現地直送! 北米ゲーム事情リポート

『デッドスペース2』にマルチプレイモードが発表された!

dead space party

 シアトルで行われたPAXの狂騒ののち(ファミ通.comでお伝えしたが、後日このブログでもお届けしよう)、プレスイベントが立て続けに行われ、ボクは山ほどカクテルとオードブルを賞味するハメとなった。まずはエレクトロニック・アーツが、サンフランシスコで『デッドスペース2』のマルチプレイを公開した。『デッドスペース』は、サンフランシスコ周辺のプレスに好まれるタイプのゲームで、誰もがその続報を待ち望んでいる。ボクはモダンホラーというゲームジャンルを好むほうではないが、それでも前作をちょっとプレイしただけでも、何度か漏らしそうなほど驚かされた!

 

dead space party2

 

 そして今度はマルチプレイだ。5つの異なるマップがあり、それぞれ異なった目的が設定されている。イベントでは2つのマップがプレイ可能で、どちらも4対4の対戦となっていた。最初のマップ“Titan Mines”では、人間側が“Shockpoint Bomb”の3つのパーツを発見し、ジェネレーターへと運ぶのが目的だ。人間は爆弾が発動するまでジェネレーターを守らなければいけないので、最後はネクロモーフとの一大決戦となる。もうひとつのマップは“Escape”。人間側は脱出ポッドを射出するために4つのステーションを起動しなければならない。それが終われば脱出ポッドへと続く道を各々探すことになる。まぁ、ネクロモーフが逃がさないように待ち受けているだろうね……。

 

 

 プレイヤーはスプロール・セキュリティー・フォース―未来都市の警備員。つまり人間側―とネクロモーフ―クリーチャー。元人間側―の2チームに分かれて戦うことになる。人間側のゲームプレイは主人公アイザック・クラークと似ており、KinesisやStasisといった特殊能力(ジャンプしてきたネクロモーフを空中に固定するといった使いかたをする)が利用可能で、マルチプレイに即した回復などの能力もある。ネクロモーフはスピッター、パック、ラーカー、プーカー(こいつはキミの顔の上にゲロを吐く!)の4種類がいて、それぞれ固有のアビリティーと攻撃方法を持っている。シングルプレイの彼らがそうであるように、ネクロモーフチームは排気口で生まれ、目的を達成しようとおっかなびっくりやってくる人間どもに飛びかかることになる。『レフト 4 デッド』同様、AIがコントロールするほかのネクロモーフもいるので、コイツらをおとりに使ってもいい。

 

Dead Space 2_MP_3
Dead Space 2_MP_1

 

−スピッター スラッシャー・ネクロモーフと同じような外見で、打撃、つばを飛ばす攻撃、つかみ攻撃が可能。前方に急激にダッシュをしかけてくるので、距離があると思って油断していると厄介だ。

−パック ぞっとする子供のネクロモーフ。非常にすばやく、ロングジャンプで一気に飛び掛ってくる。

−ラーカー ネクロモーフの赤ちゃん。天井などを這いずり回ることもでき、ジャンプで襲ってきたり、触手から3つの弾を射出して攻撃する。

−プーカー 動きが遅いものの、パワフルなネクロモーフ。5つのパーツを破壊しないと止めることはできない。ゲロを発射するし、切り離された四肢も危険なゲロを撒き散らす!

 

Dead Space 2_MP_6

 

 さて、久しぶりに公開されたシングルプレイモード(E3では一部公開されていたが、Gamescomではスタッフによるデモのみだった)もプレイしてみた。全体の3分の1にあたる場所をプレイできたのだが、Stasis(スローモーション能力)とTelekinesis(念動力)は改善されて、ネクロモーフの四肢をバラバラにする(誤解がないように言っておくけど、そうしないと倒せないんだよね)にあたって本当に便利になっていた。だが最高なのはそこじゃない。ゼロ重力下のゲームプレイだ。新たなアイザックのスーツに備わったブースターは、衛星都市を探索し、ゼロ重力下で戦闘したり、物理ベースのパズルを解くにあたって効果的に機能する。宇宙空間は美しく、(死にかけた)都市がぼんやりと照らされる姿は恐ろしいほど美しかった!

 

プロフィール

Jason Brookes

ジェイソン・ブルックス

イギリスのスタイリッシュな辛口ゲーム雑誌『Edge』の元編集長。ふと思い立って渡米後、『LOGiN』アメリカ特派員などを経て、現在は学生としてデジタルアートを学び直す日々。イギリス人らしいシニカルさは、アメリカに渡った現在も健在だ。実は日本のあるゲームの名付け親だったりもする……。

最近のエントリー