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【MHP 2nd】第96回 最凶クエストはどれだ!!?

 このコラムの命も残り少なくなってきたので、ちょっとまとめに入ろう。8月29日現在、わたくしは約600時間ほどこのゲームを遊び倒しているわけですが、そんなベテラン中のベテランの俺がクリアーするのに七転八倒したクエストを、ここに発表してしまおう。「んなこと言うくらいだから、きっともう、全クエストクリアーしたんでしょうね」というデリカシーのない発言は完全と無視してズンズンと話を進めたい。でも一応、補足しておくと、先日”ボディーブロークエストでノックアウト”というコラムで書いた、キノコ20個納品とかヤオザミ10匹討伐といった「……」なクエストはまるでクリアーしてません!! 悪かったな!!(逆ギレ) でも考えてみると、こんなに包み隠さず全国の皆さまに申告しなくても、「いやあ苦労したけど、どうにか全クエストクリアーしましたよぉ^^」とでも言っておけば俺の面目も立つというものだが、根が正直者なのでついつい本当のことを書いてしまうのであります。

 では、俺的苦労クエストベスト3の発表でえす! まず3位は……。

3位 異常震域(★8 ティガレックス2頭討伐 雪山)

 あまりにも辛かったため、”ティガレックス、最後の激突”というコラムで戦闘の詳細を綴ってしまったこのドSクエストが第3位である。メインウェポンであるガンランスは当然のことながらどんな近接武器を持っていっても歯が立たず、結局最後はライトボウガンをこっそり持ち出して、遠くからプチュンプチュンと弾を当て続けてどうにかこうにかクリアーしたクエストだ。こいつはもう、極めつけにキツかった。ライトボウガンがなければ、いまだにクリアーできていないと確信できるクエストである。ティガレックスが『2nd』を象徴するモンスターだということに改めて気づかされ、あまりの強さにモチベーションが下がるってくらい強烈な相手でありました。

 さあ続いて第2位の発表です!

2位 夢幻泡影(★8 キリン2頭討伐 決戦場)

 『2(ドス)』のころから「あのクエストは本当にやべえだ……」と民間伝承として伝わっていたくらい危ないクエスト、それがこの上位キリンを2頭も討伐しないといけない”夢幻泡影”なのである。近々書こうと思っているのだが上位キリンはおそらく、『モンハン』シリーズに登場するあらゆるモンスターの中でもかなり最強に近い存在で、そいつを2頭まとめて(1頭ずつではなく、2頭いっしょに登場する)相手にしないといけない、ってんだから、その壮絶さが目に浮かぶ……ってものである。しかもこのクエストで最悪にいじわるなところが、戦いの舞台となる”決戦場”というマップ。初代『モンハン』や『モンハンG』にあった火山マップの一部を切り取って作られた特殊な舞台なため、ここに入るためには当然、クーラードリンクを飲んでおく必要がある。しかし相手は凶悪な上位キリン。クーラードリンクを限界数まで持ち込んでもクエスト遂行までに数が足りるかどうか微妙なのに、かなりの確率で昇天させられてしまうのでクーラードリンクの燃費が極端に悪くなってしまうのである。クーラードリンクを調合する素材を持ちこみゃいいのだろうが、地味なクーラードリンクよりも、やっぱり回復系アイテムを大量に持ち込みたくなるもの。しかも結論から書いてしまうと、俺はこのクエストも近接武器でクリアーすることができず、結局ライトボウガンに頼ることになってしまったので、クーラードリンク用の調合素材を持ち込むくらいなら1発でも多く強力な弾丸を持ちたくなって、何度も何度も焼け死ぬハメになったのでありました。

 うーんさすが2位と3位、どちらもアリエネ、ってくらい凶悪なクエストでしたねえ。しかし! このふたつを超える超絶ふざけたクエストが存在するのです!! さあ1位の発表でえす!!

1位 白き霊獣(★7 キリン1頭討伐 雪山)

 なんと1位は最上級の★8クエストではなく、★7の上位キリン1頭討伐クエスト!! ビックリ!! って自分で言ってりゃ世話ないが、この上位キリン1頭討伐クエストには本当に凹まされた。あまりにも強くて、「俺もう、このゲーム進められないかも……」と本気で思って、しばらくPSPに触れなくなったほどである。思わずefigoというSNSで「上位キリンに勝てねえよお!!」という絶叫ひと言日記を遺書のように書いてしまったくらいだ。もう思い出したくもないのだが、あまりにも何度も何度も屠り去られてしまうので近くにいた女尻笠井にSOSを出し、ふたりがかりで挑みかかったのだがこれも見事に返り討ちにあって、ふたりして茫然自失になってしまったことがある。近接武器の攻撃はほぼ弾かれ、ボウガンや弓で挑んでも余りあるスピードでアっと言う間に距離を縮められてタックルやら雷攻撃を食らって昇天させられてしまう。ふつうの状態でも手に余るのに、これが怒り状態になんてなった日には……。防御力500オーバーの鎧に雷耐性+20なんてのがついていたとしても、尻尾をまいて隣のマップに逃げてしまいたくなるほど、地獄の使者のような強さを見せつけるのである。無事にハンターランク6になっている自分のキャラを見ると、どうやらこのクエストもクリアーできたようなのだが、自分がどうやって上位キリンの壁を越えたのか、まるで思い出すことができない。冷静に考えると俺がひとりでこやつを倒せたとは到底思えないので、おそらく女尻笠井と泣きながらクエストに出向き、ボロボロの状態で時間ぎりぎりまで粘って倒したのであろう。

 こんな感じで上位キリン討伐クエストがふたつもランクインしてしまったので、当然ながら俺は、キリン装備もキリン系の武器も持っていません。

 さて、お気づきの方もいるかと思いますが、このランキングにはあの”ラージャン”が入っておりません。当然のようにラージャンもひとりで討伐したことはないのだが、なんとなく「まあラージャンだったら、その気になればひとりで倒せると思うんだよね、ボク」なんて、どっから湧いて出てきているのかわからないが、そんなふうに思ってたりするのだ。なのでラージャンはランク外。近々”最後の招待状”を華麗にクリアーして「ラージャン、恐るるに足らず!!」ってことを証明してあげますよ、ふふふ……。

投稿者 大塚角満 : 15:53
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大塚角満

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週刊ファミ通副編集長にして、ファミ通グループのニュース担当責任者。群馬県出身。現在、週刊ファミ通誌上で“大塚角満のモンハン研究所”というコラムを連載中。そこら中に書き散らした『モンハン』がらみのエッセイをまとめた単行本『本日も逆鱗日和』シリーズ(4巻)が発売中。また、そこからのスピンオフとして別の視点から『モンハン』の魅力に迫る書き下ろし作品『別冊『逆鱗日和』 角満式モンハン学』シリーズも。このブログではさまざまなゲーム関連の話題を扱うつもり。一応、そのつもり。


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