をゲットしてきてもう一段階育てたかったのだが、何頭狩ってもまったく素材が出てくれなかったので「もういらんっ!!」とブチ切れて、そのままチャク・ムルカで出かけることになったのです(苦笑)。
そして始まったイビルジョーとの生存競争。まずはヤツが現れるまで、ワンワンキャンキャンと鳴きながら子犬のようにまとわりついてくるジャギィ、ジャギィノスを燃え盛る炎のランスで小突き回す。でも、あまり調子に乗ってジャギィノスを狩りまくるとクエスト終了となってしまうので(ジャギィノス25頭討伐が討伐目標)、若干遠慮がちに立ち回った。
そして、クエストが始まってから5分−−。
エリア5にたたずんでいた俺と江野本の目の前の地面がいきなり隆起し、燃えたぎる活火山の頭のような、巨大な生き物の背中がめりめりと現れた。大きくなりすぎた身体を持て余し、無理矢理母体である孤島の大地を引き裂いて出てきたかのような、禍々しい登場シーンである。これを見て、江野本が肝を潰した。
「ぎゃあああああ!! なんか出てキターーー!!」
初めてこのシーンを見て悲鳴を上げなかったハンターがいたら、ぜひともお目にかかりたいものだ。それくらい、イビルジョーが地面を割って出てくる場面はインパクトがある。
それにしても、このイビルジョーというモンスターのなんて大きいことか。かのグラビモスやモノブロスもそりゃあ大きかったが、物理的な体長・体高以前に大きさのスケールそのものが違って見えるのだ。慈悲もへったくれもなく、ただ単に獲物を狩って喰らうためだけに大きく作られた身体、という気がする。バトルサイボーグ、殺戮マシン、狂気の隣人……。イビルジョーの存在感を目の当たりにして出てくる言葉は、無機質で恐ろしげなものばかりだった。そんな、破壊の衝動に駆られて突き進む巨大なモンスターの姿を見て、俺は妙に冷静につぶやいた。「こいつとだけは、一生わかりあえないだろうな……」と。
イビルジョーとの生存競争は、苛烈を極めた。噛みつきだろうが体当たりだろうがイビルジョーの攻撃は1発1発がとてつもなく重く、すぐに回復系アイテムの自転車操業になってしまう。それでも、時間をかけて上位の防具を作り、防御力の底上げを図ったことは決して無駄ではなく、以前と比べると見違えて体力の減りは軽減されているのがわかる。しかも、キャンセル突きやカウンター突きが導入されて格段に強さのステージが上がった『3(トライ)』のランスはやはり優秀で、ぎこちないながらもイビルジョーの動きに合わせた臨機応変な立ち回りにより、クエスト開始から30分で尻尾を切断することに成功する。さらに、脚に攻撃を集中させたことにより(っていうかまともに当たるのは脚くらい)何度かダウンさせることができ、勝敗の天秤は完全に俺たち側に傾いた気がした。「すんなりいけちゃうよお、コレ!ww」、「あっさり討伐しすぎて面白味がない!ww」なんていう台詞が飛び出すほどに……。
しかし勝利を確信したのも束の間、俺たちはここから一気にイビルジョーの暴力の波に飲み込まれてしまう。35分が経過したところで江野本が1オチし、俺もその約1分後に後を追うように屠り去られる。「もう後がない!」ってことで大いに慌てて罠や閃光玉を使いまくるも、勢いに乗った恐暴竜の波状攻撃を止めることは叶わず、残り時間10分ってところで江野本がイビルジョーに押さえ込まれてバクバクと喰われオチた。うーん、やはりこいつは侮れん。
それでも、ロックラックに帰ってきた俺と江野本は意気軒昂だった。やられはしたが、途中までは完全に狩場の主導権は自分たちが握っていたと確信できたので、出てくる言葉は大言壮語ばかりとなる。
「なんか……ぜんぜんいけそうなんですけど!!w やべえ! 余裕で狩れるぞ!!ww」と俺が言えば、江野本も思いっきり同調して「ですねですね!! つぎで決着ついちゃいそう!!」などと言う。いま考えるとこれは完全なる“ビギナーズラック”だったのだが、ハンターたちから“最凶”と忌み恐れられる存在と対等以上に渡り合えた(と思った)ことが、俺たちに必要以上の自信を植えつけた。
次回に続く!
