エオルゼア通信Blog

『ファイナルファンタジーXIV』のブログです

パーティとコミュニケーション【ミス・ユースケ】

 『FFXIV』のようなMMORPGにおいて、コミュニケーション要素の基本はパーティプレイだろう。みんなでパーティを組み、ときには強敵に挑み、ときには談笑を楽しむ。

 『FFXI』や『FFXIV』のように、海外のプレイヤーともいっしょに遊べるMMORPGは珍しい。定型文辞書の単語は相手の言語環境に合わせて自動翻訳されるので、英語に自信がなくても意思の疎通はできる。外国人パーティどんとこいである。

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↑いろいろなプレイヤーがいる。僕も右側の人みたいな服を着たい。


 ふと思ったのだが、若いうちにこのシステムにふれておくと、英語への苦手意識がなくなるのではないだろうか。ご両親に「勉強に必要だからパソコン買って」と言うチャンスである。

 ただ、ご両親にはパーティやチャットの仕組みをきちんと説明しておいたほうがいい。

娘「お母さん、わたし今日はパーティに参加するから」
母「帰りは遅くなるのかい?」
娘「ううん、家にいるよ」
母「家でパーティーを開くの?」
娘「自分で開くというか、参加する側かな。外国の人もいるよ」
母「外国の人がうちでパーティーを開くの?」

 勘違いが発展していくコントみたいだが、お母さんは陽気なブラザーが踊るパーティーをイメージして混乱するかもしれない。仮面を着けた貴族がワインを片手に談笑するほうという可能性もある。でも、大丈夫。『FFXIV』はそういうゲームじゃない。

 誤解を未然に防ぐためには、ご両親もいっしょに『FFXIV』を楽しむのがいい。いっしょに冒険し、製作に必要な素材を家族で協力して集め、数年後には娘が「会わせたい人がいるの」といってルガディンを連れてくる。そのルガディンは北米のプレイヤーで、つたない英語で一生懸命話しかけてくる娘に興味を持った。そして、家族がひとり増える――。

 もし、こんな話を聞いたら、僕は「やっぱり『FFXIV』っていいな」と思うだろう。感動して泣いてしまうかもしれない。

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 よく考えたら、『FFXIV』はみんなで陽気に踊ることも仮面を着けて談笑することもできる。お母さんの想像はあながち間違っていないような気もする。

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 今回の記事でいちばん役に立つ情報は、”『FFXIV』はみんなで陽気に踊ることも仮面を着けて談笑することもできるゲームである”という部分です。

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 僕が書くブログはゲームの内容とはあまり関係ないので、申し訳ない気持ちになってしまう。まじん、早く更新してくれないかな。

プロフィール


『新生FFXIV』とは?

現在βテストが行われている、『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作のMMORPG。エオルゼアと呼ばれる世界を舞台に、冒険者たちの活躍を描く。『旧FFXIV』の物語を受け継ぎながらも、ゲームシステム、マップ、音楽、描画システムなどあらゆるものを一新。過去のシリーズに登場したさまざまな要素も盛り込まれている。2013年中にPC、プレイステーション3でサービス開始予定。

〜 執筆担当者紹介 〜

●Tuna

ファミ通コネクト!オンで『新生FFXIV』の記事を取りまとめる、コネオン小隊のリーダー。『旧FFXIV』では、弓術士や吟遊詩人をメインに楽しんでいたが、記事作成が立て込むと触れられる時間が削られるのが悩みだったとか。プレイはハートで勝負する(腕前は心許ない)。


●おぽね

週刊ファミ通の『新生FFXIV』担当。後方支援が好きで、『FFXI』ではもっぱら後衛職だったが、『旧FFXIV』でナイトを経験し、隠れていた自我が覚醒しそうな、しなさそうな。第七霊災を体験したレガシー。


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