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やったぜ!! FIFA10 SPECIAL MATCH REPORT

やったぜ!! FIFA10 第3試合:岡田武史氏(解説者)

解説者を務める岡田武史氏は、『FIFA10』をどう見たのか?

 

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  いよいよ本日2009年10月22日に発売された、エレクトロニック・アーツのサッカーゲームシリーズ最新作『FIFA10 ワールドクラスサッカー』。豪華メンバーが『FIFA10』を体験し語る、週刊ファミ通との連動連載「やったぜ!! FIFA10」では、発売記念ということで超豪華ゲスト! サッカー界が、いや、日本国民なら誰もが一挙手一投足を注目する岡田武史氏が登場。じつは本作『FIFA10』で実況解説を担当しているのだ。

 

岡田武史氏

 

 '56年大阪府生まれ。'80年に古河電気工業サッカー部に入団し、頭脳派ディフェンダーとして活躍する。引退後は指導者としての道を歩み、さまざまなチームを指揮する。

 サッカー解説者として活動していた時期もあり、『FIFA』シリーズでも『FIFA 08』から解説者としてゲームに登場している。

 


 

サッカー中継のようだった

CR9+Iniesta_Charge-in-the-rain

 

 遊ぶまえは、「俺には難しくてプレイできないかな」と思っていましたが、初心者でもプレイできるようにしっかり作られているサッカーゲームでした。始めは思いどおりに操作できなかったから、少しイライラしましたが(笑)。でも、自分で動かしている選手以外の味方をひとりひとり、こちらでいちいち指示しなくても自動的に動いてくれるので、慣れてきてからは楽しく遊べましたね。グラフィックについても、選手の動きやボールの軌道がとにかくリアルで。実況と解説の音声もちょっとこもって聞こえるから、本物のサッカー中継を見ているみたいでしたよ。最初はもっとゲームゲームしているのかと思っていましたけど、しばらく遊んでみたら、だんだん本物のサッカーなんじゃないかなと感じましたね。これなら誰かが遊んでいる画面を横で見ているだけでも楽しいと思います。

 僕は『スーパーマリオブラザーズ』以来、久しぶりにゲームを触ったのですが、「ゲームっておもしろいな」と感じましたよ。よく、サッカー選手の中にもゲーム好きがいるという話を聞きますけど、その気持ちがわかったような気がします。Jリーグの選手や日本代表の選手たちも、『FIFA10』で僕の解説を聞いて、「偉そうなこと言いやがって」と思いながら遊ぶんでしょうね(笑)。

 

音声収録は自由にできた

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 『FIFA 08』から解説者として参加させていただいていますが、前作、前々作の収録のときは、まだ慣れていない部分もあってたいへんでした。長いセリフがあると、目で文字を追っちゃうから、途中で詰まって録り直しだったり(笑)。ところが『FIFA10』の収録は、当初の予定よりも1日早く終了することができたんです。セリフをさっと見ただけでスラスラしゃべることができたし、NGも少なかった。みんな気を使ってくれたのか、今回は言い難いセリフがあっても、僕が言いやすいように変えていいと言われていたこともあって、かなり自由に収録できましたよ。あまりにも順調だったから、サッカー界で仕事がなくなったらナレーターにでもなろうかなと思ったぐらい(笑)。

 でも、いくらスムーズに収録ができても、やはりセリフの量自体はかなり多かったので、3日間はかかりました。だって、僕が聞いたことのないクラブチームの名前もたくさん収録しましたからね。そのあと、すべての収録が終わってから実際に自分の解説を聞いてみたんですけど、「あれっ!? 俺ってこんな声してるんだ」って思いましたよ(笑)。

 

イメージトレーニングの効果

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 よくサッカーゲームがイメージトレーニングになる、という選手がいますよね。僕の場合、操作することに必死でそれどころじゃないですが(笑)。でも、コンピューターどうしの試合を見て、試合の雰囲気は多少感じ取れるかもしれません。フォーメーションや作戦を細かく設定できるゲームだから、相手チームの戦いかたに併せて設定を変えれば、実際の試合よりも戦術の効果がはっきりと出る。イメージトレーニングとは違いますけど、監督目線で試合を見るとおもしろいと思いますよ。

 純粋にイメージトレーニングになるとすれば、ネットワークでプレイできる10対10のモードでしょうか。あれはひとりひとりポジションが決まっているから、そのポジションの役割を考えてプレイすると思うので。そういえば、以前、『FIFA 09』でオンラインプレイをやったことがある人に話を聞いたんですけど、日本人が操作する選手はゲームであまりシュートを打たないらしくて……これって日本代表のせいじゃないですよね(笑)。逆に海外のプレイヤーは“俺が俺が”って打ってくる。ゲームでも実際の試合でも、シュートは打たないとダメですよ!

 

(岡田武史)