※更新! イベント情報!※
2010年3月7日(日)に開催予定のイベント“『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”(詳細はこちら)。ここではワタクシ大塚角満のトーク&プレイや、来場者全員参加による『逆鱗日和』と『モンハン』に関するクイズ“角満検定”なんてことを行おうと鋭意企画を詰めているところです。そんな中で、今回のイベントでメインの企画になるのが、ゲストプレイヤーたちによるタイムアタック大会“第4回角満カップ”であります。出場選手紹介も兼ねて、第4回角満カップの概要をご説明しましょう。
第4回角満カップはズバリ、“チーム対抗戦”です! 2009年のモンハンフェスタを席巻した大阪の“モンカフェ軍団”や、僕のエッセイでおなじみの“茨城フォー”に代表されるとおり、昨今はチームで『モンハン』のタイムアタックを詰めているというムーブメントがあります。その流れに乗って今回、4つのチームを招聘して“チームによる戦い”を行ってもらおうと目論んでみたのでえす!
サァ、いってみましょうか! 本日から第4回角満カップに登場するツワモノどもを1チームずつ紹介しちゃいましょう!! 『バキ』風に、アツくいきますッッ!!
◆チーム“茨城フォー”(God、Jack、ヒロ、ハルス)
大塚角満のコラムでおなじみ、茨城の魔人たちが立ち上がったぞッッ!! Godはもちろん、2009年の狩王、artiesのGod!! 健気な恋女房・Jackと組めば“超絶シンクロプレイ”の“Effort Cristal”に早変わりだッッッ!! 今回はすれ違わないぜッ!! ヒロとハルスは2009年の狩王決定戦で何度も地区決勝のステージに上がった“はらペッコ”のおふたりですッッ!! 寡黙な仕事人・ハルスと爽やかあんちゃん・ヒロによる異色コンビッ!! あまりにも個性的な4人でチームの結束が心配ですが、そこは幼馴染みッ!! GodのドSなカリスマで完全一枚岩なチームですッッ!!!
……って、これじゃよくわからないので(じゃあ書くな)キチンと書く。茨城フォーは『ただいま! 逆鱗日和』にもたびたび登場する茨城の幼馴染み4人組。2009年の“狩王”であるGod君(ゴッディ)を中心に、子供のころからの付き合いの3人が脇を固める。圧倒的な実力者であり、究極の負けず嫌いのゴッディを3人がどう支えるのか? 幼馴染みだからこその以心伝心は、ほかのチームにはない強みになりそうだ。
絶賛発売中の拙著『本日もただいま! 逆鱗日和』に、“イビルジョー〜破滅の権化との激闘〜”という8ページにわたる書き下ろしエッセイがある。上位にのみ現れる凶悪モンスター、イビルジョーに俺と江野本ぎずものコンビで立ち向かい、ボロボロになりながらもどうにかこうにか討伐する……という内容になっているのだが、じつはこの原稿が完成するまえに書き上げた“幻のエッセイ”が存在する。いや、途中までの流れはほとんど同じなのだが、中盤から結末に至るまでのストーリーがまったく違う作品があるのだ。
ネタばらしをしてしまうが、このイビルジョーとのアレコレは単行本製作作業の終盤から手をつけ始めたものだ。ところが何度挑んでも討伐することができず、時間ばかりが過ぎてしまい、とうとう俺が音を上げて「討伐できなかったけど、ここまでの流れで書き下ろしエッセイを書くわ……」と江野本に宣言したのである。しかしその原稿が完成した日の夜、「もうちょっとだけやってみましょうよ!」と粘る江野本にほだされて何度目かのイビルジョーチャレンジに出かけ、その結果が単行本に載っている“イビルジョー〜破滅の権化との激闘〜”の後半部分になるのである。
とまあ、単行本に収録したものはひとつの結果をまとめたものなのでコレはコレで満足しているのだが、“幻のエッセイ”のほうもそれなりにおもしろい話になっているので、このまま葬り去ってしまうのはなんとも惜しい。なので俺は単行本の編集作業が終わってからも「ああ、もったいない……。けっこうお気に入りの文章なのに公開できないのが残念すぎる……」とうわ言のようにつぶやき続けていたのだ。これを聞いた江野本、「わかったわかった……」と言わんばかりの表情を作りながらこんなことを言った。
「1月22日に『ただいま!』が発売されたら、幻のエッセイを公開してもいいんじゃないですか?」
え。ほ、ホントに? マジで!? うおおお……! やった! よくぞ言ってくれました!! ハイ、喜んでぇ〜!! 公開させていただきますよぉぉぉおお!!
