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【MHP 2nd G】第167回 森丘・エリア11の新(?)事実

 衝撃的なことがあったので、久々に『2nd G』プレイ日記を書きます。これを読んで、俺と同じように衝撃を受ける人が全国にどれくらいいるか……。その影響力を考えると書いていいのかどうか悩みますが、でもやっぱり、お知らせしておかないと……。

 2日ほどまえのことです。

 俺はいまある事情で、『2nd G』においてセカンドキャラを精力的に育てている。“少しでも早くハンターランク9まで育てなければならない”という使命があるためキークエストだけを集中してこなそうと思っているのだが、なにしろ序盤は武器もなければ防具もないので、ドスランポスだろうがイャンクックだろうがボスクラスのモンスターを狩るのは恐ろしいほど骨が折れる。なので俺はつねにハンターランク9の身内に同行してもらって、「モンスターは任せた!! 俺、掘ってるから!!」と言い捨てて、クエストに出向くたびにあらゆる採掘ポイントでピッケルを振るっているのである。完璧なる寄生ハンター。でも早々にキークエストをこなしながらハンターを強化するのは、これがイチバンなんだよねえ。

 そんなある日。俺は身内の大学生、S君とともに森丘へとやってきた。S君がリオレウス、リオレイアを討伐しているあいだに、森丘の採掘ポイントであるエリア5、エリア6で採掘しようと思ったのだ。俺は首尾よく採掘ポイントに取り付いて、いくばくかのマカライト鉱石と大地の結晶などを手にする。なかなかの収穫だ。俺はホクホク顔で「よし、掘りきった。俺も狩りに参加するわ」と宣言し、リオレウスと格闘中のS君のもとへ向かおうとした。しかしそのとき、S君が俺のほうを向いて「あ、そういえば」とつぶやき、思いがけないことをボソリと言った。

 「森丘のエリア11って、掘れる場所あるんだね。無印(初代『モンハン』のこと)から『モンハン』やってるけど、昨日初めて気づいたよ……」

 俺はS君の言ってる意味がわからず、寝起きのフルフルのような顔になって「ん?」と言い、でもすぐに「ああ!」と合点してこう言った。「あそこでしょ。沢のキラキラしてるとこ。探ると、砥石とか採れるよね」と。でもS君は納得せず、俺の言葉を打ち消して衝撃的なことを言った。

 「いや、そこじゃなくて。沢に横たわってる木の裏側に回りこむと、沢の上に上れるんだよ。で、奥まで進むと採掘ポイントがあって……。……って、ヒデ君も知らなかったのかあ。やっぱりこれ、『2nd G』から導入されたのかな? 僕はトレジャーハントやってるときに気づいたので、トレジャーハントだけの場所なのかもね」

 い、いったい何のことだ……? 俺は5年間も森丘に通ってるけど、そんな場所、まったく気づかなかった……。つーことはやはり、『2nd G』から導入されたんかな? 俺は恐る恐るエリア11に侵入し、S君の言った木の裏側に回りこんでみた。でもアイテムカーソルにピッケルを合わせても掘れるような場所はない。俺はホッとしながらS君に宣言した。「どこも掘れる場所なんてないよ? それ、トレジャーハントのときだけ出現するポイントなんだよ」と。これを受けてS君は「そっかあ」と言いながらエリア11にやってきて、木の裏側に佇む俺のキャラを見て驚いた声を上げた。「ヒデ君、そこじゃないよ」と。そしてS君のキャラは俺の目の前で信じられない行動をした。な、なんと……!

 沢を上ってるーーーーーーーーーーーっ!!!!!

 マ、マジですか!!!! こ、ここ、上れたんか!!! 本気で知らなかった……。どうなってんだコレは……。衝撃のあまり「あうあうあう」としか言えなくなってしまった俺を哀れに思ったのか、S君は同情交じりの声でこんなことを言った。

 「でもさ、僕もヒデ君も無印から『モンハン』やってるのに知らなかったってことは、やっぱり『2nd G』から導入された場所なんだよ、ここは」

 そ、そうだよネ。この5年で1000回くらい森丘に来ている俺が、気がつかないわけがないよネ。なーんだそうか。じゃ、仕方ないな!!

 でも俺はなんとなくイヤな予感を覚えてこっそりと携帯電話を取り出し、つぎのような一文をある人に送信した。

 「つかぬ事を伺います。森丘のエリア11で沢を上ると採掘ポイントがありますが、あれは『2nd G』にしか入ってないんですよね? 無印にはないですよね???」

 すぐに、大阪方面から返事が飛んできた。見ると……!!

 「無印からありましたよ!!ww 攻略本にも載ってるじゃないですか!! 知らなかったんですか!!? いやあビックリしたあw」

 俺はミスターモンハン・藤岡要ディレクターに大いに呆れられ、いつまでも放心状態でエリア11に立ち尽くし続けた。

 でも!! これを知らなかったのは俺だけじゃないはずだ!! 少なくとも、120パーセント以上の確率で逆鱗日和ファミリーの“ミスター無知識”こと中目黒目黒は知らないはず!! 知っててたまるかっ! というわけで俺は本日、会社に出社して早々目黒に「ちょとちょと、これ見て」と言ってエリア11の沢を上るハンターを見せつけ、「すげえだろ。昨日発見したんだこの場所。目黒、知らなかっただろ」と挑発した。すると目黒はポカンとした顔で俺を見返し、ちょっと悲しみを含んだ眼差しでこう言った。

 「え。知らなかったんスか大塚さん(苦笑)。無印のころからの採掘ポイントじゃないっスか(冷笑)。いやあビックリしたあw」

 俺は藤岡さんに呆れられたとき以上の衝撃を受け、編集部の片隅にいつまでも立ち尽くし続けた……。


※※※お知らせ※※※
すでにイベント告知ページに追記しましたが、4月19日に開催予定の“『角満式モンハン学』発売記念&祝『逆鱗日和』2周年イベント”において、『モンスターハンター』のカードゲーム『ハンティングカード』で使用できるイベント限定のプロモーションカードを配布することが決まりました!! 招待客200名と当日行われる『2nd G』を使ったタイムアタック予選に参加された方への限定配布です。
 で、このカードなんですが、じつは『角満式モンハン学』に添付されている“砲モロコシ”(イラストはぽん吉さん)とまったく同じ性能です。違うのはイラスト部分のみとなっております。じゃあ誰がデザインしたんだ? と思われそうですが、じつは描いたの俺なんす!! なのでイラストに期待するのは禁止!! あくまでもイベントに参加した思い出の品として受け取っていただければ^^; ……あ、イラストがヒドイからって捨てないでね!!

投稿者 大塚角満 : 16:59

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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