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【MHP 2nd G】第106回 モンスターハンター 〜生きてます〜

 書かなきゃいけないネタが溜まりまくりなので、しばらくがんばって2本立てで、コラムをアップしていきたいと思います。そう、早いところ”モンスターハンター挑戦記”にケリをつけたいのだ。とっととあの4頭の呪縛から解き放たれたいんだよぉぉぉおお!! というわけで、恒例の”失敗リポート”です。「んなのコピペでいいじゃん」なんて言わないで。

■モンスターハンター:13回目

 あまりにも失敗続きなのでやけっぱちになり、通勤電車の中でモンスターハンタースタート。しかも座席に腰掛けることは叶わず、立ったままでのプレイである。

 それでも、意外なほど健闘した。リオレウス討伐には9分かかり、ティガレックスには1オチを食らうも、27分残してナルガクルガの前に立つことができた。このナルガクルガ討伐も俺にしては順調に進行し、残り時間14分30秒で討伐に成功する。アイテムも豊富に残っており、回復薬グレート9個、回復薬6個、シビレ罠1個、強走薬グレート4個、モドリ玉6個分などを持ったままラージャンに挑めることになった!!

 残り時間10分48秒ってところでラージャンは最初の怒り状態に突入。なんでこんなに具体的にタイムが書けるのかというと、ラージャンが怒った瞬間にメニュー画面を出し、いちいちタイムを確認しているからだ。しかし当たり前のことだが、そんなことしてりゃ隙ができるに決まっており、マヌケに残り時間を見ていた俺に向かって怒りラージャンはピギャーと一閃、強烈なブレスを吐く。なんとこいつがまともに当たり、我が分身は壮絶な1発昇天を果たしたではないか!! 俺、自分の危機意識の低さにほとほと呆れ果て、このクエストに賭けるモチベーションが激減。けっきょく残り時間3分ってところでローリングアタックを食らい、自業自得の3オチを計上して村に強制送還されたのであった。

■モンスターハンター:14回目

 ここからの2回、俺に”狩猟の神”が憑依した。雷属性のガンランス”電銃槍フルボルト”を持つ雄々しい姿は、まさに雷神そのものであった。

 14回目、1頭目のリオレウスは8分足らずで討伐。続くティガレックスも30分残しで討伐だ。討伐・討伐と来たので、回復薬グレートは満タンの10個残し、シビレ罠、落とし穴も使っていない。もう万全の備えでナルガクルガに挑むことができるってわけだ! さすが神様な俺。我に触れんとするものは、この雷神の銃槍で焼き尽くしてくりょう〜!!

 しかしそういうときに限って、ナルガクルガに苦戦するんだよネ。もうなんなの、このモンスター配置の妙は……。せっかくティガまでに作った貯金をナルガで一気に吐き出してしまって、討伐したころには残り時間15分を切っていたじゃないか……。うなだれる神。しかし回復薬グレート、回復薬ともに7個、シビレ罠2個、閃光玉5個、強走薬グレート5個と残してあるアイテムは悪くない。まだまだ行けるはず!!

 俺、怒れる神となってラージャンに挑みかかる。しかしラージャン、俺を上回る怒髪天度で猛りまくり、残り6分ってところで神に1オチを食らわせる。しかもそれだけでは飽き足らずバチ当たりなラージャン、復帰した1分後に神に黄金のブレスをお見舞いしてきたではないか。お賽銭のつもりかっ!! 神、一命を取り留めるも焦りまくり、思わず秘薬をゴキュゴキュ……。でもこうやって体力を回復したとたんにでっかい攻撃をモロに食らうってのは『モンハン』世界の不文律みたいなもの。神は怒りタックルをもらったあとに追撃の回転アタックまでご丁寧に頂戴し、復帰したわずか2分後に2オチ目を計上してしまった。しかも、さきほど勢い余って最後の秘薬を飲んでしまったため、復帰しようにも体力を増加させる手段がない。俺、しかたなくヤケクソでノーマル体力のまま怒れるラージャンに対峙し、当然のようにボロキレのように扱われ残り2分ってところで3オチになってしまった……。

 この一部始終を、俺よりもよっぽど神に近い”ファミ通モンハン四天王”がひとり、スレイブ間々田が目撃していた。間々田は俺の背後でわざとらしくため息をついたあとボソッと、「……なんであのとき、秘薬を飲んじゃったんですかねぇ……(軽蔑)」と言い捨てて、肩をすくめながら自席に帰っていったのだった……。……お、俺だって飲みたくなかったわい!! でも、怖かったんだよおお!!

■モンスターハンター:15回目

 やはり俺は神だった。

 リオレウスは閃光玉を積極的に使って屠り去り、ティガレックスは壁に頭を突き刺させて動きを封じ、徹底的に頭ばかり攻撃して討伐してくれた。残り時間、じつに32分!! 加えてナルガクルガ討伐も順調で、回復系アイテム満タン、シビレ罠3個、強走薬グレート4個などを残し、しかもノーミスのまま19分を残してラージャンと対決できることになったのだ!! いくらラージャンと言えども19分もあれば、ふつうに立ち回っていれば余裕で屠りされるに違いない。いよいよ俺が、モンスターたちの頂点に立つときが来たのだあああ!!!

 でもね。

 この神、極度の緊張屋で、自分が有利な状況に立てば立つほど手が震え、前に進めなくなるんです。前に進めないっつーことは攻撃がまるで当たらなくなるってことで、余裕でたくさんあった時間の貯金は無残にも食いつぶされていくだけ。それでも神は、「まだ焦る時間じゃない」と陵南の仙道を気取ってつぶやくも、残り時間はとうの昔に5分を切ってて十分アセっていい状況に突入している。しかしこの神、自分に叩きつけた「焦る時間じゃない」というセリフが効果テキメンに効いてしまい、その後も落ち着いて立ち回りまくる。けっきょく最後まで効果的なダメージを与えられないまま、大闘技場に「タイムアーップ!」の声が轟くのであった。神、最後まで1オチもすることのない余裕の立ち回り。余裕過ぎて時間切れ。まるで湿気ったマッチのような、なんとも言えないムナシイ怒りが充満する闘技場で、神はラージャンと顔を見合わせたまま「……またね」とつぶやくのだった。

 ……しかし、徐々に1回のクエストに充てるテキスト量が減ってきていることに、著者の疲れを感じずにはいられません(苦笑)。


投稿者 大塚角満 : 18:20

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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