というわけで『ただいま!』のプロデューサー&ディレクターから許可が下りたので、“もうひとつのイビルジョー討伐記”を公開させていただきます。単行本に収録したものと被っている箇所がかなりありますが、そのへんはご容赦いただくということで……。
◆◆◆
イビルジョーに俺と江野本ぎずものふたりだけで挑戦しようと思ったいきさつは『ただいま!』に詳しいのだが、簡単に言うと『3(トライ)』の裏番長のような存在(ふ、古いたとえだな……)であるイビルジョーに真剣に挑んだ記述がないと、“プレイ日記”を集めた単行本としてあまりにも片手落ちになると思ったからだ。俺も江野本もそれを強く思っていたので、気合の入りかたはハンパではなかった。「イビルジョー、なんぼのもんじゃぁぁあい!!」と熱血バンカラ漫画の主人公になったような気分で、俺は吠えまくった。
しかし本人のやる気と元気とは裏腹に、我々の分身は「イビルジョー、ドンと来いや!!」なんて口が裂けても言えないほど悲惨な状態だった。ハンターランクは俺が42で江野本は36(当時)と、イビルジョー討伐クエストを受けられる★6に到達してないばかりか、それぞれの“最強防具”の防御力にいたっては俺が143で江野本は100にも達していなかった。これだと、イビルジョーどころか上位のクルペッコやドスジャギィに噛まれただけでも体力がギュイイィィン!! と減ってしまい、ネット友だちをして「ジョー以前に、ふつうのモンスターでも危なっかしいから早く上位の防具を作ってください!」と真剣に俺たちを説得にかかる驚くべきペラペラ度だったのである。さすがにこれでは、いくら俺が手練でも苦戦するのは間違いないと判断し、無計画な人生を歩んできたふたりにしては珍しく“イビルジョー討伐3日間計画”というしっかりした計画を立案。比較的時間が取れる週末の3日間を利用し、最初の2日間で装備と消耗品アイテムの調達を、それを駆使して最後の1日で集中的にイビルジョーに挑戦しまくる……という数日がかりの壮大なプロジェクトを立ち上げたのであった。
しかしなかなか思うようには、アイテムも装備も集まらなかった。
アイテムで重要になるのは、落とし穴の素材として使うクモの巣、シビレ罠の素材になる雷光虫、そして閃光玉の素材となる光蟲という“昆虫三種の神器”(なんだそりゃ)だが、これがそうやすやすとは手に入らないのだ。けっきょく、採集クエスト、ロックラックの交換所、モガの村の農場をフル活用してどうにかこうにか必要なものをかき集めまくり、なんとか体裁を整える。しかし、ふたりの武具をランクアップさせるためにギギネブラ、上位クルペッコ、上位リオレイアを狩っていたら、せっかく集めた消耗品が瞬く間に消滅(苦笑)。俺たちは「これぞ本末転倒の見本っ!!」と涙を流し、その後は極力アイテムを使わずにこれらのモンスターを追い回す。結果、俺は全身を上位クルペッコの装備で固め、江野本も上位リオレイアの防具を取り混ぜた装備にランクアップさせることに成功。なんとか防御力は俺が260、江野本もどうにか200までこぎつけることができた。もちろん、これでも心許ないことはなはだしいのだが、時間が限られていたので「はい完成!」と無理矢理ナットク。この防具に身を包み、ありったけのアイテムを持ってイビルジョーに挑むことになった。
◆◆◆
今回はとっかかりの部分なので、単行本に書き下ろしたものと大差ないですな。ガラリと変わるのは、じつはこれ以降の記事なのです。というわけで、続きは次回〜!
※告知! イベントの詳細決定!※
以前、ちょろっとだけ告知しました『本日もただいま! 逆鱗日和』の発売を記念したイベントの詳細が決定いたしました! イベントタイトルは“『ただいま! 逆鱗日和』発売記念! 『モンハン』6周年を勝手に祝おう会”で、開催日は2010年3月7日(日)でえええす!! ……え? 本が出たのは1月22日なのに3月7日開催とは遅きに失した感がアリアリじゃねえか、ですって? ……まさにそのとおり!!(苦笑) 否定できず!! なので我々は「どうせ遅れるなら……」と開き直り、開催日を3月まで引っ張って、初代『モンハン』の発売6周年記念日(3月11日)も勝手に祝うということで体裁を整えようとしたのでした!! 我ながら、じつに潔いぶっちゃけっぷりだナ。
さて、イベントの開催概要は以下のとおりとなっております。
●開催日時 2010年3月7日(日)12時〜18時予定
●開催場所 イベントスペース"WinPA"(東京都千代田区三番町6-1 エンターブレイン2F)
●内容 大塚角満のトーク&プレイ、来場者全員参加の『逆鱗日和』と『モンハン』に関するクイズ"角満検定"、ゲストプレイヤーによるタイムアタック大会“第4回角満カップ”などを予定。
気になる第4回角満カップに出場するゲストプレイヤーについては、次回にでも書きましょう。すんごいメンバーが集いますよ、ふふふ……。
今回、一般観覧の枠は104名となっておりまして、いつものとおり事前応募の抽選制となっております。詳しくはこちらをご確認ください〜!
大塚角満

週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。
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