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【MHP 2nd G】第91回 幻獣チーズを捜せ! 特別編?

 ここ1週間、例の”大塚角満・旅企画”(って名前だったっけ? 書くたびに違う名称になってる気がする……)の取材で、北は青森、南は長崎と全国を飛び回っていた。そして明日からは、ドイツの古都・ライプツィヒで開催されるヨーロッパ最大級のゲームイベント”GC”の取材に出かける。なのでまたまた、100回を目前にブログの更新が滞りそうだが、どうかご容赦を……。

 さて今回は、先日のブログで予告した”『モンハン』×パセラコラボレーションイベント”で”黄金芋酒”とともに提供される”幻獣チーズ”のレビューをしてみたい。というのも俺は、拙著『本日もニャンと! 逆鱗日和』にも収録されているコラム”幻獣チーズを捜せ!”において、”酒の相棒”でもある『ニャンと!』の編集担当、江野本ぎずもとともに黄金芋酒にもっとも合うチーズを徹底的に捜した過去があるのだ。詳しくは『ニャンと!』を読んでいただきたいのだが(リンクをつければネット上でも見られるのだが、あえてつけない)、俺と江野本の結論は”パルメジャーノレッジャーノ”というハードタイプのチーズが黄金芋酒にはもっともマッチする、というものであった(ただし、酔っ払った状態で、という条件付きではあるが)。そしてパルメジャーノレッジャーノに続く存在としてピックアップしたのが”ミモレット”というやはりハードタイプのチーズ。このふたつは本当に、カプコンからもらった本物の黄金芋酒によく馴染んだのだ。でははたして今回のコラボレーションイベントでは、どんなチーズを幻獣チーズとして提供しているのであろうか? さっそく俺と江野本は8月14日の夜に、コラボレーションイベントのメイン会場でもあるパセラリゾーツグランデ渋谷に乗り込んだ。

 カプコンパブリシティーチームの挺屋さん、豊田さんに出迎えられて、侵入しましたパセラリゾーツグランデ渋谷の地下2階。見ると、8月13日のマスコミ向け試食会では見られなかった”樹海”をイメージした装飾がところどころに施されているではないか! 深い森を描いたスクリーンが地下2階レストランの周囲を彩り、ところどころに観葉植物が置かれている。こうなってくると天井を這っている梁やコードも、張り巡らされた木々の枝に見えてくるから不思議だ。思わず、初めて樹海フィールドに降り立ったときと同じようにキョロキョロと周囲を見渡す。ここまでがんばってレイアウトされている空間だ。きっとどこかに”あいつ”がいるに違いない。俺は人のいい笑みを浮かべる挺屋さんにズバリ聞いた。

 「ねえ、挺屋さん。ナルガクルガはどこに隠れているんですか??」

 挺屋さん、「はっ!」とした表情を作ってからオタオタと視線を外し、「いやあの、ナ、ナルガはいませんね……」としどろもどろ。俺、自分で聞いておきながらすっかり興味をナルガよりも食事に移し、「そっか。そりゃ残念。それよりもメシだ酒だ!」と挺屋さんを置いてとっとと着席した。

 ではここで、このコラボレーションレストランの注文システムを紹介しよう。

 席には、その日注文できる食事や飲み物が書かれたチェック欄つきの伝票が置いてある。客は自分たちが摂取したいメニューのチェック欄に数字を書き込んで、ドリンクコーナーの横にあるレジに直接持って行く。そこで事前に会計を済ませると、注文した個数どおりの食事や飲み物が自分のテーブルに運ばれてくる……って寸法だ。スピーディーな明朗会計で、じつにわかりやすい。

 俺達が到着したとき、レストラン内はほぼ満席状態だった。ギョロギョロと無遠慮に各席を見ると、皆食事をつまみながらワイワイキャアキャアと騒ぎ、PSPで『2nd G』を楽しんでいる模様。よく見ると、各テーブルには4人用の電源タップが置いてあって、充電用アダプターを持ってくれば電池の心配をせずに遊べるようになっているではないか! 俺はこの日、群馬の実家から直でここに来てしまったので電池が若干不安であった(電車の中で狩っていたからネ)。でもここでは大手を振って堂々と、PSPに充電用アダプターをぶっ挿すことができる!! 俺は安心してメニューを手に取り、江野本を顔をつき合わせてメニューとのにらめっこを始めた。腹ペコだったので幻獣チーズの前に、いろいろと飲み食いしちまおう! という寸法である。酒飲みの俺と江野本は、「まあとりあえず……」と言いながら”ポッケビール”のチェック欄に”2”という数字を記入。さらに、”こんがり肉”、”ギガントミートとオニマツタケのトルティーヤ”、”極上ザザミソサラダ”、”アイルーのおむすび”を立て続けにチェック。大量の料理が運ばれてくると、アイルーキッチンで食事をするハンターと同じように、豪快なフォームでそれらをかっ込んだ。あっと言う間にポッケビールを飲み干し、”リオレイアのサマーソルト”と”漆黒の迅竜”という名のカクテルを追加で注文。それも一瞬で俺と江野本の前から消えてしまったので、いよいよ”黄金芋酒と幻獣チーズ”のセットを注文することになった。

 さあさあ、運ばれて来ましたよ黄金芋酒と幻獣チーズのセットが! いかにも焼酎グラスらしい瀬戸物のグラスを覗き込むと、黄金という名の通りプカプカとたくさんの金粉が浮いている。オンザロックではなく、ストレートで飲むのがこの金粉入り黄金芋酒の慣わしのようだ。クンクンとちょっと匂いをかいでから、ほぼ常温の液体を口に流し込む。……ふむふむ。これ、俺が以前もらった黄金芋酒とは別の焼酎のようだ。ロックにしないのは、金粉が浮いているかららしい。本当はロックで飲みたいところだが、そういう理由なら仕方がない。それにストレートでもなかなかおいしいし。ごきゅごきゅごきゅ……。江野本も飲兵衛らしく、うまそうに黄金芋酒をあおっている。しかし飲んでばかりいるわけにもいかない。幻獣チーズを食さなくては! お店の人が運んできてくれた幻獣チーズの皿には5種類のチーズが盛られており、これらを総称して”幻獣チーズ”としているようだ。解説してもらったところ、具体的には以下のチーズであることが判明した。

●ミモレット
●スモークチーズ
●カマンベール
●シェーブルチーズ
●ポンレベック

 おお……。俺と江野本が「幻獣チーズ度が高い!」と認定したミモレットが含まれているではないか! それだけで、かなり厳選されたうえでこの5種類が選ばれたのがわかるというものだ。しかしミモレット、ポンレベックはいいとして、シェーブル、カマンベール、スモークはカテゴリー名のようなものなのでもっと具体的な名前が知りたい。江野本も俺と同じ気持ちだったらしく、店員さんにしきりに「シェーブル、カマンベール、スモークは、具体的になんて名前なんですか?」と食い下がっている。しかし残念ながらそれ以上の情報を引き出すことはかなわず、それでも俺たちふたりはヨダレをたらしながら、5種類のチーズを食い始めた。酒の酔いと、大量の酒とチーズをほおばってしまったため、ロレツが怪しくなっている。江野本に向かって俺は言った。

 「うーん……ムシャムシャムシャ。ミモレットはやっぱりうまいれすね。さすが我々が認めた幻獣チーズ。スモークチーズはやっぱりビールが、カマンベールは白ワインが欲しくなりまふ。しかしシェーブルとポンレベックは……」

 ここで江野本がキレた。

 「シェーブルとポンレベック、めちゃめちゃうまいれすよ!! とくにシェーブル!! 幻獣チーズとか考えずに、ふつうに食ってうまいれす!! いいなあ、これ♪ 大好きな味♪ ムシャムシャムシャ……」

 ほとんどすべてのシェーブルチーズをひとりで平らげ、ご満悦の江野本ぎずも嬢。すっかり腹いっぱいになった俺たちは「じゃあボチボチ……」と言ってPSPを取り出し、4人での協力プレイを始めたのだった……。

投稿者 大塚角満 : 19:53

大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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